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1947-07-31 第1回国会 参議院 水産委員会水産庁設置に関する小委員会 第3号 公式Web版

  1. 会議録情報

    付託事件水産廳設置に關する問題調査   ————————————— 昭和二十二年七月三十一日(木曜日)    午前十時二十九分開會   —————————————   本日の會議に付した事件水産廳設置に關する問題調査   —————————————
  2. 丹羽五郎

    ○小委員長丹羽五郎君) では只今から第三囘水産廳設置小委員會を開催いたします。ちよつとお諮りをいたしたいのですが、この問題は昨日も申し上げた相當事要な案件でありますから、一應ここで墾談會移つて、よくお話をして、そうして又本委員會を開催してみたい、かように考えていますが、いかがでしよう。
  3. 丹羽五郎

    ○小委員長丹羽五郎君) それでは只今から墾談會に移ります。    午前十時三十分墾談會に移る    ——————————    午後零時五分墾談會を終る
  4. 丹羽五郎

    委員長丹羽五郎君) それでは只今から又小委員會本會議に移ります。墾談會でいろいろ我々はこの水産廳の問題について檢討をしたのでありますが、終局、現在の日本の水産事業擴充強化を圖るについては、單なる水産廳によつては、そのすべての問題が滿足には解決できない。我々は一歩進んで水産省設置をやつてみたいということに、墾談會において結論を得たのでありますが、要は漁業權制度確立の件、資材確保の件、漁港建設の件、漁場警察權確立の件、水産教育確立の件、水産金融確立の件、魚價決定に關する件、漁民厚生施設の件、漁船及び漁業保險の件、水産貿易確立の件、水産試驗化學研究の件、水産物集出荷配給機構確立の件以上の綜合且つ合理的な行政機構としては、どうしても水産廳でやつては甚だ弱體化して、私共の要望を、三百萬漁民要望滿足することができない、この場合に我々は竿頭一歩進んで、水産省設置に本委員會邁進をしたいということに決定をいたした次第であります。以上によりまして、新らしく我々は水産省設立の諸般の調査に早速取掛つて、そうしてこの目的の貫徹を圖つてみたい、かように考えておる次第であります。  それでは本委員會を本日はこれで閉じまして、極く最近のうちにすべての資料を取揃えて、水産省設置の一途に我々は邁進をして行きたい、かように考えております。では本日の小委員會はこれを以て終了いたします。    午後零時九分散會  出席者は左の通り。    委員長     丹羽 五郎君    委員            門田 定藏君            遠山 丙市君            小畑 哲夫君            小川 久義君            矢野 酉雄君            千田  正君