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1949-04-04 第5回国会 参議院 議院運営委員会 第10号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十四年四月四日(月曜日)    午前十一時十八分開会   —————————————   本日の会議に付した事件 ○國務大臣演説に対する質疑に関す  る件 ○議員米國議会視察の件   —————————————
  2. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) それではこれから会議を開きます。無所属懇談会の方と新政クラブの方が見えておりませんがお待ちしましようか、どうしましようか。  それでは会議を始めます。國務大臣演説に対する質疑に関する件の御相談を願いたいのでありますが、議事部長の方から一つ案を説明して貰うということにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) それではどうぞ……
  4. 寺光忠

    参事寺光忠君) 例によりまして現在の所属議員の数を押え、それから一番少いところで余り極端に短い時間にならないようにどいうことで計算をいたしますと、一案として申上げますると、緑風会百二十分、民主自由党八十分、民主党六十分、社会党六十分、無所属懇談会三十分、新政クラブ十五分、共産党十五分、合計六時間二十分でございます。これに答弁の時間が大体それと同じくらい掛るものといたしますと、十二時間掛る予定になつております。御参考までにこの前の第四回における各派の割当時間数を申上げますと、只今の時間よりも少し短こうございまして、緑風会が百分、自由党が六十分、民主党が六十分、社会党が六十分、無所属懇談会が三十分、新政クラブが二十分、共産党が二十分、合計五時間五十分でございます。初めに申上げました現在数による案と、それから第四回のときの実績等を御勘案下さつて決定願つたらと存じます。
  5. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 只今議事部長から説明のあつたことを話題に採り上げて頂きまして、一つ審議を願いたいと思います。
  6. 板野勝次

    板野勝次君 國務大臣演説に対する質問は重要な質問なんで、他の質問と違うので、小会派もどうしても、前の経驗からいつても、三十分ぐらい貰わないと、事実やれないと思います。小会派最低一つ三十分與えて貰うという点で、一つ大会派の方も讓歩して頂きたいと思います。殊に民自党與党ですから、これは新聞を見ますと、衆議院の方ではもう質問はやらないというふうなことが言われておるので、そういう面に一つ考慮して貰いたいと思います。尚緑風会からも、大臣が出ておるので、そういう関係から見ると、小会派にもつと讓歩して貰う余地があるのではないか。この点はお願いするわけなんです。
  7. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 今板野さんから、與重である民自党大会派である緑風会から少しばかり時間を讓つてくれないか、そうして少くも三十分くらいの発言ができるような一つ讓歩してくれないかというお話ですが、それについて……
  8. 門屋盛一

    門屋盛一君 今いきなりこれは時間の問題に入つたのですが、大体これを何日間くらいで上げる予定にするかということが先じやないかと思うのです。それから日数が許すならば、大体これを今週一ぱいで上げるとすれば、明日から掛つて五日間質問に見てやるわけなんで、それからそれを來週に持越すかどうかというと、仮に今週一ぱいで上げるとすれば、五日間あるなら、一日の議事を三時間くらいやるものとすれば、十五時間やれる。十時に始めて二時間きつちりやることになれば、十時間しかやれないということから、時間が現つてくるのですけれども、私はまあ今度の國会では予算も早く詰めてやらなければならんので、委員会等も忙しいので、若し大体今週中くらいに上げるとしても、十二時間の運営では少いじやないか。やはり十五時間ぐらいを取つて、これは原則ではありませんが、非常にただ時間を短かく短かくという立て方が却つて面白くないので、二百五十人ですから、一人二分間づつの発言とすれば五百分になるのですから、今までのどうも五時間とか六時間とかいうのに制約されずに、もう少し全体的に時間を長く取つても、今週中に上がるのではないかと思うのです。
  9. 寺光忠

    参事寺光忠君) 実績だけを申上げますと、第四回でも確か五日くらい掛つております。一日の会議時間を大体二時間と押えて頂かなければ無理じやないかと思う。というのは、十時半頃始まるものとして、十二時判頃まで……答弁が大体質疑者と同時間位要るものと御計算願つて置く方がよかろうと思つております。
  10. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 僕は成るべくならば、日数は短くしたいと思う。併しこれは吉田内閣としては初めての普通のいわゆる國会であるから、軽卒にする、軽く見るという意味では絶対ない。そこで今門屋議員の発議によると、結局火、水、木、金、土の五日間でやるとして、一日の時間を正式にこれはよく要望して、正式に強く要望して、十時きちんと始めて、十二時半までは私はいいと思う。そうすると、二時間半づつ毎日やれる。その五倍だから、これで大体見当がつく。ただ最前緑風会大臣も出しておるからという板野君の御意見は、これは私としては記録にも残ることで了承いたしますが、高瀬君が出ておるのは高瀬君の立場においてのいわゆる出盧であつて、決して緑風会代表しておるという意味ではありません。若しもそういうふうに見て頂くと、緑風会政治的性格そのものが変つて参りますので、この点は板野先生の認識を是正して頂きたいと思いますが、私もむしろ、同じ自分の政党から作つておる政府でありますので、むしろ民自党の方を全部割愛して頂いても結構であるし、或いは何か代表質問として一名ぐらいの程度で止めて頂けば、或る程度小会派方々に友情を以て時間を割当て頂けると思うのですが、そういうふうに一つ勘考願つたらどうですか。日数は大体今週中と……それから民自党の方への私たちの希望が容れられるとすれば、敢て共産党ばかりでなく、その他民主党社会党にも或る程度時間の勘案もできると思うのです。これは御協議の結果でいいと思います。
  11. 石坂豊一

    石坂豊一君 只今御両君の方からの民自党質問を省略し若しくは止めるということについては、御尤ものことと思います。併し参議院自由党立場は、衆議院の全幅的の與党的立場とは多少違う。それでありまするから、極めて嚴正公平政治上の批判をするということの使命を持つておりまするから、質問をなくするというわけには私は行くまいと思う。例えば矢野君の言われた人員を整理する、遠慮するというようなことについては、会派に帰りまして御協議を申し上げます。この席で即時……折角質問する積りで張切つておる人もありまするから、それをここで直ぐ決めて行くということは、発言者に対する礼を失するわれでありますから、それだけの余裕を與えて頂きたい。
  12. 板野勝次

    板野勝次君 総理の施政方針演説質問については、相当今度は問題があると思うのです。頭から今週一杯というふうに決めて時間の差繰りをすると、勢い及んで來るところは、小会派発言時間が制約されて來る傾向があると思う。できるならば、そういう原則矢野委員に賛成なんですけれども、來週亘つてもとにかく最低限度この程度あれば質問ができるという、最低限度一つ確保して貰つて、長い方はもつと長くなつても、実際は施政方針演説の意図するものが何であるかということをはつきりさせるところに、問題があろうと思う。從つて一日や二日のことを惜んで、問題を明かにしないということは不幸なことですから、これはできるだけ演説に対する質疑の時間を取つて頂きたい。こういうことを要望したい。
  13. 石坂豊一

    石坂豊一君 只今申し上げましたことは、先程門屋君、矢野君から、なるべくできるだけ質問の日を縮めて今週中に上げる、その趣旨から申し上げたんで、又只人板野君の御発言十分言議を盡すという点については我々も少しも反対ではないので、なるべく、それはやりたいんであるけれども、併しこれはどんな名論卓説でも聞き飽きすることもありますし、程のよいところで切り上げると、そこでやはり今週中に決まりを付けるという矢野君の御意見に共鳴いたしまして、わが会派質問はなるべく御遠慮申上げて小会派の方に余裕を與えたい、こういう趣旨で申上げたのでありますから、來週に亘るという考えであるならば、我々の方はそれを放棄するわけにも行かんことになります。
  14. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 板野委員の御主張は常に理想論であつて、大体現実を見て大体今週中で行こうじやないかと、これらは一つ草案……決定案でないけれども、草案から見て今週中で行けそうですから、そして又板野委員の御要望も或る程度満たされる可能性も十分推定できますので、少数意見とか、その他緊急質問とか共産党はなかなかおやり方がお上手で、我々も同調しておりますが、むしろ大会派横暴どころか共産党横暴の声なきにしもあらずでありますので、これは直接の時間をどういうように振合いをするか、まあ自由党の方がはつきり一人なら一人と言つて頂くと即決できますけれども、御事情もあるようですが、併し明日のことですから、小委員会にまでにも御発表願うことにして、委員長はそういうふうに一つ議を諮つて頂きたいと思います。
  15. 門屋盛一

    門屋盛一君 速記が付いておりますので、今板野委員の御発言國会本位とすれば重要な発言ですが、何にも私は言論を抑圧するつもりで今週中と言つたのではなく、議会運営立場から、予算も短時日に上げなければならん、それから百数十件の法律案も上げなければならんとすると、殆んど本会議を長々とやつてつた委員会が開けなくなるのではないかという考えで申上げたので、これは決して私は矢野委員の言われるように、共産党を抑えたことにはならないと思います。是非今週中には切上げるように今の矢野委員の御意見でお進み願いたいと思います。
  16. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 只今今週中で上げるようにという御意見なり、それから與党なり、まあその他から一つ時間を讓つてくれという意見がありまして、石坂さんから帰つて相談もしたいということですから、暫く御相談の結果、又更に一つ審議を願うということに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  17. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) それでは……
  18. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 これを更にもう一回委員会をやりますか。若しもここで皆さん御了承得れば小委員会民自党の方の申出を聞いて具体的に振分けを決めるというふうに運んだら如何でしようか。
  19. 石坂豊一

    石坂豊一君 小委員会一つ協議を願うということにお願いしたい。
  20. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) それでは小委員会で御協議を願うことに御異議ありませんか。この時間のことは小委員会に後は讓るということに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  21. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) それでは小委員会に讓ることにします。  次に順位に関して一つ相談を願いたいと思います。
  22. 門屋盛一

    門屋盛一君 これは自由党の方から割愛して頂く時間がありまするから、その割愛して頂く時間を私共の方へ少し頂きたいと思うのですが、民主党の……小会派の方にも分けて貰えば発言者の数が決つて來ると思います。数が決らないと順位を決めるのにちよつと困難かと思います。これは遅れておつたんですから、今日この運営委員会休憩願つて、そして一應小委員会で本当にこの問題を相談をして、練つたものをここで決定して頂いたらいいのではないかと思います。
  23. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 只今門屋委員の御意見に御異議ありませんか。
  24. 中村正雄

    中村正雄君 ただ順位についてここで一つ方針だけは決めておいたら如何ですか。時間が決りましても、やはり時間の範囲内で何をやるか分らない。これは恐らく今日中に決るかどうか分らない。從つてそういう方針によつて順位を決めるという問題がありますから、方針だけは本委員会で決めておいた方がよいのじやないかと思います。いわゆる野党を先にやるか、與党を後にやるかということは……
  25. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 中村さん、大きい原則だけですね。
  26. 中村正雄

    中村正雄君 そうです。
  27. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 それは結構でしよう。
  28. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) それでは概観的に一つ順位を一應御相談願つておいて、そうして又小委員会お話を願う、そういうことにしたらどうでしようか。
  29. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 一應、先例は決して鉄則ではないけれども、議事部の方で、この前どうであつたか、それを一つ聞いて見ましよう。
  30. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 議事部の方でこの前の樣子をお聞せか願いたいと思います。
  31. 寺光忠

    参事寺光忠君) 今までの例では、野党が先、あとは残りは籤を引くことになつております。
  32. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 野党といつても、野党はつきり分らんじやないか。民主党一つかな、参議院は。
  33. 門屋盛一

    門屋盛一君 野党野党、協力する方は協力派
  34. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 民主党自体にも衆議院は二つあるので、参議院は別に届出ないとすれば一つとしてその儘ですけれども、新政クラブ野党であるか、無所属懇談会野党であるか、緑風会野党であるか、何かはつきりしないから、そればかりでは一つ決定する原則にはなり得ない。
  35. 中村正雄

    中村正雄君 從つて今までの例によれば、野党大会派から順次にやつて行く。こういう順序であつたわけで、いつも野党か、與党かで問題になつたが、一應この委員会としても、院内交渉團体として野党與重かを判断するより方法はない。從つて一應野党大会派からやつて行くという方針でやる。然らば野党與党かという点を考えて見なければならないが、今板野さんの意見に対して反対して矢野さんの意見がありましたが、私がお聞きしたいのは、緑風会は勝手に大臣になつているのだというお話ですけれども、併し院内交渉團体としまして大臣を出しておいて、それでも與党でないという理窟は通らないと私は思う。從つて緑風会性格からしてそうであるならば、大臣になつた人大臣期間緑風会を脱退しているということならば話は分る。緑風会に所属しておりながら大臣に就任しておる。緑風会各人各党であつて個人の自由で大臣になつたのだというのは理窟が通らない。從つて大臣を出した会派質問演説に関する限りはこれは與重と認むべきと思う。從つて大臣を出しておらない会派からの大会派から順次やつて行く。こういう方針を決めなければ各会派與党か、野党かのことは決らないと思う。從つて民主党大臣を出しており、内部的には分れておると言うけれども、これは一應交渉團体として與党として扱わなければならないと思う。
  36. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 中村委員中村委員としての御意見は御尤もと思いますが、片山氏が内閣を取つてつたときも、或いは芦田氏が内閣を取つてつたときも、緑風会の会員で大臣を勤めた連中がおりましたし、次官を勤めた者もありますし、御批判はどうであろうとも、緑風会政治的性格としては、團体としては大臣を送らない、次官を送らないという根本的の……これは未だ曾てないような一つ政治結社でありますから、これは理論においてはいろいろな意見が成り立つと思いますけれども、ここでこれを僕らが承認するとすれば、これは緑風会一つ政治的性格の変更になりますので、今御意見としては承わつておきますけれども、明かに矢野緑風会代表してその御主張を肯定するものでないということだけは記録に明記して貰いたいと思います。そこでそういうような理窟が成り立ちますれば、ここで新政会なら新政会というものが、これが與党か、野党か、これも野党宣言しておられるというわけでもないので、どうでしよう、そればかりで、今度の質問演説者順位等をそれを原則として決定するということの考えはどうですか。適当ですか。その他の観点に立つて、幾らでもこれは選び得る可能性はありますからね。
  37. 寺光忠

    参事寺光忠君) 與党を先にするとか、野党を後にするとかいうことは、第一陣についてだけでございまして、第二陣の方々は全部抽籖であるということだけを念のために申上げて置きます。
  38. 石坂豊一

    石坂豊一君 どうもこの國会全部を通じて見まして、與党野党ということに各々分れて見ると、今中村君の言われたことになりますけれども、この参議院という立場から見ますというと、衆議院のようにそれ程画然としておらんのですから、それで、まあ我々の会のことは、勿論自由党というもので纏められておりますけれども、それとても先程申しましたように、参議院立場から極めて嚴正公平なる批判を持つて臨みたいと、こういうことでもあるのですから、況んや他の会派において、個人的関係、又は本人と首相との関係で入つておられる関係でございましようし、大臣が出ておるから、全部それを遠慮するというわけにいかん性質のものではないか、かように考えます。
  39. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 なかなか議論はこの問題はいろいろ続くと思いますが、どうでしようか。他の各派方々の御了承を得れば、野党とか、與党とかいう意味でなくて、社会党共産党方々話合いができれば、籤でも引かれますか、話合いができれば、そちらから第一陣をやつて貰つて、その他全部先例のごとく籤を引くというふうにしたらどうです。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  40. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 これは直接的な具体的の問題に入りますが、どうです。これを私動議を出します。
  41. 門屋盛一

    門屋盛一君 そこまで行けば、共産党社会党話合いをせんでも、社会党が第一陣ということを決めたらいいでしよう。大会派ですから。
  42. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 共産党板野委員があそこにずつとおられますから……
  43. 板野勝次

    板野勝次君 そういう先陣爭いはしません。
  44. 門屋盛一

    門屋盛一君 時間を長くやらしてくれいという……
  45. 板野勝次

    板野勝次君 時間が問題です。
  46. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 そんなら委員長、大体私の動機に門屋さんが御賛成せられ、又板野さんは謙讓の美徳で社会党讓つてもいいというお話でありますから、おのずから委員長が纏めて頂きますとそこに一つの途が開けやせんですか。……
  47. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 無所属の方どうですか。
  48. 川上嘉

    委員外議員川上嘉君) 共産党新政クラブの時間を延長することに異議はありませんが、無所属の方もあと十五分くらい延ばして頂きたい。
  49. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 順位に関する御意見は……
  50. 川上嘉

    委員外議員川上嘉君) 順位は別に爭いません。
  51. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) それでは只今のは各方面から出た意見でありますが、先ず社会党を第一陣にして、それから無所属若しくは共産党新政クラブの方でお話合いの上でその順位を決めて貰つて、その後は一つ籤を引く、こういうようなあら筋を立てて置きまして、そうして後の具体的なることは小委員会に移す、こういうことで御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  52. 中川幸平

    中川幸平君 第二級以下は全部抽籤というのでしよう。
  53. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 社会党か第一陣で、後は全部抽籤ということに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  54. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 僕が案を出したのは、それです。
  55. 中川幸平

    中川幸平君 それで決めて頂いて結構です。
  56. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) それでは社会党を第一陣にして、後は全部抽籤にするということで御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  57. 門屋盛一

    門屋盛一君 異議なしにして置こう。
  58. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) そうして後の詳しい順位は小委員会に移すことに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  59. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) それじや異議ないといたします。
  60. 門屋盛一

    門屋盛一君 大体本当はこうなつてつたのです。運営順序から行きますと、第一陣は野党の大体派にやらして、第二陣からは会派の多数順でやつて行つて、その後が籤引きになつておる。さもなかつた意味はないと思います。お認めになつておるからあれですが……
  61. 川村松助

    川村松助君 それでいいじやありませんか。中村さんの御意見に大多数が……
  62. 小川久義

    小川久義君 決つた
  63. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) それでは社会党を第一陣に立てて、そうして後は抽籤にする、そうして詳しいことは、順位の詳しい相談は小委員会に讓る、こういうことで御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  64. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 ただそれに附加して一つ條件があります。これは子供のようですけれども、これはただこの回に特別に決めただけであつて、今後前例にならないということを私は申添えて置きます。そうすると門屋さんのお氣持が生きて行くだろうと思います。
  65. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 矢野さんの意見を附加することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  66. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 御異議ないと認めます。   —————————————
  67. 門屋盛一

    門屋盛一君 これまで運営委員会議長サロンでやつてつたのですが、今日ひよこつと四号室になつたのですが、何か理由があるのですか。
  68. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 速記を止めて下さい。    〔速記中止〕   —————————————
  69. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 速記をして下さい。それではこの委員会は、原則として議長サロンにおいて行うということに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  70. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) そういうことに決定いたしました。それでは別に御意見がありませねば、暫く休会に(「休会」と呼ぶ者あり)休憩にいたしまして御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  71. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) それじや暫く休憩いたします。    午前十一時四十八分休憩    ——————————    午後五時十九分開会
  72. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 休憩前に引続き運営委員会を開きます。それでは小委員会でお決めになりました時間の割当て、緑風会は百分、自由党四十分、民主党社会党六十分、それから無所属が三十分、共産党新政クラブ二十分、そういうことに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  73. 板野勝次

    板野勝次君 これは、この前のときにこれが二十分だつたからと今度もというのですが、その前には三十分の歴史もあつたので、今度も一旦あれだけ小委員会でやられたのですから異議がありませんけれども、この次になつても、いつもこれが習慣になつて首相施政方針演説に対して野党質問を封じる傾向になることは面白くないのです。これが前例にならんように形においてこういう決定をして頂きたい。
  74. 中川幸平

    中川幸平君 自由党もやはり前例にしたくないのでありますからその点………
  75. 門屋盛一

    門屋盛一君 速記の付いているときに共産党がそういう発言をされると、この委員会として非常に困るのですけれども、実情から言つても、野党発言をなるたけ多くしようというために民自党譲つて貰つたりしているのですから、野党発言を封じる意味において共産党発言を削つたのではないので、その点誤解のないようにして貰いたい。但し前例にしないようにということは同感です。
  76. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 前例としないということに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  77. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 御異議ないと認めます。それでは順位は先程抽籤の結果で御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  78. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 異議がないと認めます。   —————————————
  79. 中村正雄

    中村正雄君 ちよつとこの前の運営委員会村上委員長から御報告があつた件なんですが、先般出張手当或いは滯在雜費のことにつきましてウイリアムス氏を訪問したときに問題になりました國会議員米國視察に関する問題でありますが、衆議院の方で福利厚生委員中心にしまして一應の案を立てているわけなんで、今日連絡に参つたわけですが、衆議院考えている要点を一應御説明しまして、今後の問題について対処して貰いたいと思うのですが、一應向うの考えております点は、視察目的としましては米國議会及び政党運営状況視察研究参加者の数としましては各議院の代表各一名、これは参議院一名衆議院一名であります。それから各政党代表、民自、民主、社会、共産、小会派緑風会各一名、別に專門的立場研究員といたしまして両院議員中より議会運営研究一名、委員会運営研究一名、中央議会地方議会関係研究一名、議会図書館研究一名、議員福利関係研究一名、合計十三名、他に随員員いるわけでありますが、こういう参加数を以ちまして、旅行時期としましては先般報告がありましたようにアメリカの國会のある期間といたしまして大体六月を予定しているわけであります。旅費その他につきましては追つて研究すると、こういう案によりまして今福利厚生委員会中心に案を練つているわけで、これは両院で大体案が揃いますればこれを持つて両院議長がマツカーサー元帥に墾請するという方法をとつて行きたいと、こういう関係でこういう話があつたわけです。從つてこちらといたしましても庶務小委員会決定してもよいと思つているわけですけれども、一應衆議院に同調したつて大して見解の相違もないと思いますので、私の希望としては小委員会を開かずにここで運営委員会でこういう連絡方法がありますので、一應衆議院がこの案によりまして檢討して得た結論に参議院も同調いたしまして、両院議長に実現方をお図り願いたいというふうに述べて頂きたいと思つて報告旁々提案するわけであります。
  80. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 只今中村さんの報告なり提案がありましたが、これに対して御意見……
  81. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 その御斡旋は非常に多としますが、若しもこれについて、各派から特にこういう点を申入れたい、こういう希望を入れたいというようなものは今の御斡旋願つている中村君を通して衆議院側に決定以前に申入れをするというふうなことにして頂きたいと思います。
  82. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 外に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  83. 板野勝次

    板野勝次君 これは、ここで決定するわけじやないですね。
  84. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 特別の希望等があれば一應緑風会なら緑風会に、各会派に持帰られて諮つて、是非こういうことをして貰いたいという衆議院以上の名案があるかも知れないから、それだからその口を閉じてしまう必要はないから、口を開いて貰つて参考にして貰いたい、こういう意味です。
  85. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 只今中村さんから御心配下さつた要請なり御希望がありましたら、これを今ここで早速決めてしまうということはどうかと思いますから、各会派に持帰られまして一遍御相談願つて、その上で又ここで一遍相談に掛ける、こういうことで御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  86. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) そういうことに決定します。
  87. 中村正雄

    中村正雄君 それで私の方はいいわけなんですが、実はこの前村上さんからの報告がありましたように、ここ一週間か十日の中に大体人数を決めない限りは……問題は旅費なんですが、結局アメリカに行くまでは問題はないので、向うの旅費という面に今まで支障があつたので、ウイリアムス氏の話では、両院議長からホイツトニー氏、マツカーサー元帥に特に墾請をして貰いたい、そのためには人員なり時期とか具体的なことについて決めて交渉しなければいけない、アメリカ國会の開催時期と睨み合して少くとも今月中にやらなければならないということを言われたわけなんで、今問題になりますのは人員をどの程度にするかということが最も問題になるわけで、從つて私の考えは、先程申しましたように、大体衆議院福利厚生委員会で決つたことに同調しても大して支障がないと思うわけで、從つて今後連絡はしますけれども、一應衆議院と同調して両院議長に墾請願うというふうにした方がいいじやないかということを提案したわけです。
  88. 矢野酉雄

    矢野酉雄君 その原案には賛成しておりますから、だから今希望があればそれを申入れる口さえ付けて頂いてあれば、すでにこれで変更すべからずというのじやないとして申入れたら結構と思います。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  89. 梅原眞隆

    理事梅原眞隆君) 他に御意見がありませねば、これで散会いたします。    午後五時二十七分散会  出席者は左の通り。    理事            原  虎一君            川村 松助君            大隈 信幸君            梅原 眞隆君    委員            島   清君            中村 正雄君            石坂 豊一君            城  義臣君            寺尾  豊君            中川 幸平君            門屋 盛一君            宇都宮 登君            奥 むめお君            岡元 義人君            矢野 酉雄君            板野 勝次君            藤田 芳雄君            小川 久義君    委員外議員   川上  嘉君   —————————————    副議長     松嶋 喜作君   —————————————  事務局側    参     事    (事務次長)  近藤 英明君    参     事    (議事部長)  寺光  忠君    参     事    (委員部長)  河野 義克君