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政府委員(
林敬二君)
只今委員長から御
報告になりました
地方財政委員会法案中第
七條の
修正の点でありますが、
衆議院の
決算委員会においてこの
修正案が提出されて且つ採決に
なつたわけであります。そのときの
修正動議を出したました
各党派の方の
説明、及びこれを採決しました際の
決算委員長の話を伺
つておりますと、これはやはり知事、
市長町村長はそれぞれのところで
手当を受けておる、まあこれは公費と
國費との区別はあるけれども、帰するところは
國民の負担は結局は帰するのであるから、そこでその点はこういうふうに限定して重複に
手当を出すような形態になることは好ましくない、そこでこれは削る。但しこういうふうに額を
一般官吏よりも高く
國務大臣の
俸給の額よりも低い額の
範囲内でという字は削るけれども、併しこれはいわゆる財政的の
措置の氣持であ
つて、これを以て
地方財政委員会の
委員になるということが
一般官吏よりも低い人であ
つていい、或いはこれに対する社会的といいますか、
取扱いというものが低くな
つても構わないという意味ではなくして、そういう人はできるだけ優れた尊重すべき人にな
つて頂く。又そういうふうに
政府としても尊敬を拂うということにおいては何ら変らない。かく
修正をしたからとい
つて、その点においては何ら変らないということを念を押し、附け加えてこの
修正案を可決するものである。さようなお話が二回に
亘つてございました。そうして昨日の
決算委員会で
修正可決になり、且つ本
会議において
報告されて、これが議決されたものでございますので、右のことを附加して御
説明申上げる次第でございます。