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1950-04-26 第7回国会 衆議院 議院運営委員会 第50号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十五年四月二十六日(水曜日)     午後零時五分開議  出席委員    委員長 大村 清一君    理事 菅家 喜六君 理事 倉石 忠雄君    理事 寺本  齋君 理事 福永 健司君       岡延右エ門君    岡西 明貞君       島田 末信君    塚原 俊郎君       中川 俊思君    山本 猛夫君       園田  直君    長谷川四郎君       田中織之進君    松井 政吉君       伊藤 憲一君    米原  昶君       中野 四郎君    黒田 寿男君  委員外出席者         議     長 幣原喜重郎君         副  議  長 岩本 信行君         議     員 田中  元君         議     員 田中不破三君         議     員 寺崎  覺君         議     員 金子與重郎君         議     員 佐竹 晴記君         事 務 総 長 大池  眞君     ————————————— 四月二十六日  委員林百郎君辞任につき、その補欠として米原  昶君が議長指名委員に選任された。 同日  委員米原昶辞任につき、その補欠として梨木  作次郎君が議長指名委員に選任された。     ————————————— 本日の会議に付した事件  小委員会設置に関する件  電気事業編成法案について  国会法第五十六條の二により本会議において趣  旨説明聴取  回付案取扱いに関する件  法律案付託委員会に関する件  事務局人事承認に関する件  衆議院法制局職員定員規程改正に関する件  決議案取扱いに関する件  緊急質問取扱いに関する件  渡米議員団よりの国会における実現希望事項に  関する件  本日の本会議議事に関する件     —————————————
  2. 大村清一

    大村委員長 これより開会いたします。  まず放送法案及び電波法案回付案取扱いの件を議題といたします。
  3. 大池眞

    大池事務総長 これは昨日一応御説明申し上げまして、自由党の方はのむことに御決定のようでございます。他の各党の方では、電波法定期検査手数料半減の点はよくわかつたけれども参議院修正の点については党に帰つて態度をきめようと、お預かりしておつたのでありますが、各党態度が本日まで御決定なつておりましようか。
  4. 田中織之進

    田中(織)委員 その点きよう上程することに御決定願つてさしつかえないと思います。われわれの方では参議院修正に応ずることになると思います。
  5. 長谷川四郎

    長谷川委員 私どもも、そう考えております。
  6. 大村清一

    大村委員長 それでは、本件は本日本会議に上程することに御決定願いまして、賛否の点は追つて御通告願いたいと思います。     —————————————
  7. 大村清一

    大村委員長 次に議員請暇の件を議題といたします。
  8. 大池眞

    大池事務総長 衆議院議員である池田大蔵大臣渡米されたために、四月の二十五日から会期一ぱい、すなわち五月二日まで請暇許可の願出があります。
  9. 大村清一

    大村委員長 本件を本日の本会議に上程するに御異議ありませんか。
  10. 大村清一

    大村委員長 それではそのように決します。     —————————————
  11. 大村清一

    大村委員長 次に決議案取扱いの件を議題といたします。
  12. 大池眞

    大池事務総長 決議案が二件出て参つております。それは各党全部の御賛成の御提案のように承つておるのでありますが、中日貿易促進に関する決議案志田義信君外十四名提出のものであります。それから野原正勝君外五十七名提案農業に関する財政措置並びに金融に関する決議案、これも各党賛成のように聞いております。この二件が御提案なつておりますので、この取扱いを、いつ、どういうようにするか御決定願いたい。
  13. 福永健司

    福永(健)委員 中日貿易促進に関する決議案は、本日のところは延ばしていただきたいと思います。それから野原君以下五十七名提案農業に対する財政措置並びに金融に関する決議案、これは本日上程していただくことに異議はないのですが、ただ本日の議事はたくさんありますので、どこでやるかということは、本日の議事全体をうまく運営させるということと関連してお考えを願いたいと思います。
  14. 田中織之進

    田中(織)委員 中日貿易促進に関する決議案に対する取扱いについては福永君の御意見同感でございますが、農業に対する財政措置並びに金融に関する決議案、これは各党共同提案ということになつておりますが、きわめて重要な問題でございまするので、特にこれは本日の本会議にぜひとも上程していただきたい。これは農林委員会諸君の方から、他の決議案と同種類の取扱いをしてもらいたくないという強い希望も来ておりますので、特にこの問題は本日ぜひ上程していただきたいと考えます。全会一致ではございますけれども、きわめて重要なる内容を持つておりますので、これは各党それぞれの立場においての意見の開陳が当然だと思いますので、その点をあわせて考慮して、本日ぜひとも上程することをお願い申し上げます。
  15. 倉石忠雄

    倉石委員 ただいまの決議を上程するについて、福永君のお話賛成でございますが、本日は定例日でないにもかかわらず、議案が輻輳しておるので特に本会議をお願したのであります。輻輳しておる議案をなるべくすみやかに上程いたすことに賛成であります。
  16. 大村清一

    大村委員長 お諮りいたします。中日貿易促進に関する決議案は本日これを延期し、農業に対する財政措置並びに金融に関する決議案は本日の本会議に上程することとし、この取扱いにつきましては、議事日程の御協議のときに、さらにお諮り申し上げたいと思います。それで御異議ございませんか。
  17. 大村清一

    大村委員長 それではそのように一応決定いたします。     —————————————
  18. 大村清一

    大村委員長 次に緊急質問取扱いの件を議題といたします。
  19. 大池眞

    大池事務総長 緊急質問は、先日一応本委員会十分処理方法等をも研究の上やろうという国会審議権の問題が保留のままになつておりますが、それ以外に、昨日あとになりまして御提案を受けました標準義務教育費確保に関する緊急質問、これは松本七郎君の提案であります。それと池田大蔵大臣並びに白洲特使渡米に関する緊急質問川崎秀二君からの御提案でありますが、この二件は突然のことでもあるから、昨日のところは保留をいたしまして、本日御態度決定することになつておりますので、この二件の取扱いについて御協議を願います。
  20. 田中織之進

    田中(織)委員 標準義務教育費確保に関する緊急質問、これはわが党の松本七郎君の緊急質問でございます。これは地方税法案地方財政平衡交付金等といわゆる三位一体の関係にありました法案に関連のものでございますが、地方税法案もすでに本院を通過し、平衡交付金の方も、暫定措置法案が昨日本院提出されておるようでありますが、いまだにこれに関連する法案提出がないので、この問題はきわめて緊急の問題でございまするから、平衡交付金法案審議にあたりましても、ぜひとも政府の御方針を伺つておかなければならない重要性を持つておりますので、特にこの問題は本日の本会議劈頭緊急質問を認めていただくようにお願いしたい。
  21. 大村清一

    大村委員長 速記を止めて懇談に移ります。
  22. 大村清一

    大村委員長 速記を願います——緊急質問取扱いについては、懇談会のお話合いもありましたように、本日の日程の御討議のときにあらためて御協議を願いたいと思います。     —————————————
  23. 大村清一

    大村委員長 次に公益事業法案並びに電気事業編成法案について本会議における趣旨説明の件を議題といたします。
  24. 大池眞

    大池事務総長 ただいま議題となりました件につきましては、野党側の方で本会議趣旨弁明をしてもらつて質疑をしたいというお申出がありまして、それは委員会において各党一致意見のように言われておつたのでありますが、その点について、自由党の方では十分委員長の方に確かめた上で態度をはつきりしたいということで、昨日保留をされております。
  25. 倉石忠雄

    倉石委員 きのうの運営委員会で土井君からお話がありましたように、私ども運営委員会で自主的にきめらるべき問題だという御意見まつたく同感でありますが、ただ当該委員会である通産委員会でいろいろお話合いがあつたということでありましたので、その御意向も尊重する方がよかろうということで実情を尋ねてみましたが、神田代理委員長は、そのことは運営委員会事柄だから運営委員会に御一任したいという考え方で、そういうふうに委員の方々に申し上げておる、こういうことでありました。そこで私どもといたしましては、すでに当該委員会にかけられて審議を始めておることでありますから、今あらためて本会議でもう一ぺん同じことをやることは蛇足ではないか、かように考えますので、このまま通産委員会において審議を続行していただきたい、かように考えております。
  26. 田中織之進

    田中(織)委員 私は、この問題を、実は野党側通産委員申出に従いまして本委員会議題として提供した関係がありますので、この問題の処置を早くつけなければ実は通産委員会審議も進展しないような実情におかれておりまするから、ここではでき得るならば私の主張いたしますように本会議での説明行つて質疑をするというように御決定を願いたいと思う。なぜそのように申し上げるかというと、今朝の新聞によりますと、本法案に対しては本会期中における成立を期待するというような有力な意見が提示されたという報道があるのであります。それだけに、私はきわめて重大性がますます加わつて来ておると思う。大体われわれの聞くところによりますと、與党の方にも本法案につきましてはきわめて異論を持つておるやに仄聞いたしておるのでありまして、そういうところにもつて来て、有力意見という名において、会期の切迫した今日、しかも委員会はまだ審議にも全然入つておらない問題でありますので、これはどうしても本会議において説明していただくとともに、この会期中にどうしてもこの審議を完了しなければならぬということになりますれば、議員全体として関心をもつて本案審議促進をするという態度に出なければならぬ。そういう意味において、本会議においても各党諸君より質問行つて本案審議を助けることこそ本法の成立希望する有力意見に沿うことだと思いますので、議論は申し上げませんが、先般来私の強く希望しておりますような線に御決定願いたいと思います。
  27. 倉石忠雄

    倉石委員 田中君のお話はまことにごもつともでありまして、御趣意はまつたく私ども賛成であります。そういうふうに取扱つていただくことも私どもとして異議はないのでありますけれども、御承知の通り会期も切迫しておることでありますし、すでに法案当該委員会で御説明願つておるわけでありまして、本会議でやるということになれば、それだけ委員会の方の審議の時間が遅れてしまう関係がありますので、どうぞそういう事情を了承されましてこのまま通産委員会審議を続行していただきたいということを切に希望いたす次第であります。
  28. 田中織之進

    田中(織)委員 せつかく倉石君からの御希望でありますが沿いかねます。この委員会での論議を締めくくる意味において、すみやかに採決を願います。
  29. 伊藤憲一

    伊藤(憲)委員 採決に入る前に——これは日本の産業全体を左右するような大きな問題でもありますから、一応本会議に諮るように私は希望します。
  30. 大村清一

    大村委員長 ただいま田中君からこの問題について意見がございまして、採決によつて決定せよということであります。この際採決いたします。今田中君の御発議のごとく、公益事業法案及び電気事業編成法案につき本会議における趣旨説明を求めることに賛成諸君挙手を願います。
  31. 大村清一

    大村委員長 挙手七人。念のため反対の方の挙手を願います。
  32. 大村清一

    大村委員長 挙手九人。よつて本件は否決されました。     —————————————
  33. 大村清一

    大村委員長 次に人事承認の件を議題といたします。
  34. 大池眞

    大池事務総長 人事承認の件は、昨日お手元に配付をいたしました電気通信委員会專門員中村寅市さん、調査員荻野種三さん、この二人の專門員並びに調査員を採用いたしたいというお申し出でありますが、この点について各党の御意見がわかつておりましたならばお願いいたしたい。
  35. 田中織之進

    田中(織)委員 今議題なつておる方に対しては特別に反対意見はありませんが、私ども前々から申しておりますように、国会專門員並びに調査員制度というものは、われわれが国会活動をやる上において新機軸を出すために設けられた制度であるが、最近どうも專門員活動並びに機能発揮という点において、私きわめて不十分なる点を痛感しておるのであります。委員会審議のたとえばスケジユールの問題についても、資料の整備の問題等についても、私らも最近議会に出て来た者でありますが、昭和二十二年この制度が設けられたような迫力が專門員に欠けておるという感じを、私は大蔵委員会が主でございますけれども大蔵委員会においても、そういう点を感じられるのであります。他の委員会においてはなおひどいような状態に置かれておるところもあるやに伺つておるのであります。そういう意味で、今後各委員会において專門員並びに調査員の採用にあたりましては、この制度の本来の趣旨が十分達成できるように人選に特に留意するということを、毎度ながら希望條件でありますけれども意見を付して賛成をいたしたいと思います。
  36. 大村清一

    大村委員長 本件承認するに御異議ございませんか。
  37. 伊藤憲一

    伊藤(憲)委員 共産党反対でございます。
  38. 大村清一

    大村委員長 それでは多数で本件はこれを承認することに決しました。     —————————————
  39. 大池眞

    大池事務総長 それから昨日大体御異議がなかつたようですが、十分お調べする意味で本日まで決定を延ばしていただきました法制局職員定員規程改正でございます。これは人事院提示通り定員を直して置くということにすぎませんが、各党で特別に御異議がなければ、その規定委員長が本会議で御報告をした上でおきめを願いたいと思う次第であります。
  40. 大村清一

    大村委員長 法制局職員定員規程改正に関する件は、これを原案の通り決するに御異議ありませんか。
  41. 大村清一

    大村委員長 それでは原案の通り決しました。     —————————————
  42. 大村清一

    大村委員長 それでは議案委員会付託の件を議題といたします。
  43. 大池眞

    大池事務総長 本日、外資に関する法律案外資委員会設立法案、この二件が出て参りました。これは本来の嚴格なる議論から申し上げますと、外資に関する法律案の方は経済安定本部で起案いたしましたもので、その所管になつております経済安定委員会へ持つて行き、一方は設置法案でありますから内閣委員会の方へ持つて行くべきでありますが、ちようど外資委員会外資に関する法律案とは、うらはらの関係にありまして、外資の調整に関する法律を運用するための委員会をつくつたの外資委員会設置法案である。それは経済安定本部の外局になるわけであります。従いまして、これを二つにわけますと、会期の切迫その他の関係で時日を要しますので、やはり便宜的に経済安定委員会の方へ持つて行くことが、審査上非常に便宜だと考えるわけであります。そこで、内閣委員長並びに経済安定委員長においても、必要があれば設置法についてだけは合同審査をしてよろしいという話合いもついておるようでございますから、この二案とも一括経済安定の方に持つて行つたら非常に便宜だと思いますので、お諮り申し上げる次第であります。
  44. 大村清一

    大村委員長 両案はこれを一括して経済安定委員会付託することに御異議ありませんか。
  45. 大村清一

    大村委員長 それではそのように決しました。     —————————————
  46. 大池眞

    大池事務総長 昨日裁判官彈劾法中一部改正について古島義英さんから提出理由を述べられておるのでありますが、それに対して、本委員会付託を受けたのでありますから、委員会審査に入らなければならないのでありまして、昨日にも当委員会をお開き願います予定になつておりましたけれども、定足数その他の関係でお開きする機会を失つたのでありますから、この点は本日でも適当の時機に、場合によれば小委員みたいなものでもあげて、なるべく審査をいたして結論を得るように御努力願いまして、その上で適当な時機に本委員会で御決定願うようにお取扱いを願うのがよいのではないかと思います。
  47. 倉石忠雄

    倉石委員 本案につきましては、私ども研究が足らないのであります。四、五点伺つてみなければならないようなところも出て参つておるのでありまして、時間がございませんから、ただいま事務総長お話のように、これは小委員を設けて、そこで審議をして決定したいと思います。
  48. 大村清一

    大村委員長 それでは各党から小委員をお申し出願いまして、その小委員会審査を進めることにいたしたいと思います。
  49. 倉石忠雄

    倉石委員 私から御提案申し上げました小委員は、委員長を加えて七名をもつて組織し、その氏名は委員長申し出をしていただくということを御提案申し上げたいと思います。
  50. 大村清一

    大村委員長 倉石君の御提議のごとく決するに御異議ございませんか。
  51. 大村清一

    大村委員長 そのように決します。     —————————————
  52. 大村清一

    大村委員長 本日の本会議議事に関する件を議題といたします。
  53. 大池眞

    大池事務総長 本日の議事内容につきまして一応御説明申し上げます。日程第一の臨時石炭管理法廃止に関する法律案につきましては、通産委員会理事有田二郎君が報告いたしまして、それに対して岡田春夫君より質疑申し出があります。討論反対討論者が二名で、社会党の今澄勇君と、共産党の風早八十二君、賛成討論自由党降旗徳弥さんであります。日程第二の自作農創設特別措置法の一部を改正する等の法律案につきましては、農林委員会理事山本久雄君の報告がありまして、反対社会党石井繁丸君と、共産党横田甚太郎君のお二人であります。日程第三と第四が一括でございまして、法務委員長花村四郎君の報告で、これには反対の方がありますが、討論申し出はございません。日程第五、第六、これは文部委員会理事若林義孝君の報告であります。これも討論はございません。日程第七、臘虎膃肭獣獵獲取締法の一部を改正する法律案、これは水産委員長石原圓吉君の報告であります。討論はございません。日程第八、地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、輸出農林水産物検査所出張所設置に関し承認を求めるの件、これは農林委員長小笠原八十美君の報告であります。本日の議事日程にのぼりますのは、それだけであります。  それから本日上つて来るはずになつておりますものだけを御報告申し上げます。大蔵委員会から米国対日援助見返資金特別会計からする電気通信事業特別会計及び国有林野事業特別会計に対する繰入金並びに日本国有鉄道に対する交付金に関する法律案、それから運輸委員会から、日本国有鉄道法の一部を改正する法律案これは午前中に上つております。それから経済委員会から飲食営業臨時規整法の一部を改正する法律案通産委員会から特別鉱害復旧臨時措置法案建設委員会から、住宅金融公庫法案法務委員会から、畠山鶴吉君外一名の提出なつておりまして法務委員会にかかつております罹災都市借地借家臨時処理法第二十五條の二の災害及び同條の規定を適用する地区を定める法律案、それから内閣委員会から、大蔵省設置法の一部を改正する法律案と、引揚同胞対策審議会設置法の一部を改正する法律案、これだけが上つて来るかもしれないのであります。
  54. 田中織之進

    田中(織)委員 臨時石炭鉱業管理法廃止に関する法律案について、わが党の今澄君の反対討論がありますが、これはきわめて重要なる法案でございますので、議員提出でありますけれども、私どもとしては、普通の討論の十分以内では、十分党立場を鮮明することはできませんので、この案件については最低二十分の討論時間をいただくように、特に本日本会議を開いていただいた関係もありますので、この点のお願いをいたしたい。
  55. 金子與重郎

    金子與重郎君 国協党も、この問題についての討論保留します。
  56. 大村清一

    大村委員長 社会党反対討論時間を二十分以内、自由党賛成討論二十分以内、他の討論は十分以内ということを御了承願いたいと思います。
  57. 田中織之進

    田中(織)委員 きようは特別に本会議を開いておるわけでありますから、できるだけ現在までの間に委員会を上つて来ておる案件は、緊急上程もよいと思いますが、当然あすは定例日で本会議を開けるわけでありますからそういうところとかね合せた上で、現在までに委員会を上つて来ておるものを緊急上程するように願いたいと思います。
  58. 中野四郎

    中野(四)委員 日程第二について、私の方から小平君が反対討論に出ます。
  59. 倉石忠雄

    倉石委員 決議案日程終了後に願いたい。
  60. 大村清一

    大村委員長 決議案最後にのせることに御異議ありませんか。
  61. 松井政吉

    松井(政)委員 農業対策決議案は、各党全部から農業全体に対する内容を盛られておるものと思うので、これは特別に取扱つてもらいたい。きよう最後にまわして、おかしな形になるならば、この決議案は明日冒頭にやつて、きようは緊急質問をやるように処理してもらいたい。
  62. 倉石忠雄

    倉石委員 明日にこの決議案を延ばすということでありますが、この間から当委員会でもしばしば言われておることでありまして、この決議案各党共同のようでありますけれども会期末に迫つて来て決議案がたくさん出て来ることに私は決してけちをつけるのではない、けつこうでありますけれども、これらの決議案趣旨を拝見しますると、国会議員が自分でおやりになる権能を持つておる事柄決議案に託しておるのが多い。これは運営委員会でも各党申合せをして、決議案は緊急にどうしても政府が尊重しなければならぬ趣旨のものに限るように私の方もつとめますし、この際ぜひお願いをいたしておきたいと思います。この決議案を明日に延ばすことには異議ありません。
  63. 金子與重郎

    金子與重郎君 この決議案を出すまでの過程から申し上げまして、野党が連合で出そうということになつておりましたが、農林委員会で一致したことであり、農林行政として手を打つていないのであるから、これは各党一致でやろう、これに対する討論はさせてもらう、こういう條件お願いしたものですから、この問題はあすの劈頭お願いします。
  64. 大村清一

    大村委員長 それではこの決議案は明日に延期することに御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり]
  65. 大村清一

    大村委員長 なお念のために申し上げておきますが、劈頭にやるかどうかは、明日の都合もありましようから追つて御相談いたしますがなるべく劈頭にやることを了解して、明日さらにお打合せすることに御了解願いたいと思う。
  66. 伊藤憲一

    伊藤(憲)委員 もし討論させるなら全部にやらしてもらいたい。     —————————————
  67. 倉石忠雄

    倉石委員 緊急質問の問題でありますが、標準義務教育費確保に関する緊急質問、これは昨日もお話のありました経過をたどつておるのでありますから、撤回していただくわけには参りませんか。
  68. 田中織之進

    田中(織)委員 これは国会として大きな期待を持つておる。これが国会に出て来ないという形になれば、これは国会として取上げたということをどうしてもやらなければならぬ。時間は十分以内嚴守する。
  69. 倉石忠雄

    倉石委員 私ども與党として相談しなければならぬ問題もありますから、次会に御相談願うことにいたしたい。第八の池田大蔵並びに白洲特使渡米に関する緊急質問も、さようにお取扱い願いたいと思います。
  70. 園田直

    園田委員 昨日申し上げましたように、この問題はぜひやらしてもらいたい。
  71. 大村清一

    大村委員長 緊急質問は明日御相談することにいたします。     —————————————
  72. 倉石忠雄

    倉石委員 この際私は運営委員会に御相談申し上げたいことがございます。了承していただけば非常に幸いだと思うのでありますが、昨日渡米議員団からの御報告を拜聽いたしたのであります。これは正式に議会を代表して行つたのではないという御意見がございましたけれども、いずれにしても、われわれの親愛なる同僚がアメリカに行つて見て来られたのであります。その研究された事柄を拜見しますると、非常に私ども運営委員としてけつこうなお話がたくさんあると思うのであります。私どもは、できるだけ御相談を願つて、ぜひ実施に移していただきたいということを考えるわけであります。さればといつて、一々運営委員会でやつていただくわけにも参りませんので、幸い小委員会がきまりましたならば、小委員に検討していただいて、休会中も継続して、できるだけ具体化して行くことを熱望するわけであります。さようにお取扱い願えれば幸いであります。
  73. 伊藤憲一

    伊藤(憲)委員 倉石君の御趣旨にわれわれ反対ではありませんけれども、ただいま国会審議権について危機の生じておる事態もあるのでありまして、この問題についても御懇談願うことになつております。従つて、それに附随してやつていただきたい。
  74. 田中織之進

    田中(織)委員 国会審議権に対する問題も、本委員会研究題目として本会期中にも早急に結論を得なければならぬ場面にあつて、小委員会を持たれることになつておりますが、私は倉石君の述べられた、本会期が終りましても小委員において継続審議して、すみやかに実施することについては賛成したいと思います。
  75. 大村清一

    大村委員長 倉石君から御提議になりました趣旨については、だんだん御賛成がございます。継続委員会審査を進めておいて、この運営委員会に御相談して決定するようにとりはからつたらいかがかと思います。   [「異議なし」と呼ぶ者あり]
  76. 大村清一

    大村委員長 そのように決します。  それでは本会議は一時四十分に開きます。本日はこれにて散会いたします。     午後一時十三分散会