○鈴木
証人 大事な点ですから。早くやります。
その毎日新聞の中に
「政治献金はした、一千万円はデマ損害は弁償、沈默破
つた中曽根氏、世耕
事件の主流をなす軍服拂下詐欺
関係の
檢事当局の取調べは被害者
関係の取調べを終り、第二段階の安本隠退藏物資処理
委員会と政治献金
関係の取調べに入
つたが、政治献金について当時
自由党関係者への軍服拂下運動を担当した
中曽根幾太郎氏は、六日朝熱海の仮寓で「政治献金」のいきさつについて次にように語
つている。
「軍服拂下運動費として全國鉱山会代理中村清文氏並に岩手縣軽米農業会代理足立正雄氏から各九十五万円、水野繁彦氏から二百万八十円合計四百七十万円を
受取り、その外雜費として水野氏から矢島
事件解決費として五十万円、狹間祐幸氏を通じて
名刺代りに三十万円合計八十万円を
受取つた、
名刺代りの三十万円を除いた五百二十万円の金の中から四百六十万円を「政治献金」した、その内訳は
辻嘉六氏を祕書を通じて二百五十万円、鹽月、藤川両氏へ百六十万円、鳩山一郎氏邸新築費として祕書を通じ五十万円、合計四百六十一万円を自分から渡したほか、残額の六十万円は車馬費、交際費に費消してしま
つた。
厚生同胞協力会の綿引
理事長、小川
理事等がい
つている
自由党への「一千万円献金」はデマで、厚生同胞協力会と自分との直接
関係はない、協力会
関係は水野氏の方で扱
つた、なお
自由党から私が立候補した際辻氏の口添えで公認となり、また当時の石橋藏相が
陣中見舞に私の
選挙事務所を訪ねたり、そして私はこれなら大丈夫とますます確信を固めていたところ、待ちわびた軍服はあり騒ぎで一着も出ず今日の有樣とな
つて私は非常に遺憾に思
つている。
殊に鹽月、藤川両名は献金するとい
つて受取つた金の大部分を自分達の
選挙費用に費消しながら、今日まで責任を回避し徒らに他に罪をなすりつにているのはひきよう千万で、同時にまた世耕氏がろくろく在庫を調べもせず拂下を要請合いしたその無計画性と責任逃れにきゆきゆたる狹量さにはあきれる、犯罪上の責任はともかく以上三氏の道義上の責任は大きく徹底的に追究すべきで
事件一段落をま
つて少くとも私
自身の
関係した被害者にはその損害を弁償するつもりだ。」
こういう中に、どうもなさけないことには鳩山一郎氏私邸新築費五十万円祕書鈴木伸八氏えとして特段に括弧して出ている。これには私は愕然としてしまいました。これは昨年の九月七日の朝であります。私はただちに毎日新聞を訪れまして、取締役主幹兼主筆永戸政治氏並びに鈴木一郎氏一色直文氏というような方々に会いまして、自分の今までの議員としての心構えその他についてるる申し述べまして、この偽りであることを私は申し上げたのであります。ところがいろいろ調査をいたしまして、私がまず申し上げましたのは
中曽根幾太郎という男と一面識もないこと、鳩山氏の祕書などや
つたこともないこと、当時私は商工参與官として
追放にな
つております。鳩山一郎氏の秘書を絶対にやらないということは事実が証明している。もう一つは五十万円どころかビタ一文の金も見たことがないこと、以上三点を私は毎日新聞に行
つてるる申し述べました。ところが翌日になりまして、
「面識ない
中曽根、「世耕
事件無
関係の鈴木氏」、世耕
事件に関連して
中曽根幾太郎氏は政治献金の経緯について軍服拂下げの運動費として
自身が各
方面から
受取つた合計五百二十万円のうちから四百六十万円を献金したと献金先の内訳を語
つたが、氏の言明した鳩山一郎氏に新築費として秘書を通じ五十万円を渡したということについて、氏の言う秘書に当る鈴木仙八氏(
自由党割議院議員)は八日朝参議院議員遠山丙市氏と同道、本社を訪れ次のように語
つた」
中曽根氏の話は事実無視だ、私は次の三つの事実からこれを証明する。
(1)
中曽根幾太郎という男と一面識もないこと(2)鳩山氏の秘書などや
つたことがないこと(3)五十万円どころかビタ一文も金のことを知らぬこと
ただ
中曽根という人については彼が東京三区から立候補する時、党の公認にするかしないかについて論議されたが、私は支部幹事長の立場として反対、公認しなか
つたことはある、それを彼が知
つているかどうかは知らない」
という
意味合いのことが記事に出ております。鈴木司法大臣は当時の隠退藏物資の
委員会か何かで
中曽根君がとにかく
自由党の公認候補であるがごとく、
自由党の公認候補
中曽根幾太郎氏ということをはつきりおつしや
つたそうでありますが、これは全然無視であります。
中曽根氏は大野幹事長の手もとへ党の費用として二百万円献金をするからどうか公認にしてくれと頼んできたが、私どもはその公認選考の席上で、しかも東京支部幹事長として断乎として排撃した。尾崎嘉之助氏も私は公認ではいけない。これはやめてもらおうと言
つて、がんとして受付けなか
つた。いわゆる
中曽根幾太郎氏は非公認であります。それがはつきりわか
つているのに、鈴木司法大臣は
自由党の公認であると、
委員会で述べられたそうでありますが、これは言語道断の事実であります。
それから私はなおこれでは自分として氣持がよくない。とにかくこの訂正の新聞記事だけではどうも納得ができない。というのは私をいわゆる死ぬときまでも思
つてくれる同志、私は人間にしてくれ、一人前の
政治家にしてくれるために支援してくれたその人々に対しても申訳がないから、ただちに毎日新聞の記者にお願いして、帶同して熱海の小川旅館に
行つた。その時でありますが、私が考えましたのには、ただいきなり行
つてその帶同した記者から、これは鈴木仙八であると言われては困る。努めて新聞社の社員のようなかつこうをしてと申したいんですが、私は新聞記者諸君のようにスマートでなく、インテリ型でありません。しかしことさらそれを装いまして、小川旅館に参
つて、とにかく僕は默
つているから、君がこの男をあなた知
つているかと
中曽根氏に聽いてくれと申した。そうしてその手口のように小川旅館に参りまして尋ねると、
中曽根君がお
つて、直接ではたれにも会わないのに、その新聞記者には会
つてくれるそうでありまして、私はその背後に
從つて行くと、
中曽根君が向うの部屋で机の行の書類か何か片づけものをしておりましたが、
ちよつとこつちを見て、やあしばらくだ
つたね。しかしあの記事を大分大きく取扱
つてくれてよか
つたね。こういうふうな
中曽根君の言葉でした。ところがその記者はあなたこの方を知
つておりますかと何氣ない体で言うと、
中曽根君は私を
ちよつと見て、いや知らぬわ。覚えがないね。いや
御存じでしよう。いや覚えはない。どこで会
つたか、
記憶がないと言う。今度は私のすわ
つている卓の前に來て、顔をつき出して私の顔を眺めた。ところが
中曽根氏はまるつきり知らない。見覚えがないと言うから、そんなことはないでしよう。あなたは私を知らないのですか、知りません。あなたは私に五十万円くれたと言うたではありませんか、私は五十万円もら
つたと言われる鈴木仙八だと言うと、びつくりぎようてんいたしまして、にわかに態度が変
つて、何かしらこびるような、少しぐあいの惡いような、名状しがたい挙動をして、ははあ鈴木先生はあなたですか、どうもあなたは家のせがれや
辻先生から聽いていると、浅草、下谷
方面では、あなたの人気は大したものですねというような、お追從たらたらの彼の態度です。そんなことはどうでもいい。あなたはいつ私に五十万円の金をくれたか、私は五十万円もら
つたというので、非常に迷惑しているというような、とにかくやりとりがありました。これはその後の毎日新聞に出ております。
「鳩山献金はうそ。世耕問題、鈴木、
中曽根氏対決、世耕問題に関連して鈴木仙八代議士(自)を通じて鳩山一郎氏に同氏邸新築費用として五十万円を渡したと語
つた中曽根幾太郎氏の言明に対し、「一面識もない」と語
つた鈴木代議士は
中曽根氏がどん
なつもりでそんなことを言
つたのかを明らかにし、また身の潔白を証明するため、九日午前十一時
中曽根氏の仮寓先熱海の小川旅館で氏と対決した。鈴木氏は白麻の背廣姿、
中曽根氏はゆかた姿で、その結果両氏はこの日が初対面であり、
從つて中曽根氏の鈴木氏に関する談話はでたらめであることが判明、
中曽根氏は陳謝の上先の言明を取消した。
鈴木氏「
中曽根さん。貴公は私を
御存じか。」
中曽根氏「さあ年をと
つたので、
ちよつと思い出せぬが……。」
鈴木氏「知らないはずだ。私はあなたが五十万円渡したという鈴木仙八です。」
中曽根氏「えつ(びつくりした樣子で)あなたが鈴木代議士か。」
鈴木氏「あなたから五十万円もら
つたと言われ非常に迷惑している。」
中曽根氏「ま
つたく申訳ない。あの話はあなたが鳩山邸新築問題にせわ役として骨折
つておられるということを聞いていたので、実はある人に渡した五十万円の金があなたのところに
行つたものと思い、軽く
言つたことがあの始末にな
つた。深くお詫びする。」
鈴木氏「貴公はそれでよいかもしれぬが、全然無
関係の鳩山氏こそ氣の毒だ。ぼくが五十万円
受取つたとしたら世間で一体何と言うか。着服して事業に投資したと心ない人々に言われる。これで私の無
関係がはつきりしたわけだが、鳩山邸の新築は
自由党幹部の同志たちで計画されたもので、材料をも
ちより燒跡にささやかな家を建てて贈ろうということで始めた仕事で、当時私がその方のせわ役をや
つてお
つたことは事実だ。しかしその建築費はすべて有志から出ており、貴公の
関係からは一銭も出てはいない」
云々というような記事が出ておる。これで私の身の潔白は立証されている。そればかりでない。その次に彼
中曽根がいかにでたらめな男であるかということは、この問題について
政界ジープ社から、何か随想を書けと言われたのであります。そこで私が書いた記事は、少しも拔かずに掲載してくれるならばということでお引渡して、「噂は廻る」という一文を呈したことがあります。とかろがかんじんのところが拔けている。当時は社会党の内閣でありましたが、とにかく私は後々のことを考えまして、熱海の毎日新聞の支局というか、出張所の方に來て立会
つてもらい、また写眞班を呼んできてもらい、また朝日新聞の支局長に來て立会
つてもらい、
自由党熱海支部長の畠山鶴吉という人も立会
つて、小川旅館に
行つた。そのとき
中曽根が
言つたことは、いやあなた方に御迷惑をかけて申訳ないが、私のところに西尾、平野、水谷、片山の四人が、どうか二百万円貸してくれと、手をついて頼んだ。こういうことを言
つておる。一体どこでそういうことを言
つたのかというと、それは新橋の片山のめかけの家へ僕が呼ばれて、そうして手をついて頼まれたと言う。私はそいうことは信じたくない、絶対あるべきことではない。とんでもないうそつき野郎というふうに考えておりました。しかし君、そんなうそついて、とんでもないことになる。ここにぼくばかりではない。こういう人たちがおると言うと、それはうそぢやない、しかも勘定まで拂わされた。片山さんにめかけなどあるのかと言うと、これは社会党の黒幕にな
つておる三浦某というものが仲介したので、うそでも何でもない。そういうことを手をついて頼まれたのだと言うに至
つては、私はどうもふしぎ千万でしかたがない。しかしこういうことは私は申し上げたくないけれども、どうも
政界ジープなどは、かんじんのところを拔かして、私の前の新聞記事に似たような記事ばかり掲載されまして、あまり効果が上りませんでした。これで私はもう片がついたと思
つておりましたところが、檢察廳から吉橋
檢事という方が電話で來てもらいたいということを、警視廳を通じて私の方に知らせがありましたから、行きましたところ、鳩山邸の問題で、いろいろ
お尋ねになりましたけれども、その点に対しても、もうよくあなた方の方が調書の点についてはおわかりでしよう、賢明な
委員長その他の各位にもおわかりでしようが、とにかく私は身に一点やましいことがない。ないことであるけけども、
事件に介在しておると言えば、言われる。私はここが微妙なのではないかと思う。とにかくそのときに私は、
自由党では非常に正義感をも
つておる同志が激昂して、世耕
事件や隠退藏物件などの問題に関連した者は、同志といえども全部除名しろという強硬論があ
つた。だから私は吉橋
檢事に喚出されて、新聞に鈴木仙八十頭などと書かれると、自分の背後におる同志からいろいろ追究され、非難攻撃されるし、
選挙区のぐあいも惡くなり、同時に院内においても同僚から除名されることになりますと申しますと、吉橋
檢事が、鈴木君そういうことはない。あなたの態度はりつぱである。あなたのや
つてきたことは決して間違
つていない。裁判所で証明を出してもいいと言われた。それで意を安んじていたところが、今度はたまたまこの不当財産取引調査
委員会なるものができて、私はまたもや寢耳に水だ。それは二月二十五日水曜日東京民報で、その一面に掲載された
衆議院不当財産取引調査
委員会近く
証人召喚というところに、情ないことにまたもや鈴木仙八の名が出ている。私は愕然としました。それでただちに東京民報に行きまして、るる申し述べたところ、もちろんないことですから、それはわかります。それでは調査をして取消しましようと言うから、栗林という編輯部長に、いや取消すとい
つても、どんな策略で、どんな人がどんなことをや
つておるかわからないから、調べてもらいたいと
言つたところが、向うで言うのには、何でもあなたがそのリストに載
つているらしい。そのリストというのは、とにかく私は世耕
事件の
中曽根幾太郎の問題で、ああいううそ偽りを言われて、そうしてこの
事件に載
つていると言えば、載
つているんだが、どうもおかしい。とにかく調べた結果、翌日訂正の記事が出ました。「二十六日附、一面所載の
衆議院不当財産取引調査
委員会近く尭人召喚の記事中、鈴木仙八(自)とあるが、下澤氏のリストには同氏の名はなく、木村公平氏(自)が載
つているので、この点訂正をします。」なお私の談話が発表されている。しかしこれが私は奇怪当極でしかたがない。私はどうも世間でいろいろなことを言う。芦田さんまでが各地の演説会において、やがてこの不当財産取引調査
委員会がいよいよメスを研いで、これを解剖してい
つたならば、続々と
自由党の議員から、いろいろな人間が飛び出すというような
意味合いのことを言われている。そういうことを、風の便りにいろいろ聞いております。そんなことはどうもあり得べきことではない。
個人同僚を傷つけることさえもどうかと思うのに、とにかく一党を傷つけるのはどういう考えか。どうも私はそういうことは信じたくないのですが、その点をますます深めましたのが四月六日の読賣新聞の記事であります。またもやこれが出てしま
つた。
昭和二十三年四月六日読賣新聞、まず
証人にまず五議員
政治資金撒布をつく
衆議院不当財産取引調査
委員会では、五月午後問題の
政治資金撒布
事件をとりあげた、現職の同僚議員を相手の
証人として喚問しているだけに、複雜微妙な空氣をはらみ、
証人の出足も惡く、定刻より遲れること一時間、二時開会した、召喚をうけている
証人はまず現議員のみで民自党三浦寅之助、木村公平、磯崎貞序、鈴木仙八、
どうです、私はびつくり仰天してしま
つた。それで早速読賣本社を参りまして、編集局長を訪れ、私はこの問題について質そうと思
つていた。ところが読賣新聞の政治部次長の高田義郎さんが、特に面会してくれました。私は非常にこの方は紳士だと思
つております。私も鈴木さんのために一票を投じておりますと言
つてくれた。とにかく問題は、投票してくれるのはありがたいが、こういう問題はどうしますかと言うと、今調査しますからと言う。ところがその調査の結果、不当財産取引調査
委員会の
委員長である
武藤運十郎氏が
言つたというのです。どうも私には
受取れない。ほんとうに武藤さんが言
つたのか、それではあなた一筆書いてくれ、書くことはできませんが、取調べたところ、確かに
武藤委員長が鈴木仙八も
関係があると
言つたから、つい載せたと言う。私は計画的であれば、
事件に
関係ないとは言わぬ。前にはつきり公明正大なことはわか
つておるけれども、結びつけようとすれば召喚もできる。それには政治的も意図が含まれていなけれぱならぬ。私は、はてこの
委員長はどんな考えでそういうことを
言つたか、疑問にな
つてきた。しかして私は登院しました。私の党から出ております
委員の高橋君にいろいろお願して、私が召喚を受けているかどうかという事実を確かめましたところが、何でもあなたの帳面に、鈴木仙八も書いてあるというのです。この新聞記事のわずか鈴木仙八という四つの活字ですが、その時と所を得なければ、どんなにその活字によ
つて迷惑をこうむるかということは、おそらく賢明なるあなたはよくおわかりでしよう。殊に弁護士であり、
委員長であるから、もしそんなことを軽々に新聞記者に
お話されたとしたならば、迷惑至極です。これは科学的の殺人と同じです。昔のくだらない本によくあるが、人を殺そうと思うときには共謀して、どうもお前の顔には死相が現われておる。お前の骨相は惡い、死病にとりつかれていやしないか。みんなにそう言われると、結局その人間が死んでしまうと同じです。「
政界ジープ」に出る、その他まだまだ私の眼に触れないところに書き立てられては、
選挙区に帰
つていかに弁明しても取返しのつかない一身上の重大問題だ。しかして私が本日ここに発言したのは、一身上の弁明と、
委員長のあなたの態度についてです。あなたにそういうような政治的意図があ
つたか、なか
つたか、鈴木仙八も召喚をするのだということを、軽々に新聞記者各位に
言つたかどうか、その点を
お尋ねいたしたい。読賣新聞の高田義郎という人が、あなたがそう
言つたから書いたとはつきり言
つている。同僚である私を召喚するには
理事会にも御相談があるはずだ。それなくして、あなたの帳面に書いてある召喚の見込みというようなことで、政治的に人一人が殺されることは重大問題である。殊に党を傷つけられるということは重大問題である。その点をはつきりとあなたから聽きたいのです。きようは自分の一身上の弁明ですから、
あとで私の方から出ている
委員から、この点をき
つて聽いてくれるだろうと思いますが、どうかそういう間違いのないようにお願いしたいと思います。鳩山さんも召喚したいというが、とにかく
中曽根に聽きました。一体君が鹽月、藤川に渡した金は、鳩山さんにや
つたのがどつちかと言うと、鹽月、藤川に貸したと言う。それを鹽月、藤川が鳩山に好意をも
つてや
つたかどうかわからないが、私は鹽月、藤川に貸したと、はつきり言明しておる。これをほじくり立てれば、
中曽根が今言う片山さんのお妾の家で、手をついて頼んだ人がないではないから、どうか間違いのないようにお願いいたします。時間が制約されておりますから、簡單ですがこの
程度にいたします。ありがとうございました。