○高橋(英)
委員 倉石君の檢察廳の供述要旨というのを見ますと、先ほど
倉石君も
言つておりましたが、難詰するとか、翌日また謝罪に來るとか、それからこれを黙
つておいてくれとかいう
ようにまるで
反対党の立場にある人が聞き直
つていろいろ話をしたというふうに聞えて、どうもそれがほんとうではない、よほど
証人が誇張して檢察廳で言われなければ、ああいう
ような言葉が、同志中に取交された言葉としてわれわれは信ずることができない。今
石田君からの質問があります
ように、
淵上君と
石炭國管の時代には毎日ぐらい顔を合せておられたはずなんでありますから、
石炭國管の問題でしじゆう話をされてお
つたと思うので、それについて
記憶がこんがらが
つておるという
ようなことになるのではないか、その点特に他党の人にわざわざ面会に行
つて、何月何日ごろの、いつどこで会
つたというふうな明確なものではないのかとどうか。その点の同志に対するものと、
反対の立場にある人に対する違いと、そうして毎日
会つていたのかいないのか、
石炭國管の問題のごときも重要な問題ですから、常に会
つたときに話をしてお
つたかどうか、殊に
淵上君は、主として
石炭國管の
委員として奮闘してお
つたように思います。その点をひとつ明らかにしていただきたいと思います。