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1951-06-02 第10回国会 参議院 議院運営委員会 第52号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十六年六月二日(土曜日)    午前十時十四分開会   —————————————   委員の異動 五月三十一日委員下條恭兵辞任につ き、その補欠として曾祢益君を議長に おいて指名した。 本日委員大野幸一君及び小川久義君辞 任につき、その補欠として菊川孝夫君 及び油井賢太郎君を議長において指名 した。   —————————————   本日の会議に付した事件 ○委員辞任及び補欠選任の件 ○日米経済協力に伴う労働政策に関す  る緊急質問の件 ○綱紀粛正に関する緊急質問の件 ○現業職員特別俸給表制定に関する  決議案委員会審査省略要求の件 ○決箕委員会中間報告に関する件 ○鉄道建設審議会委員任命につき同意  を求めるの件 ○職員任用の件 ○委員長辞任及び補欠選任に関する  件 ○国民金融公庫拡充強化に関する決  議案委員会審査省略要求の件 ○継続審査承認要求及び継続調査承認  要求の取扱に関する件 ○会期延長の件   —————————————
  2. 山田佐一

    委員長山田佐一君) これより会議を開きます。  先ず常任委員辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
  3. 河野義克

  4. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今報告通り決しまして、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さように決しました。   —————————————
  6. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に緊急質問に関する件。
  7. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 緊急質問の御要求は二件ございます。一件は社会党森崎隆君、この件は、日米経済協力に伴う労働政策に関する緊急質問でございます。要求大臣総理大臣安本長官労働大臣でございます。  次の一件は社会党カニエ邦彦君からの御要求で、綱紀粛正に関する緊急質問要求大臣には総理大臣運輸大臣であります。
  8. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今緊急質問承認いたしまして、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。   —————————————
  10. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に決議案委員会審査省略要求に関する件を議題に供します。
  11. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 千葉信君ほか十名から現業職員特別俸給表制定に関する決議案が提出せられ、発議者から委員会審査省略を求められております。委員会審査省略の件をお諮り願いたいと思います。
  12. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今報告通り審査を省略いたしまして、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  13. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。   —————————————
  14. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に決算委員長中間報告に関する件を議題に供します。
  15. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 決算委員長前之園喜一郎君から、特別会計政府関係機関及び終戰処理費の経理に関する調査中間報告をいたしたいというお申出なつております。
  16. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 中間報告承認いたしまして、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  17. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。   —————————————
  18. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に鉄道建設審議会委員任命につき同意を求めるの件を議題に供します。
  19. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 同意のほうはまだ済んでいなかつたわけです。同意を與えることだけに御異議ございませんかということです。
  20. 鈴木清一

    鈴木清一君 これはまだ同意を求める……八人の同意を求めるという点についてはここではまだ承認を與えてないわけです。それで私はちよつと申上げたいのですが、これは事務局のほうにちよつとお聞きしたいのですが、左記の者を鉄道建設審議会委員任命したいので鉄道敷設法第六條第二項……とたつておりまするけれども、この人は該当しないというふうに解釈しておるんですが、これを先きに先ずちよつとお尋ねしたいのです。
  21. 河野義克

    参事河野義克君) 今ちよつと法文を手にしておりませんが、正確に申上げますれば、第二項第六号及び第七号、こういうふうになつておりますが、その細かい何号ということを省いても一向構わないと思いますので、第二項に基いて同意を求めて来ておられることは間違いないと思います。国会議員のほうもすべてが第二項になるわけでございます。
  22. 鈴木清一

    鈴木清一君 わかりました。それで私案は運輸委員でありまして、この法案審議したのでありまするが、そのときに第七号、第六号の人選につきまして、非常にこれが議論の対象となつたわけです。その結果発案者気持から申しますと、この第六号の運輸業鉱工業商業農林水産業金融業等、こういうことについては、この等という字句に関しまして実は私ども要求は、いわゆる労組代表というようなものも入れなければいけないのではないかということ、それに中心点があつたわけでありまするが、このとき発案者といたしましては、この点は十分考慮して同意を求めるような結果になるかも知れないということは含まれておつた、然るにかかわらずここに出されたかたがたを見まするときに、そうした関係の人が一人も含まれておらないという点につきまして、私はその点官房長賞にどういう推薦をしたかということもお尋ねいたしたいわけです。そうして又それに対しまする同意に直ちに賛成しがたい気持を持つておりまするので、いずれあと国会議員のほうもこれは以上のことに基きまして官房長官の御出席を求めておいて、そのとき態度をきめたいと思います。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  23. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 同窓を與えて……。    〔「いやいやとんでもない」と呼ぶ者あり〕
  24. 鈴木清一

    鈴木清一君 私のは要求でありまして、国会議員の委嘱されるかた、同意を求めるかたをあとで、今直ちにでなくあとにという話がありましたようですから、そのときにこの同意を求められるこの議案も同じようにして頂きたい。そうして官房長官にお尋ねしたい点もありまするので、そのときは官房長官の御出席要求したい、こういうわけであります。
  25. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それでほどうせ本委員会休憩をして午後にもう一遍再開すると思いますから、そのときにいたします。   —————————————
  26. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に常任委員専門員任命に関する件を議題に供します。
  27. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) これは前回ここで御説明申上げまして、次回までお考えの上御返事があるということになつておりましたので、この際御返事を伺いたいと思います。法務委員会専門員であります。
  28. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  29. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。  それでは只今お諮りいたしますことはこれだけでございます。一時休憩いたします。又午後にお願いいたします。    午前十時二十二分休憩    ——————————    午後二時二十三分開会
  30. 山田佐一

    委員長山田佐一君) では休憩前に引続きまして会議を開きます。  先ず常任委員長辞任及び補欠に関する件を議題に供します。なおそれに並行いたしまして、常任委員辞任及び補欠に関する件も共に議題に供します。
  31. 河野義克

    参事河野義克君) 社会党のほうから、郵政委員大野幸一君、建設委員岩崎正三郎君、予算委員岩崎正三郎君が委員辞任せられまして、郵政委員岩崎正三郎君、建設委員大野幸一君、予算委員和田博雄君を指名ぜられたいというお申出が出ております。それから只今お話のございました委員長の問題につきましては、郵政委員長大野幸一君、予算委員長波多野鼎君、労働委員長赤松常子君から、それぞれ一身上の都合により委員長辞任いたしたいという辞任願が出ております。これに関連しまして、社会党といたしましては、予算委員長和田博雄君、郵政委員長岩崎正三郎君、労働委員長中村正雄君を推薦されて来ております。それでお諮りをお願いいたすわけでありますが、従来委員の変更は、本議院運営委員会にかけて議長辞任の許可をされておつたわけでありますが、常任委員長たるかたが委員辞任される場合に、軍にその手続でやりますならば、常任委員長は本会議にかけなければ辞任できないということの心裏を潜ることになりますので、常任委員長の場合には特に議院運営委員会にお諮りをして、本会議常任委員長辞任ということをはつきり議決する、こういうことになつておつたわけでございます。ところでこの社会党のお申出を見ますと、後任になられるかたがその委員なつておらないという関係があり、従つて常任委員長委員辞任関係だけを先にきめなければならないというようなことになるわけであります。委員をすでに辞任を認めてしまえば、それは自然的に委員長でなくなるわけで、木会談の問題でなくなる、そういたしますと、従来のやり方とは多少変つて来るのでありますが、以上お含みの上御審査を願いたいと思います。
  32. 愛知揆一

    愛知揆一君 そうすると、その順序をもうちよつと言つて頂きたいのですが、それを前提に本会議場でどういうふうに我々が……。
  33. 河野義克

    参事河野義克君) わかりやすく実際の例をとつて申上げますと、例えば郵政委員長大野さんが辞任せられて、後任社会党推薦岩崎さんを指名したいという場合に、現在岩崎さんは郵政委員でないわけであります。それで慣例といたしましては、常任委員長の地位を尊重することから、委員辞任によつて常任委員長が自然になくなるという形は避けて、常任委員長辞任という形で本会議場で諮ることにいたしておりますが、その場合に、大野さんの辞任はそれで諮られるわけでありますが、後任を直ちに議決するわけには参らない、社会党推薦通りには参らないということでありますので、その点を御考慮願わないといかん、常任委員長常任委員の中から本会議で議決するのでありますから……。
  34. 中村正雄

    中村正雄君 これは一応本会議の諮り方は、三人分常任委員長辞任ということを諮つて、そのあと常任委員長指名をするというふうに諮つておいて、指名されるかたが当該常任委員でない場合は、一応あらかじめ議運で本会議において常任委員長辞任を認めたときに直ちに振替えができるという了解を得てやつて行けばいい。
  35. 河野義克

    参事河野義克君) 事務局としてはその手続で結構だろうと思います。
  36. 山田佐一

    委員長山田佐一君) そうすると、只今中村君の言われたごとく、直ちに常任委員は変更されたものと認めまして、報告通り決定して御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  37. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。   —————————————
  38. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に決議案委員会審査省略要求に関する件を議題に供します。
  39. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 油井賢太郎君ほか十二名、各派共同提案でございますが、国民金融公庫拡充強化に関する決議案が発議されております。本件につきましては、発議者から委員会審査省略要求書が出ております。委員会審査省略の件を御協議願います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
  40. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 省略することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  41. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないと認めます。さよう決しました。   —————————————
  42. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に鉄道建設審議会委員任命につき同意を求めるの件を議題に供します。  鈴木君の午前の御質問によつて官房長官が御出席なつております。この際官房長官の御説明を願いますか。
  43. 鈴木清一

    鈴木清一君 今朝ほどちよつとお願いしておいたのですが、鉄道建設審議会委員任命に際しまして、第六條の二項の六号、七号の人選が、平山さん以下七人の同意を求める件として出されたと承知するのでありますが、この八人の中で第六号における「運輸業鉱工業商業農林水産業金融業」それに引続きまして「等」という字句がありますが、これで大体六人になると思うのでありますが、この区分けですね、区分けの御説明をこの間はつきり聞かなかつたが、長官のほうでは御説明が足りなかつたかと思いますが、この点はつきりしておらないのですが、八人の名前のうちで等に当る人はどなたでおるかということを先ずお伺いしたいと思います。
  44. 岡崎勝男

    政府委員岡崎勝男君) この第六條の六号は五つ産業を挙げておりまして、そのあとに等と書いてありまして、委員は六人となつております。これは立法、法案を作る際の関係者でありまする衆議院議員、及び法務府法制意見同等に念のため質しましたところ、ここに挙げてありまする五つ産業のほかにまだ鉄道建設関係のあるべき産業があるはずであるけれども、誰を特に挙げるというほどに著しい区別がないのであるから、例示的にここに運輸業以下五つを並べまして、そのあとに等と入れてあるのであつて、それがこれら運輸業鉱工業商業農林業水産業金融業等に準ずるようか産業意味するものと政府においては解しておるのです。
  45. 鈴木清一

    鈴木清一君 たまたまこの問題の審議に当りましたときに、運輸委員でありましたので、非常にこの字句解釈、この等について提案者との間に意見の交換があつたのでありますが、私ども審議過程において提案者が言われた言葉のこの等という字句解釈につきまして理解しております点は、勿論第六号は業種別ということが主張されておりますけれども、この等という字句解釈は、少くともこの審議委員としての職責を果すに万全な人でなければならないどいう第一條件から、少なくとも国鉄に関係するか、或いはいわゆる従業員代表者であるか、又は全日本の交通業界における組合側代表するものであるか、少なくともその人たちといえども業というものに捉われない限りにおいてはそうした人の選出も可能である。而もその使命を本当に達成させる意味においては、むしろ率先してこうした人たち指名すべきではなかろうかという議論が出まして、この点提案者におきましては、今後の人選においては少かくとも提案者意向として政府にこの点を十分伝達して定めてもらいたいということを盛んに答弁しておりまして、その意味了解いたしまして賛成したのであります。従つて私はここに官房長官のほうから人選されて出された、どなたか知りませんが、この中の一人、この等に当る人は提案者からのそういう意向も含まれた上に選定なされたと解釈しておるのでありますが、そういう意見提案者からはなかつたでしようか、それともあつたけれども、今あなたが言われたような経過を單純に考えて出されたかということを御質問したい。  それと今一つはこの同意を求める委員選出につきまして、過日も御承知のように、羽仁君の問題を中心として推薦方につきましても疑義があり、御質問申上げておつたのでありまするが、本決案が提案され、而もそれが可決され、同時に一日かそこらですぐ同意を求める人選をして来るというこの経過のあり方は、たまたまこれは政府指名する決定権があつて出されるのであるから、予備しておつた人間をすぐ出せばいいという経路がとれるかも知れませんけれども、過日のように所属団体から要求して出して来るというようなときに、すでに人間を揃えておいて出すような傾向が多分にあると解せざるを得たいので、私はあえて今回のこの同意を求めて来られた新委員をどういうような推薦の形を以てとつて来られたか、そうして又この人たちの所属しておられるかたがたがこれに対しまして、政府にこの人を推薦して来られた、形式で来られたのか、それとも政府自身そのままで任命して来たのか、その点も併せてお伺いしたいと思います。
  46. 岡崎勝男

    政府委員岡崎勝男君) 只今の第一の御質問に対しまして、我々はこの法文にある通り各種産業に関して優れた識見経験を有するものを選任したのでありまして、例えばその産業についてはいずれも使用者側勤労者側との差別も理論的にはあるわけでありますが、使用者代表であるとか、労働者側代表であるとか、そういう意味は持つておりません。場合によりましては実際上使用者側の人が選ばれることもありましようし、労働軒側の人が選ばれることもありましようが、選ぶ標準はその産業に対する優れた識見経験を有する者というところに置いておるのであります。  それから第二の御質問に対しましては、内閣はこういう産業における資格のある人を選ぶのでありまするが、この際には無論この関係の省である運輸省等に、その他ほかの省にも相談はいたします。併しこの法案につきましてはどの推薦団体から推薦を受けるかというようなことがないのでありまするので、推薦は受けておりません。
  47. 鈴木清一

    鈴木清一君 まだ一つ質問に対して今お答えが足らなかつたようでありますが、それはこの法案を提出された而もこの審議過程において、この等という字句に対する解釈がいろいろ出まして、そうして今具体的な面として申上げましたように、こういう立場の人も入れるべきではないか、而も入れるということの解釈、我々は入れるべきが至当であるということの解釈前提の下に、これを承認するという條件的な話で採決しておるのでありまして、従つて私のお伺いいたしたいのは、この等という人を推薦するときに、そういう場合等が議論なつたので、政府でも考慮してもらいたいというようなことを幾分でも出されたかということを先ほどお伺いしたのであります。この点を先ず一つお伺いいたします。
  48. 岡崎勝男

    政府委員岡崎勝男君) 政府としてはこれは例えば勤労者側にあるとか、使用者側にあるとかということを区別しないのは先ほど申した通りでおりますが識見経験が十分である人ならばどちらでもいいわけであります。従いまして偶然このたびはこういう今任命しようとしておる人たちを選んだのでありまするが、将来においてどういう種類の人が選ばれるかということは、その人自身識見経験に基くだけでありまして、例えば会社の重役か社長でなければいかんとか、そういうようか種類のことは一切ないのであります。
  49. 鈴木清一

    鈴木清一君 幸いに長官経験識見を持たれる者ならば、別に区別をしないということを言われたのでありまするので、従つて私はこういうお気持でおられるなれば、なお更若しこれを識見経験が十分持たれるものとして推薦する人がほかにあるなれば、それを受くべきである、それと今一つはそういう点から行くならば、殊更議題なつた点については具体的に例まで挙げて出されたのでありまするので、どなたを推薦してもいいのだというようなことになれば、あえてここで今すぐこの点に同意云々の点を我々はすぐ賛成をしなくても、改めてほかに人物があつた場合、推薦したらあなたがたは聞いて頂けますか。
  50. 岡崎勝男

    政府委員岡崎勝男君) 政府におきましてはいろいろ慎重に検討いたしまして、その際においてはここに推薦したかたがたが最も適任であるという結論を出したのでありまして、これ以上の適任者はちよつと見当らない、こう考えております。
  51. 鈴木清一

    鈴木清一君 そういたしますると、その点は了解いたしましたが、では発案者であられた人たちがたまたま與党自由党衆議院かたがたであつたようでありまするが、この人たちからは何ら意思表示はありませんでございましたか。
  52. 岡崎勝男

    政府委員岡崎勝男君) 委員会等における質問その他の話は報告を受けております。
  53. 鈴木清一

    鈴木清一君 いろいろ事情を聞きまして、大分わかりました。それで私はこの問題が今議題なつておりまするので、労働者農民党といたしましては、ここに示されたかたがたに対しまして全部に同意をするということはできたいということだけはつきり言つておきます。
  54. 中川幸平

    中川幸平君 これらの委員人選については、政府としてはいろいろ慎重に何して同意を求めておられる、かような場合に野党諸君多少不満の点もあると思いますけれども、それはおのおの立場々々によつての考え方であると思います。多少不満の点もあるかも知れないけれども、かように慎重に選考して頂いたことでもありますから、どうか賛成をして頂きたいと思います。
  55. 中村正雄

    中村正雄君 午前の委員会でも何か民主党自由党承認を求める件についてまだ話が付いておらないということもありましたので、一応保留して、再開後の議灘にかけてもらいたいと思います。
  56. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 鈴木さんそれでようございますか……。じやこの次の議運に……。
  57. 鈴木清一

    鈴木清一君 ただ、今の中川さんのお言葉に対しまして一言申上げておきますが、慎重に御審議されたということをあなたは言われておるようでありまするが、(「いや政府説明」と呼ぶ者あり)今聞いたように、政府といたしましては愼重に審議はしておらないということははつきりしておりますので、この点はどうかあなたの御意見は御意見としてお受けいたしまするけれど、この点はあなたのお言葉は私は承知はしておりません。(「次」と呼ぶ者あり)   —————————————
  58. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に各委員会から継続審査要求及び継続調査要求に関する件が出ております。議題に供します。
  59. 中村正雄

    中村正雄君 一応今印刷物を配つてもらつておりますから、この次の議運にかけるように各会一で検討したら如何ですか。
  60. 宮城完孝

    参事宮城完孝君) 只今お手許に差上げました以外に、まだ私ども予定といたしましては、文部委員会から三件の継続審査が提出される予定に相成つております。これはほんの予定でございます。(「了解」と呼ぶ者あり)
  61. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 了解いたしました。
  62. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 最後にちよつと伺つておきたいと思いますが、先刻は議院運営委員会委員会の際の御発言でございましたが、雑件云々というこの雑件という意味の中には鉄道敷設審議会のこと並びに委員長更迭の件をお指しになつたものじやないかと想像いたしておりましたが鉄道の問題は抜けますから、ここでは委員長更迭の件だけがこの雑件の中に入る(「その通り」と呼ぶ者あり)ものと了承しております。  今一つ委員長更迭の件につきましては、只今社会党だけ出ております。今伺いますと民主党からも、申上げていいかどうか知りませんが、お出しになるやに伺つておりますが、今出ておりません。それでこれは現在出た所だけでこの際一応おやりになつておきますかどうか。(「出た所から」と呼ぶ者あり)
  63. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 出た所からね。
  64. 中村正雄

    中村正雄君 本会議が始まると思いますから、休憩になるわけですが、一応あとの案もあるので、今の本会議の日程は七時までやるわけで、それから休憩になるわけですが、本会議が再開すると今度議運は併行して開いてもらいたい、従つておそくとも九時までに再開してもらいたいということだけ申上げておきます。
  65. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それでは暫時議運休憩いたします。    午後二時四十五分休憩    ——————————    午後八時四十一分開会
  66. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それでは休憩前に引続きまして、議院運営委員会を開きます。  先ず常任委員辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
  67. 河野義克

    参事河野義克君) 議院運営委員小川久義君、懲罰委員油井賢太郎雅がそれぞれ辞任せられて、議院運営委員油井賢太郎君、懲罰委員小川久義君を補欠として指名せられたいとの申出がございました。
  68. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今報告通り決しまして、御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  69. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。   —————————————
  70. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に常任委員長辞任及び補欠に関する件を議題に供します。
  71. 河野義克

    参事河野義克君) 外務委員長通商産業委員長、それから決算委員長からそれぞれ理由を附して常任委員長辞任届出が出ております。それの後任についても民主党から申出が出ております。これに伴いまして、常任委員の変更届が出ております。これは先ほどの議院運営委員会でお諮りいたしたことと同じ関係になりますが、それをお含みの上お諮りを願いたいと思いますが、委員の変更といたしましては、外務委員櫻内辰郎君、文部委員大隈信幸君、通商産業委員深川榮左エ門君、地方行政委員竹中七郎君がそれぞれ辞任ぜられ、外務委員に大隈信幸君、文部委員に櫻内辰郎君、通商産業委員に竹中七郎溝、地方行政委員に深川榮左エ門君が補欠として指名せられたいとのお申出がございます。
  72. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 只今報告通り決しまして御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  73. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。さよう決しました。   —————————————
  74. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 次に会期延長の件を議題に供します。
  75. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 先刻八時十五分頃と存じますが、衆議院議長から本院議長に対しまして、会期を三日間延長いたしたい旨の協議がございました。本件について御協議を願いたいと存じます。なおその理由につきまして、衆議院側から伝えて参りましたところを申上げます。理由といたしましては、本日衆議院に対して参議院から送付いたしました、医師法、歯科医師法、及び薬剤師法の一部を改正する法律案を本日頂戴いたしました関係で、これに対して審査をいたす必要上、三日間の延長をお願いいたしたい。かような理由だそうであります。(「反対だ」「延ばすなら最小三カ月だ」一問答無用」と呼ぶ者あり)
  76. 山田佐一

    委員長山田佐一君) そういたしますと、直ちに採決に入りまして……。
  77. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 本件を延ばすということを一応おきめになつて、法規的に申しますと、最終的に延ばすということにつきましては、更に常任委員長懇談会の議を経なければならんということだけは御承知おき願います。(「議運の意思決定だけ」「採決」と呼ぶ者あり)
  78. 山田佐一

    委員長山田佐一君) それでは直ちに採決に入りまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  79. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 御異議ないものと認めます。衆議院申出は三日間の会期延長であります。会期延長に御賛成のかたの挙手を願います。    〔挙手者多数〕
  80. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 十一名、多数であります。申出通り三日間延長いたすことに当委員会は決定いたしました。さよう御了承をお願いいたします。(「覚えている」と呼ぶ者あり)よく覚えております。忘れろとおつしやつても速記に付いております。(笑声)庶務関係委員会報告をやつて置きますか。    〔「そんなものはいい、散会、直ちに散会」と呼ぶ者あり〕
  81. 山田佐一

    委員長山田佐一君) 本日はこれを以て散会をいたします。    午後八時四十七分散会  出席者は左の通り。    委員長     山田 佐一君    理事            愛知 揆一君            鈴木 恭一君            中村 正雄君            鈴木 直人君            大隈 信幸君    委員            上原 正吉君            加藤 武徳君            木村 守江君            中川 幸平君            江田 三郎君           小笠原二三男君            菊川 孝夫君            吉田 法晴君            赤木 正雄君            片柳 眞吉君            小宮山常吉君            杉山 昌作君            高橋 道男君            小川 久義君            油井賢太郎君            佐々木良作君            鈴木 清一君            兼岩 傳一君   委員議員            矢嶋 三義君   —————————————    議長      佐藤 尚武君    副議長     三木 治朗君   —————————————   政府委員    内閣官房長官  岡崎 勝男君   事務局側    事 務 総 長 近藤 英明君    参     事    (事務次長)  芥川  治君    参     事    (記録部長)  小野寺五一君    参     事    (議事部長)  河野 義克君    参     事    (警務部長)  丹羽 寒月君    参     事    (委員部長)  宮城 完孝君   法制局側    法 制 局 長 奧野 健一君    参     事    (第二部長)  岸田  實君