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竹下豐次君 それでは
あとで拝見しまして、私は少しこの問題について又
考えてみたいと思います。
それからこの際
官房長官にお尋ねいたしたいのですが、実はこの間の電力再編成の問題が
政令で出たということにつきまして大変もめました。そのときに、
参議院の運営
委員会における総理の御
説明と衆議院の運営
委員会における
長官の御
説明とが少し食い違いがあるという
ようなふうの問題、どちらが本当であるかという問題、その後運営
委員会からでしたか、どこからでしたか、とにかく
参議院のほうから総理にお願いしまして、
向うのマツカーサー元帥の書簡を公表する
ようにして貰いたい、それに対して総理の答弁として、できるだけそういうことに努力するというお返事をなさ
つたようであります。ところが衆議院における何かの
委員会で誰かの
質問に対する総理の答弁を新聞で見ますというと、どうも外交文書というものは公表しないということにな
つている。そういう慣例にもな
つているからということ、ちよつとそれだけ見たところではもう発表はできないのだというふうに言われたかの
ようにとれたのであります。若しそういうことにな
つているならば、ちよつとこれの取扱と電力問題の書面の取扱かまちまちにな
つている。言い換えればこつちは公表されている。併し電力問題のほうは公表されないということに辻褄が合わない
ように疑われるので、その経過を、私は直接
関係の
委員ではありませんけれども、
一つ御
説明願いたい。