○
山崎猛君 われわれ
国会議員団の
アメリカ訪問の
一行は、昨朝羽田に帰着いたしたのであります。昨日登院いたしたのでありますけれども、
機会を得ませんので、本日ここに
運営委員会に臨んで、われわれの
帰つたご
あいさつを申し上げる次第であります。
われわれは行程六十日を費しまして
帰つたような次第であります。
アメリカにおきましては、西部、
南部東部北部を通じて、大体
アメリカの主要なる
部分を一周し、ことにニユーヨーク、
ワシントン等においては、その
中心地において十分なる
視察をいたしたような次第であります。われわれの
視察にあた
つては、
アメリカにおいては、
国民的に、心から受入れられるような態度をも
つて迎えられましたために、われわれの
目的使命は、あらゆる
機会を通じ、
中央地方の
議会を通じて、
民主主義の実際に動きつつある姿を見にうかが
つたのでありますけれども、そういう環境にありましたために、われわれの
視察目的は、われわれが期待した以上に成果を攻め得たのではないかと考えた次第であります。
われわれの二ヶ月間の
不在中は、日本においては、この
議会を
中心として、最も重要な時期であ
つたのであります。その間をわれわれが
不在にしてお
つたということについては、
議員の
立場として、一応も二応も心苦しさを感ずる次第でありますけれども、しかもこれは一個人の自由な旅行ではなか
つたのでありますから、この点は御了承願わなければならぬと考えるのであります。ことにまた
不在中、われわれのあちらにおける行動に対し、院においてたびたび
議長より議場への御
報告があ
つたとのことも承知いたしておるのであります。
いろいろあわせて
不在中のご
あいさつを申し上げ、この際顔をそろえて感謝の意を表する次第であります。(拍手)
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