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委員外議員(
矢嶋三義君) 先ず第二点ですが、前段のほうは
上原委員の言うのはよくわかりますが、
野党の
代表というのでは
ちよつとどうかと思う。これは
議員の
良識として前者が聞いたことをダブ
つて聞くということは外交問題についてはそういうことはないだろうと思います。その点は私は
野党のどなたか一人
代表でという提案には了承できんと思います。ただほかの人とダブらないという点については
議員は
良識を以て善処できると思います。私は
與党の
かたに
一つ希望を申上げたのですが、今度の外交問題について
質疑をいたしたいというのはさつき申上げた
理由からでありますが、私はこの
国会の
開会式における
吉田外務大臣の
外交政策についての
お話も聞いたわけですが、それから又
自由党の
永田町小学校の講堂でやられた総会における
自由党の
総裁としての
吉田総裁の挨拶も聞いたのですが、私どもは外交問題については聞きたいのですが、両者を聞くと
自由党総裁として
党大会でやられたほうが余ほど詳しい、そうして今度の
国会で外交問題をうんと討議をしようというと、
国会議員に対しては余り知らされなかつた。今度ダレスさんがお帰りにな
つて、その
報告は
新聞程度で、又今度の
報告が十分間の儀礼的なものでは到底この大きな問題に対する
議員としての職責は果されないと思います。そういう問題に対しては、外交問題に支障があるようなことは万々や
つてはならないと考えておりますし、
相当程度には各
議員にはその計画というものは聞かして頂きたいと思います。