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1948-07-05 第2回国会 参議院 決算委員会 第31号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十三年七月五日(月曜日) 午後二時五十一分開会 ———
—————
—————
本日の
会議
に付した事件 ○
昭和
二十一年度
決算
の
継続審査
に関 する件 ○
行政機構等
に関する
調査
の件 ○
昭和
二十一年度第一
予備金支出総計
算書
○
昭和
二十一年度
特別会計
第一
予備金
支出
総
計算書
○
昭和
二十一年度
特別会計予備費支出
総
計算書
○
昭和
二十一年度
経済安定書支出総調
書 ○
承諾
を求めるの件(
内閣提出
、
衆議
院送付
) ○
農業改良局設置法案
(
内閣提出
、衆
議院送付
) ○
引揚同胞対策審議会設置法案
(
衆議
院提出
) ○
新聞出版用紙割当事務廳設置法案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) ○
経済査察廳法案
(
内閣提出
、
衆議院
送付
) ———
—————
—————
下條康麿
1
○
委員長
(
下條康麿
君)
決算委員会
を開きます。最初にお諮り申上げたいと思いますが、
昭和
二十一年度
決算
は先般御
決議
を得まして
休会
中・
審議
を継続することにいたしまして、すでに今朝の本
会議
において
議決
せられて、
休会
中
審議
ができることにな
つて
おるのであります。ところが
國会法
第六十
八條
に「
会期
中に
議決
に至らなかつた
案件
は、
後会
に継続しない」という
規定
がありますので、而してこの
決算
は
後会
には再び
提出
にならないと思います。
政府
は一旦
提出
すればよろしいと、二度
提出
ということはないのであります。
後会
に
議案
がないじやないかという疑問があると思いますが、併しこの
後会
に
継続審査
の
要求
を出したときの
考え方
は、少くとも私自身の
考え方
は、この
休会
中継続して
審議
して、それが済めば、
後会
に
報告
する。これは可能だと思いますが、若し
休会
中に
審議
ができなかつだ場合には、
未了
の部分について
後会
に
審議
ができるかどうか、これはできることにならなければ、
休会
中に継続しても無益じやないかという
解釈
は持
つて
おるのですが、問いずれの場合におきましても、
後会
において
報告
されたものに対して、
可否
の
議決
ができるかどうかということも
一つ
の疑問になると思うのであります。それで何といいますか、案の
性質
が、
提出
された
決算
も、我々が
一つ
の材料として
政府
を
監督
する
一つ
の
道具
として
使つて
、その中から適当な
注意
なり、
監督
の事実を上げるという
考え方
から申しますれば、
提出
されたものがあれば、それを自由に
使つて後会
において何どきでも適当な
議決
ができるじやないかという
考え
を持
つて
おるのであります。先例も実はあるのであります。で、ありますから、この点に対して
大藏省方面
の
意見
をお
聽きし
たいと思いまして、実は
大藏大臣
の
出席
を
要求
したのでありますが、
差支
があ
つて
來られないそうでありますから、今
主計局長
が見えておりますから、
大蔵省側
の
意見
も一應聽いて見たいと思います。
福田赳夫
2
○
政府委員
(
福田赳夫
君)
只今委員長
から
お話
の
案件
に対しまして、当局の
見解
を申し述べたいと思います。
只今委員長
から
お話
がありました
委員長個人
のお気持という点でありまするが、私共も実はさような
見解
を持
つて
おるのです。これは
國会法
には、その
当該会期
に正式に諮つた
案件
は、次の
会期
には継続しないという
原則
とな
つて
おるのでありまするが、
決算
というものは、これは特殊なものであるというふうに
考え
ております。即ち
政府
といたしましては、会計検査院の検査を受けまして、
國会
にその結果の
報告
をいたすわけでありまするが、これによ
つて政府
がどうこうという、他の
案件
とは大分違うのであります。
議会
がこれによりまして、この
決算
の
報告
の
内容
を検討されまして、何か御
意見
があり、御
注意
があるという際におきまして、そこで初めて問題が起
つて
來るというふうな問題でありまして、これは他の
法案
を、
予算案
に比較いたしますと、これは非常に
違つた性質
を持
つて
いるというふうに
考え
られるのであります。それからもう
一つ
の点といたしましては、
決算
は次の年度の
常会
にこれを
提出
するということにな
つて
おるのであります。
常会
が今年の暮ありますると、遅れて、
只今
の
國会
が即ち
常会
でありますが、この
常会
に
提出
する。次の
常会
に、……これを更にその次の
常会
に
提出
するというわけには行かないのであります。即ち
政府
といたしましては、本
國会
に
決算
を
提出
すべきことを命じられているのでありまして、たといこれが
承認
に至らなかつた、
決算
が
審議未了
であつたというふうな事情がありましても、衣の
國会
に
提出
するというわけにはどうも法規上行かないような建前にな
つて
いるのであります。私共の
考え
といたしましては、どうかこの
只今
提出
してありまする
決算
を次の
國会
におきましても亦
議題
としてそうして御議審願いたい、かように
考え
ている次第であります。
山下義信
3
○
山下義信
君
只今委員長
の仰せ、且つ又
政府
の御
説明
になりましたように実際問題といたしましては、く全その
通り
でありまして、同じ
案件
と言いましても、他の
法律案
、或いは
予算案
とは違いまして、この
決算
に関する限りは
報告
でありますので、その
性質
は異なるわけでございますが、併し
案件
には相違ないわけでございます。それで
通常國会
に出されましたる
決算報告書
という
一つ
の
案件
が後続の
國会
に継続しないということは、
國会法
の
規定
が改正されない限りは確たることでございます。次の
國会
に
案件
のないものを或いは
審議
し、或いはそれについて
可否
を決しますることの果して妥当なものかどうかという点が
一つ
疑問になりますので、これを
休会
中に
只今院
の
承諾
を受けましたように
審議
をいたしまして、
休会
中に
議会
が完了いたしまして、次の
國必
においてその
休会
中継続されました
審議
の結果を
報告
するということならばともかくもでありするが、改めて次の
國会
に
会議
するということになりますと、
案件
がどうしてもなければならない。そうすれば本
國案
の
案件
がそのまま継続するか、或いは改めて次の
國会
に
報告書
という
一つ
の
案件
が
提出
せられるか、或いは
提出
せられなくても、
案件
がある場合に
確認
をいたすということがなくては、実際の問題としては無理からん成行とは思うのでございますが、その点を明白にいたさなければならんことだと
考え
ますので、從いまして、
休会
中におきます各
分科会
の
審議
のやり方も、若し次の
國会
において
審議
ができるという確たる見通しがつきますれば、又
運営
の面がありまするし、次の
國会
におきましては、
休会
中に継続した
審議
の結果を
報告
する
程度
にして置かなければ改めて
審議
はできない、
可否
の
決議
もできないという疑惑がございますれば、そのように
運営
をして行かなくちやならんのではないかと、かように
考え
ましたのでございます。然るに
只今政府
の御
説明
では、改めて次の
國会
に
決算報告
としての
提案
はしないということになりますと、
政府
は次の
國会
にこれを
案件
として扱うという
意思
がないことになります。然らば本
國会
で
審議未了
にいりました
決算報告
という
案件
が次の
國会
にあるものだという
確認
をすることを
只今
からこの
決算委員会
はその点の
解釈
を
決定
して置かなくてはならないのではないかと、かように
考え
るのでございます。その点
委員長
におきましてお諮りを願いたいと思います。
下條康麿
4
○
委員長
(
下條康麿
君)
只今山下委員
から述べられたように、若しこの
決算
が幸いに
休会
中の
審議
を
終つて
、ただ
報告
だけならばその
報告書一つ
の
案件
と見ることもできますが、若し
審議
が終らないで
後会
において
審議
を継続するという必要がある場合においては
案件
がないじやないかということに対しては、これは先程
主計局長
の述べられたような、
國会
が
決算
を
道具
に
使つて体計
上の
監督
をするものであるという
観点
から來ますれば、
後会
においても一旦出したものを、それを以て
政府
の
監督用具
とするという
観点
からいたしまして、
後会
においても
審議
ができるのだというようなことにしたらどうかと思うのですが、さように
決定
してよろしうございますか、
從つて
そういたしますと蘇り無理をしないでもいいということになります。
山下義信
5
○
山下義信
君 尚
只今
の
政府
の御
説明
は、
報告書
を更に次の
國会
に出す
意思
はない、
更め
て出す
意思
はないという御
説明
でございましたが、この
決算報告書
につきましては、若し当院が
後会
におきまして
審議
いたしまし時には、
政府
はこれが
質疑應答
、或いは
説明
としてこの
審議
に
出席
をいたしますかいたしませんか、この際それを明白にしておいて頂き、君上
出席
をされるとするならば、
出席
をすることによ
つて案件
のあることを
政府自体
が
確認
するものであると本質は了承したいと思うのでありますが。
福田赳夫
6
○
政府委員
(
福田赳夫
君)
決算委員会
におきまして会合があり、お呼び出しがある際においては如何なる場合においても
出席
をいたします。如何なることにもお答えをいたします。
山下義信
7
○
山下義信
君 もとより
政府
は
國会
が
説明
を求め、或いは
質疑
をいたしました時には、如何なる場合でも
出席
をしてその答弁をいたし、或いは
調査
の
要求
に感ずるところの義務のあるのは当然でございます。私の申しておりますのは、
昭和
二十一年度の
決算報告書
について、当院が
決算委員書
において
審議
をいたします時には、その
昭和
二十一年度
決算書
について
委員
の
要求
に應じまして、
出席
するかしないか、この点を伺
つて
おるのでございます。
福田赳夫
8
○
政府委員
(
福田赳夫
君)
只今
の御所見の
通り
出席
いたすように存じております。かように了解いたしております。
下條康麿
9
○
委員長
(
下條康麿
君) それでは若し
休会
中に
決算
の
審議
が
未了
の場合には、
後会
において
案件
とじて
審議
することに
解釈
を一定してよろしうございますか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
下條康麿
10
○
委員長
(
下條康麿
君) ではさように
決定
いたします。 それからその次は、これも今
日本会議
に上程して
承認
を受けた
行政機構等
に関する
調査
を
休会
中に継続する問題でありますが、これはすでに
決定
にな
つて
おりまするが、本件に関して
報告書
を出さなければならんので、お
手許
に
報告書
の案がお廻し申上げておりますが、これてよろしければこの
程度
で
報告
したいと思います。一應読んで見ますから御覧願いたいと思います。
調査報告書
、本
委員会
に於ては、
行政機構
及び公務員の規律について
一般的調査
を行う
目的
で、
委員会
の
決議
を経て、
昭和
二十三年一月二十八日
議長
に対し、
調査承認
を
要求
し、即日その
承認
を得たので、
関係
各聽より
資材
の
提出
を求め先に本年二月事件誹査量を大阪、京都、滋賀の二府一縣に派遣して、
近畿管区
並びに
府縣
の
行政事務
と
中央各省行政事務
との関聯の問題について
調査
せしめた。なお本問題の
重要性
に鑑み、更に
愼重
なる
調査
を必要とし、一、
資材調査
、二、
実地調査
、三、
研究
全等を併せ行う
調査
の
実施計画
を
議決
したが、
会期切迫
と共に
重要法案
が籏出し、その
審査
に忙殺される等のため、
調査
の
遂行殆
んど困難な状態となり、遂に
会期
中にこれを完了することができなかつた。よ
つて
本
委員会
は
議長
に対し更に
継続調査
を
要求
し、
休会
中も引続き諸般の
調査
を行うこととし、所期の
目的
を達成したい所存である。こういう
報告書
では如何でございましようが。
太田敏兄
11
○
太田敏兄
君
ちよ
つとこの際念のためにお尋ねして置きたいのでありますが、この末尾の方に更に
継続調査
を
要求
し、とありまするが、本日閉会になりまするならば、明日から仮に
臨時國会
があるといたしますれば、その
臨時國会招集
までの
休会
中の
継続調査
につきまして、何か
委員長
の方で具体的な案をお持ちにな
つて
おるかどうか
下條康麿
12
○
委員長
(
下條康麿
君) これはこの前お
手許
に案を作りましてお廻しして、そうしてここで一
應御覧願つた書類
がありますが、あれも続いて
休会
中いたしたいと思いますが、例えば
調査
の資料を更に整理することと、それから
実地調査
に御出掛け願つたり、それからできれば
研究会等
をいろいろの
方面
の
関係
で、できたら
違つたグループ
でや
つて
見たいと思
つて
おります。
太田敏兄
13
○
太田敏兄
君 それを具体的にどいう
事項
を、どこへ出張してこういうことをするという……。
下條康麿
14
○
委員長
(
下條康麿
君) それはまだ協議していないので、そこまでは案ができてないのです。大体そういう
計画
の下にやりたいと思
つて
おります。
山下義信
15
○
山下義信
君 この
調査報告書
は大体において本員は
異議
はございませんが、ただこの
報告書
の
内容
を見ますと、
専門調査員
だけが
調査
をしたことが、出ておるのでございますが、
議員
は
調査
をいたさなかつたようでございますし、且つ又更に
調査
をいたしますることは、
議員
が
調査
をいたしますことももとより、その
趣旨
であるとは存じますが、この点が少し明白でないように思うのでございますが、如何でございましようか。尚
専門調査員
の御苦労下さいました御
研究
の結果は、何か
資材
にしてお廻し頂けますでとようか。
下條康麿
16
○
委員長
(
下條康麿
君) 第一の問題は、これは今
太田
君に対して答えたように、
議員
が是非出て行きたいと思
つて
おります。具体的にどこへどなたが行
つて
頂くということはできてないので、その点はまだ正確に決
つて
おりませんが第一の方は
報告書
を刷りましてお
手許
へお廻ししたいと思
つて
おります。
山下義信
17
○
山下義信
君 それでは如何でございましようか、これでいいと存じますが、念のために「なお本問題の
重要性
に鑑み、更に
愼重
なる
調査
を必要とし」という所に、「なお本問題の
重要性
に鑑み、
委員
において更に慎重なる
調査
を必要とし」というふうに、あすこに
議員
が
調査
することを明白にいたして置きますと伺いいのじやないかと
考え
ますが、如何でありますか。
下條康麿
18
○
委員長
(
下條康麿
君) 結構だと思います。そういうふうに修三を加えて御
決定
を
願つて
よろしうございますか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
下條康麿
19
○
委員長
(
下條康麿
君) さように
決定
いたします。それで御
署名
を願うことにな
つて
おりますから……。それからお
手許
に配付申し上げてあります
引揚同胞対策審議会設置法案
、これがこの
委員会
に付託されたのであります。それでこれについて先般
引揚局胞特別委員会
の方から
連合委員会
を開いて呉れという百
希望
があつたのでありまするが、今
引揚同胞
の
特別委員長
がお見えになりまして別にその点については必要がない、ただその
審議会設置法案
は異存ないが、但し
委員会
に対する
希望
を述べたいというのですが、便宜お聽き
取り願つて如何
でしようか。 〔「
異議
なしと」呼ぶ者あり〕
下條康麿
20
○
委員長
(
下條康麿
君) それではどうぞお述べ下さい。
中平常太郎
21
○
委員外議員
(
中平常太郎
君) それでは
ちよ
つと
希望
を述べさして頂きます。大体この
引揚同胞審議会
の
設置
は五月二十六日に本
会議
を
全会一致
通過いたしました在外同
胞引揚促進決議案
のその第一項目に載
つて
おりままして、強力なる
審議会
を持たすという、こういうことが本
会議
で
決議
にな
つて
おりますので、それに則りまして
衆議院
の方からこの案が出たのであります。
衆議院
は昨日無
修正
で通過いたししております。それはまだ六十六万の未
帰還者
がございます。それに対して遺族の難儀は申上げるまでもないのみならず
帰還者
が六百万もありまして、これに対する
定着援護
の問題が随分方々で問題にな
つて
おります。極めて不遇な
立場
にあるところの
引接者
、その他に対る
取扱方
が、今の
援護應
のや
つて
おりますところは、もうあれは復員に
関係
するところでありまして、それもややもすると消極的に流れておりますので積極的に
更生対策強化
に、今
特別委員会
において採上げでおつたのであります。然るに我々
特別委員会
におきまして
審議
するために、安本も呼ぶ、
大藏省
も呼ぶ、農林省も呼ぶ、
商工省
も呼ぶというようなことで、誠にどうも
複雑多岐
な係官を呼ぶようにな
つて
あるのでありますが、
厚生省
におきましては、この
引揚対策
に対する強力な
審議機関
ができるとなれば、そこでどしどし
引揚対策
を
審議
して、強力な
施策
をなすべき責任が
厚生省
にあるので。ございます。のみならず
内閣
にあるわけでございます。それでこの
審議会
の設立の
法案
が出たわけでございます。それがために
特別委員
はなくなるわけじやございません。
特別委員会
は伺、且つ高度り
立場
から
内閣
を督励し、尚献策、
監督
をして行く
立場
が
参議院
の
厚生特別委員会
でございますので、この
事務
に属することは、どしどし
政府
においてなすべきであるという意味から、この
審議会
の
設置
が要望されて、
法案
とな
つて
來たのであります。そこで
衆議院
は無
修正
で來ておりますが、私共
引揚特別委員会
におきましては、
審議
の結果、まあこれでよろしい、よろしいがどうも弱い、賜いという
考え
から
希望條件
といたしまして、この
決算委員
、会にお願いすることにしようと、こうなりました。 その
希望傑作
はどうかといいますと第
一條
の2に「
審議会
は
内閣総理大臣
の
監督
に属する。」ということが書いてありますから、それで
委員長
は
厚生大臣
にな
つて
おるけれども、これは
総理大臣
が
委員長
になるとこういうのであります。
委員長
は
総理大臣
、副
委員長
に
厚生大臣
、こうしたら又
予算
の面においても強力になる。それからもう
一つ
第三條の「
委員長
一人及び
委員
十五人」とありますが、十五人ではどうも
民間人
を入れる
都合
もあるし百もう少し
委員
を殖やして貰つたらどうかという
希望
であります。それから第三條の3に[
委員
は
関係各省
の
次官
」とありますが、あの
次官
は
事務
次官
を指しておるに違いありませんが、どうかこの
政務次官
も加えなければならん、こういう
委員
の
意見
であります。それで
委員長
は
総理大臣
、副
委員長
は
厚生大臣
、それから
委員
は
政務次官
を入れよう、そういう
希望
を持
つて
おる。それから
委員数
も少し増加して呉れとこういう
希望
でありまして、入れられるならば
決算委員会
の方へそういうことを御協議をお願い申上げた。いそれから又この問題が
衆議院
を通過しておるものであるし、又これが両院の間において本日通過しなかつたら、それが又第三
國会
まで延びるということにな
つて
は、
引揚更生対策
が十最早
結氷期
までに五ケ月しかありませんから、とても急いでおります。
施策
の上に反映さすのにも急いでおりますので、一應この案の通過をお願いして
差支
ない、
希望條件
を入れられれば、お入れを願いた い、こういうことでございます。どうぞよろしく
一つ
お願いいたします。どなたも御
審議
をお願いたします。
下條康麿
22
○
委員長
(
下條康麿
君) 何かお尋ねすることがありますか。
中川幸平
23
○
中川幸平
君 急いでおられるなら、余り
修正
せないでやつた方がよさそうに思うのですが……。やはり
総理大臣
というと、相当権威もあるように思いますけれども、やはり形式的になりはせんかと思うので、この
原案
の方がよさそうに思います。それからいろいろ
引揚同胞委員会
の方から
希望
があるけれども、これが通らなくとも
差支
ないのでございますが、お伺いいたします。
中平常太郎
24
○
委員外議員
(
中平常太郎
君) さようでございます。すでに
衆議院
もこの
通り
無
修正
で通過してこちらに
廻つて來
たのでありますから、それで
希望條件
をあなた方に申上げまして、その
希望條件
を入れて参りますということになりますと、それは本日の
決議
に間に合わないことになるかも分りませんので、御尤もな御
意見
でございますが、その辺は
委員長
どうか然るべく……。
希望
だけを申述べて置きます。
山下義信
25
○
山下義信
君 御
趣旨
御尤もでありまして、私共成るべく
審議
を促進したいと思うのでありますが、
ちよ
つと伺いますが、この
審議会
はどこに置くのでございますが、この第
一條
の第二項では、
内閣総理大臣
の
監督
に属するということでありまして、
監督
ということは、
ちよ
つと意味不明のように思われるのでありますが、この
審議会
の置かれる官庁はどこに置かれまするか、それが伺いたいのであります。 それからまあこれは
國家行政組織法
が実施せられまするとう
委員長
という
名称
は、これは
機関等
の長の
名称
になりますので、
審議会
といたしますならば、恐らく
議長
とか他の
名称
になるんじやないかと思います。第
八條
に読み替えの附則の御
注意
が御丁寧に附けられてありますが、この
委員長
という
名称
につきまして、何かお考がありますかどうか。それから第四條でございますが、折角
委員長
が会務を総理して行くことになるようでありますがその
委員長
が事故がありますときに代りますものは、元來その
委員長
若しくは
議長
が指名いたしますのが当然のように心得ますが、これが
総理大臣
が指名をいたしますことになりますと、この
審議会
の
委員長
の権限が非常にないように
考え
られますが、その点如何でございましようか。 最後に、この
審議会
を
設置
いたします
予算
の
措置
は如何な
つて
おりましようか。元來こういう場合には、
予算
の
措置
が伴うことを
原則
にいたしておるのでございますが、本
設置法案
につきまして、
予算
の
措置
は如何相成
つて
おりますか、伺いたいと思います。
中平常太郎
26
○
委員外議員
(
中平常太郎
君)
ちよ
つと私から知力得たことについて、
只今
の御答弁申上げます。第
八條
の、『「
関係各省
の
次官
」は
國家行政組織法
が施行された後は「
関係各省
の
総務長官
」と読み替えるものとする』と書いてありますが、昨日この第
八條
にある総
長官
は、
参議院
におきましては
修正
の
決議
が通過いたしておりますので、
総務長官
というものはなくなるかも存じません。そうなりますというと、ここの
都合
が工合が悪いと思いますけれど、もこれはそれまでに印刷したものではありますし、又
衆議院
も無
修正
に通過しておる
閥係
もありますから、このままで格別痛うも痒うもないわけでございますから、我慢して行かれるんじやないかと思います。それから大体
総理大臣
の
監督
に属するとありますから、
総理庁
の中に置かれるものと私は思
つて
おりますが……。
只今山下委員
のお尋ねになりましたこと御尤もでありますが、
内閣総理大臣
が総理する、
委員
が職務を代行するとな
つて
おりますのは、この
監督権
が
総理大臣
にあることが、第
一條
の二に駆てあるので、
厚生大臣
差支
ある時は
総理大臣
が代理の誰かを代行さすという形にな
つて
おるのでございます。
下條康麿
27
○
委員長
(
下條康麿
君) それではこの
程度
にして置きまして、まだ実は正式に
議題
に載つたわけではないのですが、たまたま
委員長
が見えましたから問題にいたしました。これは
提案説明者
がおるのです。
衆議院
からも……。先に予定の
案件
がございますから…… それから次は
昭和
二十一年度
予備金支出
、すでにこれは
質問
が
終つて
おりますのですが、
衆議院
が通るのを待
つて
おりましたが、
衆議院
から正式に
送付
になりましたから、
承諾
を求める件について採決いたしたいと思います。別段これについて御
意見
ございませんでしようか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
下條康麿
28
○
委員長
(
下條康麿
君) 御
異議
ないと認めまして、
原案通り承諾
を與えるこにいたします。それでは御
署名
を願思います。 〔多数
意見者署名
〕
下條康麿
29
○
委員長
(
下條康麿
君) それから次は
農業改良局設置法案
、これは
重要法案
としてなるべく早く成立を
希望
しておるようでありますから、これを
議題
として御
審議
願いたいと思います。
ちよ
つと
速記
を止めて。 午後三時二十三分
速記中止
—————
・
—————
牛後三時四十一分
速記開始
下條康麿
30
○
委員長
(
下條康麿
君)
速記
を始めて。他に御
質疑
はございませんか、他に御
質疑
もなければ
本案
について
討論
に入ります。御
意見
のある方は賛否を明らかにして御述べを願います。別に御
意見
もないようでありますから
討論
は終局したものと認めて御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
下條康麿
31
○
委員長
(
下條康麿
君) 御
異議
ないと認めます。それでは、これより採決に入ります。
農業改良局設置法案
を可決することに御賛成の方は御
起立
を願います。 〔
総員起立
〕
下條康麿
32
○
委員員
(
下條康麿
君)
全会一致
と認めます。
委員長
の
報告
は適宜お任せを願います。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
下條康麿
33
○
委員長
(
下條康麿
君) 御
異議
ないと認めます。それでは
報告書
に御
署名
願います。 〔多数
意見者署名
〕
下條康麿
34
○
委員長
(
下條康麿
君) 次に昨四日
衆議院
で可決されまして、同日付託されました
衆議院提出議案引揚同胞対策審議会設置法案
を
議題
といたします。先ず、
衆設院海外
同
胞引揚
に関する
特別委員長河野金昇
君より
提案理由
の御
説明
を願います。
速記
を
め止
て。 〔
速記中止
〕
下條康麿
35
○
委員長
(
下條康麿
君)
速記
を始めて。他に御
質問
はございませんか、他に御発言もたければこれより
討論
に入ります。
小野哲
36
○
小野哲
君 私は
本案
につきまして、次の
修正案
を
提出
いたします。
引揚伺胞対策審議会設置法案
を次の
通り
修正
する。
引揚同胞対策審議会秘匿法案修正案
第
一條
、第一項中「左の
事項
を
調査
審議
するため」の下に「
総理庁
に、」を加へ、「
引揚同胞対策審議会
」の下に「(以下
審議会
という。)」を加える。同條第二項中「
監督
」を「管理」に改める 第三條及び第四條中「
委員長
」を「会長」に改める。 第五條を次のように改める。 第五條
審議会
に、その
事務
を整理させるため、左の職員を置く。
事務
長 一人 その他の職員 若干人 2
事務
長は、
厚生省
の一級官吏の中から、
内閣総理大臣
がこれを命ずる。 3
事務
長以外の職員は、
審議会
会長がこれを命ずる。 第
八條
を削る。 以上のような
修正
の動議を
提出
いたします。
下條康麿
37
○
委員長
(
下條康麿
君) 他に御発言はございませんか、御発言もないようでありますから小野君
提出
の
修正案
を
議題
に供します。
小野哲
君
提出
の
修正案
に御賛成の方は御
起立
を願います。 〔
総員起立
〕
下條康麿
38
○
委員長
(
下條康麿
君)
全会一致
と認めます。よ
つて
小野君
提出
の
修正案
は可決されました。次に、
修正
の部分を除いた
原案
に御賛成の方は御
起立
願います。 〔
総員起立
〕
下條康麿
39
○
委員長
(
下條康麿
君)
全会一致
と認めます。よ
つて
本案
は
修正
議決
と
決定
いたしました。
委員長
の
報告
は適宜お任せを願います。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
下條康麿
40
○
委員長
(
下條康麿
君) 御
異議
ないと認めます。それでは
報告書
に御
署名
願います。 〔多数
意見者署名
〕
下條康麿
41
○
委員長
(
下條康麿
君) 次に新聞出版用紙割当
事務
職
設置法案
を
議題
といたします。
速記
を止めて。 〔
速記中止
〕
下條康麿
42
○
委員長
(
下條康麿
君)
速記
を始めて。他に御
質疑
はございませんか、他に御
質疑
もなければ
本案
について
討論
に入ります。御
意見
のある方は賛否を明らかにして御述べを願います。別に御
意見
もないようでありますから
討論
は終局したものと認めて御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
下條康麿
43
○
委員長
(
下條康麿
君) 御
異議
ないと認めます。それではこれより採決に入ります。新聞出版用紙割当
事務
職
設置法案
を可決することに御賛成の方は御
起立
を願います。 〔
総員起立
〕
下條康麿
44
○
委員長
(
下條康麿
君)
全会一致
と認めます。
委員長
の
報告
は適宜お任せを願います。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者なし〕
下條康麿
45
○
委員長
(
下條康麿
君) 御
異議
ないと認めます。それでは
報告書
に御
署名
願います。 〔多数
意見者署名
〕
下條康麿
46
○
委員長
(
下條康麿
君) それではこれで休憩いたします。 午後五時四十五分休憩
—————
・
—————
午後八時十四分開会
下條康麿
47
○
委員長
(
下條康麿
君) それでは休憩前に引続きまして経済査察庁
法案
につ いて
審議
いたしたいと思います。
質問
が
終つて
おりまして、
討論
に入
つて
よろしいと思いますが如何がでしようか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
下條康麿
48
○
委員長
(
下條康麿
君)
討論
に入ります。御
意見
の御
提出
を願います。
山下義信
49
○
山下義信
君 本員は衆望議院の
修正案
並びにそれを除く外の
原案
につきましての、いろいろ細かい点につきましては
意見
があるとは存じますが、大体
政府
の
説明
を承わりまして不十分ではございますが、先ずこの
程度
で三鷹経済統制の励行ということを主眼にいたしまして、國家の急務に印悪いたしまする万止むを得ざる官職の新設であると存じまするので、且つ又
衆議院
の
修正
は当院におきましても相当議論のありました点が、幸いに
衆議院
においても
修正
されておる点であるのに鑑みまして、大体
本案
並びに
衆議院
の
修正案
に賛成いたすものでございます。但し第三十
八條
の施行期日につきましては、これはもう当然
修正
を要すると
考え
ますので、第三十
八條
を次のごとく
修正
いたしたいと存じます。「この法律は、公布の日から、これを施行する。」かように
修正
いたしたいという動議を
提出
いたします。
竹中七郎
50
○竹中七郎君 私は民主党を代表いたしまして本
衆議院
修正案
並びに今の山下
委員
の
修正案
に賛成するまのであります。
本案
は経済統、制
計画
経済を順調に遂行するためにできましたのでありまして、その間いろいろの行過ぎその他は行政
措置
において十分考慮せられているという当局の御弁明でありますので、この点を信用いたしまして私はこれに対して賛成するものであります。
中川幸平
51
○
中川幸平
君 本
法案
につきまして大臣並びに
政府委員
からはいろいろと
設置
の必要について承つたのでありますが、私共はどうしてもそれに納得が行かないのであります。
衆議院
が名前までも経済
調査
庁と変えたり、その他いろいろの
修正
窺えて参りまして、この経済査察庁を
設置
する意味を非常に喪失いたしておるでのあります。殊に本院におきまして近く地方出先機関の大々的整理を要望するところの
決議
案を満場一致を以て
決議
いたしたのでありましてこの際にかよう丘出先機関を
設置
するようなことは、誠にその
決議
にも悖ることと
考え
まして、私は民主自由党を代表いたしまして、この
法案
に反対をいたす次第であります。
小川友三
52
○小川友三君
衆議院
の
修正
をされました
法案
に対しまして十分
研究
して見ますのに、今非常に憂
つて
おる闇屋を征伐するのには
本案
は極めて適正である、かよう思います。併し
本案
の
運営
を期するには公務員の待遇の改善が一番必要であるが、いづれも闇屋のブルジヨア階級を訪問するサラリーマン階級でありますから、非常な危険が伴うのでありますから、この行政の
方面
において大臣始め
政府
の主なる方々は十二分にこの
方面
に留意をされまして、
政府
の
運営
よろしきを得るように御注文をつけまして、
本案
並びに
衆議院
の
修正案
に対しまして敬意を表しまして賛成いたします。
岩崎正三郎
53
○岩崎正三郎君 闇取締の問題はなかなか地方においては深刻な問題だと思うのであります。併し幸いに今回のこの
法案
は大臣の
説明
にあつたように、闇やいろいろな不正行鳥を正しく誘導したい
考え
だということを伺
つて
おりますが、私はかような意味において心の中から國民を救い、ここから闇を斥けるという温かい気持からやる、そういう
意思
において私は賛成いたしたいのであります。そこで大臣の話を承
つて
おるというと、これに関して國民運動を
考え
ている、誠にこういう
意見
からすれば当然のことだと思うのでありますが、ただこの國民運動というのは、簡單に机上のプランではできるものでないということを、我々はいろいろな運動から常に経験しておるのでありまするが、そこで私はこの國民運動について、当局が
一つ
のプランができるならば、是非我々にそれを実行する前にお示し願いたい。かような
希望
を申上げて
本案
に賛成する者であります。
千田正
54
○千田正君 私はこの
衆議院
の
修正案
と残りの
原案
並びに先程山下
委員
から
提案
されました施行の期日の
修正
とを併せて賛成するものであります。但し注文があるのは、
只今
岩崎
委員
も申します
通り
、單なる犯罪の摘発ではなくして、この
法案
はできると同時に、今後の日本経済というものに対して十分なる民衆の認識を高めるというふうにこの
運営
の妙を振
つて
頂きたい。ややともするというと、呑舟の魚は自動車で逃げ廻り、一番生活に苦しむ者は警官に捕われて牢獄に繋がるというような、誠に悲しむべき現象を來さないように、末端に至るまで十分にこの法の運用が、日本國民の経済振興に役立つような方法に
運営
されることを要望しましてこの案に賛成をいたします。
下條康麿
55
○
委員長
(
下條康麿
君) 他に御発言がなければ
討論
は終ることにいたしてよろしうございますか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
下條康麿
56
○
委員長
(
下條康麿
君) 御
異議
ないと認めます。
討論
は終ります。採決いたします。先ず山下
委員
から御
提案
になりました旧第三十
八條
の、「この法律は、
昭和
二十三年六月一日から」とありますのは、「公布の日からこれを施行する。一、日にちを「公布の日」と改める、この
修正案
を
議題
といたしまして賛否を伺います。賛成の方の挙手を願います。 〔挙手者多数〕
下條康麿
57
○
委員長
(
下條康麿
君) 多数と認めます。この
修正
は成立いたしました。惨い正を除きまして、
衆議院
の
送付
案を
原案
として
可否
を問います。残り
衆議院送付
の
原案
について御賛成の方の御挙を願います。 〔挙手者多数〕
下條康麿
58
○
委員長
(
下條康麿
君) 多数と認めます。よ
つて
山下
委員
の
修正
を含んで、
衆議院
の
送付
案の
原案
は成立いたしました。それでは
報告書
に御
署名
を願いたいと思います。 〔多数
意見者署名
〕
下條康麿
59
○
委員長
(
下條康麿
君) 御
署名
漏れはないと認めます。
委員長
の
報告
は適宜お委せを願います。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
栗栖赳夫
60
○國務大臣(栗栖赳夫君) どうもいろいろ差迫
つて
お忙がしいところをお願いいたしまして、誠に有難うございました。尚この
運営
につきましては、皆様の
お話
のところは十分心得、その
通り
に実現いたのたいと思
つて
おります。尚岩崎
委員
から
お話
のありました國民運動の展開でございますが、これは私
大藏省
におりましたときに貯蓄運動、納税運動のときにいたしましたと同じような、本院及び
衆議院
の方を中心に
一つ
御協力を得ていたしたいと思います。改めてお願いいたしますときはよろしくお骨折を願いた。お礼をかねて
一つ
御願いいたして置きたいと思います。有難うございました。(拍手)
下條康麿
61
○
委員長
(
下條康麿
君)
ちよ
つと
委員長
から御挨拶を申上げます。 第二回
國会
は非常な長期間、而も山積した
議案
、殊にその
議案
の中には可成り困難な
内容
を含んでおつたにも拘わらず、
只今
経済査察方
法案
が通過いたしましたので、これですべて議了いたしたわけでございます。私誠に不敏でありまして行届かないのでありますが、皆様のお助けによりまして幸いにこの結果を生んだことを深く感謝いたす者であります。尚どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)それではこれにて
委員会
を散会いたします。 午後八時二十五分散会
出席
者は左の
通り
。
委員長
下條 康麿君 理事
太田
敏兄君 中川 幸平君 伊達源一郎君
委員
岩崎正三郎君 堀 眞琴君 吉川末次郎君 今泉 政喜君 北村 一男君 西山 龜七君
委員外議員
中平常太郎
君 田方 進君 竹中 七郎君 谷口弥三郎君 平野善治郎君 深川タマヱ君 小野 哲君 駒井 藤平君 玉置吉之丞君 山崎 恒君 山下 義信君 兼岩 傳一君 千田 正君 小川 友三君 西田 天香君 國務大臣 國 務 大 臣 栗栖 赳夫君
政府委員
経済安定本部副
長官
(第三副
長官
) 田中巳代治君
総理庁
事務
官 (経済安定本部 監査局長) 國塩耕一郎君 経済安定本部経 済査察官 (監査局次長) 司波 実君 大藏
事務
官 (
主計局長
) 福田 赳夫君