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岡村文四郎君
未墾地買収の問題は、実は前の
法律にはそれが入
つてお
つたのです。それが通過せんものですから、そこでポツダム政令に出したのは従前
通りのことが出たのであ
つて、あの
法律が
適用されていないものですから、今、三浦さんのような
お話が出るわけなんですが、前にOKをよこしたくらいだから、これは除いてや
つても私は取れると思うのですが、これは問題なんです。そこで現在買収されておりまするうちで農耕適地でない
部分があ
つて、そのままでおるわけなんですが、そこに幼木があります。そこで気の早い地主は、もう買収されそうだというので切
つてしま
つたのもあるし、又、されて切
つたのもありますし、買収はされたのだが、そのままで置いてお
つて、切
つても大して金になるほどな
つていないというので、置いておる
部分もありまして、これを
解決することが森林に大影響があるので、そこで三浦さんあたりは非常に御
心配されると思うのですが、私も同様で、実は催促されて、地主からあれはどう
なつたということを言われますが、どうも私、実は誤解してお
つて、あの
法律はそのまま
通つたと、こう思
つたものですから、それは通
つておるからよかろうと
言つて見たのだが、そうでないそうです。これは何らかの
方法をせんと、今申しますように農耕適地の
部分ならいいのですが、誰も買い手がない土地がそのままにな
つていることはいかんことですから、森林保存の上からも一刻も早く何とかしたほうがいいと思います。
それから次に
次官にお尋ねいたしますが、
北海道で
農地委員会の
予算調査をや
つて、そして
政府にその増額をしてもらうことを要求し、えらい騒いでおるようで、昨日も何ですか、町村長の大会を開いて、その決議だというので電報が来ておりますが、何でも
政府が何とかするとか言
つたというように聞いておりますが、あれはどうなさるつもりか、聞きたいと思います。