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参事(
川上和吉君)
只今お話の出ております点は、これは今何部参
つておりまするか、これは
事務局としては
政府に所要の
部数を
要求しておりますから、これを一通殖やしてくれ、こういうことをやればいいわけでありますが、実際問題として、
印刷或いは
用紙等の
関係から、旧
帝國議会のときより減
つておるようなことにな
つておりますので、
只今の御決定によ
つて、我々としてもそういう
要求をいたして、正式に決めるということもいたしたいと思いますが、併しこの
要求にも実際問題として今申しましたようにむつかしい点もございますから、今
事務局調査部に一通來ておるものがございますから、これを
一つ利用いたしまして、これをその
図書館用に当てるということも
一つの
方法だと思います。便法としてそういう
方法を採りまして、
將來これを殖やして行くということに、
一つ委員長その他
皆さんのお力添えを得ていたして行くということにしたらどうかと思います。尚又問題は、ただ
資料を積んで置いても仕方ありませんので、我々のところも実は
資料を見ましてもいろいろなる問題が沢山、いわゆる
資料がありましても、これが本当にその御
要求のときに直ぐ出てくるようにならなければいかん。殊にこの
資料がこなされていないわけでありますから、このためには現在の人員でもそういう方向に無論
努力をいたしますが、今
運営委員会等でも
調査部の
機構の
拡充等を問題にして頂いておりますが、
図書館運営委員会の方でも
一つその辺に御
協力を願いまして、いま少し人も充実することができれば、今來ておるのでももつと
有效に遂い得るのじやないか、こういうように私共
考えるのであります。
資料をただ積むことは割合容易でありますが、それがこなせるように尚一層の御
協力をこの機会にお願いいたして置きます。