○
松本(善)
委員 質問ではありませんが、私参考の意見を
ちよつと申し述べてみたいと思うのであります。
田島君の総体的な質疑に対して、
大臣から御丁寧に御答弁があつたのでありますが、私といたしましては、もちろん現在の状況からして、従業員が忙しいということは理の当然であ
つて、それに対して多くの思惑をして、従業員に必要以上の心配を与えて、ややもすると
仕事に熱意がないような状況にあることをしばしば聞いておるでのあります。ことに従業員
組合からの訴えその他によりますると、しばしばそういつた情報に迷つた者がありますがゆえに、
政府当局としてはあくまでも従業員に対するところの指導をよくや
つてもらいたいということが、第一点であります。
第二点といたしましては、そもそもこの
通信事業などといつた
仕事は、非常に重要な
仕事であります。この重要な
仕事に携わる者は、ことにそういうようなないことを流布するような者、あるいはまた従業員
組合その他の動向を無理にそういう
方面に持
つて行こうとする者、すなわちわれわれから言わしめれば、危險思想の持主であるという者、これをこの際
通信従業員の、いわゆる実際に実務している従業者の中からは取去
つていただきたい、かく私は
考えるのであります。そうでありませんければ、いろいろな情報が数限りなく参り、私でさえもこの真偽に対しても迷うようなことがしばしばあるのであります。私もその訴えを聞いて、現実に
行つてみまして、そういうことがなかつたという事実も実地において知
つておるものでありまするが、そういう点も今後しばしば起るのではないかと思いまするがゆえに、私の
考えとしては、そういういわゆる危險思想の従業員は、この際この
電気通信事業の従業員としては適格者でないという、強い
考え方をすべきではあるまいか。かく私は
考えますので、私の希望意見として申べ述べておきたいと思います。