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政府委員(
濱野規矩雄君) 先程私が發信主義と申しましたのは、今中山さんから
お話のようにできるだけ早くいたしますが、遅れても二十四時間以内に發信して貰えばいい、こういう
意味のことを言
つたので、要するに幾ら遅れても二十四時間以内に發信して貰いたい、保健所長の手許に二十四時間以内に著かんでもいいのである、要するにそういう
意味でお答えいたしたのであります。できるだけこれは早い方が一番結構なのでありますが、さよう御
承知を願います。
それから今の費用の問題でありますが、一部は社會局の
關係の問題になりますので、先程申しましたように、これは
兩方の
法律の片一方を起案した時から若干
考えられておりますが、先程申上げましたように、小一年掛
つて性病治療の問題について、進駐軍と協議しまして三千萬圓豫算を
出しまして、全部
出し得ない者は全額、それから若し少しでも出せればそれだけを
出して貰
つてやる。こういうふうにしまして、
幾つもの階梯を變えまして、これを國庫が三千萬圓、府縣が三千萬圓
出しまして
實施いたしております。實際問題といたしましては、保健所の中で
治療をして參りますので、その收入が若干保健所にありますので、その收入は
性病に使
つて貰うようにしております。極めて僅少な利益がありますれば、それを今の補助の方へも使うように指示しております。できるだけそういう點で縣の負擔を少くするように……、負擔が多くてその
治療が徹底しなくても因りますので、そういうように全面的に指導いたしております。