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1949-03-29 第5回国会 参議院 議院運営委員会 第7号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十四年三月二十九日(火曜日)
—————————————
委員
の異動 二月二十五日(金曜日)
委員松本治
一 郎君
議員
の
資格
が消滅した。 三月二十六日(土曜日)
委員河野正夫
君が辞任した。 同日
補欠
として
下條恭兵
君及び
宇都宮
登君を
議長
において選定した。
—————————————
本日の
会議
に付した事件 ○
彈劾裁判所事務局長任命承認
に関す る件 ○
控室変更
の件 ○
社会保障制度審議会委員
に関する件 ○
議院運営小委員予備員補欠選任
の件 ○
自由討議
に関する件 ○
外國爲替管理委員会委員長任命
につ き
事後承認
に関する件 ○
職員任用
の件
—————————————
午前十時二十三分
開会
川村松助
1
○
理事
(
川村松助
君) それでは第七回
議院運営委員会
を
開会
いたします。
委員長
がお見えになりませんので、暫く代理をさして頂きます。本日は
外國爲替
の
管理委員会委員長任命
について
事後承認
の件につきまして、後刻
官房長官
が見えて御
説明
する筈でありますから、暫くその方は
あと廻し
にいたして、
彈劾裁判所事務局長任命承認
の件、これを
鬼丸
さんから御
説明願
いましよう。
鬼丸義齊
2
○
委員外議員
(
鬼丸義齊
君) 議題となりました
彈劾裁判所
の
事務局長
の件につきまして、私よりお許しを得て御
説明
を申上げます。
彈劾裁判所
の
事務局長
は、
裁判所
ができますると同時に任用いなければならなか
つたの
でありまするが、
以來適任者
を得ますことに
八方手
を盡くしましても容易に茂られなか
つたの
でありますが、今回お手許に差出しました
履歴書
のごとく、
隈井亨
氏をお願いいたしますることに内諾を得ております。
当人
の
履歴
は、この
履歴書
の写に書いてあります
通り
でございます。二十数年間
裁判事務
に從事いたしておりましたので至極適任かと思いますので、
國会職員法
の第五條の二の第一号、及び第二号に規定いたしまする
資格
が当然必要でございまするが、
当人
はその
資格
を持ちませんがために、同條の第四号に基きまして
彈劾裁判所職員考査委員会
の
審査
を受けまして、更に本月の二十五日に
人事院
の
任用承認
を受けまして、三月の七日付で以て
中央公職適否審査委員会
の
公職
に就きまするところの
差支
なき
決定
を受けました。これは
裁判官彈劾法
の十八條の規定によりまして、両院の
議院運営委員会
の御
承認
を頂かなければならんことに相成
つて
おりまして、
衆議院
の方は昨日
運営委員会
の御
承認
を得たのであります。皆樣方の御
檢討
を頂きまして、是非ともこの際御
承認
を頂きたいと思います。尚
司令部
のOKも取ることができております。併せて御報告申上げます。よろしくお願いいたします。
矢野酉雄
3
○
矢野酉雄
君
隈井
さんは今
鬼丸議員
から御
説明
のように、この
資格
で十分だろうと思います。私
賛成
いたしますが追放なんかのこともこれは全部調査してありますね。
鬼丸義齊
4
○
委員外議員
(
鬼丸義齊
君) それは
只今
御報告いたしましたごとく三月五日付で
審査
を受けまして、
差支
なきことに
決定
いたしたのであります。
矢野酉雄
5
○
矢野酉雄
君 全面的に
賛成
しますがね。その
履歴書
の
書き方
は、この
大正
九年四月から次の
大正
九年九月というところの
書き方
は、これは私は訂正しなければ
いかん
と思
つて
おります。
大学
の間に
轉学
ということはありませんから、
明治大学專門部
に入学、例えば八月なら八月三十一日退学、
中央大学專門部経済学科
にこれは改めて試驗を受けて入学したのですから、決して
轉学
でないのです。これは常識上公式の
履歴書
なんかに非常に
間違つて
、こういう大事な
裁判所
なんかの
事務局長
になるのは、
履歴書
なんか
間違つて
はいけませんので、念のために
事後
の参考として申上げて置きます。これは誤謬の
履歴
なんです、
虚僞
の
履歴
ではないのです。
川村松助
6
○
理事
(
川村松助
君) 他にどなたか御
発言
ありませんか。
島清
7
○
島清
君 これは
議院運営委員会
の方に、この
隈井
さんの
履歴
に対して御紹介頂くのは初めてでございますか。
鬼丸義齊
8
○
委員長
(
鬼丸義齊
君) はい。
島清
9
○
島清
君 初めてでございますれば、別に
申し分
ないと思いますけれども、
相当
の地位にお就きなさいます方でございまするし、やはりこうい
つた
ような人を
任命
するには、ただ
形式
上の
履歴書
のみの
審査
でなくして、各
会派
の方に持ち帰りまして、各
会派
のそうい
つた
ような有力な方に対しまして、持
つて
おられるところの知識を総合して、それでこの人ならば
申し分
なかろうとい
つた
ような、愼重な
結論
を得た上で御
任命
にな
つた
方がよくないかと、私はこう考えるのです。別に
異議
があ
つて
申上げるわけではないのです。
矢野酉雄
10
○
矢野酉雄
君
今島委員
の御
説明
は私も全く
同感
であります。併しこの方は随分
彈劾裁判所
において長い
間折衝
なさ
つて
、そうしていろいろな
手続
なんかも
相当
日数
を要しております。今までのここで
取扱つて來
たものが殆んど全部こういうような
形式
でや
つた
わけですが、
島委員
の御
意見
は次の機会において、こうした大事な人を何する場合はその精神であるとして、この問題は一
應今日
で御
承認
を願うようにしたら
如何
でしよう。
島清
11
○
島清
君 前以て御紹介があれば……。
川村松助
12
○
理事
(
川村松助
君) 御
意見
は將來尊重することにいたしまして今日は御
承認願
いましようか。 〔「
異議
ない」と呼ぶ者あり〕
川村松助
13
○
理事
(
川村松助
君) それでは御
承認
を願うことにいたします。 〔
理事川村松助
君退席、
委員長
著席〕
村上義一
14
○
委員長
(
村上義一
君) 次に
控室移動
の件を御
審議
願いたいのでありますが、これにつきまして
事務次長
から御
説明
をお聽取り願いたいと思います。
近藤英明
15
○
理事
(
近藤英明
君)
控室
の問題は
前回
の
議院運営庶務関係小委員会
におきまして御
決定
にな
つた
件でございますが、本日
中村
小
委員長
御欠席でございますので、小
委員会
の
経過
を申上げることにいたします。
前回
の小
委員会
で、現在の
共産党
の方が人員がお殖えになりました
関係
上、
共産党
の
控室
と三階の諸派の
控室
だけを入れ替にしたい、こういう御意向に対しまして
庶務小委員会
では、
面積等
の
関係
からい
つて
妥当であろう、こういう
結論
が出た次第であります。当
委員会
の御
承認
をお願いしたいと思います。
村上義一
16
○
委員長
(
村上義一
君)
庶務小委員会
で一
通り
審議
檢討
して案が
決定
しているそうでありますが、
如何
でございましようか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
村上義一
17
○
委員長
(
村上義一
君) 御
異議
ないようでありますから、
庶務小委員会
で
決定通り
決定
いたします。
—————————————
村上義一
18
○
委員長
(
村上義一
君) 次は
社会保障制度審議会
の
委員数
に関する御
審議
願いたいと思います。
本件
につきましては前々回から保留して、それぞれ御
檢討
を
願つて
お
つた
次第であります。これは
如何
いたしたものでしようか。
小林次郎
19
○
事務総長
(
小林次郎
君) こないだの御
決議
もございましたので、私
衆議院
の
事務総長
にもお傳えをいたして置きました。できますならばやはり
自由党
の内部で
一つお話
を願いたいと思いまして、そのことも
衆議院
の
事務総長
から向うへ
お話
願うように頼んで置きました。その後まだ回答はございません。
矢野酉雄
20
○
矢野酉雄
君 それは問題としてやはり
檢討
する余地があるから、今日ここで即決しないで懸案として延ばして下さい。
村上義一
21
○
委員長
(
村上義一
君)
只今矢野
君からの御
意見
のごとく、本問は更に
檢討
を要するものとして
各位
又各派におかれてそれぞれ御研究願う、一
應今日
は保留する、そういうことで御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
門屋盛一
22
○
門屋盛一
君
異議
はありませんが、ただ無
期限
に延ばして置くことはどうかと思います。
矢野酉雄
23
○
矢野酉雄
君 三、四日中に決めるということにしたらどうでしよう。
村上義一
24
○
委員長
(
村上義一
君)
如何
でしようか。無
期限
に延ばして置くことも
如何
かとも考えられますし、すでに今日まで
相当
の
日数
を
経過
いたしておりますし、明日正午までに
意見
を決める、そうしてできる限り明日或は明日午後できなければ明後日の
運営委員会
で
決定
願う、
各位
は明日正午までに肚を決めて頂くということで
如何
でしようか。御
異議
ございませんか。 〔「
賛成
」「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
村上義一
25
○
委員長
(
村上義一
君) それではそういうことにお取決め願います。
—————————————
村上義一
26
○
委員長
(
村上義一
君) 次に
議院運営小委員会
の
予備員
として
青山正一
君、
中村正雄
君に
御苦労願つて
お
つたの
ですが、両者の辞任に伴いまして、その
補欠
を
原虎一
君、
下條恭兵
君が
推薦
にな
つて
おるのでありますが、御
異議
がなければ御了承をお願いしたいと思うのですが、
如何
でしようか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
村上義一
27
○
委員長
(
村上義一
君) 御
異議
がないようでありますからさよう
決定
いたします。
—————————————
村上義一
28
○
委員長
(
村上義一
君) 次に
自由討議
の問題について御
審議
願いたいと思うのでありますが、御承知のように二十六日の本
会議
で
自由討議
をするということに提出されてお
つた
次第であります。勿論この件については提出はしてありましたけれども、
総理
の
施政方針演説
が予期されておりました。從
つて
続いて
施政方針演説
に対する
質問演説
が三、四日は続くだろう、その後になるという考えでただ提出してあ
つた
次第であります。然るに明日
石炭鉱業等
の
損失補てん
に関する
法律案
その他が上程されますので、明日は本
会議
が開かれる筈であります。從いまして、
自由討議
を明日たとえ一両名でもや
つて
頂いたらどうかという問題であります。
如何
がでしようか、恐らく明日の議案は明日までにこの
補てん
に関する
法律案
以外も上るかも知れませんが、いずれにしましても簡單な問題だと思います。大した時間を本
会議
で要しないのじやないかと考えるのであります。
從つて相当
時間が余りますので
自由討議
を一名乃至二名ぐらいや
つて
頂いたらどうかと思いますが
如何
がでしようか。
小林次郎
29
○
事務総長
(
小林次郎
君)
ちよ
つと申上げますが、
衆議院
ではや
つて
おります。題を決めずに……。
門屋盛一
30
○
門屋盛一
君 随分延び過ぎている
自由討議
だからや
つた
方がいいと思います。
村上義一
31
○
委員長
(
村上義一
君) どうでしよう、御
異議
ないでしようか、やるのは……。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
村上義一
32
○
委員長
(
村上義一
君) そうしますると、その
題目
は
如何
がでしようか、
題目
なしで進めることに御
異議
ないでしようか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
村上義一
33
○
委員長
(
村上義一
君) それでは割当でございますが……。
寺光忠
34
○
参事
(
寺光忠
君) 時間でお決めにな
つた
方がよかろうかと思うのですが、大体全部の時間を何時間ぐらいで抑えるかという、
議員
一人が一分というような計算にしますと、大体四時間に全部でなるわけであります。四時間で長ければその半分にしたらいいと思います。案として一
應申上げ
ますれば、
緑風会
四十五分、
自由党
が三十分、民主党が三十分、社会党が三十分、
無所属懇談会
が十五分、
新政クラブ
十分、
共産党
十分というふうになりますと、大体三時間になります。
村上義一
35
○
委員長
(
村上義一
君)
只今議事部長
から申上げました案、これで御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
村上義一
36
○
委員長
(
村上義一
君) そうしますと明日や
つて
頂きますのは何
会派
からや
つて
頂くか、こういうようなことは……。
門屋盛一
37
○
門屋盛一
君 大体
無題
ということにな
つて
おりますが、そういうことはあるまいと思いますけれども、余りどうかと思うような議論が出て來ると困りますから、大変重要なこととか、何か適当な……。
村上義一
38
○
委員長
(
村上義一
君)
只今門屋
君からの御発議がありましたが、
無題
であ
つて
も、とにかく
参議院議員
が本
会議
において
自由討議
ということなんであります。重要なる
國政
に関する問題であることは、これは勿論だと思いますのでこの点御
異議
ないことと拜察しますが、
如何
でしようか。重要なる
國政
に関してというくらいにして、極めて抽象的でありますが。(「
異議
なし」と呼ぶ者あり)
村上義一
39
○
委員長
(
村上義一
君) 御
異議
ありませんようですからさようにお願いいたします。尚どの
会派
にお願いするか或いは何人にして頂くかというようなことは、小
委員会
でお
取り決め願つた方
が妥当なように思うのでありますが……。(「
異議
なし」と呼ぶ者あり)
村上義一
40
○
委員長
(
村上義一
君) 御
異議
ないようですから、小
委員会
の方でどうぞお願いいたします。
—————————————
村上義一
41
○
委員長
(
村上義一
君) 尚最後に
外國爲替管理委員会
の
委員長任命
について
事後承認
を求められております。これについて
政府
を代表され
官房長官
からこの実情について了解を得たいということで
発言
を求められておるのでありますが、
只今閣議
中で
官房長官
が
発言
中であるそうであります。
小林次郎
42
○
事務総長
(
小林次郎
君) このことは実はこの前の
運営委員会
の際に、何故に
事前
にこちらへ諮らずに
事後承認
を求めるようなことにな
つた
かその
経過
を聞きたい、こういう御注文がございまして、それを
内閣
の方に申し傳えました。今日
官房長官
が
参つて
御
説明
する筈でございますけれども、
只今委員長
から仰せの
通り
、
只今発言
中とのことであります。その理由は私聞きましたところでは、
メモランダム
が來たから止むを得ずや
つた
、こういうことであります。
門屋盛一
43
○
門屋盛一
君
事務総長相手
に
質疑應答
をや
つて
もしようがないですが、大体今私
ら野党
にな
つて
これを言うと皮肉になるけれども、すべてのことが
参議院
に対する
政府
のやり方がどうも軽く扱
つて
おる。現実に考えても軽く扱
つて
おる。私はこの前欠席してお
つたの
ですが、この前の
委員会
で問題にな
つた
ことであ
つて
、
國会
から通知があ
つた
ならばこちらの
運営委員会
の
開会時刻
と
閣議
と一緒にな
つて
、出られないなら出られないからと
言つて來
る筈のものですが、
ちよ
つとどうもそれがこの問題は
事後承認
せんな
らんよう
になるだろうと思うのですけれども、面白くないし、それから
衆議院
でも
相当
もめておるのですけれども、多数で押切
つて
おるようです。こういう際に一番國の政治を危うくする虞れのある時ですから、
参議院
は
参議院
としての嚴格なる批判の下にやらなければならんことだと思います。そういう建前でいかなければならんと私は考えております。
参議院
と
衆議院
とで
政府
の
考え方
を差別していることは事実なんでございます。この問題だけでなしに、例えば
予算案審議
の
経過
、
総理大臣
の
施政方針
に対することでも昨日
衆議院
を傍聽してお
つて
も、公平に批判して
政府
の方は横着です。あの
決議案
が出ても
政府
の所信と
審議
の
経過
ということは、誰かがあすこで話して
説明
後に決を採るべきものである。
一つ
も
説明
をせずにただ多数で押切
つて
いる、こういう行き方では
國民
として面白くない。ましてこの
参議院
は
一つ
の
國会
である以上は、この前も
大臣
が先ずに
官房長官
だけ來て、ここで何か問題があ
つた
ときに話があ
つた
が、今日は全然來ない。
國会
がい
らんよう
にされるなら、(笑声)こんなことは笑いごとじやすまないと思うのですが……。
兼岩傳一
44
○
委員外議員
(兼
岩傳
一君) 僕は
只今
の
門屋
君が言われたことに非常に
賛成
なんですが、もつと眞面目に考えまして、こういうような
外國爲替
、
外國取引
の重要な
委員
を
政令
で出したということが、非常に問題になると思うのです。どうして
法律
で出されなか
つた
か。
法律
で出して貰えば
門屋
君の言われたこともみんな解決する。我々はこういうものが
政令
で出ているということに反対したいと思うのです。
門屋盛一
45
○
門屋盛一
君 兼
岩委員
の言われたのは、
法律案
を問題にしているのですが、ここにも
つて
來られたのは
委員長
の
事後承認
で、
事務総長
と議論しても始まらんが、
メモランダム
が來たから誰かを
委員長
にせよとい
つて
來たけれども、
國会再開
中だから
事前
の
承認
の道は十分あ
つた
と思う。これは多数
派横暴
の何がここに現れて來ているわけです。
村上義一
46
○
委員長
(
村上義一
君)
如何
でしようか、これはいずれにしても
政府
の
説明
を求めなければならん問題だと思うのであります。
政府
は然るに誰も見えません。この問題はまあ保留して置いたらどうかと思うのですが、
如何
でしようか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
村上義一
47
○
委員長
(
村上義一
君) ……他に
委員
の方で何か御
意見
がありましたら承わりたいと思います。 〔
門屋盛一
君
発言
の許可を求む〕
—————————————
村上義一
48
○
委員長
(
村上義一
君) 尚
ちよ
つとお待ち願いたい。
労働委員会
の
調査員
についての問題で
承認
を求めて参りました。これを
一つ
御
審議
願いたい。
近藤英明
49
○
参事
(
近藤英明
君)
労働委員長
から先般
調査員
の
候補者
として
松川吉治
君を御
推薦
になりましたのですが、その後本人の都合で
手続進行
途中辞退されましたので、代りとして
労働委員長
から、更に
大輪宣方
君、
大正
三年生れ、
東京大学
の
社会学科
で
社会学
、
社会調査
とを專攻された方であります。
東京大学
を
昭和
十四年三月に卒業になり、
日本旅行社
、大
日本航空株式会社
、
南方航空輸送部等
に勤務されまして、主として
労務管理
のことを担当しておりました。それから
終戰後同社
を引退されて
昭和
二十一年十二月十日から
文壽堂印刷株式会社
に入りまして、
労務管理
、
労働調査
、
労働対策
を担当をせられているようでございます。これは
労働委員会
としては二級の
調査員
に採用いたしたい。こういうようなお申出にな
つて
おります。そして
人事院
の内
審査
を受けましたが、
人事院
におきましては二級
官待遇
の
資格
ありということでありました。
村上義一
50
○
委員長
(
村上義一
君)
只今
お聞きのような経歴の方でありますが、
承認
いたしてよろしうございますか、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
村上義一
51
○
委員長
(
村上義一
君) それでは
委員長
より申出の
通り
承認
することにいたします。他に御
意見
がないようでありますから……。
門屋盛一
52
○
門屋盛一
君 私はこの
國会
では非常に
予算審議等
も日にちがないし、このままで
議事
を円滑に進めて行く上から、今後こういうことのないように、これは
政府
をいじめるのでなく、
政府
に忠告をする
意味
を含めて
警告
して、この
委員会
の
決議
によ
つて
、今後こういうことのないように、
衆議院運営委員会
に対しても
参議院
に対しても同樣の
考え方
で
手続
をやるということを、この
委員会
の
決議
として
警告
を発しておきたい。これは
政府
をいじめる
意味
でなしに、この短い期間にすべてのことをやらされなければならないということを見えすいております。スムースに行くためにそういうことは絶対必要であります。
皆さん
の御
賛成
を得て
委員会
として一應
警告
を発する必要があると思います。
村上義一
53
○
委員長
(
村上義一
君) 今
門屋
君の御
発言
がありましたが、御
意見如何
でしようか。
島清
54
○
島清
君
同感
。 〔「
賛成
」と呼ぶ者あり〕
村上義一
55
○
委員長
(
村上義一
君) 御
異議
ないようでありますから、この方法を採ることにいたします。
—————————————
村上義一
56
○
委員長
(
村上義一
君) 先刻保留しておりました
外國爲替管理委員会委員長任命
につき
事後承認
の件でありますが、
只今増田官房長官
が御
出席
になりました。この
事後承認
を
事前
に
承認
を求めることができなか
つた
事情、その他について
お話
がある筈であります。
島清
57
○
島清
君
ちよ
つと
官房長官
の
お話
を承わる前に、保留になりました前提として、次回に保留するという
意味
であ
つた
と思うのです。これは
官房長官
が本日でも出られた場合に、後刻
お話
を承わ
つて
決定
するという
意味
ではなくして、次回の方に持つ越す、こうい
つた
意味
で保留したと思うのです。でございますから、意地の惡いことを申上げるようで甚だ恐入りますが、折角お越しを願いましたけれども、今日はこれだけにして後日
決定
した方がいいと思います。
委員会
の
決定通り
に……。
村上義一
58
○
委員長
(
村上義一
君)
如何
なものでしよう。先刻
委員長
の
言葉
が或いは足らなか
つた
かと思いますが、諸君において次回という強いての御
意見
がありますれば、次回においてしたいと思いますが……。
門屋盛一
59
○
門屋盛一
君 私は
委員長
のお
言葉
が解せないと思います。強いての御
意見
と言
つて
おりますが、
委員会
において
本件
は
政府
の
出席
がないから次回に保留する。次回とも
如何
とも保留するということにな
つて
おります。だから
島議員
の
発言
は、
委員会
の
権威
を保つ上において
委員会
が
決定
したことなんです。この
委員会
においていじめられているのですが、
増田官房長官
の顏を見た途端に、これは困
つた
と
思つたの
です。私は
政府
に対する
警告
が御
決定
にな
つた
際に、
折り目切れ目
なしに聞くということは
委員会
の
権威
にかかわる。私この際は
決定通り
や
つて
もらわなければ
いかん
と思います。
村上義一
60
○
委員長
(
村上義一
君)
皆さん
の御
意見
が
決定通り
に実行するという御
意見
のようでありますから、これは次回に更に
政府
から
説明
を聞くことにいたしたいと思います。 他に御
意見
はありませんでしようか。御
意見
ないようでありますから
議院運営委員会
は散会いたします。 午前十一時一分散会
出席者
は左の
通り
。
委員長
村上
義一
君
理事
川村
松助
君
委員
島 清君
下條
恭兵
君 城
義臣
君
門屋
盛一
君 鈴木 順一君
宇都宮
登君 岡部 常君 岡元 義人君
矢野
酉雄
君
佐々木良作
君 小川 久義君
委員外議員
鬼丸
義齊
君 兼岩 傳一君 千田 正君
—————————————
議長
松平 恒雄君
—————————————
政府委員
内閣官房長官
増田甲子
七君
事務局側
事 務 総 長
小林
次郎
君 参 事 (
事務次長
)
近藤
英明
君 参 事 (
記録部長
) 小野寺五一君 参 事 (
議事部長
)
寺光
忠君 参 事 (
委員部長
)
河野
義克君