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1949-05-13 第5回国会 参議院 水産委員会 第6号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十四年五月十三日(金曜日) 午後一時三十五分開会 ————————————— 本日の
会議
に付した事件 ○
水産業団体整理特別措置法案
(
内閣
提出・
衆議院送付
) ○
漁業法案
(
内閣送付
) —————————————
木下辰雄
1
○
委員長
(
木下辰雄
君)
只今
から
委員会
を開会いたします。 先ず
水産業団体整理特別措置法案
を
議題
に供します。この
法案
につきましては
衆議院
において決議しまして、そうして
参議院
に送
つて來
たのでありますので、今日は本審査であります。この前の
委員会
に大体この
法案
に対する
質疑応答
は大略済んでおると思いますけれども、尚この
法案
について
質疑
がありましたらお述べ願います。 その前にミスプリントがあるそうですから訂正させます。
藤田巖
2
○
説明員
(
藤田巖
君) 現在
政府
が
手続
をいたしておりますけれども、まだ御手許まで参
つて
おらんかと思いますけれども、訂正の個所三点ございますがお直し頂きたいと思います。 第三條第三項の三行目でありますが、「
資産処理委員会
の認定した
價格
」とございますが、これは「
資産処理委員会
の定める
價格
」と、次は六頁の
一行目
でありますが「第十
一條
第一項の
規定
による
認可
の
申請
」でございますが、これを「十
一條
第一項の
規定
による
財産移轉
の
認可
の
申請
」つまり「
財産移轉
の」という字を追加して頂きたいと思います。 それから第九條三行目、「
帳簿價格
と
時價
の
簿囲内
」とありますのを、「
帳簿價格
と
時價
との
簿囲内
で」と「と」を追加して頂きたいと思います。以上であります。
木下辰雄
3
○
委員長
(
木下辰雄
君)
質疑
がありませんか。
千田正
4
○
千田正
君
ちよ
つと伺
つて
おきたいのですが、第四條の第四項でありまするが、「前項の
規定
により
当該財産
の
讓渡
を受けるべき
水産業協同組合
が二以上ある場合には」ということで、
処分方法
を
規定
してありますが、
從來
の
農業会
の
資産
の
讓渡
の際は各地方においていろいろな
紛爭
を釀しておる現状に照らし合せまして、今度
水産業団体
のこうした
特別措置法
で出るに際しましては、そうした理由がないとやれないのでありますが、この
規定
で十分に何ら
紛爭
を釀さずに次の
水産業協同組合
がこの
財産
を取得する
方法
として、これは
完きもの
であるかどうか、という点について、御自信があるかどうか、
一つ政府
の御所信を承
つて
置きたいと思います。
藤田巖
5
○
説明員
(
藤田巖
君) これは
農業団体
の前例に鑑みまして、改むべき点を改めまして、
相当
事情
に適したように
規定
をしておるつもりでございますが、尚
一つ一つ
重要な点につきましては、更に細目に亘る
通牒
を出すことにいたしまして、その
通牒
の中で、はつきりと具体的にこの
政府
の
意向
を明らかにして行きたいというふうにまあ
考え
ております。
木下辰雄
6
○
委員長
(
木下辰雄
君) 外にありませんか。
質疑
は終了したものとして差支えありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
木下辰雄
7
○
委員長
(
木下辰雄
君) 御
異議
ないと認めます。
質疑
は終了いたしました。それでは
只今
から
本案
の
討論
に移ります。御
意見
のある方はお述べを願います。
淺岡信夫
8
○
淺岡信夫君
討論
を省略いたしまして、直ちに採決に入られたいと思います。
木下辰雄
9
○
委員長
(
木下辰雄
君)
只今淺岡君
の動議が出ましたが、如何ですか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
木下辰雄
10
○
委員長
(
木下辰雄
君) 御
異議
ないと認めます。それでは
討論
は終結したと認めます。採決いたします。
本案
全部を
議題
に供します。
本案
に
賛成
の
諸君
の
挙手
を願います。 〔
総員挙手
〕
木下辰雄
11
○
委員長
(
木下辰雄
君)
全員賛成
と認めます。よ
つて本案
は
全会一致
を以て可決すべきものと決定をいたしました。
本案
の本
会議
における
委員長
の
口頭報告
に対しては、第百四條によりまして、予め多数
意見者
の
賛成
を
求むることになつております
。
委員長
はこの
審議
の経過について、本会に報告したいと思いますが、お申し出でがありますか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
木下辰雄
12
○
委員長
(
木下辰雄
君) 御
異議
ないと認めます。それでは
委員長
が
口頭報告
を作成いたしまして、本
会議
に報告いたします。次に本院の規則第七十二條によりまして、議院に提出する
報告書
には多数
意見者
の御
署名
をすることに相成
つて
おります。で
全員
の御
署名
を願います。 多数
意見者署名
千田
正
西山
龜七
尾形六郎兵衞
淺岡 信夫
江熊
哲翁
青山
正一
—————————————
木下辰雄
13
○
委員長
(
木下辰雄
君)
署名漏れ
はありませんね、
署名漏れ
はないと認めます。
木下辰雄
14
○
委員長
(
木下辰雄
君) 次に
漁業法案
につきまして前回に引続き
一般質問
をお願いいたします。
青山正一
15
○
青山正一
君 先ず私のお尋ねいたしたいのは、
漁業法
の
立法
の
精神
と申しましようか、つまりこの度の新らしい
漁業権制度
を
法律案
として提出するに当りまして、その底を流れておるいろいろなことを想像いたしますとき、果してこの
法律案
を通過させていいものか、非常に頭を混乱させておるのであります。勿論先き頃の
委員会
におきまして、
農林大臣
の、確か、これは一昨日の
委員会
であつたろうと思いますが、その趣旨の
説明
があつたのでありますが、如何にもいろいろな
美辞麗句
一応納得の行くかのごとき文章で以て書き列ねておりましたのですが、その
法律案
の内容についていろいろ檢索して見ますと、これは昨日の
委員会
において
江熊委員
からも話があつたわけでありますが、
ちよ
つとやそつとで通過させるというわけには行かないと思うのであります。そこで、そこでです、先ず第一に
委員長
にお尋ねいたしたい、お尋ねするというよりも
一つ
御相談申上げたいのは、今度の
法律案
は、
根本
的に
法律
の建て方というものが間違
つて
おる、
從つて
大
修正
を加えなければならん、或いはその
條項
の
一つ一つ
を見ましても、
修正
しなければならんところが
相当
あろうと思います。私の
考え
では、
衆議院あたり
は、恐らく無
修正
でただ幾らかの
希望條項
とか、或いは
附帶決議
などを附けましてお茶を濁す
程度
が関の山々だろうと思うのであります。
参議院
はそういうことじや困る、例の
水産業協同組合法
、これは前々
國会
に通過しました。私も大体五つの
希望條項
なり或いは
附帶決議
というものを附けまして
賛成
いたしたのであります。併し世間ではどう言
つて
おるか、
一般漁業者
はどう言
つて
おるか、
協同組合法
は
漁民
の
意見
を聞く暇もなく又
意見
も聞かずに
緑風会
とか、或いは民主党、民自党或いは社会党の代議士なり、或いは
参議院
の諸公がいい加減に
水産常任委員会
を通して
しまつた
、その責任、
協同組合法
を骨拔きにいたしたのは議会なり、或いは
政府
でやつたことである、こういうふうに難じておるのであります。そこで、私共
水産常任委員
といたしまして、別にこの世論に甲とか、或いは乙とか左右される必要はありませんが、この前の
協同組合法上程
の際とは
違つた行き方
で
修正
すべき点があれば堂々と反対し、例えばその筋の
了解
をどうしても得られないならば、得られるまで待つ、つまり
修正意見
を出す、然らずんは
了解
を得られるまで待つ、こういつた
考え
が恐らく
参議院
の全部の皆樣がそういつた御
意見
をお持ちであろうと私は思うのであります。で、
委員長
のこれに対する
一つ
の御心構えの程を御発表願いたいと存じます。 それから
政府当局
におききいたしたいのであります、これからは本題であります。今度の
漁業法立法
の
精神
は、つまり新らしい
漁業権制度
、その底に流れておる
行き方
というものは
農業
に比べてどうかという問題であります。御存じのごとく
農業
の方では大きな
地主
、その
地主
の持
つて
おる土地というものが取上げられて
小作
も自作とな
つて
、そして開放されておる、
農業協同組合法
ができて、
組合
ができまして、どんどん
仕事
を行な
つて
おる、こういつた
農業
の
方面
の流れと
比較
して皆樣方が言
つて
おりますところのいわゆる漁村の
民主化
、或は
漁業權
を
漁民
に開放するというこの立派なる名目で作られましたところのこの
漁業権制度
、この
法律案
の底を流れておる
行き方
、そういつた点を堀下げて
一つ
お聞きしたいのであります。
農業
と
漁業
とは、観点上はこれは
比較
できんと或はおつしやるかも知れません、或はいろいろ見解の相違という言葉を使われるかも知れませんが、ただ私の申上げたいのは、
農業
の
民主化
の
程度
とそれから
漁業
の
民主化
の
程度
の
比較
です。この
漁業法
を出すについての……。これは
長官
かばりでなく、ここに列席しておりますところの
協同組合課長
などの
返答
も必要であります。
漁民
はこれは今更申上げるまでもなく、
税金
とか或は
金融方面
或は
資材
などで四苦八苦の
状態
であります。魚が獲れない、魚も賣れない、何もかもないない
盡くし
であります。
税金
も勘定して見ますと十種類以上も掛か
つて
おります。
経営者
とか
事業者
でないところの
從業員
、或は船子まで、
ちよ
つとした
歩分
に対してまでも
所得税
とか或は
事業税
を取られておるのであります。漁網を賣つたり、或は家財道具、或は
自分
の
着物等
を賣りまして漸く差押えを逃がれておるような
状態
であります。そういつた
零細
な
漁民
は何によ
つて仕事
をしておるか、恐らく全部が全部
協同組合
に
組合員
として入りまして、
漁業協同組合員
として
仕事
をするより外に途がないのであります。その
漁業協同組合
は今までの
漁業界
の与えられていたところの権力というものは殆んど喪失したような感がいたすのであります。今度の
制度
の底を流れておるところのものは、いわゆる
零細漁民
とか、
中小漁業者
の何もできないような
状態
であります。
漁民
とか
漁業者
というようなものは
協同組合
に所属することによ
つて力
を得ております。
生活
もできておるのでありますが、ところがこの
協同組合
の力というものは
專用漁業権
というものを持
つて
いない。
浮魚
というものも
資本漁業
の方に、金を持
つて
いる
漁業家
に手渡さなければならん。これじやこの
漁業権
に関する問題は、これは御破算にして、今まで
通り
にして置けばよいというような議論も生れて來て、
漁民
を幸福にしようという
漁業権制度
、或いは「
ボス
よ
左樣
なら」と書いて配付までしておる農林省のビラ、或いは
漁業権
を、働く
漁民
に開放すると指導なさ
つて
いる、これが
ボス
がいよいよ肥れよ、或いは
漁業権
を金持である
資本家
に開放せいという場合に逆手に進みやしないか今度の
法律案
は実質的に恐らくそうな
つて
行かざるを得ないというふうに私共は解釈せざるを得ないのであります。で
水産廳長官
にそういつた裏の裏の氣持を承わりたいと思うのであります。立案の
根本方針
を
根本
的に直す必要がないかどうか。それから又
協同組合課長
として個人的にどういう
考え
を持
つて
おられるか、つまり折角九州の果てから東京まで迎えられて
課長
に就任した者の
心中
には、この
協同組合
がますます退化して行くというような状況を見て、而も今度の
漁業権制度
を見まして、恐らく困つたものだというふうに内心では思
つて
いやしないかどうかという
心中
を明かして貰いたいのであります。これは非常に重要な問題でありまして、
一つ
懇切丁寧に
委員長
、
長官
、
次長
、或いは
協同組合課長
の御
返答
をお願いいたしたいと思います。
木下辰雄
16
○
委員長
(
木下辰雄
君)
青山
君の
委員長
に対する
質問
に対してお答えいたします。
委員会
は多数
委員
の
意見
に
從つて
運行することは当然でありますので、私は常にそのことを
考え
てや
つて
おりますので、
漁業法案
に対しては、皆さんの御
意見
がこの本会期においては到底議了し得ないという御
意見
でありましたので、
目下継続審議
の
手続
中であります。今後とも多数
意見
に
從つて
運行いたすことをここで申上げて置きます。 〔「了承」と呼ぶ者あり〕
飯山太平
17
○
政府委員
(
飯山太平
君)
只今青山委員
から
漁業法改正
の
根本方針
を変える必要があるかないか、こういう御
意向
を質されたように
承知
いたしました。
縷々お話
の中に、今度の
漁業法改正
がむしろ
零細
の
漁業者
、若しくは
漁民
の
諸君
を
却つて生活苦
におとしいれるというような結果を招來するだろう、こういう御
判断
でありますが、そこと申しましてもこの
法律
の
精神
は、先般
農林大臣
から
説明
されたことが
美辞麗句
であ
つて
、眞にその
精神
が現われていない、或いは
間違つた方向
に向いているのじやないかというような御
判断
のように拜承するのでありますが、我々といたしましては
農地改革
と並んでこの
漁業制度
の
改正
をするということはひとり私共
当局
の
意見
ではなくして、
日本政府
の
根本的精神
であるのであります。
從つて
その
改正
の結果が
零細漁民
の諸氏にむしろ非常な困苦を与え、或いは不利益を來すというようなことは私共といたしましては
考え
ておらんのであります。ただ
協同組合法案
の出たときにも、
協同組合
はできるけれども、これを
裏付
けするところの施策が伴わないじやないかというような点についていろいろ御
意見
を伺
つて
おるのであります。又今度の
法案
につきましてもこれを実施するに当
つて資金
、或いは
資材
というような
裏付
が
協同組合
になければこの
目的
を達成ができないだろうということは、これは各
方面
から私共が伺
つて
いる点であります。又私共もこの
裏付
がなしには
協同組合
の強化は容易に行いにくい、
從つて
我々といたしましては、これが
裏付
の
方法
として
資金
の
団体資金
の問題を目下非常に努力をいたしているのであります。
根本精神
はどこまでもやはり
漁業
の
民主化
と、これが
基盤
にな
つて
そうして
生産力
を更に増加して行くという以外にはないのであります。
生産力
の増加も要は
民主化
の実現がなければできない、個々の
生産力
は或いは必ずしもそうは参りませんかも知れませんが、全体的に総合的に
考え
た場合に
本当
の
民主化
の
基盤
に立たなければ
漁業
の
將來
の発展は期待できない、又
漁民諸君
の
生活
の
安定向上
も期せられない、かように固く信じているのであります。
從つて農地改良
が直ちに
小作農民
の
生活
を安定し、又これが
向上
を図り得るにも拘わらず、
漁業
の方はそれができないじやないか、こういうふうな
お話
でありますが、併し私共は遺憾ながらその御
意見
に同感できないのであります。勿論これが実施された当初からその
目的
を完全に達せられたとは
考え
ておりません。併しながら少くもその
基盤
を作る点においてはこれで行けるという固い信念を私共は持
つて
おります。
從つて
現在の
改正法案
を改めて
考え
直すというような
考え
は持
つて
おりません。このことだけを申上げて置きます。
木下辰雄
18
○
委員長
(
木下辰雄
君) 外に
一般的質問
はございませんか。
青山正一
19
○
青山正一
君
協同組合
が……。
藤田巖
20
○
説明員
(
藤田巖
君) この
漁業制度改革
の問題は、この
漁業
というものが
一定
の漁場内で多種多樣の
漁獲方法
を以ていろいろの
漁族
を獲
つて
いる、そういうような特別の性質を持
つて
いる、而も
日本
の
沿岸漁業
というものが、非常に
複雜
をいたしております
関係
から
農業
における
方面
の
改革
の
やり方
とは又違つた非常に
複雜
な
考え方
をしなければならんと思うのであります。そこで先程
浮魚
を
從來
の
專用漁業権
から外すというような
やり方
をする結果、
零細
な
漁民
の手からそれを奪
つて
、
資本家
、
漁業者
の跳梁に委かせるというふうな逆の結果になるのじやないかというふうな御
意見
がございましたので、これは私共といたしましても、
從來漁業制度改革
を
考え
ておりました案が数次に
亘つて変改
を加えられているわけであります。
漁業制度改革
が三年も掛かりました原因は、結局誰に
漁業権
を与えるか、誰に
漁業
を
経営
せしむるか、この点がやはりむずかしいためにいろいろと苦心をしておつたのであります。私共といたしましては、現在提案いたしておりますところのこの案が実際の
事情
に即応した案であろうと
考え
ておりますわけであります。そこで
浮魚
を対象とする
漁業
をなぜ
漁業権
から外したかという問題であります。これは御
承知
のように
漁業権制度
というものが
旧幕時代
からの
慣行
に基きまして、その当時の
漁業慣行
を主といたしまして、部落というものに割拠的に与えられている、それがずつと永らくの間現在まで
根本
的には変改されないで現在に及んでいる、その間
漁船
の
動力化
の問題がある。それから又
人口構成
が非常に
変つて來
ております。そういうふうな
事情
と
從來
の
漁業権
の
関係
が、何と申しますか、相対応しないような
状態
にな
つて
いるわけであります。
從つて
私共といたしましては、そういうふうな
從來
の割拠的な独占排他的な観念を改めまして、広く
浮魚
を運用する
漁区
で獲ろうとするものについてはこれを
漁業権
から外しまして、
從來
のような
権利
を持とうとしたところの政策ということよりも、更に広い
範囲
において
一定漁区
の
漁業調整委員会
、それは
漁民
が自ら自主的な意思によ
つて
選びましたところの
委員
、その
委員
の手によ
つて
これを適当に合理的に
調整
しよう、こういうような
方式
を
考え
出したのであります。つまり
権利
を通じての
調整
でなく、更に広い
範囲
の水面の
総合的高度利用
という見地からいたしまして、人を通じての
調整
に変つたということが
根本
の狙いであります。今回の
やり方
の極めてむずかしい点は私は
調整
の中心になりますところの
調整委員会
というものが
本当
に民主的に動くかどうか、これが
根本
の問題であります。その傾向、
考え方自身
については間違
つて
おるとは決して
考え
ておりません。ただ
漁業調整委員会
というものが民主的な機構として完全に動くかどうかこの点が今度の
漁業調整法式
がうまく行くか行かないかの
根本
的な分れ目になると
考え
ております。併しながらその点につきましては、私共といたしましてはやはり
根本
は
漁民
の
啓蒙
をいたしまして、やはり
漁民自身
が目覚めてみずから
本当
の意思によ
つて
正しい人を選び出す、こういうふうな
啓蒙運動
を繰返して行くということによ
つて
漸次その結果が民主的な我々の
考え
ております
方向
に決定して行くというように指導して行かなければならん。その点についての重大な点を私共は認めておりますわけであります。
考え方
としてはその方が
從來
のような
考え方
より更に一歩進んだ
考え方
というふうに思
つて
おります。
曾根徹
21
○
説明員
(
曾根徹
君) この度の
漁業制度
の
根本
問題は
漁業権
を保有するという問題よりも
漁業権
を行使するという問題にその
根本
の概念が
変つて來
ておると思います。で、
不在地主的構成方法
は許されない、從いましてその
漁業権
の行使を、つまり
入海関係
を如何に秩序を立てて行くか、如何に
調整
して行くかということにこの度の
漁業制度
の
根本
があると思います。この
根本
から
考え
まして、
協同組合
はどうしてもみずからこれを自営する、或いは
生産組合
或いは地区の
組合等
の自営という
方式
によるより外の
漁業権
を、
自分
のものとして、
漁民大衆
のものとして、これを行使する
方法
はないわけなのであります。從いまして
協同組合
がこれから行くべき途は
漁民
の自主的な
協同組合
の育成によ
つて
これをみずから行使するという
方向
に進まなければならないと思います。それには先程ございました
通り
、
金融制度
の
根本
的な
民主化
或いはその他御
指摘
になりましたような
販賣事業
、
購買事業等
を取巻く
統制方式
の
漁民
的な
民主化
というようなものが附随いたす必要があると
考え
るのであります。從いまして
協同組合
はこれから
組織
の力を以ちましてこういつたことをも大きな
組織力
を以て解決して行かなければならない使命を持
つて
おるものと私は
考え
ます。尚
協同組合
がかかる
漁業権
の
根本
的な
考え方
にも拘わらず、多少
協同組合
みずからが
漁業権
を管理する。
管理方式
が幾分ずつでも拡張されつつあります。この
管理方式
が許されますならば、成るべく多くこの
管理方式
を
協同組合
に取入れるということは
將來
望ましいものと私は
考え
るのであります。
西山龜七
22
○
西山龜
七君 最近各
産業部門
を見てみますと、
企業
の
整備
、
拡充
そういうようなことをせなければどうしても乘切れないというような実情は御
承知
の
通り
であります。
水産業
におきましても
終戰以來インフレ
のためにどうも海面の方が
一定
をしておるにも拘わらず、設備の方が過剩しておるように感ずるのであります。そうしまするとこの
水産業
におきましてもどういうように
整備
してこの
業体
の確立をして行くかということが問題になりはしないかと、かように
考え
るのであります。これは
漁区
の拡張があれば問題は解決はできると思いますけれども、この点は
相当
に困難と思いますが、つきましては
漁業会
に対しまして
失業者
ができた場合にどういうような
政府
は
考え
を持
つて
おるか、
將來
この
漁業会
の
整備
、
拡充
に対しましては、どういうような御
意見
があるかということに対しまして
政府
の
所見
を伺いたいと思います。
飯山太平
23
○
政府委員
(
飯山太平
君)
西山委員
の御
質問
にお答えいたします。
日本
に九原則が実行せられて
以來各産業会
がお説の
通り企業合理化
の線に進みつつあることは私共も
承知
しております。
ひとり水産業
だけがこの埓外に置かれるとは勿論
考え
ておらんのであります。併しながら
漁業
の
仕事
は
漁船
と同時に技術を持
つて
おるところの
從業員
この二つが非常に重大なんでありまして、他の陸上の
産業
におきましては必ずしも甲から乙の
仕事
に移ることが困難ではないのであります。併しながら
水産
の
從業員
は
水産
以外の、特に
漁業
でありまするが、
漁業
の
從業員
は他の
産業
に移るということは、これは容易にできないのであります。
從つて
如何に
合理化
いたしましてもその余剩の
從業員
に関しましてはこれは
水産関係
において保有するような
対策
を立てなければならんと、かように
考え
ておるのであります。
從つて
或いは「かつお」、「まぐろ」
漁業
、
以西底曳
、その他諸種の
漁業
におきまして若し
合理化
されたために
失業者
が起るというような場合には、これは一面
社会制度
としての
失業保險制度
にもよりまするけれども、私共の
考え方
としては
合理化
をした場合にその残余の業界の人々によ
つて
これを必要とするところの人々を養うような、いわゆる相互扶助的な
考え
を
水産業
には持つより他に
方法
はないのじやないか、殊に
漁業
は他の工業或いは
農業
と違いまして、その
働らく海
区というものは大体これは
協同
のものであります。
協同
の
働き場所
にな
つて
おるのであります。私共がいつでも
考え
ておることは、少くも
漁業
におきましては、
漁業
それ自体の
本質的性格
から当然
経営
の面にも
國家保障
の
精神
を盛らなければならないというふうに私共は
考え
ております。
從つて
そういう
方向
に向
つて水産業
の
合理化
については
失業対策
を立てて行きたい、かように
考え
ております。
千田正
24
○
千田正
君
漁業法案
は勿論画期的な
日本
の
漁業権
の
根本法
として我々は大いにこれから檢討を加えなければならないと思いますが、一番現実に困
つて
おる問題として、こういう
法律
を
作つて
も、現在の
漁業
が
本当
に軌道に
乘つて來
るかどうかということを我々は再檢討したい、そのためにはやはりこの
法案
は同時に出さるべき
法案
の
漁業災害補償制度法案
、若しくは
信用保証制度法案
或いは
漁業保險法案
というようなものが同所に出されない限りは、この
法案
は
先つき青山委員
が度々申されたように
零細漁民
のために、安定した
生活
を保障する何ものもなくな
つて
しまうという虞れがありますので、
根本法案
を提出するについて、そうした側面からこの法を活かすような
法案
を出すだけの用意が、現在において
政府当局
において持
つて
おられますか、この点について
長官
若しくは
次長
の御
答弁
を頂きたいと思います。
江熊哲翁
25
○
江熊哲翁
君 今
千田議員
から御
質問
ありましたのですが、私は別の意味において
漁業法
の
改正
の際に、今
千田議員
の言われたようなことが少くとも
政府
においては十分準備されておらなければならないと
考え
る一人でありますが、いずれこれは御
答弁
があると思いますが、更に私は
漁業法
の大
改正
が行われた際に、もう
一つ
考え
なければならん問題がある、それは
沿岸漁業
の
資源培養
に対する
法的措置
を講ずるという点について、
相当
の
調査準備
をすでにされておるだろうと思うのでありますが、こういう点について、どの
程度
に準備されておるか、次の
國会
において、そういつたことが
法律
化されるようにな
つて
おるかどうか、私はこの
資源培養
の問題についてはずつと以前の
國会あたり
で御
質問
申上げたのでありますが、併し
漁業法
の大
改正
をやられるというので、
法案
を見ますと、私はこの
資源培養
に関する
法的措置
を早急にやらなければならんという氣がいたすのであります。
一つ
その点について御
所見
を承
つて
置きたいと思います。
飯山太平
26
○
政府委員
(
飯山太平
君)
千田委員
の御
質問
にお答えいたします。先程
青山委員
からも御
指摘
の際に発言いたしましたように、
漁業権制度
の
改正
も、
漁業協同組合
の
實施
も、要するにこれを
裏付
するものがなければならないということは、全く御
意見
の
通り
であります。併しながら現在この
法案
を出す情勢下におきまして、直ちに同時に災害補償
制度
、或いは
漁業
保險
制度
というような必要な
制度
でありますけれども、御
承知
の
通り
これには財政の
関係
が伴うのであります。従
つて
現状のような情勢におきましては、遺憾ながらこれが同時に実施をするというような
事情
にないのであります。そのためにこれが提出をできなかつたのでありますが、第四
國会
におきましても、当
委員会
において、この第五
國会
には、これらの案を出せということは、
委員長
からも固く私共は要望されておつたのであります。又できるだけそのように努力いたしますということをお答えいたしたのでありますが、爾來いろいろ檢討は加えておるのであります。併しながら、
只今
申上げるように災害補償
制度
にしましても、保險
制度
にしましても、いずれもこれは国家的財政の支出がなければできないのであります。現状においては、それができませんので、最近は何とかして、これを自主的にでも
考え
るようにすべきではないかというようなことから、実は現在各業界にも呼び掛けて、信用保証
制度
を
一つ
実施するように、そうして業者みずからの努力と共に國家の協力をさせる。こういう態勢に持
つて
行くより現状としては止むを得ないというようなことであります。その点について、目下具体的な案を進めつつあるのであります。併し、これも御
承知
のように、業界がいずれも非常な悲境にありまするので、これを業者みずからの手において、十分に実施するというような態勢を作ることは困難でありますので、その点については、安本
方面
にも、大藏
方面
にも、その折衝を続けつつあるのであります。併しながら具体的にかような
制度
をこの
國会
、若しくは近い
將來
において具体的に出し得るという言明ができないのは、私共は誠に遺憾であると思うのであります。それから先程
江熊委員
から資源の培養ということについて、この
漁業法
に何らの
制度
も加えていないじやないかという御
質問
でありますが、一般の海洋の資源につきましても、具体的な案は加えておりませんけれども、内水面における、養殖、増殖
関係
は、これを國家が管理して、そうして、種苗の配付というようなことを営むというようなことに新たに
規定
を加えておるのであります。御
承知
のように國際的に見ましても、漁場拡張の問題も、皆
日本
が
資源培養
について何らの関心を持
つて
いないと、むしろ資源を冒涜すると、侵略するというようなことが、今日
漁区
拡張の一番実現を阻んでおるというような原因にな
つて
おるのであります。それらの点から
考え
ましても、お説のように、
根本
的に法規の上にこれを表わして行くということは非常に大切なことでありますので、この点につきましては、機会を見て我々としてもこれが
制度
を加えるように努力をいたしたいと
考え
ております。
千田正
27
○
千田正
君 今の
長官
の御
答弁
誠に結構でありまするが、私はただ
一つ
不満な点があるのであります、というのは、同じ原始
産業
において
漁業
のみが
農業
と
比較
した場合において跛行的な存在である、而もいつの場合においても、泥繩式の
制度
しか
水産業
界においては行われておらなかつたというところに、今までの
水産業
発達の遅々として進まない原因がある、而も不漁
対策
というような、天候或いは潮流その他の一般自然の異変によるところの不安定な業であるだけに、我々としてはこうした不安定な業から生ずるところの不測の災害を如何にして除去するかということを
根本
的に
考え
ない限りにおいては、今後の
水産
というものは十分な発達を成し遂げ得ないというというところに私の
根本
の観念がありますので、その点に対しまして、むしろ起きたものに対する施策を
考え
るよりも、起る前に不測を予想して、そこに行うべきところの立
法的措置
を
考え
るのが至当ではないかと、私はかように
考え
るのであります、その点について如何に
考え
られますか、
長官
の御
答弁
を頂きたいと思います。
飯山太平
28
○
政府委員
(
飯山太平
君) お答えいたします。未然に防止するということが賢明の策であることは、全く御
意見
に私も同感であります。我々の今日までの
当局
の努力がその点に向けられてなかつたということにつきましては、ここに遺憾の意を表したいと思います。ただ
農業
と比べて
水産
がいつでも後手にな
つて
おるという、この事実も私共は卒直に認めざるを得ないのでありまするが、この点については、農林省の予算を御覽になる時に御
承知
と思うのであります。私共も農林省の現在の予算が二百七十億ある中に、
水産
の予算が僅かに公共事業を合せても二十億に充たないという、この数字を見る時に、誠に衷心忸怩たるものがあるのであります。併しながらこれは我々のみの努力では、到底これを強化するということは困難なのであります。私共はお答に対してお願いをすることは甚だ当を得ませんが、今後におきまして、どうか我々が計画、企画に対しまして、皆様の特別の御配慮、御協力を頂きまして、少なくとも
相当
の予算が現実に獲得できるような段階に持
つて
行
つて
頂くことを私は衷心からお願いしたいと思います。そうして我々も
一つ
先程の
お話
のように、未然の
対策
を立てるということに一段の努力をしなければならんという氣構えをここに新たにする次第であります。
尾形六郎兵衞
29
○
尾形六郎兵衞
君
長官
に、
漁業権
の補償について
ちよ
つとお尋ねしたいと思うんですが、一昨年つまり第一回
國会
が始まつた時に、この
漁業法
の
改正
の最初の案とも言われるだろうか、
一つ
の案を持
つて來
られまして、
政府委員
が
説明
したのでありますが、その時の
漁業権
というものは、無償でこれを沒收するというと語弊がありましようが、とにかく無償で取上げるような案であつた。そこで私は、その時
質問
したんですが、当時社会黨の
内閣
であつたんです。
日本
の社会黨は、英國の労働党をあの当時手本にするということを片山総理が言
つて
おりましたが、その英國でさえも有償で、私有
財産
を國営に移す時は、有償でやるとい
つて
いる時に、余りにけちなことをするじやないかということを
質問
したんですが、当時憲法第二十九條の第三項を適用するという意味だということを
政府委員
が
説明
しておつた、今後は
一つ
の基準を立てまして、
漁業権
を補償されるということでありますが、その額につきましては、例えばこれは、その額を妥当としまして、相応しましたものでも、余りにこの償還の期限が長いので、補償して貰
つて
も、果してその甲斐があるかどうかということは懸念される、それから又この漁場をやります人も、元金と利息と共に拂うだけの負担を今日の
漁業
経営
上できるかどうかということにつきまして、
相当
懸念があるんですが、これに対する
長官
のお見通しと見解をおききしたいと思います。
飯山太平
30
○
政府委員
(
飯山太平
君) 尾形
委員
にお答えしたいます。
漁業権
の補償の問題でありますが、これは当初いろいろな
関係
方面
の
事情
でそういう案が出たのであつたように思います。それから現在の補償の基準についてのお尋ねに対してお答えいたします。現在の
漁業権
は全國的に見まして、賃貸料が大体漁獲の一割乃至少くとも五分以上の賃貸料を支拂
つて
おるのであります。これが全國の全体平均数字にな
つて
おるのであります。今度は賃貸料とは申しませんけれども、免許料若しくは許可料というような名稱でこの賃貸料を納めて貰うこういう形なんであります。そうしてその標準は現在の見通しでは大体平均して三・七%でありまするから、
從來
の業者が仮に同じ漁場を
経営
した、こう仮定しますと、
從來
は一割乃至五%以上拂
つて
おつたということから比べれば、むしろ低率にな
つて
おるのでないか、従
つて
特に
漁業権制度
が行われたからとい
つて
、それが
経営者
において負担の能力がないというようなことには
考え
られないのであります。尚今後インフレの進行がどうなるか分りませんが、大体の見通しとしてはむしろその率は多少は低下し得るんじやないか、こういう見通しを持
つて
おるのであります。
從つて
一面においては今の補償がいわゆる
漁業
証券というようなことで、而も二十五年というような長期では、これは補償して貰
つて
もそれが有用にならんじやないかというお説でありますが、これが國庫の支出において補償できる場合には短期にするということも或いは可能かも知れませんが、御
承知
のように免許料を以てその補償の材源といたしておるのであります。従
つて
これを短期にしようとすれば、おのずから免許料を多額にしなければならん、こういうデイレンマに陷りますので、三・七%という
程度
の免許料とすれば、どうしてもこの
程度
の年限にならさるを得ないのでありまして、これが証券の利用、つまりそれが金融の種になるというような点については、これが
政府
の補償でありますので、今後我々としては金融機関との折衝においてこれができるだけ
漁業者
の
資金
面に活用ができるような
方法
をとりたい、かように
考え
ております。
木下辰雄
31
○
委員長
(
木下辰雄
君) 本日はこの
程度
で
質問
を打切ることに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
木下辰雄
32
○
委員長
(
木下辰雄
君) 御
異議
ないと認めます、
只今
から閉会いたします。 午後二時三十四分散会 出席者は左の
通り
。
委員長
木下 辰雄君 理事
尾形六郎兵衞
君
千田
正君
委員
青山
正一
君 淺岡 信夫君
西山
龜七君
江熊
哲翁
君
政府委員
水産廳長官
飯山 太平君
説明員
農林事務官 (
水産
廳
次長
) 藤田 巖君 農林事務官 (
水産
廳漁政部
協同組合課長
) 曾根 徹君