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説明員(島守一君) 二十四億八千万円と申しますのは、
年間の
予算額でございますが、これの
府県別の細かい表は次の頁にいます。この第二・
四半期までに
配付しました額は七億二百万円ばかりであります。これに対します竣功率は下にございますように、竣功率が木造では全国平均にいたしまして、九・六%、鉄筋コンクリートが九・二%、ブロツク造が二・五%、転用が一・八%、余裕住宅の改造が三〇・七%。それはこうい
つた白いところのこの下の方にございます。それが全国平均の竣功率でございまして、
府県毎の竣功率はその次に
府県別に書いてございます。これは九月末現在の表にな
つております。この下の着工率でございます。木造は九月末現在におきまして七三・六%、鉄筋コンクリートでございますが、鋼筋コンクリートは八六・八%、ブロツク造は七二・八%、転用は六七・七%、余裕は五〇%でございます。これを
年間の
工事量から申しますと、大体出来高で内容が非常に複雑でございますので、概算しか分りませんが、
年間の三五%くらいに当ると思います。これに対しまして第二・
四半期までは七億円、
年間の二十四億八千万円に対しまして七億円ばかりしか行
つていないのでありますが、先程別の表で差上げました資料はお手許にございますと思いますが、縦でございます。この昭和二十四
年度住宅復興
事業国庫
補助金交付一覧表、そういう表でございますが、それに第一・
四半期の概算
補助額、この中程から
あとの罫の次に、交付金額の
内訳が書いてございます。第一・
四半期概算
補助額、それと第二・
四半期概算
補助額、そこまでの合計が、それとこのうしろ、一番
最後の第一・
四半期精算
補助額というのがございますが、これを合わせたものが今の七億にな
つております。ところがその後第三・
四半期概算
補助額というものが三億六千七百万円ばかり行
つておりまして、現在のところこの七億二千万が、更に加えまして、十億七千万円ばかり
地方に届いております。何故こういうふうに遅くなりましたかと申しますと、実は今年の第一・
四半期と第二・
四半期におきましては、今まではその
四半期に
認証に
なつた全額をそのまま直ぐ
地方に送れたのでありましたが、それが概算で送るのはその
認証に
なつた半額だけであ
つて、
あとの半額はその
四半期の精算を取寄せ、それから後に送れということになりましたのでございますから、第一・
四半期の精算が参りますのは、第二・
四半期の中頃にな
つて集まる。従いまして第一・
四半期の精算
補助額を送る、
認証全部の金額を送りますのは第二・
四半期の中頃になる。そういうようなことのために、第二・
四半期末におきましては、僅か七億円程か資金を交付することができなか
つたわけでございます。ところがこの
制度は第三・
四半期から改めまして、第三・
四半期以降におきましては
認証に
なつた金額の全額を県の出納長のところまで送
つてよろしい。そういうことになりましたので、現在では取敢えず第三・
四半期に半額を、概算金を送
つて、これはもうすでに送付済でありますが、その
あとの残りの分、つまり第二・
四半期の精算金と、第三・
四半期の残りの分は現在送る
手続きをしております。これは一週間位のうちに県の出納長のところまで届くと思います。大体第三・
四半期までに
認証を受けました金額は二十四億八千万に対しまして、十八億六千八百万円ばかりでございます。そのうち七億九千八百万円ばかりがまだ送られていないので、それを
手続きをしているわけでございます。それから
地方に送ります金は大体第一・
四半期、第二・
四半期はその
年間に割当てられました量の約四分の一ずつを送
つております。ところが第二・
四半期の中頃になりまして、
府県によりまして非常に早く
事業が
進捗しているところと、それから
事業の遅れているところ、そうい
つた差ができて参りましたので、第二・
四半期の精算を取りますと同時に、それを資料にいたしまして、第三・
四半期には、四分の一ずつというその
認証を変更いたしました。その調整をしました結果で
只今金を送るように手配をしております。大体におきまして成績が今のところ少し悪くて、第三・
四半期末におきまして
年間の四分の三より減らしたところは、東京都、京都、和歌山、そうい
つたことにな
つております。その金額を
あとの成績の良いところに付けるように手配をしております。現在まで
地方から来ました請負人に
支拂いました金額と、それから
支拂義務額、これから
支拂う金と、そういうものの報告が現在までに来ておりますけれども、集計しますと、これだけの金が行
つておりますれば、大体
仕事に差支えはないんじやないかと思われます。ただ現在は相当戸数着工しておりますので、二、三ケ月の中に非常に
仕事が進むと、そうすると
年間の四分の三だけでは金が足りなくなると、そういう虞れはございますが、これは
只今のところ全国平均にしまして第四
四半期に約四分の一くらい残して置かなければいけないという、
安本の方のそうい
四半期毎の計算の
関係上
ちよつとやむを得ないんじやないかと、そういうふうに思います。大体住宅につきましての資金の交付
状況につきましては簡單でございますが、そのくらいの
程度にいたします。