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1948-11-22 第3回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十三年十一月二十二日(月曜日) 午後一時五十一分
開議
出席委員
委員長
原 健三郎君
理事
萬田
五郎
君
理事
五坪 茂雄君
理事
林 百郎君 石田 博英君 磯崎
貞序
君
加藤隆太郎
君 本間 俊一君 森 直次君 大島 義晴君 橋本 金一君
竹山祐太郎
君 宮村 又八君 太田
典禮君
出席國務大臣
逓 信 大 臣
降旗
徳弥
君
出席政府委員
逓信政務次官
鈴木
直人君
委員外
の
出席者
議 員 庄
忠人
君 議 員
冨永格五郎
君 議 員
若松
虎雄
君 議 員
的場金右衞門
君 議 員
榊原
亨君 專 門 員 吉田
弘苗
君 專 門 員 稻田 穰君 十一月二十二日
委員片島
港君辞任につき、その
補欠
として片山 哲君が
議長
の
指名
で
委員
に選任された。 同
理事片島
港君の
補欠
として
萬田五郎
君が
理事
に 当選した。 ――
―――――――――――
十一月十一日
西志布志
村
大字伊崎田
に
郵便局設置
の
請願
(的
場金右衞門
君
紹介
)(第二号)
鎭玉村
に無
集配郵便局設置
の
請願
(
坪井亀藏
君
紹介
)(第九号)
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関する
請願外
一件(
井出一太郎
君
紹介
)(第二六号) 同外五件(
永井勝次郎
君
紹介
)(第二七号)
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関する
請願
(
三木武夫
君
紹介
)(第二八号) 同外三件(
田中角榮
君
紹介
)(第二九号)
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関する
請願
(
降旗徳弥
君
紹介
)(第三〇号) 同(
若松虎雄
君
紹介
)(第三一号) 同外一件(
塚田十一郎
君
紹介
)(第三二号)
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関する
請願
(
佐々木秀世
君
紹介
)(第三三号)
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関する
請願外
一件(本
藤恒松
君
紹介
)(第三五号)
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関する
請願
(
鍛冶良作
君
紹介
)(第三六号)
中村郵便局
に
集配事務開始
の
請願
(
冨田照
君紹 介)(第四三号)
鶉本
村に
電話架設
の
請願
(
冨永格五郎
君
紹介
) (第四四号)
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関する
請願外
一件(
唐木田藤五郎
君
紹介
)(第九八 号) 同月十五日
放送法案
による
一般放送局助成
に関する
請願
(
庄忠人
君
紹介
)(第一三三号)
都城市役所沖水支所
に
電話架設
の
請願
(
川越博
君
紹介
)(第一五〇号)
川東
村に
郵便局設置
の
請願
(
榊原亨
君
紹介
)( 第二一〇号)
伊作
町に無
集配郵便局設置
の
請願
(
上林
山
榮吉
君
紹介
)(第二一四号) 同月十八日
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関する
請願
(
安平鹿
一君
紹介
)(第二五八号)
特設電話費負担
の公平に関する
請願
(
早稻田柳
右エ門
君
紹介
)(第二七二号) 七折村
字長迫
に
特定郵便局設置
並びに同
郵便局
に
電話事務開始
の
請願
(
片島
港君
紹介
)(第二 七三号) 機初村に
郵便局設置
の
請願
(
海野三朗
君
紹介
) (第二七四号) 川南村
字通山濱
に無
集配特定郵便局設置
の
請願
(
片島
港君
紹介
)(第二七五号)
祝子郵便局
に
電話事務開始
の
請願
(
片島
港君紹 介)(第二七六号)
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関する
請願
(
根本龍太郎
君
紹介
)(第三五二号)
徳島脇
町
間自動車逓送線
を
箸藏局
まで
延長並び
に岩倉、芝生、足代三
郵便局
に
集配事務開始
の
請願
(
秋田大助
君
紹介
)(第三七九号) 平村の
電話加入区域
を
大町郵便局区域
に変更の
請願
(
植原悦二郎
君
紹介
)(第三八七号) の
審査
を本
委員会
に付託された。 同月十一日
若松放送所
を
放送局
に
昇格
の
陳情書
(第三七号)
農漁村
に
電話普及
の
陳情書
(第五〇号) 稚内町に
電氣通信管理部設置
の
陳情書
(第六 四号)
電信電話
の
復興
に関する
陳情書
(第六五号)
伊那特定郵便局昇格
の
陳情書
(第一一二 号) 原町に
放送局出張所設置
の
陳情書
(第一四三号) 同月十六日
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関する
陳情書
(第一六六 号) 同(第一九九 号) 同(第二一二 号) を本
委員会
に送付された。 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した事件
理事
の
補欠選任
連合審査会開会
に関する件
請願
一
西志布志
村
大字伊崎田
に
郵便局設置
の
請願
(
的場金右衞門
君
紹介
)(第二号) 二
鎭玉村
に無
集配郵便局設置
の
請願
(
坪井亀
藏君
紹介
)(第九号) 三
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関 する
請願外
一件(
井出一太郎紹介
)(第二 六号) 四 同外五件(
永井勝次郎
君
紹介
)(第二七 号) 五
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関 する
請願
(
三木武夫
君
紹介
)(第二八号) 六 同外三件(
田中角榮
君
紹介
)(第二九号) 七
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関 する
請願
(
降旗徳弥
君
紹介
)(第三〇号) 八 同(
若松虎雄
君
紹介
)(第三一号) 九 同外一件(
塚田十一郎
君
紹介
)(第三二 号) 一〇
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関 する
請願
(
佐々木秀世紹介
)(第三三号) 一一
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関 する
請願外
一件(本
藤恒松
君
紹介
)(第三 五号) 一二
簡易生命保險及び郵便年金
の
融朴再開
に関 する
請願
(
鍛冶良作
君
紹介
)(第三六号) 一三
中村郵便局
に
集配事務開始
の
請願
(
冨田照
君)(第四三号) 一四
鶉本
村に
電話架設
の
請願
(
冨永格五郎
君紹 介)(第四四号) 一五
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関 する
請願外
一件(
唐木田藤五郎
君
紹介
)( 第九八号) 一六
放送法案
による
一般放送局助成
に関する請 願(
庄忠人
君
紹介
)(第一三三号) 一七
都城市役所沖水支所
に
電話架設
の
請願
(川
越博
君
紹介
)(第一五〇号) 一八
川東
村に
郵便局設置
の
請願
(
榊原亨
君紹 介)(第二一〇号) 一九
伊作
町に無
集配郵便局設置
の
請願
(
上林
山
榮吉
君
紹介
)(第二一四号) ――
―――――――――――
原健三郎
1
○
原委員長
ただいまより
会議
を開きます。 お諮りいたします。
理事貨島港
君が
委員
を辞任いたしましたので、
理事
が一名欠員にな
つて
おります。この際
理事
の
補欠選挙
を行わねばなりませんが、いかなる
方法
で行いましようか。
森直次
2
○森(直)
委員
その
指名
は
委員長
に一任いたします。
原健三郎
3
○
原委員長
それでは
委員長
より
指名
いたします。
萬田五郎
君を
理事
に
指名
いたします。 —————————————
原健三郎
4
○
原委員長
次にお諮りいたします。ただいま
内閣委員会
において
審査
されております
郵政省設置法案
並びに
電氣通信省設置法案
に関しましては、本
委員会
とも重要な関連がありますので、この際両案について
内閣委員会
に
連合審査会
を申し入れたいと思いますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
5
○
原委員長
御
異議
がなければ、さようとりはからうことにいたします。 —————————————
原健三郎
6
○
原委員長
次に去る十一月十一日より十五日までに本
委員会
に付託されました
請願
を議題といたしまして
審査
に入ります。 この際お諮りいたしますが、本日
審査
いたします
請願
の
採択
、不
採択
の決定につきましては、後日に讓りたいと思いますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
原健三郎
7
○
原委員長
異議
なしと認めまして、さよう決定いたします。 それでは
日程
第三、第四、第五、第六、第七、第八、第九、第一〇、第一一、第一二及び
日折
第一五、
簡易生命保險及び郵便年金
の
融資再開
に関する
請願
を一括して審議に入ります。
紹介議員
の
説明
を望みます。
若松虎雄
君。
若松虎雄
8
○
若松虎雄
君 本
請願
は
長崎縣下長崎
、佐世保、大牟田、諌早、島原の五つの市の
市会議長連名
の
請願
であります。
地方財政
の窮乏はただいまは
共通
の重要な問題であります。
長崎縣下
の五市長並びに
議会議長協議会
は毎回開かれますごとに、これが
打開策
に深刻な
意見
がかわされているのでありますが、
地方制度
の改正によ
つて
、
地方分権
の急速な実施に伴う
地方財政
の確立は遅々として進まない。また
政府
の
地方財政措置
は
実質鴨
にははなはだ不十分であります。
地方都市
ことに戰災都市の
復興
は、ほとんど停頓の
状態
にあるのであります。これに加えまして、ようやく起債を許された
復興事業費
の
資金化
は、これまた
共通
の
困難性
を
伴つて
、せつかく
地方財政
の
現状
より、貴重なる
最小限度
の
復興
を認められながら、
資金
の入手困難のために
事業着手
が不可能の
実情
にあるのであります。はなはだ遺憾な
状態
であります。
地方金融
の
現状
は御
承知
の
通り
、
復興資金
の一部を
大藏省預金部
の
融資
に仰ぎ、残りは
地方
銀行より借り入れておるのでありますが、各
地方金融機関
の
融資
はすこぶる困難であります。またその利率も
政府資金
に比して二、三倍の高利が拂われておるような次第で、
地方財政
に過重な
負担
とな
つて
おるのであります。こういう点から
復興事業
の不振は、
資金難
が重要な原因をなしておるのでありまして、この難関を打開するために、
簡易保險積立金
の
貸付再開
を急速にお願いしたいという
請願
であります。どうか御
採択
くださいまして、実施できますよう御配慮をお願いしたいのであります。
原健三郎
9
○
原委員長
この際
政府側
の
意見
を求めます。
鈴木直人
10
○
鈴木
(直)
政府委員
ただいまの
請願
につきましては、第二
國会
におきましても、二百十六件に出たる同一の
請願
がございまして、当時の
通信委員会
においてそれが
採択
され、
衆議院議長
から
内閣総理大臣あて
に送付されて参
つて
おるものでございます。ただいま御
説明
になりました御
趣旨
につきましては、
逓信当局
といたしましては非常に
賛成
でございまして、第二
國会
における
衆議院
の
請願採択
の
趣旨
によりまして、前
逓信大臣
におきましても、
大藏大臣
あるいは
関係方面
とも直接折衝いたしまして、現在は
請願
の
趣旨
に沿いたいと考えて、
政府
といたしましては
協議
中に属するものでございます。今後十分努力いたしたいと考えておる次第であります。
原健三郎
11
○
原委員長
御質問はありませんか。——なければ、次に移ります。 —————————————
原健三郎
12
○
原委員長
次に
日程
第一六、
放送法案
による
一般放送局助成
に関する
請願
、
庄忠人
君
紹介
、
文書表
第一三三号の
審査
に移ります。
紹介議員
より御
説明
を願います。
庄忠人
君。
庄忠人
13
○
庄忠人
君 この
請願
は
山口縣
の
宇部
市並びに
小野田
市の
各界
の
代表者
三十餘名の署名によ
つて
出されたのであります、この
要旨
は、今回できまするところの
一般放送局
を、うまく運営して行かれるようにおとりはからいを願いたいという
意味
であります。
請願書
は簡單でありますからその
趣旨
を読んでみます。
放送法案
による
日本放送協会
並びに
一般放送局
が新たに発足することは、わが
國放送文化
に画期的な進歩をもたらすもので、衷心から喜びとするとこであります。ことに
一般放送局
が
地方都市
に
開設
を認められることは、現存の
日本放送協会
による
放送番組
とは異
なつ
た
地域的色従濃厚
なる
放送
によ
つて
、
地方自治
に、
地方文化
の向上に、さらに
地方
の
生産事業
の発展に寄與すること至大にして、
法案
第
一條
の
目的達成
に沿うことを確信いたしております。すなわち人心頽廃し、物資欠乏せる今日の
日本
の
國状
に照らし、あくまで
民主
々義の徹底と
生産増強
とをはかるには、
一般放送局
の利用はきわめて喫緊の
施設
なることを痛感いたします。
從つて
今後
各地
で
開設
せられるであろう
一般放送局
は、きわめて重要なる
使命
を持ち、他國に先例のある單なる営利を
目的
とする
廣告放送
とはまつたくその意義を異にし、その
性質
は
公共的性質
を有する必要なる
機関
であるべきであり、
日本放送協会
を
母体
とする
補助的使命
を有するものとして、育成せらるべきものなることを確信いたしますゆえに、われわれは
地方
に
一般放送局
を
開設
する必要を具陳するとともに、
一般放送局
の
番組編成
と
維持運営
をなすに
うたつて
は、
法案
第
一條
第三項の「
放送
に携わる者の
國民
に対する直接の職責を明かにすることによ
つて
、
放送
が健全な
民主
々義に奉仕しかつそれを育成するやうにすること」なる
條文
の
目的達成
のためには左記の
條件
が必要であるという結論に到達しましたので、ここに連記をも
つて
請願
いたしますから、何とぞ御
採択
をお願いする次第であります。 記 第一
一般放送局
はそれ自体で編成した
地方放送番組
とともに、
日本放送協会
の
放送番組
を
中継放送
することを
認むること
。 第二
一般放送局
の
開設
に伴い
聽取者
はにわかに激増することが予想せられるが、
一般放送局
が單に
廣告宣傳
による料金のみで
維持経営
することはきわめて困難と思料せられるので、
公共的機関
としてこれを育成するには
母体
たる
日本放送協会
において
相当額
を
一般放送施局
に
助成
するの道を開かれること。 以上でありまするが、この
一般放送局
に対しまして、
中央放送局
の
中継放送
をや
つて
もらいたいということと、
日本放送協会
から
一般放送局
に
補助
をしていただきたいという、この
二つ
の点の
請願
であるのであります。
法案
によりますると、
一般放送局
は
聽取料
をと
つて
はいけない、
廣告料
だけでや
つて
行けというふうにな
つて
おるのであります。大都市の
一般放送局
は、あるいはそれで
維持経営
もや
つて
行けると思われるのでありますが、
地方
におけるところの
中小都市
の場合には、
廣告料
というものはあまり多く期待することができないのでありまして、
從つて
これが
維持
が困難であるということが予想せられるのであります、しかるに
一般放送局
は、
請願
の
説明
にも書いております
通り
に、非常に
地方民
としましてこれによ
つて便宜
を與えられるのでありまして、ことにこの
宇部
、
小野田
両市の地区は、
山口炭田
の
中心
ではありますし、
石炭鉱業
を
中心
といたしまして、硫安、セメント、ソーダ、その他各種の
工業
がありまして、ただに
山口縣
のみならず、中國第一の
生産都市
であるのであります。
宇部
市のごときは戰災をこうむりまして、一時
人口
も激減したのでありまするが、
終戰後三
年余の今日におきましては、すでに
終戰当時
の八万から十二万に
人口
は激増しておるような
状態
であるのでありまして、いかに
生産
が盛んであるかということを裏づけておるのであります。この両市は隣接しておりまして、すべての
事業
その他が関連しておるのでありまして、ここに
一般
の
地方自治
の面から見ても、また
産業面
から見ても、
お互い
の連絡というような
意味
で、
一般放送局
がぜひほしいという輿論にな
つて
おるのであります。これは一々例を申し上げなくても御了解のことと思うのでありますが、われわれの所といたしましては、
官廳
の
告示
とか、それから現在の
石炭
その他の
工業会
というような、
産業
に
関係
するところからの
一般告示
というようなことも非常に必要なのであります。去る九月二十五日に両市の
各界
の
代表
が集まりまして、この
一般放送局
の
設置
を
協議
いたしまして、ぜひ実現したいということを話し
合つたの
でありますが、その際この
請願書
にあります
中継放送
と、
日本放送協会
からの
補助
ということの
二つ
を
申合せ
をしたのであります。この
日本放送協会
からの
補助
の問題でありますが、これは
請願書
にあります
通り
、ローカルの
放送
をやるということになると
聽取者
が非常にふえるであろう。それはこの
一般放送局
の努力によ
つて聽取者
の増加をはかるというようなこともあるのでありまして、それに対して
日本放送協会
として幾らか見ていただくというような考え方もあるのであります。
聽取料
はとることでできないのでありますから、何かほかの
方法
でこの
聽取者
の増取に比例して幾らかの
補助金
を出す、またはその他の適宜な
方法
でぜひこの
一般放送局
が立ち行くように御考慮をお願いしたいというのであります。どうぞ
趣旨
を御了解くださいまして、これはただにわれわれの
地方
のみではなく、他の
地方
においてもいろいろこういう例があることと思
つて
おりますので、ぜひ御
採択
あらんことをお願いする次第であります。
原健三郎
14
○
原委員長
政府委員
の
説明
を求めます。
鈴木直人
15
○
鈴木
(直)
政府委員
ただいまの
請願
の
内容
は、今後審議されんとする
放送法案
の
内容
に
関係
して來るところでありまして、またただいまの
請願
の
趣旨
はまことにもつともな点を突いておられると考えておるのであります。御
承知
の
通り放送法案
は、第二回の
國会
に提出されまして、その後
國会
が終りましてからも
継続審査
をされて、この
國会
に続いて
審査
されることにな
つて
お
つたの
でありますが、
内閣
がかわりました結果、一
應継続審査
の
諸法令
は取下げることになりまして、実は
放送法案
はその際撤回されたわけであります。そして大体において同じような
法案
がこの
臨時國会
に提案されるような
運びになつておりました
。一應閣議でも決定いたしたのでありますが、その筋との
関係
もありまして、あるいは次の
國会
に提案するようになるのではないかというふうな運びに現在な
つて
おるわけであります。この
請願
の
内容
であります第一の、
一般放送局
の
放送
をする場合において、
日本放送協会
の
中継放送
をすることができるということにすべきであるという点につきましては、これは
宇部
、
小野田
だけでなく、
日本放送協会
の
放送
を聞くことができないで困
つて
おる
地方
は、全國に相当たくさんございます。そういうふうな所において、
地方
の人が
一般放送局
をつくりまして、そして
日本放送協会
の
放送
を
中継
して、現在聞くことができない方々にその
放送
を聞かせることが、非常に
放送事業
の
使命
を果し得るのではないかというような叫びがございます。参議院の
通信委員会
において、閉会中に全國にわたりまして
地方
の事情を聽取いたしました結果によりましても、同じような御
希望
が非常に多いのであります。
法案
の中には、
中継
をすることが、やろうと思えばできるようにな
つて
おります。でありますから、これは現在の
法案そのもの
といたしましても、第一の
日本放送協会
の
中継放送
を、
一般
放送
化するようにできるということにはな
つて
おるのでありますが、第二の
日本放送協会
から
助成
するようにという点につきましては、実は現在の
放送法案
にはそうな
つて
おらないのであります。ただいまの御
説明
のように、
聽取者
から
聽取料
をとることができないというのは、できないことはない、できるのでありますが、原則として、
日本放送協会
の
放送
を聞いている者は、
日本放送協会
に一
應聽取料
を納めなければならぬことにな
つて
おりますから、そのほかに、とろうとすれば、とることができるようにな
つて
いるのでありますが、そうしますと、
聽取者
は二重の
聽取料
をとられることになります。しかも
一般放送局
で
廣告放送
を
中心
とするようにな
つて
おりますし、そんな
関係
から、二重の
聽取料
をとることは非常に困難ではなかろうか。これを一本で
聽取料
をとりまして、
日本放送協会
が六分、
一般放送局
が四分とか、あるいは七分三分というふうにして、その
聽取料
を
お互い
にわけるという
意味
において、
日本放送協会
から
助成
を受けるということになりますと、
一般放送局
においても非常に財政的にいいのだから、そういうふうにした方が
地方民
もいいし、非常にいいじやないかということは、あらゆる
地方
において叫ばれていることなんです。ところが残念なことには、現在においては
日本放送協会
から
助成
ができるということに
法案
がな
つて
おらない。しかしわれわれは、
國会議員
としては
陳情
の
趣旨
に大
賛成
でございます。それでこの
法案
が出まして、
國会
においてどういうふうに御修正されるかという点については、御自由だと存ずるのでございます。この
陳情
は
各地
において同じような声があるのでございます。ただ現在の
政府原案
である
放送法案
の中には、第二の点は困難なような
状態
にな
つて
おりますから、ひとつ
國会等
において適当に御修正願いたいと思います。
庄忠人
16
○
庄忠人
君 また
法案
が出た際に、今の第二の点をお願いいたしたいと思います。
原健三郎
17
○
原委員長
それでは速記はこの程度でとどめて、
あと筆記
にすることにいたします。 ————————————— 〔以上
筆記
〕
原健三郎
18
○
原委員長
次に
日程
第一八、
川東
村に
郵便局設置
の
請願
、
榊原亨
君
紹介
、
文書表
第二一〇号の
審査
に入ります。
紹介議員
より
説明
を願います。
榊原亨
君。
榊原亨
19
○
榊原亨
君
岡山縣眞庭
郡
川東
村は約三千の
人口
を持
つて
、
落合
町と隣接した市街地の一部であります。しかるに
川東
村には
郵便局
がなく、
落合
町の
郵便局
の扱いにな
つて
いることははなはだ不便でありますので利村に
郵便局
を至急に
設置
されたいというのであります。
原健三郎
20
○
原委員長
政府側
の
意見
があれば承ります。
鈴木直人
21
○
鈴木
(直)
政府委員
川東
村は
落合
町から四・三キロ離れております。
当局
といたしましては、二キロ離れれば
郵便局
をつくるので
標準
とな
つて
おりますが、
川東
村は
戸数
三百位で
標準
には不足であります。全國的に見まして現在ただちに
設置
せねばならぬとは考えられないが、
請願
もあつたことでありますから十分
調査
いたしまして、將來は御
希望
に伴うようにしたいと考えております。
榊原亨
22
○
榊原亨
君
川東
村は
戸数
七百戸、
人口
三千五百八十六であり、
公共施設
、
学校等
の所在地であるというのでありますが、
調査
の結果はこれと相違して、六千四百の
人口
を有して
落合
町と接触しておりまして、
冬季降雪
の際には非常に困るのでありまして、ぜひもう一度
調査
を願いたいと思います。
鈴木直人
23
○
鈴木
(直)
政府委員
御
希望
に沿うように善処いたします。
原健三郎
24
○
原委員長
御
質疑
がなければ次に移ります。 —————————————
原健三郎
25
○
原委員長
日程
第一、
西志布志
村
大字伊崎田
に
郵便局設置
の
請願
、
的場金右衞門
君
紹介
、
文書表
第二号の
審査
に移ります。
紹介議員
より
説明
を願います。
的場金右衞門
君。
的場金右衞門
26
○
的場金右衞門
君 これは前にもしばしば両院へ
請願
、
陳情
いたしたことでありますが、なるべくすみやかに実施していただきたいのであります。現在の
管轄局
である
西志布志郵便局
までは約二里もあり、
志布志局
、
岩川局
、
松山局等
の他の町の
郵便局
を利用しなければならないような不便な
状態
でありますので、すみやかに
設置
下さるようにおとりはからい願いたいと思うのであります。
原健三郎
27
○
原委員長
政府側
の御
意見
があれば承ります。
鈴木直人
28
○
鈴木
(直)
政府委員
西志布志
村
大字伊崎田字山之口
の
小学校附近
を
設置予定地
といたしますと、最近局へは六キロもはなれることになりますし、
戸数
も
相当数
に達しますので、他との振合を見た上で無
集配局
の
設置
を考慮いたしております。
原健三郎
29
○
原委員長
御
質疑
がなければ次に移ります。 —————————————
原健三郎
30
○
原委員長
日程
第一四、
鶉本
村に
電話架設
の
請願
、
冨永格五郎
君
紹介
、
文書表
第四四号の
審査
に移ります。
紹介議員
より御
説明
願います。
冨永格五郎
君。
冨永格五郎
31
○
冨永格五郎
君 前
國会
においてこの
請願
は
採択
されたのでありますが、
鶉本
村は現在もなお、
産業
の
中心
であり、交通上最も重要なる位置を占めているのでありまして、
郵便局
がなく、
電話
がないことはあらゆる
施設
に不利不便を來たすこととであり、
産業
の進展に支障を來すおそれがあるので、経費については多少の
負担
を
拂つて
も緊急に
電話架設
の実現を要望するのであります。
原健三郎
32
○
原委員長
政府側
の御
意見
があれば承ります。
鈴木直人
33
○
鈴木
(直)
政府委員
調査
いたしましたが、ごもつともでありますが、現在
電話
を利用する
方法
は、
郵便局
の
窓口通話
によるか、
一般
の
加入電話
によるかの
方法
しかないのでありまして、
請願
の御
趣旨
に沿うためには、
電話
を必要とする者に対しまして新に
加入電話
を架設する以外に
方法
がないのでありますから、同
地域受持交換局
である
俄虫郵便局
へ
実情
を申し出られて御相談せられたらよいと思います。
原健三郎
34
○
原委員長
御
質疑
がなければ次に移ります。 —————————————
原健三郎
35
○
原委員長
日程
第二、
鎭玉村
に無
集配郵便局設置
の
請願
、
坪井亀藏
君
紹介
、
文書表
第九号の
審査
に移ります。
紹介議員
があられませんので
森委員
よりかわ
つて
説明
していただきます。
森直次
36
○森(直)
委員
本
請願
の
要旨
は、靜岡縣引佐郡
鎭玉村
は、地域の廣大なことは郡下第一で、中央には役場を初め各種の
産業
施設
があり、通信事務は日一日と増加しているが、
郵便局
は中央の役場より一里あまりも離れ、村民の不便は多大である。ついては本村役場附近に無集配
郵便局
を
設置
されたいのであるが、予算の
関係
で昭和二十三年度にこれが
開設
困難と傳えられるから、昭和二十四年度に実現をはかられたいというのであります。
原健三郎
37
○
原委員長
政府側
の御
意見
があれば承ります。
鈴木直人
38
○
鈴木
(直)
政府委員
ただいまの
請願
におきまして、
設置予定地
を村役場所在の大字別所字獺淵といたしますならば、もよりの局への距離は四・四キロありまして、通信上不便があるものと思われますが、享便
戸数
は三百六十二戸でようやく
標準
に隊している程度でありますので、他との振合いからも早急に実現いたすことは困難であると思われますが、將來における計画上の参考にいたします。
原健三郎
39
○
原委員長
御
質疑
がなければ次に移ります。 —————————————
原健三郎
40
○
原委員長
日程
第一三、
中村郵便局
に
集配事務開始
の
請願
、
文書表
第四三号の
審査
に移ります。
紹介議員
がおられませんので
森委員
よりかわ
つて
説明
していただきます。
森直次
41
○森(直)
委員
本
請願
の
要旨
は、千葉縣君津郡
中村郵便局
は
開設
以來三十二年を経過したが、中村村の郵便物集配事務取扱いはいまだに君津局の管轄とな
つて
おり、そのため通信が遅れ住民は多大なる不便を感じている、ついてはすみやかに同
郵便局
に集配事務を開始されたいというのであります。
原健三郎
42
○
原委員長
政府側
の御
意見
があれば承ります。
鈴木直人
43
○
鈴木
(直)
政府委員
中村局に集配事務を開始すれば、局所在地附近発着の郵便物につきましては相当速達上の効果があるでありますが、このために外務員一人の増員を要することになりまして、その効果に比して不経済な
施設
となるばかりではなく、既設局との距離も三・四キロにしかすぎませんので、やや近きに失するのではないかと思われますので、早急に実施いたすことは、現在のところ困難ではなかろうかと考えます。
原健三郎
44
○
原委員長
御
質疑
がなければ次に移ります。 —————————————
原健三郎
45
○
原委員長
日程
第一九、
伊作
町に無
集配郵便局設置
の
請願
、
上林
山
榮吉
君
紹介
、
文書表
第二一四号の
審査
に移ります。
紹介議員
がおられませんので
森委員
よりかわ
つて
説明
していただきます。
森直次
46
○森(直)
委員
本
請願
の
要旨
は、鹿兒島縣日置郡
伊作
町は周辺に九部落を擁し、農
工業
、教育の
中心
地であ
つて
、現在
伊作
郵便局
の享便区域に属するが、同局が遠隔の地にあるため村民は多大の不便を感じつつある。ついては
伊作
町花田校附近に無集配
郵便局
を
設置
されたいというのであります。
原健三郎
47
○
原委員長
政府側
の御
意見
があれば承ります。
鈴木直人
48
○
鈴木
(直)
政府委員
実情
を
調査
いたしまして善処いたしたいと考えております。
原健三郎
49
○
原委員長
御
質疑
がなければ次に移ります。 —————————————
原健三郎
50
○
原委員長
日程
第一七、
都城市役所沖水支所
に
電話架設
の
請願
、
川越博
君
紹介
、
文書表
第一五〇号の
審査
に入ります。
紹介議員
がおられませんので、
森委員
よりかわ
つて
説明
していただきます。
森直次
51
○森(直)
委員
本
請願
の
要旨
は、
都城市役所沖水支所
は昭和二十二年六月一日より
開設
されたが、
電話
の設備がないため緊要の事務に支障を來たしており、また同支所附近には多数の
公共施設
があるが、いずれも
電話
の
施設
がなく不便この上もない。ついては該支所に
電話
を架設されたいというのであります。
原健三郎
52
○
原委員長
政府側
の御
意見
があれば承ります。
鈴木直人
53
○
鈴木
(直)
政府委員
実情
を
調査
いたしまして善処いたしたいと考えております。
原健三郎
54
○
原委員長
御
質疑
がなければ本日の
請願
の
審査
は、これで終ります。 本日はこれにて散会いたします。次会は公報をも
つて
お知らせいたします。 午後三時二十五分散会