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岡村文四郎君
お願いをいたしておきます。私は協同
組合の
関係者でございますから、妙な焼餅と
考えられるか知れませんが、今までおやりにな
つて経験があるので林野庁のほうでも万事そういうことに気を付けられることと思いますが、や
つておるとどうも印刷した
範囲で
事業をたくさんして見たいという気分が出るものなんです。そこで本当に林業に附帯する
事業は当然やらなければならんのでありますが、ややもすると十号の「附帯する
事業」というのにこじつけてやりたいのはこれはもう普通なんです。それで今まで失敗しておりまして、国も迷惑しておりますけれ
ども、
組合員も迷惑いたしておりますから、どうぞ十分気を付けて、一番大事なことは八号の問題であります。これは
森林組合によらず我々のほうでもこれからこれに金力を挙げてやらなければならん。教育
事業はどうしてもこれが徹底しませんとや
つております
事業がうまく行きません。
組合員の知識も足りませんし、どうぞ今度は立派な
組合を作
つて頂きます
ように十分な御
指導を
お願いをいたしたいと思いますが、我々も及ばずながらお手伝いをいたします。それからこの七号の「
組合員の福利厚生に関する施設」でありますが、地方に廻
つて見ますと、本当の山間で人間が住んでおるということさえも非常に気の毒な
場所がたくさんあります。これはどうしても巡回診療班では行きませんので、その村の援助を得て、そればかりではできないと思いまするから、どうしても山間におります薪炭を業にしておる
ような部落がありますので、この点は私は国が多少の助成をするのでなければ一人の医者を置いても非常に経営に困難だと思いまするから、
一つなんとかできましたら助成をしてでも医療施設を設けてや
つて頂きますことを
お願い申上げておきます。