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説明員(
久保田藤麿君)
只今の
お話の
防災に対する
対策の
関係のことでありますが、今年は少くともその
防災対策関係として
只今の
お話の古い
校舎に支柱を掛けるというようなこと、火を扱いますようなところの火に対する扱いとい
つたようなことで大体五億程の
予算を見込んでお
つたわけでありますが、
計画として六・三の枠を二十ばかり殖やします
関係から、今年度は
支出面の方からこれを引込めてしまいまして、その枠の中に吸收したというふうに御了解願いたいと思います。今まで来ております
災害対策の分でありますが、今お手許に行つていると思いますが、八月までの分、これの
関係の分はここに表に示しておりますように、一応従来の形によ
つて半額負担の形で一億八千五百万というような計算にいたしております。これは
県側と私共の
調査隊の者とが現地的に
査定をして来た
数字でありまして、これは最後まで動く
数字でないと心得ております。それから
ジエーンの方は表の方でブランクがありますように、例えば
北海道の分がまだ全然参つておりませんでしたり、滋賀の方が全然参つておりませんので、これはまだ、報告に基く分だけであります。殊に大きな
大阪の市の分がこれはこちらへ出て参りますときに
資料が届いたというような
状態でございまして、
只今ここに出してあります
大阪の分は三億三千万と出ております。二億九十方に対して三億三千万と出ております。これに対して
大阪市が加わつて、新しく出て来たのは大体十四億とい
つたような形に
なつて来ておりまして、この辺は現に
調査隊が出ておりまして、
査定の分が今朝入つて来る
予定に
なつておりますので、これらと併せて実際の
数字を抑えなければならんというようなまだ
状態なのでございます。
内閣に
ジエーンに対する
災害対策委員会ができておりまして、それの一單位として
学校関係をどういうふうに見て行くかということで二回程そとういう
連絡会があつて、取敢えず繋ぎ資金的な金を出すということと、幾日までにどういう始末をするとい
つたような準備を打合せて来たようなことであります。明日の二十日が一応締切りに
なつておりまして、今日中にこういう
計数をまとめて明日の会合で比率をどうするとか、
資金関係をどうするとい
つたようなことを決めることに
なつております。