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梅原眞隆君 我々の方では大体
憲法に
則つてこの五月七日に打切ることが至当であるという主張を持
つておるのであります。併し今日の段階におきまして、我々は今の六月二十日ということに同調したいと思います。但しそれに同調しましても、五月七日で打切りて行こうというこの考え方に向
つては、やはり依然として残
つておるのである。それを持
つておることはもうちつと
國会の
運営に
憲法の精神を
はつきり、確認を上、又そのやり方の上に忠実な
企画性を持
つて行くということが非常に必要であると我々は考えておるのであります。從いましてこれを
議長が御諮問になりましたが、これを向うにいたされるような場合には、どうか二十日に延したということに対して、
政府は十分の
企画性を持
つて議案を処理して貰いたい。
從つて本
予算は五月二十日までに御
提出になるように、これは厳格に
一つ警告をして頂きたい。その他の
法案でありますが、大体においてこの
期間に、あわただしくなくて十分に審議せられるだけの時日を存して御
提出を願いたい。遅くとも六月十日までにお
出しを願いたい。又六月十日にお
出しにな
つても、
あと十日間で審議されないような性質のものをお
出しになることは我々は
企画が甚だ不十分であると思う。どうか六月二十日までに今回の
國会が目出度く終るような
企画の下に、
政府が十分な用意を以て
法案の
提出をなさるように厳格に
一つ御
警告を願いたいというような意図を持
つておるのであります。