○鈴木清一君 私は反対なんです。それは毎回のことでありまして、前のことを振返
つて見れば、この
会期の決定のこの前のときにも、実は私共がこうしたことを今までの経験から幾たびか受けておりまするので、一ケ月という提案を出したわけなんです。結局中間をと
つて二十日に
なつたわけであります。
従つて私共はそういうことを一週間、二週間でやられるという、いわゆる與党の方々が考えられて来たこと自体が、一週間又余計に延びているのであります。いわゆる
政府の方針といたしましても、又
国会の
運営という重大な責任といえば何ですが、慣例として、與党として持
つておられる方々から実は明
日本会議……。明日の日曜まで本
会議をやらなければならないというのが……、御
発言のあることを私はむしろ奇異に存ずるわけです。
従つて私共といたしましては、前にもそういうようなはつきりした、このくらいはどうしてもかかるということを前提にと
つて出しましたのが漸く修正……。殊更に私共がこれを延ばすという
意味ではないのでありまするけれども、地方税法の問題にいたしましても、大概の
会派の方々といたしまして、聞くところによりますると、いろいろ修正案をお互いに話合
つて出すというようなことを言われておりまするけれども、これが党の性格なり、又党自体の持つ政策に非常に影響のある議題でありまするので、小
会派と雖も、一応この
地方税法案に対しましては、お互いに考えておるところもあろうかと考えます。
従つてでき得れば、若し修正が大
会派の方々によ
つて若しでき得れば、そしてそれが
皆さんが同調でき得る修正であれば、小
会派と雖も敢えて固執せずに、この問題に
同意、一諾に
なつて行くということもできるのでありますが、これが若しはつきり決ま
つておらない状態でありますならば、小
会派と雖もやはり
一つの性格から、修正案なり、又
決議案なりとして出さなければならない結果になるのであります。
従つて地方税につきましても、そうした性格を持
つておりますることが
一つ。それから先程も申上げましたように、たびたび今後も起き得ることではあると思いまするけれども、
会期を決定するときに、十分お互いに理解、議論し合つた問題が、結論がこの二週間に
なつたのでありますが、私は敢えてその間に日曜はいつでも休むということをはつきりしておるのでありますから、それにも拘わらず都合のいいときは二週間でやるということをどこまでも主張し、都合が惡くなると……。中に日曜を挟むことについては……、日曜でも原則を外して
会議を開かなければならないということを今後に残すことは余り好ましく思いませんので、明
日本会議を聞くということについては根本的に私は反対せざるを得ません。