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靭政府委員 先般ある
新聞に、
官庁の
滯納が六億というような
報道があ
つたのでございますが、これは
官庁だけを取上げますと、約六千万円余でございまして、一桁額が
違つてお
つたのでございます。しかしながら
官庁及び民間の
料金の
滯納は、全体としまして大体六億ぐらいございます。それで
官庁は、ただいま申した六千万円
程度ということに
なつておりますが、これに対しましては、もちろん
規定から申しますれば、
通話停止の
処分ができるわけでございますが、何分にもこれは、その停められたところだけではなく、それに
関連通話を要するところに非常な迷惑をかけますので、できるだけこれは各
官庁に話合いをつけまして、この
滯納をなくすように努めております。これは單に
官庁だけに限つたことではないのでありまして、
一般の
料金の
滯納につきましても、できるだけ
料金を納めることをお願いいたしまして、どうしてもいかぬものにつきましては、やむを得ず
通話停止の
処分をいたしております。この
通話停止ということは、実際におきましては他の
利用者に非常に迷惑をかけまして、何回もそこを呼ばなければならぬというふうな不便もありますし、私
どもとしましては将来は、どうしても
料金を納めないところにつきましては、発信だけ
通話を停止して、着信は受けられるようにしたいというふうにも
考えておるわけであります。現在の方策としましては、やむを得ないものにつきましては、
通話停止をいたしますが、これはあらゆる手を盡して、できるだけ勧誘いたします。最後に
通話停止をする場合におきましても、一両日前に、幾日からやめますからということをお知らせしまして、や
つておる次第であります。