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池田宇右衞門君 直接に
食糧管理局の問題に行くかどうか知りませんが、間接には必要な問題でありまして、この際ちよつとお尋ねいたしたいと思うのであります。勿論増收されて、而もその増收されたものが、
供出されて、そこで初めて円滑に
配給されるというのが当然でございますが、
食糧の收穫に際しまして、いつも不足を來すのは肥料であります。最近輸送
関係上の困難から、又労力の適正配分のない
関係で、とかく
政府の反当り五貫五百匁とか、或いは面積に対してどのくらいとかいう
配給に対するところの肥料
配給に対する声明は十分に聽いておりますが、農家に対して実際それだけ
配給する日までに
配給ができないのが今日の
実情であります。麦作の追肥、稻作の水田の肥料に対しまして、
食糧管理局として十分にこれらと折衝して、肥料の円滑即刻
配給をいたすことに対して、そういうお
考えありや否や、又十分にこれが折衝するところの御意思ありや否やということについて
一つ伺いたい。又肥料が、若しお分りになりましたなら、確実にもの輸送について、困難のある輸送
関係と折衝いたしまして、農家の安心納得の行くような
方法を講ずるかどうかという点について、お聽き合せ願いたいと思います。