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1948-06-02 第2回国会 参議院 決算委員会 第16号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十三年六月二日(水曜日)   —————————————   本日の会議に付した事件 ○中小企業廳設置法案内閣提出、衆  議院送付)   —————————————    午前十時五十五分開会
  2. 下條康麿

    委員長下條康麿君) それでは只今から決算委員会を開きます。中小企業廳設置法案を議題といたします。前回までで質疑は終了いたしておりますので、これから討論に入りたいと思います。どうぞ御意見をお述べ願いたいと思います。
  3. 北村一男

    北村一男君 本案に対しましては、もはや議論をし盡されたかの感がございまするが、ともかくもどなたのお氣持をお尋ね申して見ても、本当な賛成なさつておらんものと私は考えます。ところで、その賛成なさらない理由はいろいろございましようが、ともかくこの法案通りでは毒にも藥にもならない、或いは置かんよりまあ置いた方がよろしいのではないかという程度の考えが精々のところではないかと思うのであります。私はこの法案では少々この法案の狙う目的を達することはできんと思いまするから、政府においてはいま少しく強力な力を持つところの強い力を持つ法案を練り直して、出直しておいでになることをお勧めいたしまして、この法案には反対いたす者であります。
  4. 山下義信

    山下義信君 私は本法案に対しまして修正意見を持つております者でございます。その修正案本案の第三條の第一項第二号、第三條の第二項、第四條の局名及び第五條の第一項、第二項につきまして修正意見のあります者でございます。尚その修正意見に関連いたしまして、本法案の実施の曉に当局十分留意をいたさなければなりません点につきまして一二の意見がございます。先ず中小企業聽の運営の上におきまして当局が注意をいたさなければなりません点は、この官廳が恒久的に存続せられて行きまするためには、十二分の用意をいたさなければなりませんのでありまして、今日までの審査の上におきましては、尚具体的ないろいろな対策というものが十二分に確立いたしていないのでござりまするので、いわゆる暫定的な官廳として私達は認めざるを得ないのでございます。そういう点に立ちまして、この官聽が設置せられた暁におきまする運営上に若若干の希望意見もあるのでございます。修正意見が皆様の御賛同を得られまするかどうか、これから申上げて見なければならんわけでございますが、議事の進行によりまして速記をお止め願いたいと存ずるのでございます。
  5. 下條康麿

    委員長下條康麿君) 速記を止めて。    午前十時五十九分速記中止    ——————————    午前十一時十七分速記開始
  6. 下條康麿

    委員長下條康麿君) 速記を始めて。委員会は暫く休憩いたします。    午前十一時十八分休憩    ——————————    午後零時五分開会
  7. 下條康麿

    委員長下條康麿君) それでは委員会を開きます。本日はこの程度に止めて置きたいと思います。    午後零時六分散会  出席者は左の通り。    委員長     下條 康麿君    理事            太田 敏兄君            西山 龜七君            山下 義信君    委員            岩崎正三郎君            吉川末次郎君            今泉 政喜君            北村 一男君            平野善治郎君            深川タマヱ君            小野  哲君            駒井 藤平君            鈴木 憲一君            伊達源一郎君            山崎  恒君            千田  正君            西田 天香君   委員外議員    商業委員長   一松 政二君   政府委員    商工事務官    (生活物資局    長)      細井富太郎