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1950-07-08 第7回国会 衆議院 議院運営委員会 第56号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十五年七月八日(土曜日)     午後一時二十一分開議  出席委員    委員長 大村 清一君    理事 寺本  齋君 理事 福永 健司君    理事 石田 一松君       青木  正君    今村 忠助君       岡延右エ門君    岡西 明貞君       菅家 喜六君    倉石 忠雄君       佐々木秀世君    島田 末信君       田中  元君    田渕 光一君       中川 俊思君   山口喜久一郎君       山本 猛夫君    吉武 惠市君       椎熊 三郎君    園田  直君       長谷川四郎君    田中織之進君       土井 直作君    松井 政吉君       林  百郎君    中村 寅太君       石野 久男君  委員外出席者         議     長 幣原喜重郎君         副  議  長 岩本 信行君         議     員 岡田 春夫君         議     員 世耕 弘一君         事 務 総 長 大池  眞君     ————————————— 五月二日  大村清一君が委員長を辞任した。 同日  大村清一君が議長指名委員長補欠選任さ  れた。 七月八日  委員大橋武夫君、篠田弘作君及び高橋英吉君辞  任につき、その補欠として山口喜久一郎君、倉  石忠雄君及び菅家喜六君が議長指名委員に  選任された。     ————————————— 五月二日  議員福利施設に関する件  議員退職金制度に関する件  議長諮問事項に関する件 の閉会中審査を本委員会に付託された。     ————————————— 本日の会議に付した事件  第八回国会準備に関する件  衆議院規則改正に関する件  発言順位の件  特別通行章の件  会期の件  特別委員会設置の件  常任委員割当調整の件  議員の登院に関する件  議員控室の件  事務局人事承認の件  專門員詮衡に関する件     —————————————
  2. 大村清一

    大村委員長 これより会議を開きます。  第八回国会が来る十二日に召集せられますので、事前に御協議申し上げたい事務的なことがあります。そこでとりあえず本日お集まり願つた次第であります。  これより各項目につきまして事務総長より説明を願いたいと思います。問題によりましては、決定次会に譲ることも考えられます。その辺どうぞよろしく御協議願いたいと思います。  それでは事務総長から順次説明を願います。
  3. 大池眞

    大池事務総長 毎国会先例で、きわめて簡單なことでありますが、お手元にあります第八回国会に関する協議事項という印刷物につきまして御協議願いたいと存じます。  一番最初召集日にお集まりになりまして、すぐ議席につかれます関係上、議員控室の件について御決定願いたいと考えます。御承知通り控室は皆さんの御満足の行くような状態になつておらぬことを遺憾と存じておりますが、やむを得ませんので、事務的の考え方からいたしまして、自由党民主党社会党の三会派方々は一応前国会通りでおがまんを願えればたいへんけつこうだと考えるわけであります。共産党の方の控室につきましては、失格をいたしました議員数との関係も考慮いたしまして、十四控室の小さい十坪ぐらいの部屋でありますが、あれだけをお返し願えれば、つり合い上いいのではないか。十五控室だけでいいのではないかと考えております。その他の小会派方々の方は事務的に考えてみて、特にどうこうという点はございませんが、ただいまの共産党の方の十四控室、十坪ばかりのものをお返し願つたところへ、現在の社革の方に入つていただく。こう事務的には考えておるのであります。それを御決定願えればたいへんけつこうだと考えます。実は労働者農民党の方がおられる昔共産党方々がおられた二十四号室——十一坪の予算委員会のすぐ裏のところでありますが、あそこは夏になると暑くて、下の食事の臭気が上つて来る。冬だとドアーを締めればいいが、夏の国会はどうにもならんので、どこか考えてくれというようなお話も前々から伺つております。従つて共産党の方の十四号室をあけていただいて、そこへ入る方はどなたでもいいわけですが、労働者農民党並びに社革と御相談の上、適当におとりはからい願つてあとでまた御報告を申し上げ御決定を願いたい。こう考えておりますが、いかがなものでございましようか。
  4. 大村清一

    大村委員長 それではその問題はその辺にしておきましよう。     —————————————
  5. 大池眞

    大池事務総長 第二の議席の件でありますが、議席は、大体前国会通りでさしつかえないと事務的には考えておりますが……。
  6. 椎熊三郎

    椎熊委員 議席の問題ですが、今までの議席やり方はどうも適当でないと思う。與党野党がはつきりしておるのですから、野党両方にわかれることは都合惡い。どつちか片方からきめて行つても、全体で民主自由党議場の三分の二に近いものを占めるので、あなた方の方も統一上都合がよかろう。そうしてその次に野党第一党、次に野党第二党、そういうふうに今国会はしてもらいたいと思うのですが……。
  7. 倉石忠雄

    倉石委員 しかし先例まん中與党で、ずつと来ておるのだから……。
  8. 椎熊三郎

    椎熊委員 それがよくないのじやないか。君の方も一方にかたまつた方が都合がいいのじやないか。
  9. 倉石忠雄

    倉石委員 そうじやない。事柄によつて超党派外交もあるんだし、いろいろ御相談も行えるし、まん中の方がいい。
  10. 椎熊三郎

    椎熊委員 この方が見た目もいいから……。
  11. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 それは将来の研究問題として、今国会は日時がないのですから、かえるとなれば何でもないかもしれないが、ひとつ将来の研究課題として、今国会はこのまま行つたらいいじやないですか。
  12. 倉石忠雄

    倉石委員 その点は研究しましよう。
  13. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 アメリカのそういうやり方もお調べでしようから……。
  14. 土井直作

    土井委員 小会派がちりぢりばらばらになつておるので、それだけでもやめて一緒にしたらどうですか。
  15. 倉石忠雄

    倉石委員 議場の中で相談するということは割にないので……。
  16. 土井直作

    土井委員 どうです。それはまとめたら……。
  17. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 それもこの次の課題にして……。
  18. 大池眞

    大池事務総長 今のような案もけつこうだと思いますが、今度実際やつてみてどの辺まで来るか、次に表をこしらえた上で、またかえてもよいだろうと思いますから……。
  19. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 当分はこのままにしておいたらどうですか。
  20. 大村清一

    大村委員長 それでは本件は後日相談することにいたします。     —————————————
  21. 大池眞

    大池事務総長 第三は会期の件でございますが、これは事務的な手続から申しますと、常任委員長意見を聞いた上で、会期決議をいたしまして参議院の方と御相談するわけになつております。常任委員長に諮問する会を召集日までの事前に開く方がいいか、召集日にでも開くか、それまでに運営委員会で、従来の先例によつて大体きめるか、あるいは後日になつて決定になるか、いろいろの面がございます。会期の問題は、臨時国会はどの程度が妥当であるかということについては、提出法律案等関係もございましようから、官房長官の御出席を求めている次第でございますが、時間の都合上もうしばらく御出席になれないそうでありますから、この問題はあとまわしにお願いいたします。
  22. 大村清一

    大村委員長 それではあとまわしにいたします。     —————————————
  23. 大池眞

    大池事務総長 次は第四の議院運営小委員会員数及び小委員選任の件でございますが、これは規定によりますと、毎国会小委員員数を定める形になつております。一応前国会通りにするか、あるいはかえるような点がありますか、御決定を願いたい。前国会は小委員を十名といたしまして割当てたのでありますが、割当がない会派ができたので、その割当をもらえなかつた会派は一応一名ずつお出し願つて、三会派を入れて十三名と相なつております。今回の各派の情勢によつて、もし十名を割当てますと、自由党が六名、民主党二名、社会党が一名、共産党が一名、六、二、一、一となつて、十名がなくなつてしまいます。従つて四つの小会派から、従来通り引続いて一名ずつを出すようになると、農協、労農、社革、公正、これが一名ずつで十四名になるわけであります。どういうふうに御決定になりますか、お話合いができれば、御決定願いたいと思います。
  24. 土井直作

    土井委員 小委員員数の問題についていろいろ議論がありましたが、実は前々——どなたか忘れましたが、議院運営の小委員会と、議院運営委員会と画然とわけておく必要があるのではないか、今まではごつちやになつてしまつておる。たとえば元来運営委員会では全体的な問題を決定し、小委員会は事務的なものを取扱うのが、今までは運営委員会でずつとそのまま、便宜上の処置ではあつたけれども、何でもやつておる。そういう状態であれば、小委員会は名目だけであつて、実際が伴わない。その点を将来どうするか。小委員会議事運営その他をきめるということであつても、議院運営委員会へどうしてもはからなければならぬ事項は、運営委員会でやるというならば、毎日運営委員会を開いて、小委員会において議事その他の運用決定することとなる。それならば今のように十名として、各派から出た方がいいと思います。今のところ四つの小会派から四名出てもらつても、議事運営の問題や、会期の問題もやればいいが、そういうとでないならば、特別に人数出してもしようがない。その点をどうするかということが先決問題だろうと思います。
  25. 倉石忠雄

    倉石委員 ごもつともでありますが、小委員会を活用することは、私は非常にいいことだと思う。しかしこの前いろいろなやり方について、各委員に御相談願つて、十名というところできめていただいたのですが、その十名の小委員会を設けることについて、今土井君の言われたように、小委員会では議事運営のことについても御相談願うというように進めて行つた方がいいと思いますから、十名で行こうじやありませんか。
  26. 土井直作

    土井委員 今倉石君の言われるように、議事運営について相談するということで、十名で行うということならば、小会派からも一人ずつ全部出た方が、議事運営上円滑に進むと思う。そうでなく、従来のようにだらだらの形で行くならば、特別に各会派割当てなくても、運営委員会でほとんど議事運営その他を協議することになるので、その点をはつきりして行つた方がいい。要するに運営委員会があまり開かれないで、運営委員会で当然行われなければならない議題を協議するという方向に、小委員会を持つて行くならば、各派からも最小限度一人ずつ出ることが妥当ではないかと思います。それでなければ円滑に行かぬと思います。
  27. 倉石忠雄

    倉石委員 土井君の御意見、まことに御趣旨もつともですが、たびたびここで問題になるように、二人か三人のところで一人ずつお出しになることは非常に紛糾して来ますから、大体十名を限度にしてやろうじやないかという申合せがすでにできております。従つてわれわれは採決の場合は、いつでも議院運営委員会でやつておるのだし、そういうことをなるべくやらないようにする意味において、私は十名という制度はまことにうまいやり方だと思うのです。だからどうですか、民主党社会党共産党が出ておいでになるのですから、十名の小委員会ということでどうでしよう。
  28. 椎熊三郎

    椎熊委員 私は運営委員会は、毎日議事運営相談が一番重要なことだと思うのです。それを小委員会にまかしてしまうということであれば、たいへんなことで、一番委員会の重大な点を少数の人できめてしまうことになる。今まで通り、日程その他発言順位とか、そういう重大なことは、運営委員会できめるという趣旨の行き方がいいと思う。
  29. 倉石忠雄

    倉石委員 どうでしようか。いつも小会派方々のことが問題になるのだけれども、あまりこういうことを暑いときにたびたび繰返したくない。それで小会派の方は代表みたいな方が一人参加されるということにしたらどうですか。
  30. 岡田春夫

    岡田春夫君 倉石君にお伺いするが、私今来たのでわからないのだけれども、何でも小委員会を十名というお話ですが、今度は小委員を中心にして運営して行くということになるのですか。
  31. 倉石忠雄

    倉石委員 それはまだきまつてないのです。そこまで行つていないのです。
  32. 岡田春夫

    岡田春夫君 私あとから来たのではつきりわからないのだけれども、そうすると小会派代表も一人入れるというのですか。
  33. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 二人、三人の派から一人ずつ出してもしようがない。
  34. 岡田春夫

    岡田春夫君 そういうようなことは問題にしないで、農協社革とは違うのだから、別なものをつくつておるので、その代表というわけにはなかなか行かない。社革農協も来ていないときに多数の力で押し通さないで、小会派委員がおるときに……。
  35. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 全部出たつて二人だよ。
  36. 岡田春夫

    岡田春夫君 これは小会派委員が出ておるときにやることにして、きようは話だけで、最後的の決定あとにしてもらいたいのです。
  37. 椎熊三郎

    椎熊委員 元来五名とか、七名とかいう小会派からは出すべきでないのだけれども、本会議なんかを好都合に行かすために、その場所に顔だけ出した方がいいのじやないか。そのかわり机はないというわけなんだよ。それでもあまり強いから、円卓会議にしたのだけれども、その趣旨代表出したらどうか。小会派の方は、小委員会に正式に顔を出す権利を留保してもらいたい。
  38. 林百郎

    ○林(百)委員 技術問題だけれども、小会派にどう連絡するか。発言時間とか、発言順位、そういうこともきめてしまうのですか。
  39. 椎熊三郎

    椎熊委員 内容を知りたい人は来て聞いておつたらいい。
  40. 林百郎

    ○林(百)委員 椎熊君のようにすればオブザーバーだね。耳にだけは入れておくようにしないとたいへんだよ。
  41. 土井直作

    土井委員 問題は、さつきぼくが話したように、従来通りの形でやるならば、椎熊君が言つたよう運営委員会で一切問題をやり、小委員会では技術的な問題をやるので、何も小会派が出なくとも、運営委員会でそれぞれデイスカツシヨンしてやればいいわけだ。
  42. 林百郎

    ○林(百)委員 さつき椎熊君の言つたことは、あとの問題にもなるから…。
  43. 土井直作

    土井委員 椎熊君の言うのは、何分やるかというようなことをきめるんだから……。
  44. 椎熊三郎

    椎熊委員 小委員会できめても、運営委員会に出さざるを得ない。そのままきめてしまうということはない。
  45. 倉石忠雄

    倉石委員 それでは今の土井君の御意見にわれわれも賛成であります。そういうように運びましよう。小委員会は十名とし、従来通り議院運営委員会決定する。
  46. 岡田春夫

    岡田春夫君 ちよつと待つてください。むりをしないで……。
  47. 倉石忠雄

    倉石委員 むりはしていない。今まで通り運営委員会でやるのだから…。
  48. 岡田春夫

    岡田春夫君 倉石君の言うようにするのはちよつと待つてください。世耕さんはお見えですけれども、まだ二人ほど見えてないですから……。
  49. 倉石忠雄

    倉石委員 われわれもみんな忙しいところを来ておるのですから……。
  50. 椎熊三郎

    椎熊委員 民主党が来ないというのでは、何にもならぬけれども……。
  51. 岡田春夫

    岡田春夫君 最後的な決定は待つてもらいたい。
  52. 倉石忠雄

    倉石委員 どうでしよう、小委員会は十名で……。
  53. 林百郎

    ○林(百)委員 それはこの次にしようじやないか。運用の技術的な問題はめんどうなものだから……。
  54. 大村清一

    大村委員長 それでは念のためにお諮りいたしますが、小委員会委員の数を十人とし、小会派オブザーバーとして一人ずつ出席してもよろしいという……。
  55. 椎熊三郎

    椎熊委員 小委員会自由党六名、民主党二名、社会党一名、共産党一名、こういう十名できめてしまつて運営委員会は今までのようにやる。
  56. 岡田春夫

    岡田春夫君 オブザーバーとして出席さすと、今委員長言つたじやないか。
  57. 椎熊三郎

    椎熊委員 小委員会は聞くだけにした方が小会派は得だよ。
  58. 倉石忠雄

    倉石委員 傍聽は自由にできるんだから……。
  59. 岡田春夫

    岡田春夫君 オブザーバーとしてもいいじやないか。
  60. 椎熊三郎

    椎熊委員 そうなると、ここもみんなオブザーバーになつてしまつて表決権がなくなつてしまう。
  61. 岡田春夫

    岡田春夫君 その発破をかけないで……。
  62. 大村清一

    大村委員長 それでは念のために申し上げます。運営委員会は従来通り各派から委員を選出することといたしまして、小委員会委員の数を十名とし、傍聽は小会派の方は御随意ということで御異議ございませんか。
  63. 大村清一

    大村委員長 それではそういうことにきめます。     —————————————
  64. 大池眞

    大池事務総長 第五番目の特別委員会設置の件でございますが、今度の臨時国会にどれだけの範囲の特別委員会設置を認めるかということを御協議願います。
  65. 土井直作

    土井委員 特別委員会設置に対する問題の前に、わが党として特に運営委員方々に御了解と御賛同を得たいと思います事柄は、御承知通り朝鮮問題等が起りまして、国際的関係が非常に微妙な動きを持つておりますし、また年来いろいろ国内において論議されておる講和問題等も非常に重要な段階に直面しておるように考えられるのであります。外交問題はできるだけ祕密外交を避けて、真に国民輿論の上に立つて外交が論議されて行くことが妥当である。何か吉田さんのように、外交問題はおれにまかしておけというような考えでなく、今日本が当面しておるところの問題は、将来われわれ民族興亡を決するような非常に重大な時期でありますので、従つて私は国民輿論の府である国会において、十分に論議検討されてしかるべきだと考えております。この前も、講和問題などが重要な形で浮び上つて參りましたので、外務委員会委員を二十名から三十五名に増加をいたしましたが、現段階の上から見て、三十五名ではなお不足を感ずるという考え方がありますので、これを最低五十名程度に上げて、この委員会の構成をしていただきたい。これを提案申し上げます。
  66. 倉石忠雄

    倉石委員 ただいまの土井君のお話は、第六の議題の方に関連して来ると思いますが、それの方に讓つていただいて、特別委員会設置については、この次の運営委員会まで保留していただきたいと思います。
  67. 椎熊三郎

    椎熊委員 今特別委員会は幾つありますか。
  68. 大池眞

    大池事務総長 今引揚が三十名、災害が四十五名、考査委員会が三十名、この三つだけです。
  69. 倉石忠雄

    倉石委員 考査はどういうことになつておるのですか。
  70. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 継続審議になつておる。
  71. 大池眞

    大池事務総長 毎国会に同じ決議をとつて、引続き存続させておるのです。
  72. 倉石忠雄

    倉石委員 三つとも同じ状態ですね。
  73. 椎熊三郎

    椎熊委員 三つ置いたつていいじやないですか。引揚つて、廃止してしまうということは、国民感情上おもしろくない。
  74. 大村清一

    大村委員長 それでは特別委員会設置の件は、次回の運営委員会でさらに御協議申し上げることにいたしてよろしゆうございますか。
  75. 大村清一

    大村委員長 それではそういうことにいたします。     —————————————
  76. 大池眞

    大池事務総長 次に第六番目の常任委員割当調整の件でございますが、実はただいま土井君のお話もございまして、もし外務委員会委員を五十名程度に引上げるということになれば、ただいま議題となつております調整の件は、おのずから消えてなくなるわけであります。実は現在人員でもう一ぱいで、どうにもならぬのであります。従つて五十名ということになれば、その十五名の増加分委員を、他の常任委員の中から減らさなければ出て来ないことになつおります。それが御決定になれば、あとの方はさらに割当がえをいたして参りたい、こう考えております。
  77. 椎熊三郎

    椎熊委員 決算や予算のように、兼任ができる委員会にしたらどうですか。
  78. 大池眞

    大池事務総長 それはできないわけです。
  79. 椎熊三郎

    椎熊委員 規則改正をすればいいでしよう。
  80. 大池眞

    大池事務総長 規則を改正して、外務委員会だけは兼任できるように直せばいいのですが、しよつちゆう都合のいいところへ行つて兼任々々で行かれるということは、すぐには間に合いかねます。
  81. 倉石忠雄

    倉石委員 常任委員会委員割当については、私ども委員選任をやつてつた者から見まして、非常に困難があることを第七国会運営委員会において皆様方お話申し上げ、ふやしたのをやめようじやないか、最初通り委員会を二十五名にしようじやないかということで、各党の方の御賛同を得たはずであります。私どもはそのつもりで本国会に臨むわけでありますが、まだ事務当局には、あらかじめおきめ願つてからというので、私どもの方から申し上げておりません。今配付された委員割当表のように、第七国会のままで来ておるわけでありますが、私どもはこの前皆様方の御賛同を得ましたように、全部二十五名の委員にもどそう、これは各党でそういうことをおやりになつている方は痛切に感じておられると思うのであります。たとえば通産とか、農林とかいうものは各党とも非常に希望者が多かつた。とにかく御希望に沿うようにふやしてみたところが、定足数を満たすのに非常に骨が折れたことは、運営に当つておられる皆様方が痛切に感じておられるとこうなのであります。そこでやはり二十五名というやり方がよかつたということで、この前お話合いができたわけであります。そこで私どもは、各委員会は元の通り二十五名ということに希望いたします。
  82. 土井直作

    土井委員 先ほど私の方から申し上げましたように、委員会が当初の決定のように、二十五名なら二十五名ということで進んで参つておるならばさしつかえないと思いますが、その後それぞれの重要度関係において増加、あるいは低減しておる状態になつております。大局的に見て、重要な委員会を特に増員しておる傾向があるし、また議員諸君の方から非常に熱心な御希望があつたりして、通産の場合とか、運輸の場合とか、その他外務の場合でも、大蔵の場合でも、御承知通り人数がふえておるわけであります。従つて外務委員会を五十名にして、十五名の増加ということになるのでありますが、従来希望があつてふやした通産の三十五名が、今倉石君が言われるように、人が来ないという態度ならば、そういうものは二十五名に減らしても十分そこで審議ができる。そこで運輸を五名減らせば、両方で十五名出るから、外務委員会にそれをふやした方がいい。とにかく大きく言えば、日本民族興亡のわかれるような非常に重大な時期なんだから、こういうときには、やはり国民輿論負託に沿う国会としては、これを重視して人数をふやして、正々堂々と外交問題について論議を闘わすということが国民負託にこたえるゆえんであると思う。だからたとえば最初から人数に増減がなく、ずつと続けて来ておるならば、この際外務委員会を増員することは奇異の感を抱くかもしれないが、従来いろいろの関係で、重大でもないものを議員の要望で委員の数をふやしたという事実もある。そこで議員の要望しないものは減らして、国民が重大に考えておる——ことに吉田さんのごとき、あるいはここにおられる幣原議長のごとき、超党派外交をやらなければいかぬということで、それぞれ御活動をなされているように承つておるが、そういう時期に、外務委員会を拔きにして、超党派的に外交問題を論議することは、国会というものがある以上賛成しがたい。やはり国会審議を通じて国民にすべてを訴えることが、議会政治の正しいあり方だと考える。従つて外務委員会以外に超党派的な、何か特別なものを設けることなしに、それは懇談会、あるいは時宜に応じてそういうものができ得るかもしれないけれども、堂々と論議するのは外務委員会で論議すべきではないか。そこで今の三十五名の委員は必ずしも適当な数ではないと思う。むしろ五十名くらいにふやして、重要度の低まつておる委員会人数を減らして、これに割当てるという方向とつたらどうか、私はこう考えておる。それがやはり国民に対しても、またわれわれ自身についても、重大な関係になつて来るのではないか。こう考えるので、まげて賛成してもらいたい。
  83. 倉石忠雄

    倉石委員 ほかの通産だとか、農林だとかの委員会を、従来通り二十五名にすることに土井さんの御賛成を願いまして、まことに私もこの前の申合せ通り……。
  84. 土井直作

    土井委員 これは、たとえばというので出しただけです。
  85. 倉石忠雄

    倉石委員 外務委員会人数をふやすことも、実際の数といたしますと、與党である自由党委員がふえて、社会党民主党、小会派はほとんどかわりがないということでは、野党側としてどうですか。御希望されておることが一人か二人の増加に終る。従つて外務委員会人数をふやすことが、單なる社会的なゼスチユアであるなら、これはつまらぬことであつて、そういう必要はないことだと思います。そうでなくて、真劍に外務委員会を活用して、愼重な検討をするという趣旨ではまつたく賛成であります。しかしそういう場合には、やはり従来もおやりになつておる通り委員外発言もあるし、あるいは委員をどしどしとりかえて議論をさせておることはやつておるのであります。隣におられる田中さんなんかは、ときどき私ども委員会に突如として現われて来られて、大いに検討をおやりになる面もありますし、人数だけはやはり原則論として二十五名にして、お互いの腹の中はよくわかつておるのでありますから、その希望に沿うように、実際上の手続と並行して行かれたらどうでしようか。こういうように希望します。
  86. 土井直作

    土井委員 ただいま倉石君のお話の中に、外務委員会を五十名にしても、ふえるのは自由党の人ばかりだということですが、自由党からよけい出ても、民主党からよけい出ても、そういうことはかまわないのです。われわれはあそこで派閥闘争をしなければならぬとか、党派的な争いをしなければならぬとか、そういうことを考えておるのではないのです。幣原さんなどが超党派的に外交問題をやるために何か働きかけられておることもわれわれ承知しておりますが、あそこへ出られる方々が、自由党方々であろうと、民主党方々であろうと、わが党であろうと、その他の会派方々であろうと、結局日本民族の利害の上に立つて堂々といろいろ論議されることが必要だ。こういう意味合いを持つておる。もう一つは、たとえばいくら人数だけをふやしたつてというお言葉でありますが、一人よけい出れば、それだけ衆知を集めることができる。外務委員会委員になられるような人は、多少その道の見識をもつておる人が出て来る。従つて自由党方々人数がふえて来れば、それだけよけい権威のある人が集まつて来る。わが党としても、そういう方面に見識を持つておる人を出す。その他の会派も同様だろうと思う。そこにかんかんがくがくの議論が出て、衆知を集めて最善をとるという方法があれば、国民全体からいつて委員を五十名ふやした意味はあるのです。一片のゼスチユアというような簡單なものでなく、真に真劍になつておるという形を国民に知らしめることが必要だと思う。政治はやはり一つの動きですから、そういう動きを国民に知らしめることが必要ではないかと思う。ですから自由党からよけい出ても、そういうことはちつともかまわない。多数の力によつてどうだこうだというのではない。できるだけわれわれの今日置かれておる地位というもの、日本民族興亡のわかれる重大な時期にあると思うときに、外交問題は何をおいても広く国民の前に展開せしめて了解せしめ、それがどういうふうに決定されても、納得の行くように外交が行われることが私は至当であると思う。
  87. 椎熊三郎

    椎熊委員 この問題は、国会法制定の時分に各党から希望があつて、それは記録に残つておるはずです。外務委員会をつくる時分に、講和問題などで疑義があつた際には、外務委員会をふやそうというので、三十五名にふえたのではないかと思います。当時事務総長発言どもありまして、そうなつたときには考慮しようということになつておる。それで前の国会ではその点を引用して、これを拡大しようということになり、三十五名についても、今度はもつと具体的になつたら、前の国会法制定当時の精神にかんがみてさらに考慮する。そういう了解のもとに来ておるのです。内外の時局非常に逼迫しておる状態の今日、土井君の言われるように、この委員会各党の有力な人を集めて検討するということにしないと、外交問題のために、国会が何か力の弱いもののごとき感じを国民に與える。これはよろしくないと思う。うんと勉強する。そういう建前で予算委員会に匹敵するような委員会をつくつたらいい。今まで吉田さんは、前国会には講和問題について十七回の委員会のうち、一回しか出て来ない。忙しいとは思うけれども、そういうことでは外務委員会も事務的なものになつてしまう。従つて権威ある委員会をつくつたら、吉田さんが忙しいならば專任外務大臣を置いて、もつ外交問題と真劍に取組む形をとることが当然だと思う。三年前から申し合せておる事項を、今ごろになつて言うのはおかしいと思う。ことに自由党の連中は、その当時非常にそういう主張を強くしておつたのです。そういう建前から大委員会にすべきだと思う。
  88. 倉石忠雄

    倉石委員 今の土井君のお話で、自由党がたくさん出てもかまわないのだ。それぞれの識者が集まつて、その大勢が與党であろうと、野党であろうと問わない。真劍に検討する。それはごもつともでありますが、私どもは当時の建前と、第七国会の経験によつて、各委員会は二十五名の方向にもどす方がいいという申合せ趣旨もありますから、外務委員会が重要ならば、それぞれその席で質疑をしたいという場合に、当該委員にかわつて、それらの人にやつてもらつて一向さしつかえない。  それから今の椎熊君の御意見でありますが、私ども外務委員会を非常に重視しておることは皆さんのおつしやる通りであります。ただ人数をふやすことが、はたしてわれわれの希望するような結果になるかどうかという点については、われわれ見方が違うわけであります。皆さんの方でもどうぞひとつども希望をしんしやくしていただいて、この問題はこの次の運営委員会で御相談願うことにしたらいかがですか。
  89. 田中織之進

    ○田中(織)委員 幣原議長を中心として、超党派外交懇談会でやろうということを伺つておるのでありますが、これはやはり朝鮮問題がこういうように発展して来ておる段階においては、国会常任委員会において絶えず論議し、研鑚することが国論を統一して行く上において有効なことでありまして、決定は次回の委員会に讓るといたしましても、この際外務委員会の人をふやすことは、椎熊君も言われておるように、他の委員会兼任ができるような道を開くことも、国会法を改正すれば簡單にできることであります。そういう意味で、この機会において講和問題を中心とした論議が十分できないというところから、一応国会が超党派的な外交懇談会を持たなければならぬということも生れて来るのではないかと考えるので、この委員会を中心にして絶えず国会で研鑚するということについて、土井君のお話になるように、五十名程度のものをつくるために増員する。それから他の委員会との兼任の問題については、倉石君の言われる二十五名、あるいはその他の方法もあろうと思いますが、私は外務委員会の重要性にかんがみ、経済的な面、あるいはあらゆる観点から、外務委員会にたくさん出ていてもさしつかえないと思う。それが本質だと思います。ですから他の委員会兼任ができるよう規則をかえていただくようにわれわれの方では強く希望しておきます。
  90. 林百郎

    ○林(百)委員 次会けつこうですが、その前に総長にお聞きしたい。前国会の終りの方で、講和特別委員会設置したらどうかという提唱がありました。そのときに自由党の諸君から、外務委員会があるから、外務委員会において講和問題をやろう、そのためには委員人数をふやそうということをたしか論議になつたと記憶しておる。それを調査していただいて、もう少し内容、計画とも充実したものにして、特別委員会をつくるという方法に進んでいただきたい。
  91. 大池眞

    大池事務総長 そういうことで十五名ふえて来たのです。
  92. 石田一松

    ○石田(一)委員 各委員会を二十五名あてにしますと、現状維持のものが四つ、二十五名にするために委員を減らさなければならぬのが八つ、予算委員会を加えると九つ、二十名のが八つですが、これを五名ずつふやす。それから図書館運営委員会なんかは二十五名にすれば十五名もふやさなければならぬ。そういうように減るよりはふやす方が多くなる。
  93. 倉石忠雄

    倉石委員 兼務のできる方は別だ。
  94. 椎熊三郎

    椎熊委員 農林通産を減らすというのは問題もあるし……。
  95. 倉石忠雄

    倉石委員 困るのは御同様なんだから……。
  96. 石田一松

    ○石田(一)委員 委員会によつては二十五名にするためにふやさなければならぬものもある。この点はよほど愼重にやらないといけない。
  97. 大池眞

    大池事務総長 石田君の発言に関して一応申し上げます。さきほど全部の常任委員会を二十五名にしたらどうかという御発言があつて、それは兼務のできる方は例外にしよう。兼務のできないものだけを、割当困難のためにそういうようにするという御発言があつたわけであります。従つてお手元に差上げてある表に書いてございますように、ふえますのと差引きますと、ちようど十五名出て参ります。従つて外務委員会を五十名にいたしましても、そのほかを二十五名にするならば、その他の数とぴつたり合います。二十五名にみんなすることが困難だという御意見でありますれば、外務委員会が十五名ふえる関係から、三つだけ調節する必要が出て来るわけです。
  98. 石田一松

    ○石田(一)委員 三十名、四十名の委員会にすると、われわれがいつもやかましく言う通り、定足数が足らぬという問題が起るのです。そのときに今まで二十五名以上のものを二十五名に減して、二十名のものを二十五名にふやして効果があるかどうか。
  99. 倉石忠雄

    倉石委員 その辺は柔軟性を持たそうじやないか。一年間やつて来て、われわれとてもくたびれてしまつてできはしないですよ。
  100. 土井直作

    土井委員 今度の外交問題は特別だから……。
  101. 大村清一

    大村委員長 常任委員割当調整の件は、次会にあらためて御相談申し上げます。
  102. 岡田春夫

    岡田春夫君 今配付した資料を説明して下さい。
  103. 大池眞

    大池事務総長 これは現在のままの人数として標準をこしらえましたから、基本がかわれば、全然この表は意味をなしません。
  104. 林百郎

    ○林(百)委員 参考のために伺つておきたい。たとえば二十五名ずつにすると、各党にどう割当をして行くのか。
  105. 大池眞

    大池事務総長 現在のままで御調整願うと、こうなるわけです。自由党が三百五十七と出ております。それを一番左に出ておる各会派の数に割当てていただかなければならぬ。そこで現在ある委員会の数がそこに括弧で示してあります。各委員会にその括弧通り委員数があるわけですが、それが自由党は三百五十七、そこで増減のところで、右の数と左の数を合せていただいて、多過ぎるところは出していただき、それを足りないところへ持つて行けば、いつでも調整できるという意味のことが書いてあるわけであります。国民民主党割当が八十四になりまして、現在その人数が八十四名で差引はございません。ところが現在の割当数は八十五名割当てたわけでありますから、結局一人を出さなくてはなりません。
  106. 土井直作

    土井委員 わが党はどうだね。
  107. 大池眞

    大池事務総長 社会党のところもまつたく同様であります。共産党の方も右の数と左の数を合せていただけばよろしい。農協の方は少し違いまして、コンマ以下で割当てる関係で……、コンマ以下というのは、そういうふうに解釈されては困りますが、みんな各委員会に全部一人ずつ当る関係を言うのであります。そこで十七の委員会に全部割当てますと、十七人出て行くという割当になります。現実には九名しかおりません。従つてそういう関係で、結局十一人を割当てるのに二十一割当てておる関係から、十人出していただかなければならぬということであります。この丸をつけたのは、現在委員がおりまして、丸をつけないところは委員がおりませんから、丸のついたところで調整していただけばそれで清算がつく。こういう関係のことを記しただけのことでございます。それ以下ももちろん同様であります。
  108. 田中織之進

    ○田中(織)委員 社会党の場合ですと、現在数の、たとえば水産委員の方が三になりますが、これはどういうことでそうなつたのですか。
  109. 大池眞

    大池事務総長 民主党の水産委員七というのは、これは国協の方々と一緒になられました関係から、国協の方が水産委員を持つたままそちちに移つておりますので、そういうことになります。従つて四名しかないのですから、そこで三名を出して、そのすぐ上の五人もらえるところが現実に四人しかありません。従つてそこへ一人入れるように調整していただけば、すぐ調整がつくことになります。これは全部の委員がきまりますれば、表をつくりかえます。
  110. 大村清一

    大村委員長 それでは次会にあらためて御相談申し上げたいと思います。     —————————————
  111. 大池眞

    大池事務総長 次は議場交渉係の件ですが、議場内交渉係は各派三名、二十名以下の会派は正副各一名というのが原則であります。この前の国会では、二百名以上については五名、百名以上が四名、二十一名以上が三名、二十名以下のところは正副各一名、こういうことになつておつたわけであります。今度の国会では前会通り五名、四名、三名という方法をとりますか。あるいは各派三名、二十名以下は正副各一名という昔通りの原則に帰りますか、どちらでも……。
  112. 倉石忠雄

    倉石委員 前会通りにしようじやないか。
  113. 大池眞

    大池事務総長 これは召集日までに申出をしていただけばけつこうであります。     —————————————
  114. 大池眞

    大池事務総長 次に八の議事進行係の件でございますが、これは大体與党側がやることなつておりますから、その氏名を議事課の方へお申し出願います。
  115. 倉石忠雄

    倉石委員 議事、進行係は、この次の本会開会まで保留していただきたいと思います。     —————————————
  116. 大池眞

    大池事務総長 第九といたしまして、発言順位の件でありますが、これは配付申し上げた発言順位表というのがありまして、七月八日正午現在の議員数が、自由党以下書いてあります。これに対する十分比が出ております。その結果割当人員が六、二、一、一、これで十になるわけであります。従つてそれだけの発言順位をこしらえてみますと、五番目までは自由党が先に発言をいたしまして、六番目に民主党、七番目に自由党、八番目に社会党、九番目が共産党、十番目が民主党、こういう順位になつて参ります。従つてこれが一回転と言いますか、一まわりというかつこうになりますが、一まわりいたしましたあとで、小会派の方へ順次順番がまわつて行くことになります。
  117. 土井直作

    土井委員 きまつておることだから、文句のつけどころがない。運営はまたおのずから別だから、これでけつこうです。
  118. 林百郎

    ○林(百)委員 自由党の方にちよつとお伺いしますが、各党代表質問の準備もしておかなければならないと思いますので、自由党の方針とか、首相の施政演説など、そのへんのことがきまつておつたら聞かしていただきたい。まだきまらなければ、次会までにお願いしたい。了解。     —————————————
  119. 大池眞

    大池事務総長 それから十番目の開会式に関する件でございますが、開会式は国会法で両院議長相談をして、場所並びに日を決定することになつております。開会式は国会の初めに行うのが大体原則でございます。従つて通常国会のごときは、召集されるとすぐ開会式に移り、実質の審議には、年末、年始の休会をしたあとで入るという場合がございます。それから休会明けの実質審議に入る前に開会式をあげて、次に総理の施政方針演説ができない場合は、議事を進めておつた先例もございます。今回の臨時国会は、通常国会のように会期も長いはずはなかろうと考えておりますので、原則通り、開会式をなるべく早くあげていただいて、同時に施政方針の演説もあるというのが順当であろうと思つております。そこで開会式について衆議院議長と参議院議長相談する際に、参議院の方は副議長が欠けておりますから、いずれ劈頭に副議長選挙が行われるのではないかと考えます。しかしそれとこれとは別でありまして、開会式は両院議長がそろつておればできるのでありますから、衆議院議長に支障があれば、参議院議長がその職能を代表する規定になつております。従つて現在の段階においては、十二日に召集されますと、開会式をなるべく早くあげていただくことに、両院の議長間においてお取運びを願つた方がよくはないかと思います。衆議院としては、開会式をいつごろあげるのがいいかという点について御協議願つて、当委員会の意向等も参議院の方に申し出た方がけつこうではないか、それで大体十三日にでもあげてもらえるようにされることが必要ではないかと思いますが、向うが十三日は困るという事情があれば、また承つて……。
  120. 倉石忠雄

    倉石委員 一応そういうことにいたしましようか。
  121. 大村清一

    大村委員長 それでは開会式は、十三日に予定して申入れすることに御異議ありませんか。
  122. 大村清一

    大村委員長 それではさように決します。     —————————————
  123. 大池眞

    大池事務総長 それから次に衆議院規則改正の件でございますが、これはきわめて簡單なことでありまして、お手元に衆議院規則中改正案というものを出してあります。これは御承知通り、地方財政委員会が今度生れたのであります。それと電波監理委員会というものが前国会ででき上つたのでありますが、これは單純なる諮問機関でありませんで、行政権を持つておりますから、この地方財政委員会の所管事項並びに電波監理委員会の所管事項に対して、行政監督の面から、衆議院といたしましては、どの委員会にその所管事項を持つて行くかということであります。独立の機関として出発しない前には、内閣委員会の所管に全部いたしておつたのでありますが、独立性を持つた後においては、どこへ持つて行くかということを考えたのであります。これはいろいろ御意見もあろうと思いますが、事務的に考えて地方財政委員会は地方行政委員会に持つて行つた方がよくはないかということで、衆議院要覧の百五ページの第九十二條第三号の3を4、4を5とし、同号の2の次に次のように加える、3地方財政委員会の所管に属する事項。その次に同條第十四号に次のように加える、2電波監理委員会の所管に属する事項、こう持つて行つたらどうか、こういうことであります。  第二は法規的にお考えを願つて、適当の機会に規則を改正していただきたいと思つておることであります。この際ただ一つ将来の問題として各派でお考え願いたいと思いますのは、北海道開発庁というのができております。これについは官制上よく調べてみますと、行政権を持つておる。従つて北海道開発庁の問題をどこで取扱うかということを、私の方としては案をお出しする状態に至つておりませんが、お考えおきを願いたいと思います。現在のままでは内閣委員会へ参りますが、内閣委員会か建設委員会かということは、議論の余地があります。首都建設委員会、これは行政権を持つております。首都建設法に基いて、予算ができたときに初めてでき上ることになりますが、まだ予算が十分でき上つておらない関係から出発しておりませんから、将来の問題となります。北海道開発庁の委員会並びに首都建設委員会の問題は、御研究のほどをお願いしておきます。それ以外に国土開発審議会と、地方行政調査会議、文化財の委員会、こういうものが考えられます。この三委員会とも行政権がございません。従つて所管事項としての関係はございませんが、文化財の委員会は当然文部省の外局でありますので、文部委員会関係になつております。国土開発審議会の方は、單純なる諮問機関でありますので、これも内閣委員会になつております。地方行政調査会議というのは、全然行政権がありませんので、やはり内閣所管の一つの諮問機関であります。ただいま申し上げました北海道開発庁と、首都建設委員会の二つが将来の問題になつて参りますから、よろしく御協議願いたいと思います。
  124. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 これはできますれば、内閣の方になりますので、内閣委員会の方の所管にさせていただきたいと思います。
  125. 田渕光一

    ○田渕委員 建設大臣が兼務しておるのでしよう。佐々木君それでいいのですか。
  126. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 建設委員会ばかりでなく、総括的な問題だから……。
  127. 田渕光一

    ○田渕委員 さしつかえありませんか。
  128. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 さしつかえありません。
  129. 倉石忠雄

    倉石委員 北海道開発庁のただいまの問題は、次会決定してもらつたらどうですか。
  130. 大村清一

    大村委員長 それでは念のために申し上げます。北海道開発庁の件については、次会までなお研究して、次会に御決定を願います。
  131. 大村清一

    大村委員長 それではそのようにいたします。
  132. 大池眞

    大池事務総長 その際に、でき得れば首都建設委員会も同様に御研究を願つて、一応法規の上で直していただきたいと思います。     —————————————
  133. 大池眞

    大池事務総長 それでは一応特別に御決定願う協議事項はこれで終つたのでありますが、了承を得る事項といたしまして、特別通行記章の件という議題があります。これは従来国会の出入りには盗難事故その他がありましたので、皆さんの御決定で一切写真入りの帶用証をこしらえ、それによつて通行章を発行いたしておつたのでありますが、それのみでは各党の臨時の連絡の方などが非常に不便であるから、無記名式のものを各党にごく少数配付して、特別に措置をしておつたのであります。ところが臨時に差上げました分の無記名式のものは、帶用証もございませんし、無記名式でありますから、その都度だれでも利用ができるという便法がありますので、それで自由に両院を通行しておつたのであります。従つて衆議院側から出ておつたもので参議院の方も自由に通行される。参議院から出しておつたもので衆議院も自由に通行される。どんどんこちらの方にも入つて来られる。それが帶用証がないために、少しもわからないのであります。記章一つでどしどし入つて来られるので、警備上不便を来しておりました。それで無記名式で発行しました分については、その院だけしか通行ができなくして、衆議院で発行したものは衆議院内だけ、参議院の方で発行したものは参議院だけ通行ができる。こういうことに協議をいたしましたので御了承を願いたいと思つております。  もう一つ公務員記章がずつと渡つておるのでありますが、その記章が一種類のために、どこ省の官吏であるかわからない。名前の方はわかつても、各省別がわからないために、事務的に非常に不便を来しておりますので、今回は各省の頭字を入れて、内閣なら内の字、大蔵省なら蔵という字を小さく入れて、区別のできるようにいたしたいと思つております。これによつて大蔵省なら大蔵省の役人ということがわかるように、名前と見合せてやることになりますから御了承願いたいと思います。     —————————————
  134. 大池眞

    大池事務総長 それから第二に、議員は正玄関より登院し、必ず名札をかえされたい。議員会館等から登院された場合は、直接本人が正玄関の名札をえしてもらいたい。これは原則になつておりますが、議員会館ができてから、直接裏口から登院されて、そのまま正玄関の札をおかえしになることを忘れる方が大分あります。給局登院しておりながら、登院者の名簿に載つていないことが起るわけであります。それがいろいろ後日になつて問題等が起りまして、何議員の何国会における登院状況を報告してくれということがあります場合に、欠席ということになるのもどうかと思いますので、議院会館等から登院された場合は、正玄関の名札を直接御本人でひとつひつくりかえすようにお願いしたい、こう思つております。
  135. 大村清一

    大村委員長 それではそういうことにいたします。
  136. 土井直作

    土井委員 登院の問題とも関連するのでありますが、多くの議員諸君から聞くことは、例の国会バスに乗る場合に、議員がまだ乗らぬうちにここの者が全部乗つてしまつて、かんじんの議員が乗れなくなつて出しを食う場合がしばしばある。これから暑くなつて、それでは非常に不便を感ずるのではないかと思いますので、これに対する方法は何かありませんか。
  137. 石田一松

    ○石田(一)委員 この前福利小委員会で、発車五分前までは一応乗せない。議員のみが乗れる。発車五分前になつて議員が来なかつた場合にはあとの人を乗せる。あとから来た議員は遅れたというので、それでいいのではないかということがきまつており、それは励行されておるようですね。
  138. 土井直作

    土井委員 衞視の嚴格な人の場合にはいいが、そうでない場合には断り切れないで乗せるらしい。
  139. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 ただいまの問題はどうでしようか、石田君のお考えも非常にけつこうですし、いずれ福利小委員会でもう一度御研究願うことにしていただいたらどうですか。
  140. 石田一松

    ○石田(一)委員 ぼくの言つたより以上の案というものは行き過ぎだと思う。議員專用のバスではあるが、專用のバスだからといつて、それ以上のことをやつては非難攻撃の的になる。今の程度ぐらいならば、当然の権利の主張だと思いますが……。
  141. 大池眞

    大池事務総長 その点はよく職員にも伝達いたします。
  142. 石田一松

    ○石田(一)委員 それよりも委員会は十時、あるいは十一時ですから、それに間に合うためにバスを出す方が当然だと思う。それを八時とか、八時半とかいう時間に発車しておる。そんなに早く議員が来てもしようがないから、これはいろいろな関係もありましようが、本会議に間に合うようなバスを一台ぐらいは出すようにしていただきたい。     —————————————
  143. 大池眞

    大池事務総長 次にお手もとに差上げてあります参事昇任候補者一覧表でございます。これは本日でなくても、次会でもよろしいのですが、御決定を願いたいと思います。マル特となつていて、現在の級俸ではどうにもならないで、天井に達しておる職員がたくさんございます。そういう相当年数たつておる者の俸給を上げるためには、資格をかえなければ規則上いかんともしかたがないので、先日主事の定員をさいて、参事の定員を出していただく定員改正をお願いいたしました。そこで閉会中に選考いたしました結果、お手元に差上げてあります参事昇任候補者一覧表にあります者を参事にお願いしたいと考えております。名前の上にマルがつけてあるのは、十八年から、短いのでも三年、大体十年以上勤務いたした者が多いのであります。資格をかえない以外に、俸給は一文も上げることができない状況になつております。従つてこれらの方々を参事という資格に変更していただきたい。姓名の上にマルのないのは、現実にやつておる仕事の面で、優秀者を拔擢してやらなければ、係長並びに補佐の役が勤まらぬという諸君であります。これらの履歴等もお手元に差上げてけつこうでありますが、非常に大部なものでありますので、ひとつこれを御決定願いたいと思います。なおその昇任の時期でありますが、六月三十日付をもつて昇任を御決定願いたいと思います。
  144. 大村清一

    大村委員長 それではただいま参事昇任候補者一覧表について説明のありました通り、これらの諸君を参事に昇任するに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  145. 大村清一

    大村委員長 それではそのように決します。     —————————————
  146. 大池眞

    大池事務総長 それから冷房のお話があつたようでありますが、暑いときに国会が開かれる関係で、冷房装置をしたらどうかということで、私どもの方で研究をいたしておつたのであります。衆議院並びに参議院の冷房装置は、現在のものは旧式なもので、最近の科学装置による冷房装置ではございません。氷を倉庫の中に詰め込んで、それに水をかけて、解けた水によつて冷えた空気を各室へ送る装置であります。従つて氷が一日に四十トンないし八十トン、約十時間としているのであります。それには人夫がどうしても二十名くらいいりますし、大型のトラツクで大体四台運ばなければいかぬ。こういうことになつております。それらの諸費用を計算いたさせてみました結果、一日に二十七万円かかりまして、一箇月に八百十万円かかる。しかもどれだけ温度が下るかと申しますと、平均四度、多くて五度に達しないであろうという状況であります。それでも金さえあればできることでありますが、実は四十トンから八十トンの氷がはたして手に入るかということを見ますと、今は御承知通り魚が非常にとれる時期でありまして、さば等の冷氷に持つて参りますために、なかなか契約を引受けてくれるところが見当りませんので、継続的に一箇月やることは困難であります。従つてこの方法はどうしても困難だと考えております。そこで第二の案として、井戸水を吸い上げまして、その水で冷えた風を各部屋に送る装置が考えられます。これは安く上りまして、一日に二万一千円くらい、月に六十三万円くらいでできることになります。これでも二度くらいは下るだろうと予定されております。これでお願いをして、各部屋に氷柱を立てることも考えられますが、氷柱は見るだけで、温度は下りません。それより暑いときには氷のぶつかきでも入れた冷たい水を自由に飲んでいただく……。
  147. 倉石忠雄

    倉石委員 控室は窓をあけるためいくらかいいが、本会議場は締めておるので、本会議場だけでもやつてもらつたらどうですか。各部屋はやらないでもいいじやないですか。
  148. 大池眞

    大池事務総長 各控室には氷のぶつかきでも差上げましよう。
  149. 菅家喜六

    菅家委員 何か冷房機械で安くできるのが最近あるようですね。
  150. 山口喜久一郎

    ○山口(喜)委員 特別調達庁の倉庫に、十トン製氷の機械が遊んでおるはずです。電力さえあればそんなものでもできるわけです。いずれあとで一ぺんただしましましよう。
  151. 佐々木秀世

    佐々木(秀)委員 それができるまでがまんしようじやないか。     —————————————
  152. 大池眞

    大池事務総長 もう一つ御研究おき願つておきたいのは、專門員が十五級職になつて制度がかわつたのであります。ところがその專門員の選考委員が従来ございませんために、委員長からの御推薦者をこの委員会で御報告申し上げ、次会までに御決定を願うことになつておりました。参議院では選考委員ができ上つております。これは事務総長限りの指揮命令権能はございませんので、私の方でこれがいいとか、惡いとか、判定を下すことは困難であります。従つて專門員並びに調査員等を採用する場合は、一応選考委員をあげていただいて、あらかじめ履歴その他推薦者並びに委員長の推薦事情をお聞きして、御採用願つた方がいいのではないかと考えております。あるいは従来通りがいいか、いろいろ御議論はあろうと思いますが、一応御検討願いたいと思つております。実はこの前專門員の昇格その他に関して、常任委員長の中から五名、それに副議長並びに私が入りまして選考委員的な組織をつくつていたしたのでありますが、それでもいろいろの御議論があつて、先日土井さんからも、これは與党関係ばかりでなしに、各党代表者で検討をしたらいいではないかということもあつたわけであります。それで選考委員をあげて一応諮つて、異存がないときに本運営委員会に諮ればきわめて簡單に行くかと思います。この点も御研究おきを願いたいと思います。     —————————————
  153. 石田一松

    ○石田(一)委員 議題も一応済んだようですが、この際ちよつと議長にお聞きしたいのであります。先般の参議院の選挙の際に、各新聞紙の伝えるところによると、衆議院議長吉田総理大臣、吉田自由党総裁の代理として山陰、あるいは各地に遊説においでになつたと出ております。そのことの真偽いかん。しかもその御資格はどういうことでいらつしやつたのでありますか。最近超党派外交という名前のもとに、行政府のお手伝いをしていらしやるようなことも、新聞等の報道によれば、衆議院議長ということで報道されております。これは外交の御長老である幣原さん個人の動きでなくて、衆議院議長の動きである、衆議院を代表しての動きであるかのごとくに世間では誤解しております。この点についての議長のお考えを伺わしていただきたい。
  154. 幣原喜重郎

    ○幣原議長 第一の御質問ですが、参議院選挙に、私が吉田総理の代理として、山陰地方へ行つたということはありません。私は自分の友人をいくらか応援するために行つたことはあります。何も議長の資格でもなければ、総理の代理でもありません。  それから第二の御質問の、私が何か議長の資格でそういうことを言つたというようなうわさがもしあるとすれば、それは間違いです。議長の資格でも何でもないことは、はつきりいたしておるのであります。およそ外交が政争の具に供せられて、一番苦しめられたのはおそらく私であろうと思います。私はそういう考えがいつでもありますから、またそういう歴史を繰返してはいかぬ。私はそのために国賊と言われ、危害まで受けておつたのです。こういうことをやつて、外国からは国論が統一していないとか、実にいろいろなことを言われた。私の考えは——そんなことを言う必要はないけれども、どうかして日本と中国との関係をよくしたいというのが、私のほんとうの意思であつたのです。ところがそれがみんなじやまされまして、つまり軟弱外交とか何とかいろ名前で……。さつぱり私の目的が達せられなくなつて、その結果、遂に戰争へ行つてしまつた。こういう経験をもう一ぺんやつてはいかぬということで、私は自分個人としての資格で、各党のおもなる方に相談をしたことはあるのです。
  155. 石田一松

    ○石田(一)委員 ただいま議長が国を憂え、しかも外交面における自分の今までの苦しい経験等によつて、再び日本が惡を犯してはならぬという考えから、個人の資格で行つて、誠意を披瀝したという御説明は十分に了承いたしますが、新聞等に報ぜられますときに、往々にして衆議院議長幣原氏となりますと、衆議院を代表して行つておるようなことになつて、困つた問題になると思つております。その点今後ともくれぐれも御留意をなされることを希望いたします。
  156. 幣原喜重郎

    ○幣原議長 私は新聞を統制するわけに行かないので……。     —————————————
  157. 大村清一

    大村委員長 官房長官は三時までに来るはずでありますが、そのうちに官房長官も見えるでございましようから、ひとつ懇談をお願いしたらどうかと思います。なおこの次の委員会をいつにいたしますか。
  158. 倉石忠雄

    倉石委員 委員長会議を月曜日の午後一時からやつていただいて、運営委員会の方は、これははなはだ皆さんに御迷惑だと思いますが、私の方で火曜日の午後一時から議員総会をやりたいと思つておりますので、十一日、火曜日の午前十時から議院運営委員会を開いていただけばはなはだ好都合だと思います。
  159. 大村清一

    大村委員長 それでは次回の運営委員会は、十一日、火曜日の午前十時から開会するということでいかがでございましようか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  160. 大村清一

    大村委員長 それではさように決します。
  161. 倉石忠雄

    倉石委員 それから提出法案が出ておつたら見せてもらつて、それによつて大体われわれの頭をつくろうじやありませんか。
  162. 大池眞

    大池事務総長 一応今閣議決定できまつておるのはこれだけでありまして、本日四件ばかり閣議決定ができております。その案件はまだ存じておりませんので、この次までに……。
  163. 大村清一

    大村委員長 どうでしようか、官房長官を待つていてもなんですから、本日はこの程度にして、あと懇談会意見の交換を行つたらどうでしようか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  164. 大村清一

    大村委員長 それではそのようにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。     午後二時五十八分散会