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委員長(
木下辰雄君) それでは次の
委員会は明後日の午後一時からやることにいたします。或いは
協同組合法案も事前
説明を聴くかも知れませんし、或いは場合によりましては、請願
陳情がありますから、その
方面も何したいと思います。本日はこれを以て閉会いたします。
午後二時三十八分散会
出席者は左の
通り。
委員長 木下 辰雄君
理事
尾形六郎兵衞君
千田 正君
委員
青山 正一君
淺岡 信夫君
西山 龜七君
田中 信儀君
江熊 哲翁君
矢野 酉雄君
國務大臣
農林大臣 周東 英雄君
政府委員
水産廳長官 飯山 太平君
説明員
水産廳次長 藤田 嚴君
常任
委員会専門員
岡 尊信君
林 達磨君
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十月二十三
日本委員会に左の
事件を付託された。
一、様似漁港並びに冬島、鵜苫両船
入ま築設に関する請願(第三十五
号)
一、増毛漁港拡張並びに船入ま築設
に関する請願(第三十六号)
一、浦河漁港修築に関する請願(第
三十七号)
一、政泊船入ま築設に関する請願
(第三十八号)
一、香深井、元地、知床各般入ま改
修工事に関する請願(第三十九号)
一、焼尻漁港築設に関する請願(第
四十七号)
一、鴛泊漁港築設に関する請願(第
四十八号)
一、漁船
保險に関する請願(第五十
一号)
一、灘内漁港築設並びに元靜内外一
箇所の船入ま修築等に関する請願
(第五十五号)
一、
漁村政策に関する請願(第六十
二号)
一、漁船
保險に関する請願(第六十
九号)
一、香深漁港築設に関する請願(第一
七十三号)
一、大田名部漁港に船だまり揚築設
の請願(第七十六号)
一、襟裳魚田開発及び漁港、船入ま
修築に関する請願(第九十三号)
一、漁船
保險に関する請願(第九十
五号)
一、漁船
保險に関する請願(第九十
六号)
一、漁船
保險に関する請願(第百八
号)
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第三十五号 昭和二十三年十月十二日受理
様似漁港並びに冬島、鵜苫両船入ま築設に関する請願
請願者 北海道様似郡様似村長 留目四郎
紹介議員 木下源吾君 様似港は、世界三大
漁場の
一つである北海道日高
地方沿岸中とくに魚族の豊富な様似沖合の魚田開発上の重要地帶であるが更に釧路室蘭間の唯一の積出港及び避難港とするために、様似村に漁港を築設するとともに附近の冬島、鵜苫両村にそれぞれ船入まを設置せられたいとの請願。
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第三十六号 昭和二十三年十月十二日受理
増毛漁港拡張並びに船入ま築設に関する請願
請願者 北海道留萌郡増毛町 齋藤良助
紹介議員 木下源吾君 北海道の増毛町附近の海面は道内第一のにしん
漁業の
中心であり、陸地には石炭、木材等の資源が極めて豊富で生産増強経済復興に寄與している
ところ頗る大きいが、漁港内が狭あいで多数の船舶は利用できず、港外にあふれているから豊かな資源の開発や迅速な輸送と、暴風雨の際の漁船の安全のために、速かに漁港の拡張並びに船入まの築設を実現して、
地方産業の
振興を図られたいとの請願。
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第三十七号 昭和二十三年十月十二日受理
浦河漁港修築に関する請願
請願者 北海道浦河郡浦河町長 蠣崎敏雄外一名
紹介議員 木下源吾君 北海道の浦河漁港は、釧路室蘭間唯一の重要漁港であ
つて、その整備如何は沼岸町村の消長に影響を與えるから、速かに
國庫で修築工事を施行されて将來商港としての発展に備えられたいとの請願。
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第三十八号 昭和二十三年十月十二日受理
政泊船入ま築設に開する請願
請願者 北海道利尻郡仙法志村長 井田定勝
紹介議員 木下源吾君 北海道利尻郡法志村の政泊船入まは昭和十一年度國費で小漁港として築設されたが、しゆんせつが不充分でありまた常に西風を受けるので、漁船の入港収容に不便が多いから、本村の使命であるにしんの「わく取り」や沖合漁田の開発のために防波堤を含むそう合築設工事を國費で施行せられたいとの請願。
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第三十九号 昭和二十三年十月十二日受理
香深井、元地、知床各般入ま改修工事に関する請願
請願者 北海道礼文郡香深村長 野村太市
紹介議員 木下源吾君北海道礼文郡香深村は天與の漁田とあらゆる魚族に恵まれた離島であるが、
漁村の生命である船入まが昭和六年四月に築設されたまま今日に及んでいるため、香深、元地、知床の各般入まは再度の
災害によ
つて防波堤の欠壌等大なるものがあり又沖合
漁業の進展に連れ船入またる使命が達せられなくな
つたから速かに國費をも
つて前記船入まの改修改良工事を実施せられたいとの請願。
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第四十七号 昭和二十三年十月十二一日受理
焼尻漁港築設に関する請願、
請願者 北海道苫前郡焼尻村長
志村要
紹介議員 木下源吾君焼尻漁港の漁期における、入船及び漁船の収容能力は需要の十分の一にも達しない
状態で、にしんわく船をけい留することができず、従
つて時化の場合は、
漁獲物を全部放棄して避難する現状で、その都度、漁船、漁具、漁網を破損流失し又漁獲高も漁獲能力の三分の二以上減殺されている。これを年々繰り返す損害は実に莫大な額に上り、近くに大漁田を有しながらもこれが開発が出來ない現状であるから速かに本漁港を築設せられたいとの請願。
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第四十八号 昭和二十三年十月十二日受理
鴛泊漁港築設に関する請願
請願者 北海道利尻郡鴛泊村長
湯佐定平外三名
紹介議員 木下源吾君 鷹泊港は天然の良港で、北海の宝庫である漁田を担え、近時各
方面の
漁業家什に注目されている上、交通運輸の点より見て末濃船客の來往、利尻、礼文島六箇村中首位を占め、又避難港としての素質と特質とを有している。しかし現在の船入または港内護岸の不充分で面積狭あいのため、得年数次にわたる
災害で惨状を極めている上、樺太
引揚者は増加し、これ等に就業させるためにも、本港の拡張は緊急事であるから、民心の安定、生産意欲こう揚のため、本港築設を実施せられたいとの請願。
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第五十一号 昭和二十三年十月十二日受理
漁船
保險に関する請願
請願者 東京都世田谷区羽根木町一、八三九
日本トロール捕鯨漁船
保險組合内 田村啓三
紹介議員 木下源吾君
從來漁船
保險は單独企業の危險をおかしながら不時の欠損をカバーする陣立