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立花委員 実は
官房長官にお聞きしたか
つたのですが、
政府委員に御
質問することにいたします。実は十九日に大阪府の
地方課が、大阪府下の衞星都市の
市長、警察委員、公安委員を集めまして、公安條例の模範を示しまして、これに
從つて二十七日までに各都市で公安條例をつくれという通牒を出しております。これで会合をや
つております。これに対しまして、
自治課ではどういうふうな御
意見を持
つておられるか。
自治課として何か通牒を出されたかということをお聞きしたいと思います。この公安條例の
内容と申しますと、一度出して引込めました大阪の公安條例、あのあとにできました大阪の公安條例をそつくりそのままモデル條例といたしまして、これを
市長に示しております。あの公安條例は、私たちが最も反対しております條例でありまして、その先駆をなしましたものは、某方面からの何もありまして撤回した、いわゆる市会の面よごしをした有名な公安條例であります。そのあとにもやはり私たちの反対すべき公安條例があるのですが、たとえて申しますとその公安條例では全國でも例のないような大衆團体のデモの許可制をと
つております。あるいは官廳の前では会合もやらせない、デモも官廳の前は通らせないというような無謀な公安條例、これをモデルといたしまして、大阪府下の
市長、公安委員、警察委員を集めて、会合をや
つて、そしてモデル條例をプリントにして渡してや
つた。これは決して見のがすことのできない問題だと思す。しかも最近の読賣の社説がこれを取上げておりましたが、これは最近全國各地で起りつつある。これは私どもといたしましては、全國的な規模で、
自治課が何か通知をお出しに
なつたというように見ざるを得ないと思うのですが、
はつきりお答え願いたいと思います。