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中島政府委員 昨年の九月末の五百万トンの
貯炭の
処分状況は、今日午前中に多分差上げることができると思いますが、昨日申しました通りに、三月末までに百八十六万二千トンの残高となつております。石灰のおもなる
販売先は、進駐軍の六十三万六千トン、国鉄の四十六万四千トン、
日発が十三万四千トン、
官公衛用として八万三千トン、
船舶関係が一万九千トン、輸出が千八百トン、
日鉄、鋼管、ガス、こういつた方面に十五万四千トン、
販売業者におきまして百二十三万三千トン、
自然発火その他
品質低下等のために、
緊急処分の方法で
処分いたしましたものが十四万四千トン、さらに
生産業者に対しまして売りもどしいたしましたのが十五万トン、これが
処分済みのもののおもなる
処分先であります。現在残つております百八十万トンのうちの
品種別の
内訳を申し上げますと、
原料炭が一万二千トン、
発生炉炭が四千トン、百トン以下は省略いたしますが、
一般炭といたしまして、
塊炭、
切込み炭、
粉炭とございますが、総計で
上級炭が七万九千トン、
中級炭が五十万八千トン、
下級炭が六十四万七千トン、
合計一般炭が百二十三万五千トンであります。そのほかこまかくなりますが、微
粉炭が一万五千トン、無煙炭が二十一万七千トン、煽石が七万三千トン、
雑渋といたしまして、これは主として
下級炭の
雑炭でございますが、二十六万四千トン、これが百八十二万六千トンのおもなる
内訳でございます。おもなると申し上げましたが、もう一つ申し上げますと、その差額が三万六千トンという数字が出て来るのでありますが、これが最近予定しております炭であります。