○
小川原委員 こまかな
説明は要りませんが、これは優秀なものである。優秀ということをここで見なければ
種牡馬にならぬのでありますが、この優秀という見方をどう見るのですか。たとえば甲、乙、丙というようにわけて
証明書に書かなければ、あるいは優良馬なら優良馬、
体型が優なら優というふうに書かなければ、表現ができないと思いますが、そういうふうに
種牡馬としての値打を見るときに、どういうふうに表わすか。今までのように
種馬統制法によ
つてできてお
つたものなら、この馬にこの馬を
配合してできたところの馬は大体においていいから優だ。買い上げてから馬の型がどう変ろうとかまわないというようなことで買い上げてい
つたが、今度はそうじやない。実際
自分のものとして馬をつく
つていく上において、今おつしや
つたように
体型というものをつく
つてお
つて、そうして甲だとか言われると、それに即しないことになる。
体型もどうでもよろしい、大きさもどうでもよろしい。こういうことでありまするならば、私
どもは何も聽かないのですけれ
ども、一應は今までの
統制会にあるように、馬の体重がいくらで、高さがいくらということを
考えておいて、そうして
種馬だけを
考えないということになるとおかしなものができます。食い違いが起りますが、その点を
心配するから
お尋ねするわけであります。それであるから、この表現については簡單でよろしうございます。何も專門的に聽くのではありません。