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天田勝正君 元來ここで
決議されまして、各
會派が出てお
つて、勿論私も出ておりましたが、出てお
つた私共といたしまして、或いは出ておらなくても出ておる
會派の代表といたしましては、一遍
決められた
決議を覆えすということは甚だ自分の
面子にも關するし、又
會派の
面子にも關する問題ではありまするが、私
共社會黨といたしましても、
總會を開きました結果、全く兼
岩委員の仰しやつると同感なんであります。と申しまするものは、
行政整理の
可否ということになりますると、その
内容からみて可とする場合もあれば、その
内容をみて又否とする場合も出て參りますので、いきなりこれを
可否を採るということはどうも
贊成でき難く
考えられた。それから更に題目の問題でありますが、折角
行政整理というような
言葉を用いますると、今兼
岩委員から仰しや
つたように、どうも巷間に響くことはどうしても首切るというふうに強く響くのでありまして、勿論その本來の意義で言うような、或いは
増員もあるであろうし、或いは
配置轉換もあるのでありましようし、決して
整理のアイデアというものが必ずしも首切るということにはならないが、併し決して無用な
刺戟をする必要は更にないのでありまして、こういう考からいたしても、成るべく各
會派で御準備なさ
つておる方にはお氣の毒でありまするけれども、なんとかこの際
勞働者諸君を
刺戟しないように、
行政機構の改革如何というような題に
一つお
考え直しを願えないか、こういうことを私共としましてもお願いするわけであります。