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石田(博)
委員 緊急質問の問題を取扱うことにつきましては、私どもは前提として考えなければならないのは、今日は時間があるとか、何とかいうことで決定す
ベきものではないということである。これはやはり問題の
重要性から取上げて行かなければならぬと思う。それから眞に本
会議取扱うべき性質のものであるかどうかも考えなければならない。第一の
公務員の
結核患者の問題については、たしかに福山君のおつしや
つたように、いろいろの問題題があると思うのでありますが、その問題の影響の範囲は非常に限定されている。
従つてこれは当然当該
委員会において十分に検当されるのが適当なので、問題は本
会議で取上げられるほどの影響範囲が大きいものではないと思う。その限定された範囲においては非常に重要であるから、
緊急性を持つものであるかもしれない。私はこういうものをもしここで許して行くことになると、今後同様の種類、の
緊急質問が出て、
緊急質問がまた元の
取扱いのようになることを恐れる。それから
主食の配給掛費及び遅配欠配の問題、これも非常に大きな社会問題として本
会議に取上げられるほどの問題に達しつつあると思う。見解の相違は
けつこうですが、私の方の見解を申し上げるとこれはやはり農林
委員会その他の当該の
委員会において取扱われる問題だと思う。それから
硫化鉱鉱山の
ストライキに関する問題は、これは炭鉱ストの問題について取扱
つたと同じ観点から申し上げますならば、これはあの観点と同様の観点に立
つて取扱
つていきたいと考えるのであります。
従つてこれは
一つの基礎産業についての重要な問題でありますので、特別の観点に立
つて取扱い、他の二つはその対象とする範囲が非常に狭いと思います。