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衆議院事務総長(
大池眞君) これは御承知の
通り一番最初に
住居手当、或いは
通勤手当、或いは
交通手当、
被服手当というような
手当を欲しいということで、そういう考えから案を立ててあ
つたのでありますが、今度の千八百円というようなものに則りまして、あらゆる
手当と称するものは今すぐ廃止をするということは困難であるから止むを得ないが、新規に新らしい
意味の
手当というものを設けることは認められないということで、これが認められなか
つたのでありまして、從いまして
國会職員のような、
國会事務の
性質上他の
役所と大いに
違つた仕事がありますので、そういう特殊な
國会の
性質に基ずきまして特別の
手当を貰いたいということから、それに附ける
特種手当というものの
名目を、
住居の場合、或いは
通勤、或いは
被服というような
観念をそこに織り混ぜまして、そういうことでお願いをしたい。從いましてそこにはいろいろどの
程度に
支給するのが穩当であるかということが起り得るものでありますから、
議院運営委員会に諮
つてその
金額を定めて、その都度出すべき時には定めて頂きたい。こういう
意味で書いてあるわけであります。從いましてこれは予算の
都合で必ず出せるか出せないか分りませんが、
支給することができるということに
規定をしてあるわけであります。