○
竹村委員 私
たちは農村の仕事をおもにや
つておるものでございますが、全国至るところにおい非常にこの
売買が事実上行われておるのです。それは
農林省のあの
土地の
移動統計を見られてもよくわかる。少くとも今日非常に
土地が細分化されて来ておる。それは
讓渡をされておることを物語
つておるわけです。また
現実にわれわれは見ておるわけです。ところがそれが昨年十月に出て、それから現在までまだ一件もない。これは私は事実上においてはもう
農地委員会なんかの手を煩わさぬで、か
つてに、たとえば
やみでもうけた
やみ成金が
土地の買占めをや
つておるということは、事実において証明されると思うのですが、こういう点に対しては
農林省は一体どういうような
方針で、
政令通りこれを取締
つておられるのか。あるいはもうそれはそのままほう
つておかれて、片方ではどんどん売る者は売れ、買う者は買え、こういうようにほう
つておられるのか。その点をお伺いいたしたい。