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1949-02-18 第5回国会 参議院 議院運営委員会 第3号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十四年二月十八日(金曜日) 午前十時四十二分
開会
—————————————
委員
の異動 二月十二日(土曜日)
委員梅津錦一
君 及び
原口忠次郎
君辞任につき、その補 欠として
島清
君及び
原虎一
君を
議長
に おいて選定した。
—————————————
本日の
会議
に付した事件 ○
休会
の件 ○
議院
の
運営
に関する件 ○
運輸委員会專門員任命
の件
—————————————
村上義一
1
○
委員長
(
村上義一
君) それでは
議院運営委員会
を
開会
いたします。
自然休会
に入り直前に、
議決休会
にするか、
自然休会
にするかという問題につきまして、御
審議
を願いまして、
自然休会
にするということに御
決議願
つた
ことは御
承知
の
通り
であります。
只今
各
委員長
との
懇談会
の席上で、
議長
から述べられましたごとく、
衆議院
の方から申入れがあ
つた
ということで、重ねてこの問題を今一應御
審議
願いたいと思います。
小林次郎
2
○
事務總長
(
小林次郎
君) その後十二日に
只今委員長
から
お話
のようなことの御
決議
がありましたことを
衆議院
の
事務総長
に傳えて置きました。ところが十六日になりまして、
衆議院
の
事務総長
から、
協議会
において
休会
の問題が議せられた際に、
事務局案
としては十日間
衆議院
の院の
休会
をいたしまして、それから後は
自然休会
にしておいて、
法案
、
予算案
の整うのを待つという考えを申しましたところが、社会党の方から、そういうだらだらした
休会
は面白くないから、やはり
國会休会
にして
貰つた方
がいいという御要求が出たそうで、それで、それでは
政府
の方の意向はどうな
つて
おるか聞いて見ようということでそのときは別れた、
從つて
場合によると
國会休会
をしたいということをお願いするかも知れんからと、こういう話があ
つた
わけであります。ところがそこで私の方といたしましては、
議院運営委員長
、それから
議長
に
お話
申上げまして、何かこの前の
運営委員会
のときにお
決め
にな
つた
ことではなか
つた
そうでございますけれども、組閣が済んだならば又この
運営委員会
が
集つて
もいいのじやないかというような
お話
もあ
つた
そうで、かたがた今日お
集り
を願いまして、
政府
から
模樣
を聞いて、その上でお
決め
を願いたい、こういうふうなことでお
集り願
つた
わけでありますが、昨日
衆議院
の方から、更に民自党の方から、
内閣
では十八日の中に
予算案
、
法律案
は
準備
の
模樣
で、
從つて議会
が
審議
を始め得る日を大体決定して、そうして
政府
から
参議院
の方へお願いしたり、或いは
衆議院
の方へもそのことを正式に話して、そうしてそれに基いて
衆議院
は十九日の本
会議
で
國会件会
を成るべくやりたいと思う、併し
参議院
の方では、すでに
自然休会
ということで大体
お話
にな
つて
おるようだから、この点はまあ
参議院
の方の御
意見
で、
特別國会
や
臨時國会
の会社を定め、或いは
会期
の延長をする場合と違いまして、
両院一致
の
議決
がなければ
國会
の
休会
はできないわけでございますから、
衆議院
が如何に
國会
の
休会
をしたいと
思つて
も、こちらが御
同意
にならなければできないわけであります。ですからそれから後のことはもう適当にというような
意味
の
お話
でございました。これだけ、大体経過だけを申上げます。
村上義一
3
○
委員長
(
村上義一
君)
只今懇談会
の席上で
委員長
から若干の
意見
も出ましたことは御
承知
の
通り
であります。
政府
からの
説明
によりましても、実際十日と一
應決め
ておるが、やや怪しいというような
意味
合いも言外に含まれてお
つた
やうに私は聽いたのであります。それらの点もありまするし、又実際において十日の
相当法律案
、
予算案
その他を出すというても、今日の
客観的情勢
は副
総理
のいわれたごとく、努力しても怪しいというような
情勢
にあることもこれは考えざるを得ないように思うんですが、
皆さん
の
一つ
御
意見
によ
つて
適当にお
決め
を願いたいと思います。
門屋盛一
4
○
門屋盛一
君 この前
自然休会
に入る前の
運営委員会
の
懇談
の時間であ
つた
か知らんが、正式の
委員会
のときであ
つた
かはつきり記憶しませんが、
衆議院
の方が正式に成立してしま
つて
、その上で
内閣
の方の樣子を見てこの
運営委員会
をもう一回開かなれればならんであろうということは私もいうた一人であります。それは必要であ
つた
と思います。それで今
自然休会
にしてこのまま続けて行くか、
議決休会
にするかということを判断する上から行きますと、すでにこの
委員会
を開く前に予め把握しなければならん
情勢
はまだ不十分なことがある。これは
政府
の方でまだはつきりと閣議でも正式に決ま
つて
おらんというような前置きの下に副
総理
が話されたことも
余り
面白くないし、
衆議院
の方の
運営委員会
がまだ成立しておらない、今
衆議院
でどうしたい、こうしたいということは、これはひとりに
議長
或いは多数を持
つて
いる
與党
の判断だけであ
つて
、
運営委員会
で正式な話はまだできておらんというような
悩み
もあるんですけれども、それは常識で判断するとしますならば、先程私の
質問
に対して
差支
ないということを言明されております。私は
予算案
は三月十五日や二十日にな
つて
も、三月十日から
議事
に入るということになれば、
施政方針
の演説もならなければならんし、これに対する
質疑等
で
相当
の
日にち
も掛かるんですから、今の林副
総理
の三月三日から
議事
にはいれるということを目標として判断して行く必要がある、それから
衆議院
の方も大体において十九日の本
会議
において
議決休会
にしたいという
希望
が濃いようでありますから、
只今事務総長
の話は前後するのですが、
参議院
の方が
議決休会
に應じて貰えない場合に、十
五條
によ
つて
十日間の
休会
を
一院
だけ用いるという
衆議院
の考え方であ
つて
、
参議院
の方が
議決休会
に應じて貰えなければ、そういうややこしてみつともないことをやらなくてもいいというふうに
衆議院
の方でも考えておるらしい、それで問題は
自然休会
をこのまま続けて行きますと、やはりこの前問題になりました、
関係方面
の非常に
希望
されておるところの
自由討議
という問題に引つ
掛つて來
る、
自然休会
は三月五日から五日間延びることになるから、そこで私は
結論
から申上げますならば、
衆議院
の方ともう一回
事務総長
と
打合せ
を願えるか、
打合せ
をしなくても十九日に本
会議
を開いて三月十日までか、九日までか八日までか、
日にち
は一應
打合せ
て置かなければならんのですが、やはり
議決休会
であるというふうに
向う
が決ま
つて
おれば、こちらも
向う
に対して
議決休会
にする方がいいじやないか、
結論
的にそう考えております。
結論
に持
つて
行くまでの
準備手続
で少し不完全なところがありますが、これは大体
衆議院
は
議決休会
を
希望
しておるようですから、私は
結論
は
議決休会
に行くべきものである、そういうふうに考えております。
佐々木良作
5
○
佐々木良作
君
質問
なんですが、
衆議院
から連絡して來たという話は、今
門屋委員
の言われた内容ですか、つまり
議決休会
を十日間にしようというのじやないのですか。例えば三月の十日まで、
議決休会
をしようというのですか。
小林次郎
6
○
事務總長
(
小林次郎
君) 先程申しました通い、正式にはまだ決ま
つて
おらんので、ただこういう
空氣
だからということをお傳えして参りました。
佐々木良作
7
○
佐々木良作
君 その
空氣
は
議決休会
にしていつ頃までというのですか。三月の十日まで……。
門屋盛一
8
○
門屋盛一
君 そこを電話で確かめて貰いたいのは、三晴十日から
議事
に入りたいという
政府
の
希望
なら、三月の九日に
開会式
をやる、そうすると
休会
は三月の八日まで、三月十日までの
休会
なら三月十一日が
開会式
で十二日から
議事
に入るということになります。
矢野酉雄
9
○
矢野酉雄
君 これは二月の十二日の
議院運営委員会
の
記録
にその問題については、
梅原眞隆
君、
門屋盛一
君及び
岡元義人
君の
発言
があ
つて
自然休会
とし、
委員会
は必要止むを得ざるもの以外は開かないということに決定しておるわけです。それを
決め
たことを二度やるということは何か
理由
がありますか。
門屋盛一
10
○
門屋盛一
君 今ここで
劈頭
に言われたように、
内閣
も成立していないのに、
衆議院
も成立していないから、そこで
衆議院
が成立した上において一
應運営委員会
を開かなければならんということは、
速記
に載
つて
おるかどうか分らんが、僕も
発言
しておるし、他の人もそのことを
発言
したことと思いますが、不用意に
記録
がと
つて
いないから困るが、そうだろうと思う、実体が……。
岡元義人
11
○
岡元義人
君 今
門屋
さんの言われたことは、そういう
意味
じやなくて、
運営委員会
はいろいろな問題の起きた場合開かなければならんということで、
議決休会
というようなことが起り得るというようにそのとき聞かなか
つた
のです。
門屋盛一
12
○
門屋盛一
君 僕はそういう含みがあ
つた
と思う。
岡元義人
13
○
岡元義人
君 それがもう
一つ
はすでに今
矢野
さんから
お話
がありました
通り
に、大体その決定しておいたものに基いて、
特別委員会等
の
計画
が漸次立てられており、進行しておるのです。これで又
休会
に入るということになりますと非常にすつかり今までの
計画
が崩れてしまうというようなことにな
つて來
るのです。できたならば前の
議決
を尊重して頂くようにお願いしたいのです。
小林次郎
14
○
事務總長
(
小林次郎
君)
お話
の途中ですが、今
門屋
さんからの
お話
を
衆議院
の
事務總長
に
確め
たところ、
政府
は十一日から
審議
ができるという話だ
つた
ので十日に
開会式
をやる。これは非公式の話ですが、若し十日から
政府
は
審議
ができるというならば、前日の九日に
門屋
さんの言われたように
開会式
を行
つた
らよかろう、
從つて
八日まで
休会
にして頂けばいいだろう、こう申しております。
衆議院
は
協議会
を午前中開きまして
決め
るそうでございます。そして午後本
会議
を開く、勿論こちらの
同意
がなければ
國会
の
議決休会
はできないわけであります。それだけ申して置きます。
門屋盛一
15
○
門屋盛一
君 十
五條
によ
つて
十日間の
議決休会
は
一院
だけでできるのだから、一方が正式にや
つて
、こちらが
自然休会
にして置くとフリ・
トーキング
の点で
ちよ
つと
悩み
が残るわけだ。
矢野酉雄
16
○
矢野酉雄
君 その問題で五日延びるのは嚴格なる
條件
からすれば、
フリー
・
トーキング
の
期間
は、或いは違法が妥当か知らんが、
期間
が過ぎてから五日間ぐらい延びても、そのために
政府
や
衆議院
に非常な迷惑を掛けるというような場合ならともかく、何も迷惑を掛けないなら、やはり一時
塞ぎ
という原則があるから、
議決
したことを又特別にこれを覆えして新たに
議決
するというようなことは
余り
好ましきことじやないと思う。
門屋盛一
17
○
門屋盛一
君 一時
塞ぎ
ということで突つ張られると困るが、
議決休会
にすれば
委員会
の
運営
に支障が起るのですか、起らぬじやないかと思うが……。
左藤義詮
18
○
左藤義詮
君
矢野
君から一時
塞ぎ
という話があ
つた
が、この前
決め
た
空氣
は
門屋委員
の言われるように、取敢えず
自然休会
にして
情勢
を見るという
空氣
が
相当
あ
つた
と思います。
速記
は取
つて
あ
つた
かどうか分らんが……。
衆議院
に対してこちらの主張すべきことはまだ他に立場もあるから、こういう問題については、やはり
國会法
の規定もあるのだから、
衆議院
も
政府
も
自然休会
でなく、
議決休会
にしたいというなら、あつさり氣持よく同調するようにしたらどうですか。
矢野酉雄
19
○
矢野酉雄
君 そうすると現在
自然休会
のときなのだから、
議決休会
とするには改めて
参議院
は本
会議
を開かなければならん、そのために沢山の
議員
を揃えるとなると、もう公式に
出張
に出発しておる
諸君
もあるので、こういうことが分り切
つて
おるのだから、何もそのために
政府当局
を無理に苦しめたり、
衆議院
に対して非常な御迷惑を掛けるというのでないなら、ただ
フリー
・
トーキング
の問題だけで、これは初めから
頬破り
しておるのだから、これは当り前の
通り
や
つた
らどうかと思います。本
会議
をわざわざ召集してやるのもどうかと思います。
左藤義詮
20
○
左藤義詮
君
自然休会
中でも日程さえ組めばいつでも本
会議
を開けるわけだから、
相当
出張
もしておられるでしようが、私共の会派から出ておる人数から見ましても、
定則数
は間違いないと思います。やはり
明日本会議
を開いて一時
衆議院
に同調して、
議決休会
にして期日をはつきりしたいということに
希望
します。
門屋盛一
21
○
門屋盛一
君
矢野委員
の御
説明
御尤もですが、これは本來の姿に立ち還
つて
考えてみますと、大体
総理大臣
の指名は終
つた
が、まだ
内閣
は完全に成立するかしないかは見さかいもつかない、
衆議院
も
議長
だけはできたが、
常任委員長
も決まるか決まらんか分らんので、見通しもつかない際に、こちらは
議決休会
もできないから
自然休会
ということにするのが、これは実質上
向う
に御迷惑を掛けないということは、
矢野委員
も言われた
通り
でありますけれども、この総選挙後の
特別國会
の
劈頭
において、
衆議院
と
参議院
と異な
つた
方向にあるということが、
國民
に與える影響は考えなければならないので、この間の
話合
がつきますならば、
向う
が
議決休会
を
希望
しているなら、当然
政府
の方も三月十日までは何もできないということを、今言明にな
つて
いるのであるから、三月十日までの間においてもやはり
議決休会
ということでやる方が、私は
國会
としては本当の行き方ではないかとこう思いますので、
定則数
等の問題もありましようが、それは今後の
議院運営小委員会
において、御
協議願つて
、何とかそこを円満なる本
会議
の
開会
ができるならば、
一つ明日本会議
を開いてや
つた
方がいい、こういうふうに私思うのです。
矢野酉雄
22
○
矢野酉雄
君 私はですね、
緑風会
においてはこういうふうに考えておる、八十名のうち恐らく二十名おらんと……、
自然休会
に入
つた
ということを公けに宣言したからそれぞれ御
出張
にもなろうし、自分の住所へ当然帰るべきは帰る、
明日本会議
をやるというと、当然参加の不可能な本
会議
を開いたら、当然出席する
義務
もあり又
権利
もあるのに、これじや絶対出られないということになる人もある、九州は当然一日では來られない、こういう人もある、それを
議決
をすれば來ない人を無視するという、実質的な
結論
が出ると思います。少くとも三日か四日來るだけの余裕をみて報告したらよい、それは大事な問題ですよ。
門屋盛一
23
○
門屋盛一
君 そう開き直られると問題だからね、
自然休会
ということになれば、それがいつでも開かれることになるのだから実際問題として……。
岡元義人
24
○
岡元義人
君
自然休会
も
議決休会
にしましても、実質的にはただ
フリー
・
トーキング
の名目にな
つて來
る問題じやないかと思います。今
門屋
さんのおつしやる点は大勢の趣くところに同調されましたけれども、ただ一言この間私が
発言
して、この問題があるから、だから愼重に考えなければならんのではないかということを私が
発言
したのです。その時にですね、それは
頬破り
でも便法があるということで結局あの
議決
にな
つた
、ただ問題はあなたのおつしやるのも整然として理論は成り立つが、ただ
運営委員会
のこの
運営
の決ま
つた
ことを尊重して行くということも考えなければならん、だから
一つ
よくその辺りを含味して頂いた上で、あなたの
結論
を出して頂きたい、こう思います。
門屋盛一
25
○
門屋盛一
君 これはこちらの
運営委員会
の決ま
つた
ことを尊重するということは、これは無論でありますけれども、先程申上げましたように解散後の
衆議院
、初めての
特別國会
において、
劈頭
から
衆議院
と
参議院
とがこの
会期
の問題で一致しなか
つた
というようなことが
ちよ
つとどうかと思うのです。それで
衆議院
の方ではどうしてもこちらが
自然休会
のままで突き進むということになれば、先程
事務総長
の言われるように、初めの十日を一方だけの
議決休会
にして、後は
自然休会
にするというような
方針
になるだろうと思うのですがね、何とかまあ
定則数
を、初めから
会期
の問題くらいで
衆議院
とや
つた
んでは……。
矢野酉雄
26
○
矢野酉雄
君 そんなに強く飽くまでそれを通さなければならんという
理由
はないじやないか、どつちでも同じだ
つた
ら無理のないことがよいのです。或る
意味
において無理でしよう、当然本
会議
に参加して
権利
と
義務
を行使しなければならんのが、それが分
つて
無視するのだから、これは
議員諸君
の職権を侮蔑する。
門屋盛一
27
○
門屋盛一
君 そういうことは僕はこういう
発言
もしておる、
議員派遣
というものは
自然休会
中の
議員派遣
であるかち、いついつでも
議長
から招集して貰わなければならんということも申し添えておるのです。
矢野酉雄
28
○
矢野酉雄
君 電報を打ちますか。
門屋盛一
29
○
門屋盛一
君 そうせんでもうまく何とか……。
岡元義人
30
○
岡元義人
君 先程
委員長
の
意見
としては、楠見
委員長
が出してお
つた
のですが、あれは非常に
参議院
としては考えなくちやならん問題じやないかと思う。とにかく三百件の
法案
を出す、而も
会期
は七十日ということが前から
決め
られておる、そういうことからよく
眞劍
に檢討して行くならば、外の
委員長
から別に
議決休会
にすべきであるという
意見
は
一つ
も出ていない、むしろ反対の方の
意見
にな
つて
おりますから、十分考えてこれは処置すべきではないかと思うのです。
矢野酉雄
31
○
矢野酉雄
君 それに今の
通り
ですよ、若しそれだけの
準備
があるならば何ももつと初めから、七十日なら七十日のようにしたらいい。
門屋盛一
32
○
門屋盛一
君
内閣
ができておらんのであ
つた
から……。
矢野酉雄
33
○
矢野酉雄
君 それができておらんから
自然休会
にしたのだ。
石坂豊一
34
○
石坂豊一
君
事務総長
の話によると当然そうしたわけでもないのでしよう。
村上義一
35
○
委員長
(
村上義一
君)
ちよ
つと
速記
を止めて下さい。
懇談
をお願いしたいと思います。 〔
速記中止
〕
村上義一
36
○
委員長
(
村上義一
君) それでは
速記
を始めて下さい。
只今懇談会
の席上で、この問題については尚
衆議院
と
打合せ
を要するというような
お話
もありましたし、この話をし、尚
社会労方面
の御
意見
も伺
つた
ので、これらを考慮して
委員長
に
善処方
を御一任願うことに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
村上義一
37
○
委員長
(
村上義一
君) それではそういうことに決定いたします。 尚職員の任用問題がありますので、御
審議
願いたいと思います。
次長
から
説明
をいたします。
近藤英明
38
○參事(
近藤英明
君) これは
運輸
の
板谷委員長
からの御推薦で、
運輸常任委員会
の
專門員
といたしまして
古谷善亮
君を採用することについての
同意
を求められております。
古谷善亮
君は、大正十四年に
東京帝國大学
の
法学部政治学科卒業
、同年
高等試驗行政科合格
、直ちに
鉄道省
に入られまして、
鉄道事務官
、それから
鉄道省
の
陸運監理官
、
鉄道省運輸部庶務課長
、
鉄道省監督局鉄道課長
、
総務局会計課長
、
大臣官房法規課長等
を歴任されまして、
昭和
十八年
鉄道監
、これは当時の
勅任官
でありますが、
鉄道監
になられまして、後に
依頼免官
とな
つて
から、
鉄道軌道統制会理事
に就任され、更に
鉄道輸送中央協議会
の幹事、それから
日本鉄道会運営局長等
に歴任されておる方でございます。
任用資格
につきましては、これは
一級官たる
の
資格
のある方であります。
村上義一
39
○
委員長
(
村上義一
君)
只今説明
お聽き取りの
通り
でありますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
村上義一
40
○
委員長
(
村上義一
君) それでは承認することに決定いたしました。 尚いま一件御協議願いたいのですが、正式にまだな
つて
おりません案件でありますので、
皆さん
に他に何か御
意見
がおありでなければ、
委員会
はこれで閉じて
懇談会
に移りたいと思うのですが、如何でしようか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
村上義一
41
○
委員長
(
村上義一
君) それでは御
意見
ないようでありますから、
委員会
はこれを以て閉じます。 午前十一時三十分散会
出席者
は左の
通り
。
委員長
村上
義一
君
理事
川村 松助君 大隈 信幸君
梅原
眞隆
君 高田 寛君
委員
島 清君 原
虎一
君
石坂
豊一
君
左藤
義詮
君 城
義臣
君 堀 末治君
門屋
盛一
君 鈴木 順一君
岡元
義人
君
矢野
酉雄
君
佐々木良作
君
—————————————
議長
松平 恒雄君
—————————————
國務大臣
厚 生 大 臣 林
讓治
君
事務局側
事 務 總 長
小林
次郎
君 参 事 (
事務次長
)
近藤
英明
君 参 事 (
記録部長
) 小野寺五一君 参 事 (
議事部長
)
寺光
忠君 参 事 (
委員部長
) 河野 義克君 参 事 (
警務部長
) 青木 茂君
法制局側
法 制 局 長 奧野 健一君