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1950-11-21 第9回国会 衆議院 本会議 第1号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十五年十一月二十一日(火曜日)  議事日程 第一号     午前十時開議  第一 議席指定  第二 会期の件     ————————————— ●本日の会議に付した事件  日程第一 議席指定  日程第二 会期の件  両院法規委員会委員辞任の件  両院法規委員会委員補欠選挙  裁判官訴追委員及び同予備員辞任の件  裁判官訴追委員及び同予備員補欠選挙  故議員大和田義榮君に対する鈴木義男君の哀悼の辞     午後零時三十五分開議
  2. 幣原喜重郎

    議長幣原喜重郎君) 諸君、第九回国会は本日をもつて召集せられました。  これより会議を開きます。      ————◇—————
  3. 幣原喜重郎

    議長幣原喜重郎君) 衆議院規則第十四條によりまして、諸君議席は、議長において、ただいま御着席の通りに指定いたします。      ————◇—————
  4. 幣原喜重郎

    議長幣原喜重郎君) 日程第二、会期の件につきお諮りいたします。今回の臨時会会期召集日から十二月八日まで十八日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 幣原喜重郎

    議長幣原喜重郎君) 御異議なしと認めます。よつて会期は十八日間とするに決しました。      ————◇—————
  6. 幣原喜重郎

    議長幣原喜重郎君) お諮りいたします。両院法規委員会委員田中堯平君から委員辞任の申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 幣原喜重郎

    議長幣原喜重郎君) 御異議なしと認めます。よつて許可するに決しました。      ————◇—————
  8. 幣原喜重郎

    議長幣原喜重郎君) つきましては、委員に一名の欠員を生じましたので、この際両院法規委員会委員補欠選挙を行います。     —————————————
  9. 福永健司

    福永健司君 両院法規委員会委員選挙は、その手続を省略して、議長において指名せられんことを望みます。
  10. 幣原喜重郎

    議長幣原喜重郎君) 福永君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 幣原喜重郎

    議長幣原喜重郎君) 御異議なしと認めます。よつて議長加藤充君を両院法規委員会委員に指名いたします。      ————◇—————
  12. 幣原喜重郎

    議長幣原喜重郎君) なおお諮りいたします。裁判官訴追委員田中堯平君及び同予備員加藤充君から、それぞれ委員及び予備員を辞任したいとの申出があります。これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  13. 幣原喜重郎

    議長幣原喜重郎君) 御異議なしと認めます。よつて許可するに決しました。      ————◇—————
  14. 幣原喜重郎

    議長幣原喜重郎君) つきましては、委員及び予備員にそれぞれ一名の欠員を生じましたので、この際裁判官訴追委員及び同予備員補欠選挙を行います。     —————————————
  15. 福永健司

    福永健司君 裁判官訴追委員及び同予備員選挙は、その手続を省略して議長において指名せられ、予備員職務を行う順序議長において定められんことを望みます。
  16. 幣原喜重郎

    議長幣原喜重郎君) 福永君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  17. 幣原喜重郎

    議長幣原喜重郎君) 御異議なしと認めます。よつて議長加藤充君を裁判官訴追委員に、梨木作次郎君を同予備員に指名いたします。なお梨木君の職務を行う順序は第九順位といたします。      ————◇—————
  18. 幣原喜重郎

    議長幣原喜重郎君) 御報告いたすことがあります。議員大和田義榮君は張る八月二十七日逝去せられました。まことに痛惜哀悼至りにたえません。大和田君に対する弔詞は、議長において先例によりすでに贈呈いたしました。  この際同君に対し弔意を表するため鈴木義男君より発言を求められております。これを許します。鈴木義男君。     〔鈴木義男君登壇〕
  19. 鈴木義男

    鈴木義男君 本院議員大和義榮君は、去る八月二十七日、病を得て逝去されました。まことに痛惜至りにたえません。この際私に諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、つつしんで哀悼の言葉を述べたいと存じます。  大和田君は福島県の御出身でありまして、県立蚕業学校を卒業の後、県下各養蚕組合指導員に招かれ、養蚕技術指導啓発に熱心な努力を続けられたのであります。その後片倉製糸そめ他の製糸会社に入つてそれぞれ重要な地位につかれ、その優秀な技能を十二分に発揮されたのであります。昭和二十年には南会製糸株式会社の社長に就任し、また翌二十一年には蚕糸救国連盟会長に選ばれまして戦後の蚕糸立国に献身せられるなど、君はその生涯を終始わが蚕糸業の発達のためにささげられたのであります。温厚篤実なる君の人となりと、郷土を愛する君の熱情とは、よく郷党の信望を集め、昨年一月の総選挙には、福島県第二区より推されて、高点をもつてみごと本院議員に当選せられたのであります。  君は、すでに地方政界において日本自由党福島支部総務民主自由党福島支部顧問民主自由党福島県耶麻郡会長等の要職を歴任せられましたが、今後ますますわが民主政治のため、はたまた経済再建のため君の多彩なる活躍を期待しておつたのであります。しかるに、はからずも君の長逝にあいまして、まことに痛惜至りにたえません。  ここにつつしんで哀悼の微衷を述べ、君の御冥福を折る次第であります。(拍手)
  20. 幣原喜重郎

    議長幣原喜重郎君) 本日はこれにて散会いたします。     午後零時四十三分散会