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国務大臣(
増田甲子七君) 昨日は出席いたすべきでありましたが、止むを得ない事情のために甚だ失礼いたしまして申訳ございません。
閣議の
提出法案の
状況を御
説明を申上げたいと思います。
只今まで、ここに配付されておりますが、これが今朝私が調べまして、数字を直して来たのでありまするが、二十四件
提出いたしております。そのうち
参議院へ
提出いたしましたのは六件でございます。それからすでに
閣議を経たものが百三件でございます。そのうち
オーケーが参りまして、
印刷等にかか
つているものが十三件あります。これは
閣議決定を経たもの百一件と書いてございますが、その中に、
司令部承認済というのがございまするが、それが大体八つだけしか○を書いてございませんが、今朝調査いたしたところによりますと、丁度十三件になります。それからこれを加えますと、百三件加えるの二十四件、百二十七件でございまするが、
あともう二十件ばかり、凡そ百五十件ばかりになるのではないか、こう思うのであります。そこで
政府といたしましては、
原則として二月二十日頃までに
提出いたしたい、こう
考えまして、一生懸命
事務当局をして勉強をさしておる
状況でございます。二月二十日以後におきましては、緊急止み難きもの以外は
提出いたしたくない。当院の
議事の御
都合もございましようと
考えまして、そういうような
方針を一応立てたような次第でございます。それから
参議院提出の
法案は現在は六件だけでございまするが、将来はこういうようなことを
考えております。ここで皆さんの御意向も承
つて、尚善処したいて
思つておりまするが、
法律案中、
予算に直接
間接関係のあるものは
衆議院が
先議いたしまするが、残余のもの、即ち
法案大部分につきまして、
原則として今回は
参議院の方へ
提出いたしたい、こう
考えておる
状況でございます。以上概略の御
説明を申上げます。