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門屋盛一君 先程こちらさんの御発言で、私が大変無理を言うた
ようにお取りにな
つておられる
ようでありますが、私はこれは
衆議院提出
法案で、
衆議院は絶対多数の與党でありますから、今少しく日にちのある間に持
つて來れた筈なんです。ついでに申上げて置きますけれども、私がここへ登院したこの方、各
議院提出
法案というものは、その案ができましたならば予め各……こちらが発議した場合は向うに行
つて、十分に
了解を求めて、正式に出すという手続を採
つておる。
衆議院が提出されたものでも、予めこちらと打合せてやるということは、今迄は行われてお
つた。これが突如として今日
配付されておる。そこに
一つの無理があ
つてこうな
つたのでないかと思いますが、先程私が今朝でも知らしておいて貰えばと言うたのは、今日通すというのでない。今日でも言うて貰えばよか
つたということは、それは逼迫しておるならば、
中川さんの
立場とすれば、今朝でも、今日でもそれだけの
説明をこちらに今朝なさるのが順当でなか
つたか、そういう
意味で申上げた。
もう
一つ、三十日に本
会議を組まないということは、三十日は
定例日でございませんのです。
定例日ならばそれは議長権限でどうでもなることでございますが、
定例日でない。本院の
運営委員会の申合せとしては、
定例日以外にき開かないということを、つい先日の
運営委員会で再確認しておる。
それから
上つて來ておるのでない。これは先程の地方
行政委員長の
説明を聽いも、上るか上らないか分らん。それなのに、こちらが本
会議を組んで、三十日の午前中に上げて貰いたいなんと
言つて、当該
委員会を圧迫する
ようなことは、
運営委員会として絶対できない。
審議の状況について
委員長の
説明を聽くということは今までしばしばありましたが、いつ迄に上げて欲しいということは、押し詰
つた場合に上げて寄越せということは、我々は発言しておらん。
運営委員会はそういう性質のものでないから……。
そこで、私は
最初に、
政府が
説明するという前に、
予定通り三十日に本
会議を開かないということを再確認して頂きたいということを、
委員長に
提案しておる。この採決を採
つて頂きたい。(「採決」と呼ぶ者あり)