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1951-05-09 第10回国会 参議院 議院運営委員会 第39号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十六年五月九日(水曜日)    午前十時一分開会   —————————————   委員の異動 本日委員水橋藤作辞任につき、その 補欠として鈴木清一君を議長において 指名した。   —————————————   本日の会議に付した事件委会辞任及び補欠選挙の件 ○両院協議委員辞任及び補欠に関す  る件 ○給與ベース地域給に関する緊急質  問の件 ○労働組合運動彈圧に関する緊急質問  の件 ○皇居広場使用禁止に関する緊急質  問の件 ○日米軍事協定戰争犯罪人追放解  除に関する緊急質問の件 ○桜木町国電発火事件に関する緊急  質問の件 ○公聽会開会承認要求の件 ○議案付託に関する件 ○国務大臣の演説に対する質疑の件 ○裁判官彈劾裁判所裁判員予備員の補  欠に関する件 ○検察官適格審査会予備委員補欠に  関する件 ○列国議会同盟に関する件   —————————————
  2. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) これより議院運営委員会を開きます。  第一に常任委員辞任及び補欠選任に関する件。
  3. 河野義克

    参事河野義克君) 社会党から大蔵委員三輪貞治君、大蔵委員下條恭兵君、農林委員佐多忠隆君、通商産業委員清澤俊英君がそれぞれ辞任されまして、大蔵委員佐多忠隆君、大蔵委員清澤俊英君を、農林委員三輪貞治君、通商産業委員下條恭兵君をそれぞれ指名せられたいとの申出があり、自由党から大蔵委員山本米治君、経済安定委員九鬼紋十郎君がそれぞれ辞任せられて、大蔵委員九鬼紋十郎君を、経済安定委員山本米治君を指名せられたいとの申出があり、労働者農民党から議院運営委員水橋藤作君が辞任せられてその後任鈴木清一君を指名せられたいとのお申出が出ております。
  4. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 議事部長報告通り決定して御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) さよう決定いたします。   —————————————
  6. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 次に両院協議委員辞任及び補欠に関する件。
  7. 河野義克

    参事河野義克君) 只今小委員会で御了承願つたのでありますが、初めてのことでございますし記録にもとつて了承を願いたいと思いますのでもう一遍申上げます。両院協議委員小川久義君より病気のため辞任したいというお申出が出ております。両院協議委員辞任については法規上規則が欠闕いたしておりますのでこれをどうするかということが考えられますが、任命する力を持つておるもの、即ちこの場合は選挙でありますから議場でありますが、議場において辞任を許可することが然るべき筋合と存じますので、そういうように運ぶこととしたいと思いますがその点についてお諮りを願いたいと思います。
  8. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 只今議事部長の申しました通りで御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) それではさよう決定いたします、
  10. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 次に緊急質問に関する件。
  11. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 前回緊急質問が三件留保になつていることは御承知通りでありますが、それに続きましてもう二件緊急質問が出ていますことを御報告申上げます。一件は労農党千葉信君からで、問題は給與べースと地域給について、要求人事院総裁岡崎官房長官要求され時間は二十分を要求されております。次に社会党山花秀雄君からの緊急質問要求労働組合運動断圧に関する緊急質問というのでございまして、要求大臣総理大臣労働大臣法務総裁の三人を要求され所要時間といたしましては三十分といえお申出でございます。従  いましてこの前の留保と併せまして計五件の緊急質問のお申出が現在出ておりますことだけを御報告申上げます。
  12. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) この緊急質問に関して如何いたしましようか、御意見を承わりたいと思います。
  13. 中川幸平

    中川幸平君 前の三件は何ですか。
  14. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 御参考までに申上げますと、前に留保になつておる三件は、共産党の兼岩傳一君から皇居広場使用禁止についてというので総理大臣に二十分間、それから第二番目は同じく共産党細川嘉六君からの御要求日米軍事協定戦争犯罪人追放解除についてというので、総理大臣に対して二十五分間の要求でございます。第三番目は同じく共産党岩間正男君からの御要求桜木町国電発火事件についてというので総理大臣運輸大臣要求いたされ十五分間の御要求でございます。これが前回留保になつております三件でございます。
  15. 木村守江

    木村守江君 この緊急質問ですが、この前の共産党からの緊急質問の点については今日の午後から総理大臣報告があるはずだと思います。そのときに質問通告者が出て来ると思うのです、その際に相談されたい。それから今日の新らしい社会党それから労農党緊急質問ですが、これも前の皇居広場の問題と関連性があると思います。それで首相の報告質問の際にそのときにするようにして緊急質問として取上げないほうがいいのじやないかと思います。お諮りを願います。
  16. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) どういうことですか。この五件につきましては、総理大臣報告がありました後における議院運営委員会まで保留するという意味ですか。
  17. 木村守江

    木村守江君 只今の五件の緊急質問ですね、緊急質問として申込まれたのですが、今日総理大臣ダレス会談報告がある、これに関係するものが相当あると思われるのです。総理大臣演説後に議院運営委員会を開いてそのときに……。
  18. 中村正雄

    中村正雄君 これは今日の総理報告あとにしたいというのですけれども、今日の総理発言は外交問題について発言があつて従つて共産党から出ておる外交に関する問題の緊急質問のこれは必要はないと思います。従つて必要があればその後外務委員会を開いて今日の質問を中心にしてやる。もう一つ桜木町駅の国電発火の問題については先般運輸大臣報告がありましたのでこれも一応やめていいのじやないかと思います。残ります問題は共産党皇居広場の問題と社会党労働弾圧に関する問題、労農党給與ベースに関する問題、この三つが残りますから、これは今日の総理報告には何ら関係のないことと思いますので、この三つについては一応緊急質問を認めるということに今決定したら如何かと思います。
  19. 中川幸平

    中川幸平君 総理に対する質問も併せて一つ議題に供したらいいと思うのであります。そこで中村君の発言通り進行したらいいと思います。
  20. 木村守江

    木村守江君 只今中村君のお話誠に御尤もなんですが、皇居広場使用禁止の問題、それから労働弾圧の問題、これはまあ一応けりが付いた問題で緊急性を欠くと思うのです。それですからやはり今日の総理大臣演説に関するそれに対する質問があるでしようからそのときと並行してやつて行くという方がいいのじやないかと思います。緊急質問としてはどうも妥当性を欠くという向きがあります。
  21. 中村正雄

    中村正雄君 今日の総理大臣報告とは関係がないと思うので、従つて総理報告があつた後に協議するというのは技術的にその方がいいとすれば別ですが何らの実質上の関連がないと思うのです。その点において承服しがたい。  もう一つ緊急性の問題につきましては、これは議論になると思いますが、この問題は先般来これはもう第一国会以来の前例になつておるのですが、緊急性の有無は各会派において認定して出す、認定は各会派に任せると、こういうふうになつておるわけなので、各会派緊急性ありと認めて出しておるものは今までの慣例上一応認めて、済んだことか今後の問題か聞いてみなければわからない問題だから、この三つは認めていいじやないかと思うのです。
  22. 木村守江

    木村守江君 只今の問題ですが、結局これは技術的の問題かと思うのですが、これは今日午前この議事日程がありますし、午後からの総理演説もありまして、緊急質問としても今日は取上げることができないと思うのです。そういう関係にあるから総理演説終つたあと緊急質問として取上げてですね、どういうようにやつて行くかということをその後決定したほうがいいのじやないかと思います。
  23. 中村正雄

    中村正雄君 木村君の言うのは、小委員会運営委員会と間違われているのじやないか。運営委員会で一応認めても日程は小委員会にのせるので関係はないのですね、そういう問題は。
  24. 赤木正雄

    赤木正雄君 この問題は中村さんの言われる通り三つの問題は全然別問題です。それはいつやるかは小委員会できめればいい。この三つは取上げていいのです。   (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  25. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) お諮りいたしますが、緊急質問に関しましては、先ず第一に日米軍事協定戦争犯罪人追放解除についてという細川嘉六君の質問、それから桜木町国電発火事件についてという岩間正男君の質問は一応やらないことにするということでよろしうございますか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  26. 岩間正男

    岩間正男君 これは桜木町の問題は一応いいとしまして、今日の総理報告如何によつてですね、この点それと関連した問題として緊急質問になると思うのであります。私はそうなると思うのですが、これはどうなるのですか。
  27. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 先ほど中村君の発言は、緊急質問としてここに掲げられておるけれども総理大臣発言があればもう緊急質問というより総理大臣に対する質問ということも考えられるので……。
  28. 岩間正男

    岩間正男君 その報告如何によつて……。
  29. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) その点にはまだ触れておりません。その点には触れておりませんが、緊急質問としての性格はもうないと思うから緊急質問として取上げるということは一応この際……
  30. 岩間正男

    岩間正男君 いやその内容如何によつてですね、それから又再検討するというのだな。(「それはいい」と呼ぶ者あり)よろしうございます。
  31. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) それではこの二件は緊急質問を行わないということで御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  32. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) ではさよう決定いたします。  次に残つた三件、皇居広場使用禁止について兼岩傳一君、それから給與ベース地域給について千葉信君、労働組合運動弾圧に関する緊急質問山花秀雄君、この三件につきましては緊急質問として取上げるということに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  33. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) ではさよう決定いたします。   —————————————
  34. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 次に公聴会開会承認要求に関する件。
  35. 宮坂完孝

    参事宮坂完孝君) 通商産業委員長代理廣瀬與兵衞君から計量法案について公聴会開会承認要求書が提出されております。公聴会の期日は昭和二十六年五月二十一日及び二十二日、公聴会の問題は計量法案について。
  36. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 只今委員部長の説明の計量法案に関する予備審査について公聴会開会承認要求について御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  37. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) さよう決定いたします。   —————————————
  38. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 次は議案付託に関する件。
  39. 河野義克

    参事河野義克君) 自然休会の直前に利根川開発法案というものが石川榮一君ほか百二十二名の発議で出ております。それで本案をどの委員会付託するかという問題でございますが、関係するところは内閣委員会建設委員会経済安定委員会、それから大蔵委員会等関係があります。それで内閣委員会はこの法案の中に総理府の外局として利根川開発庁を置くということになつておりますし、且つ国家行政組織法による機関としてそれが置かれるわけでありますので、国家行政組織法を審査した内閣委員会に置かれることが当然であるという内閣委員長お話であるわけであります。それから建設委員会のほうからも本案はその実体とするところは主として建設省にかかることである、従つて建設委員会所管事項で、建設委員会所管でありまするものがその大部分を占めておるので、あるから、これは建設委員会にかかるべきであるという建設委員長からのお話であります。それから安本委員長その他からについては、多少関係はあるけれども議院運営委員会で然るべきところにきめれば別に異議がないということであります。主として内閣委員長建設委員長の間に意見が調整されない関係議長としても本議院運営委員会にお諮りして付託を然るべく決したいと存じておるわけであります。
  40. 赤木正雄

    赤木正雄君 この問題は丁度北海道総合開発と同じ関係なんです。あの際にこれを建設に持つて行くか、内閣に行くか随分問題になつたんです。併し行政上の関係があるので結局内閣に行つたんです。今度の問題はなるほど実体建設省に属するものが大部分ですが、今までのそういう例もありますから実質として内閣に持つて行くのが至当です。
  41. 中村正雄

    中村正雄君 これは内閣でも建設でも或いは安本でも関係あると思いますがですね、実際は建設が一番関係があるだろうと思うのです。従つて形式的には内閣委員会が当然であると思うのですが、議員発議法案でもありますので、やはり実質を考えて主管委員会建設委員会にして内閣安本連合ということにしたら如何ですか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
  42. 愛知揆一

    愛知揆一君 只今中村君の意見に賛成いたします。
  43. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 意見二つにたりましたが如何いたしますか。
  44. 上原正吉

    上原正吉君 意見二つに分れたようでございますけれども、大勢はやはり建設が実際的に建設関係内容に多いから、建設がよかろうというふうに大勢が動くように拝察するのでありますが、それにいま一つ先ほど赤木生生お話にこの前、内閣建設で奪い合つたけれども内閣譲つたという関係ですから、今度は建設に讓つていただいてもいいのではないかと思いますが……。
  45. 赤木正雄

    赤木正雄君 この前の……。
  46. 上原正吉

    上原正吉君 ちよつと、これは議場の空気を御察知になつて然るべく議長において御裁断下さればいいと思います。
  47. 赤木正雄

    赤木正雄君 この前の北海道の場合には決して建設内閣讓つたわけではないのです。理論的に内閣に行くべきものだというそういう結論になつた。今度のも同じような関係法案内容建設が大部分なんですが、実際は今中村さんの御意見があつたように形式内閣に行くものですから、私としては形式を重んずれば内閣に行く、こういうわけです。
  48. 中村三雄

    中村三雄君 私もね、これはやはり一応国会法の建前からいつて所管官庁関係で行けば内閣に行くべきだと思うのですが、実際は赤木さんのおつしやるように建設が大部分で、特に今度は実際上の点を考えて建設に廻した方がいいというところの根拠は、この案件が議員発議になつておる。従つて特に建設委員会主管委員会にして内閣安本連合をやるということにいたしたつて、これは筋が通るのではないかと思つておりますので申上げたのであります。
  49. 赤木正雄

    赤木正雄君 別に皆さんがそれなら固執するわけではありませんが……。
  50. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) それでは大体の意向に従いまして、建設委員会付託するということで御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  51. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) じやさよう決定いたします。   —————————————
  52. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 次に内閣総理大臣発言に関する件。
  53. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) 本件は、先刻小委員会の際に申上げました通り内閣総理大臣から本日の会議におきまして外交問題について発言をいたしたいという通告を受けておりますので、この発言に対しまして質疑を行うかどうかということ、こういう点について、又その質疑をなさるとすれば如何ようになさるかというようなことの御協議を願いたいと存ずる次第であります。御参考までに申上げますが、衆議院の昨日の議院運営委員会の決定によりますと、衆議院社会党民主党の両党から代表質問が行われる、明日これを行われるというふうに伺つておりますことを御参考に申上げておきます。
  54. 中川幸平

    中川幸平君 総理大臣発言に対しては無論質疑も必要であるし、あると思いますけれども、こういうような自由な発言されたことに対してむちやくちやに質疑をされることもどうかと思うのでどうか一つこの点自粛して少い数でやつて貰いたい。内容的にどうか一、二の会派から一つお願いしたいと思います。
  55. 鈴木清一

    鈴木清一君 外交問題は御承知のように各会派から緊急質問さえ出そうというほど重要に各派でしておるのですから、総理発言に対する質問は決してむちやくちやで質問するのじやないのです。少くとも各派から一、二名づつ程度はできるというふうにいたしたい。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
  56. 鈴木恭一

    鈴木恭一君 只今鈴木清一君からのお話もございますが、従来の経験から見ましても総理演説にもう各会派というと五、六の人が立つている。そうしますとどうも内容もダブツて参りまするし、いたしますので、こういうふうな質問に対しましてはやはり大体の意向は一括できる党派から一つ代表的な質問をするという形が私はいいと思いますので、今中川君が言われました通りにおきめ願いたい。
  57. 鈴木清一

    鈴木清一君 各派からと言いましてもこれは勿論今申上げましたように一、二の小会派もあります。併しここで一応議運できめるべき問題としては私はやはり今後に例を残すことでもありますし、こういう重大問題についての質疑施政方針に対する質問と同様に取扱い、一応各派質疑してもいいということだけは認めておいて、そうして実際の問題としてこれを扱う場合には各会派言つても今言われたように各会派質疑するいろいろ立場々々もありましようから、それは必ずしも各派でおのおのやらなくてもお互いに、例えば自由党のほうも話合できめることもあろうし、それはやろうとすればできることですから、その意思だけは各派でやるという、重要問題について各派でやるということについて制限することは私は避けたい。従つてやるやらないということは各会派に任して貰いたい。併し議運としては、今後の例にもなりますから私は制限するということは参議院では少くともそういう措置はとつて貰いたくない。
  58. 木村守江

    木村守江君 お説のように非常に重大な問題でいろいろな質問があるだろうと思いますが、先ほど来の話に非常に今までの質問でも重復した点が多いと思います。そういう点から本当に今各派で全部でやればいいんでしようが、やるにしても各派がおのおのその制限なしの時間でやつたのではどうもいつまでたつても日がないということになる。そういう点かち時間を区切つて六十分なら六十分以内下各派で按分してやるというような方向に行つたら如何ですか。
  59. 鈴木清一

    鈴木清一君 そうしますと木村さんのおつしやられるのはなんですか、この総理発言に対する質問について全部の参議院質問する時間は六十分なら六十分で区切る、その中で各派で按分してやる、こういう意味ですか。区切つてしまうわけですか。
  60. 木村守江

    木村守江君 そのくらいが数から言つて……。
  61. 岩間正男

    岩間正男君 時間については又別こ……。
  62. 木村守江

    木村守江君 それでこれは代表的に社会党とか……。
  63. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) ちよつとそれじや懇談いたしますから速記をとめて下さい。    午前十時二十七分懇談会に移る    ——————————    午前十時四十四分懇談会を終る
  64. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) それでは委員会を再開いたします。総理大臣発言に対する質問に関することでありますが、如何いたしたらよろしうございますか。
  65. 中村正雄

    中村正雄君 総理大臣が外交問題に関して報告をするわけですからやはり参議院としても質問しなければいけない。従つて質問する人数なり時間の関係ですが、大体與党は御遠慮願つて野党の間から三名の質問者を立たしたい、そして一応社会党一人、民主党一人、それから第一労農共産党の小会派で一名出して貰つて社会党三十分、民主党二十分、小会派十分の時間の制限内で明日本会議を開いて質問をやつて貰いたいというふうな考えを持つています。
  66. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 只今中村君の御発言通り異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  67. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) では満場一致さよう決定いたします。そうすると明日本会議を開くということは今中村君の発言の中にありましたがそれで御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  68. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 明日十時から本会議を開くということになるわけです。   —————————————
  69. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 次に裁判官弾劾裁判所裁判員予備員補欠に関する件、並びに検察官適格審査会予備員補欠に関する件、この二件を議題に共します。
  70. 河野義克

    参事河野義克君) もと弾劾裁判所予備員の森下さんが議員でなくなられたこと及び検察官適格審査会予備員の久松さんが議員でなくなられたことから両予備員が目下欠員になつております。それで補充いたさなければなりませんけれども、たびたびの申合せ各種委員については今会期は各会派で割当ては従来通りで行くということでありますから、弾劾裁判所予備員については社会党から、検察官適格審査委員会予備員については緑風会から後任を推薦して頂ければよいかと存じます。その点についてお諮りいたします。
  71. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  72. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) さよう決定いたします。
  73. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 次に常任委員変更届が、先ほど一応決定しましたがその後又通告がありましたから追加いたしましてお諮りいたします。
  74. 河野義克

    参事河野義克君) 只今社会党から大蔵委員片岡文重君、労働委員吉田法晴君、経済安定委員波多野鼎君、文部委員岡田宗司君がそれぞれ辞任せられて、大蔵委員吉田法晴君、労働委員片岡文重君、経済安定委員岡田宗司君、文部委員波多野鼎君を後任として指名せられたいという申入れが出ております。
  75. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 只今報告通り異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  76. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) さよう決定いたします。   —————————————
  77. 近藤英明

    事務総長近藤英明君) ちよつと御報告いたしておきたいことがございます。これは先般議院運営委員会議長から御相談いたされました列国議会同盟本部からの申入れに対しまして御返事をいたしましたわけでございます。つまり共産党を除いた各会派とも参加を希望されておるということを伝えておるわけであります。これに対して重ねて先方から書面が参りまして、日本参議院が参加せられるという御意思があるということを非常に喜ぶということと、それから別個の手紙で本年の八月三十一日から一週間イスタンブールにおきまして会議を開くから御出席願うようにして頂きたいとこういう書面が参つておりますので、只今翻訳いたしておりますから翻訳文ができますればこれはいずれ印刷にいたして各議員のお手許にお配りいたしたいと思います。然る上それを御覧頂いていずれ議院運営委員会で現実の参加問題につきましては御協議を願いたいと思います。御参考までに取りあえずその書面が参つたことだけ御報告申上げておきます。
  78. 鈴木直人

    理事鈴木直人君) 他に御発言ございませんか。……それでは本日の委員会はこれを以つて散会いたします。    午前十時四十八分散会  出席者は左の通り。    理事            愛知 揆一君            鈴木 恭一君            中村 正雄君            鈴木 直人君            大隈 信幸君    委員            上原 正吉君            加藤 武徳君            木村 守江君            中川 幸平君            江田 三郎君            大野 幸一君           小笠原二三男君            曾祢  益君            赤木 正雄君            小宮山常吉君            高橋 道男君            境野 清雄君            鈴木 清一君            岩間 正男君   委員外議員            矢嶋 三義君   —————————————    副議長     三木 治朗君   —————————————   事務局側    事 務 総 長 近藤 英明君    参     事    (事務次長)  芥川  治君    参     事    (記録部長)  小野寺五一君    参     事    (議事部長)  河野 義克君    参     事    (警部部長)  丹羽 寒月君    参     事    (委員部長)  宮坂 完孝君