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1947-12-01 第1回国会 参議院 運輸及び交通委員会 第23号
公式Web版
会議録情報
0
付託事件
○
海運經營方式
並びに
船員管理
に關す る
陳情
(第十五號) ○
高崎
、
熊谷
間に
電化工事
を
實施
する ことに關する
陳情
(第四十五號) ○
日本通運株式會社
の營業權並びに設 備を
舊關係業
へ還元することに關す る
陳情
(第八十五號) ○
海運經營方式
並びに
船員管理
に關す る
陳情
(第九十六號) ○
東北本線宇都宮
、
大宮
間、
日光線宇
都宮
、
日光
間及び
兩毛線小山
、
高崎
間の
電化實
現に關する
陳情
(第九十 九號) ○
海上輸送力緊急増強
に關する
陳情
(第百二十三號) ○
鐵道營業法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) ○
舊鶴見臨港鐵道線外
三
鐵道線外
三鐵
道線拂下
に關する
請願
(第六十號) ○
矢島鐵道株式會社
の救濟に關する請 願(第九十七號) ○
信越線高崎
、
横川間電化工事
を
實施
することに關する
陳情
(第二百一 號) ○
道路運送法案
(
内閣送付
) ○
舊小倉鐵道線拂下げ
に關する
請願
(第百三號) ○
信越線柏崎驛附近鵜川鐵橋
の徑間擴
張工事施行
に關する
請願
(第百七 號) ○
五條驛
、
新宮
市間の
鐵道速成
に關す る
請願
(第百八號) ○
東海道沼津
、
濱松兩驛間
の
電化速成
に關する
請願
(第百十二號) ○
九州
、四國間の省
營連絡
に關する請 願(第百十三號) ○
山陰線
の
電化竝びに廣
島、
松江兩市
間直通列車運轉
に關する
請願
(第百 十九號) ○
中央氣象臺牛深出張所設置
に關する
請願
(第百二十七號) ○
九州
、四
國間省營連絡
に關する
請願
(第百三十七號) ○
常磐線松戸
、平
兩驛間電化促進
に關 する
請願
(第百四十二號) ○
中央氣象臺牛深出張所設置
に關する
請願
(第百四十四號) ○
舊播丹鐵道線拂下げ
に關する
請願
(第百六十一號) ○
常磐線松戸
、
我孫子兩驛間電化工事
實施
に關する
請願
(第百六十四號) ○四
國循環線
の
全通促進竝びに
九、四
連絡省營航路運航
に關する
請願
(第 百七十號) ○
豊川鐵道
及び
鳳來寺鐵道拂下げ
に關 する
請願
(第百七十一號) ○
肥薩線電化工事
に關する
請願
(第百 七十三號) ○
札沼線
中の
撤收區間復元
に關する請 願(第百八十四號) ○四
國循環線
の
全通促進竝びに
九、四
連絡省營航路運航
に關する
請願
(第 百八十六號) ○
常磐線松戸
、
我孫子兩驛間電化促進
に關する
請願
(第百八十八號) ○
膽振國冨
内、
十勝清水間鐵道敷設促
進に關する
請願
(第百八十九號) ○四
國循環線
の
全線促進竝びに
九、四
連絡省營航路運航
に關する
請願
(第 百九十五號) ○
舊南海鐵道山手線拂下げ
に關する請 願(第二百三號) ○
大牟田驛復興
に關する
請願
(第二百 六號) ○四
國循環線
の
全通促進
並びに九、四
連絡省營航路
の
運航
に關する
請願
(第二百十二號) ○
後藤寺
、
絲田兩鐵道線拂下げ
に關す る
請願
(第二百十五號) ○四
國循環線
の
全通促進竝びに
九、四
連絡省營航路
の
運航
に關する
請願
(第二百十七號) ○西彼杵半島の
陸海運交通
の整備に關 する
請願
(第二百二十二號) ○
造船技術
の
振興方策
に關する
陳情
(第三百三十八號) ○
道路交通行政
に關する
陳情
(第三百 五十二號) ○
磐城西郷信號所
、
湯野上驛間
に
鐵道
を
敷設
することに關する
請願
(第二 百三十六號) ○
九州
、四國間の省
營連絡
に關する請 願(第二百三十七號) ○
東北本線盤城西郷信號所
を
貨客取扱
驛とすることに關する
請願
(第二百 三十九號) ○
羽後鐵道災害復舊
に關する
請願
(第 二百五十二號) ○關門港に
外國貿易船
の
入港促進
に關 する
請願
(第二百五十六號) ○
沿岸荷役業者
の
貨物自動車運營
に關 する
請願
(第二百七十七號) ○
省線電車
を
小田原
まで延長すること に關する
請願
(第二百七十八號) ○
沿岸荷役業者
の
貨物自動車運營
に關 する
請願
(第二百八十八號) ○
山陰線餘部鐵橋修理
に關する
陳情
(第三百七十一號) ○
横須賀線逗子
、田浦間に
沼間驛
を設 置することに關する
陳情
(第三百八 十八號) ○
直江津
、
六日町兩驛間
に
鐵道
を
敷設
することに關する
請願
(第二百九十 六號) ○
靜岡縣磐田
郡
二俣
町、
佐久間
村間に
鐵道
を
敷設
することに關する
請願
(第二百九十八號) ○
油津
港を第二種
港灣編入竝びに貿易
開港場指定
に關する
請願
(第三百 號) ○
油津臨港鐵道線敷設
に關する
請願
(第三百一號) ○
横須賀開港指定促進等
に關する
請願
(第三百六號) ○
東海道線沼津
、
濱松兩驛間電化促進
に關する
請願
(第三百十一號) ○大
絲線全通促進
に關する
請願
(第三 百二十六號) ○
中央線甲府
、
鹽尻兩驛間外
二
線路
の
電化實
現に關する
請願
(第三百二十 七號) ○
舊有馬線復舊
に關する
陳情
(第四百 二十號) ○小
運送業
の
戰時統制撤廢
に關する陳 情(第四百三十一號) ○
若松
港を第
一種
重
要港灣
に編入する ことに關する
陳情
(第四百三十七 號) ○
濱原
、
十日市兩驛間
に
鐵道
を
敷設
す ることに關する
請願
(第三百五十三 號) ○四
國循環鐵道開通促進
に關する
請願
(第三百五十五號) ○
楯岡
、
寒河江間左澤
、荒砥間の
鐵道
敷設
及び
楯岡
、
寒河江間外
二
路線
に
國營自動車
の
運輸
を開始することに 關する
請願
(第三百五十七號) ○
栃木縣今市
、
福島縣田島兩町間
に鐵 道を
敷設
することに關する
請願
(第 三百七十三號) ○
白棚鐵道線復舊
に關する
請願
(第三 百八十三號) ○
東海道線沼津
、
濱松兩驛間電化促進
に關する
陳情
(第四百六十七號) ○今次の
水害
による
足尾線復舊促進
に 關する
陳情
(第四百七十五號) ○桃ノ川、
彼杵兩驛間
に
鐵道
を
敷設
す ることに關する
請願
(第三百八十六 號) ○
土讚線電化
に關する
請願
(第三百八 十七號) ○四
國循環線
の
全通促進竝びに
九、四
連絡民營運航強化
に關する
請願
(第 三百九十五號) ○
肥薩線電化促進
に關する
請願
(第四 百十號) ○
都道
府
縣議會議員
に
管下鐵道無賃乘
車券交付
に關する
請願
(第四百十一 號) ○四
國循環線
の
全通竝びに
九、四
連絡
民營運航強化
に關する
請願
(第四百 十六號) ○
中央線甲府
、
鹽尻兩驛間外
二
線路
の
電化實
現に關する
陳情
(第四百八十 七號) ○九、四連
絡民營事業強化
に關する陳 情(第四百九十號) ○
中央線甲府
、
鹽尻兩驛間外
二
線路
の
電化實
現に關する
請願
(第四百二十 九號) ○姫路、
播磨新宮
、若櫻間に
國營自動
車の
運輸
を開始することに關する請 願(第四百三十六號) ○大
絲線全通促進
に關する
請願
(第四 百四十號) ○
甲府
、
長野兩驛間電化實
現に關する
請願
(第四百四十一號) ○
上毛鐵道水害復舊
に關する
請願
(第 四百四十二號) ○
中央線甲府
、
鹽尻兩驛間外
二
線路
の
電化實
現に關する
請願
(第四百四十 四號) ○大
絲線全通促進
に關する
請願
(第四 百四十八號) ○
大内驛
、野村町間に
國營自動車
の運 輸を開始することに關する
陳情
(第 五百二十二號) ○
都道
府
縣議會議長
に國有
鐵道無賃乘
車證下付
に關する
陳情
(第五百二十 七號) ○大
絲線全通促進
に關する
陳情
(第五 百三十六號) ○
中央線甲府
、
鹽尻兩驛間外
二
線路
の
電化實
現に關する
陳情
(第五百三十 七號) ○
若松
港を第
一種
重
要港灣
に編入する ことに關する
請願
(第四百六十四 號) ○
山陽本線柳井
、
岩國兩驛間
に
國營自
動車
の
運輸
を開始することに關する
請願
(第四百七十三號) ○國鐵電氣
工事
獨占開放に關する
請願
(第四百七十四號) ○
福波線
内の馬場、遠西間に
國營自動
車運輸開始
に關する
請願
(第四百七 十九號) ○大
絲線全通促進
に關する
請願
(第四 百八十九號) ○
中央線甲府
、
鹽尻兩驛間外
二
線路
の
電化實
現に關する
請願
(第四百九十 號) ○上野、土浦及び平
兩驛間
の
電化
に關 する
請願
(第四百九十三號) ○千葉、
成東兩驛間電化促進
に關する
請願
(第四百九十九號) ○
舊宮城電氣鐵道株式會社
の
鐵道拂下
げに關する
請願
(第五百四號) ○
中央線東鹽尻信號所
を一
般貨客取扱
い驛とすることに關する
請願
(第五 百二十九號) ○佐原、
成東
間の栗源より山倉、常磐 村に
國營自動車
の
運輸開始
に關する
請願
(第五百三十號) ○
鹿兒島縣福山
港を
指定
港とすること に關する
請願
(第五百三十一號) ○
船員法戰時特例
を廢止する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) ○
造船事業法
を廢止する
法律案
(
内閣
提出
、
衆議院送付
) ○
福島縣原町
、
川俣間國營バス
の
運輸
を開始することに關する
請願
(第五 百三十七號) ○
篠井線明科
、
西條驛間
の東川手村花 見に停車場を設置することに關する
請願
(第五百四十二號) ○江迎、
臼ノ浦兩驛間
に
國營自動車
の
運輸開始竝びに
同
專用道路
の改修に 關する
請願
(第五百六十七號) ○
釜石線全通促進
に關する
請願
(第五 百七十四號) ○富山港
鐵道線拂下げ
に關する
請願
(第五百七十五號) ○
膽振國富内
、
十勝清水間鐵道敷設促
進に關する
請願
(第五百八十四號) ○八百津、
鵜沼兩驛間
に
國營自動車
の
運輸
を開始することに關する
請願
(第五百八十八號) ○
犬飼
、
竹田並び
に、
犬飼
、佐伯各兩
驛間
に
國營自動車
の
運輸
を開始する ことに關する
請願
(第五百八十九 號) ○
岐阜縣太田
、
瑞浪兩町間
に
國營自動
車の
運輸
を開始することに關する請 願(第五百九十二號) ○大
絲線全通促進
に關する
請願
(第五 百九十三號) ○
東京
、
鹿兒島間
の
急行列車復活
に關 する
陳情
(第六百五號)
—————————————
昭和二十二年十二月一日(月曜日) 午後一時四十六分
開會
—————————————
本日の
會議
に付した
事件
○
船員法戰時特例
を廢止する
法律案
○
造船事業法
を廢止する
法律案
○
高崎
、
熊谷
間に
電化工事
を
實施
する ことに關する
陳情
(第四十五號) ○
東北本線宇都宮
、
大宮
間、
日光線宇
都宮
、
日光
間及び
兩毛線小山
、
高崎
間の
電化實
現に關する
陳情
(第九十 九號) ○
信越線高崎
、
横川間電化工事
を
實施
することに關する
陳情
(第二百一 號) ○
東海道沼津
、
濱松兩驛間電化促進
に 關する
陳情
(第四百六十七號) ○
五條驛
、
新宮
市間の
鐵道速成
に關す る
請願
(第百八號) ○
東海道沼津
、
濱松兩驛間
の
電化速成
に關する
請願
(第百十二號)(第三 百十一號) ○
常磐線松戸
、平
兩驛間電化速
進に關 する
請願
(第百四十二號) ○
常磐線松戸
、
我孫子兩驛間電化工事
に關する
請願
(第百六十四號)(第 百八十八號) ○
肥薩線電化工事
に關する
請願
(第百 七十三號) ○
札沼線
中の
撤收區間復元
に關する請 願(第百八十四號) ○
膽振國富内
、
十勝清水間鐵道敷設促
進に關する
請願
(第百八十九號) ○
東北東線磐城西郷信號所
を
貨客取扱
驛とすることに關する
請願
(第二百 三十九號) ○
省線電車
を
小田原
まで延長すること に關する
請願
(第二百七十八號) ○
直江津
、
六日町兩驛間
に
鐵道
を
敷設
することに關する
請願
(第二百九十 六號) ○
靜岡縣磐田
郡
二俣
町、
佐久間
村間に
鐵道
を
敷設
することに關する
請願
(第二百九十八號) ○
油津臨港鐵道線敷設
に關する
請願
(第三百一號) ○大
絲線全通促進
に關する
請願
(第三 百二十六號) ○
濱原
、
十日市兩驛間
に
鐵道
を
敷設
す ることに關する
請願
(第三百五十三 號) ○
栃木縣今市
、
福島縣田島兩町間
に鐵 道を
敷設
することに關する
請願
(第 三百七十三號) ○
白棚鐵道線復舊
に關する
請願
(第三 百八十三號) ○
土讚線電化
に關する
請願
(第三百八 十七號) ○
肥薩線電化促進
に關する
請願
(第四 百十號)
—————————————
小野哲
1
○
理事
(
小野哲
君) 只今から
委員會
を
開會
いたします。本日は
船員法戰時特例
を廢止する
法律案
及び
造船事業法
を廢止する
法律案
を議題に供します。の兩
法案
につきましては
豫備審査
においてもすでに
質疑
が行われまして、今囘正式に
付託
を受けたのでありますが、別に御
質疑
もございませんでしたら、直ちに
討論
に入りたいと思いますが、御
異議
ございませんか。
小野哲
2
○
理事
(
小野哲
君) それでは
討論
に入ります。別に御發言もございませんので、この
兩法律案
に關する採決をいたしたいと思います。御贊成の諸君の御起立を願います。
小野哲
3
○
理事
(
小野哲
君) 全會一致可決すべきものと決定いたしました。尚本
會議
における
委員長
の
口頭報告
の
内容
は本
院規則
第百四條によ
つて
、
豫め
多
數意見者
の
承認
を得なければならんことに相成
つて
おりますが、これは
委員長
において、この
法案
の
内容
、本
委員會
における
質疑應答
の
要旨
、
討論
の
要旨
及び表決の結果を
報告
することとして御
承認
を願うことに御
異議
ございませんか。
小野哲
4
○
理事
(
小野哲
君) 御
異議
ないと認めます。 それから本
院規則
第七十二條によりまして、
委員長
が議院に
提出
する
報告書
につき多
數意見者
の
署名
を附することに相成
つて
おりますので、本案を可とされました方々は順次御
署名
を願います。
小野哲
5
○
理事
(
小野哲
君) 御
署名漏れ
はございませんか、ないと認めます。この際
請願
及び
陳情
に關する小
委員會
の
報告
を
小泉
小
委員長
からお願いいたしたいと思います。
小泉秀吉
6
○
小泉秀吉
君
鐵道
の
電化
に關する
請願
、
陳情
を取
纒め請願
第四十二號外九件、
陳情
第四十五
號外四件
の小
委員會
における
審議
の
經過及び
結果を御
報告
いたします。各
請願
、
陳情
につきましては、
紹介議員
の熱心な
説明
と
政府
の詳細な
説明
とがありましたが、
委細
は
請願書
、
陳情書
その他の
關係文書
を御覧願うこととし、ここでは
簡單
に御
報告
いたします。 先ず
政府
に
鐵道電化
の
根本方針
を訊しました處、
鐵道電化
は石炭の
節約經常費
の節減、
輸送力
の
増強
に多大の效法があるから極力
實施
を進めてゆきたい。特に
輸送量
の多い
線區
とか、
勾配
の多い
區間
であるとか、
大都市近郊
の
旅客輸送
の行詰
つて
ゐる
區間
を優先的に取上げる
方針
である。しかし一方
電化工事
は多大の
豫算
と
資材
を要するから、これらの
事情
と睨み合せの上、順次
實施
に移してゆくつもりであるという
説明
でありました。 先ず
請願
第百四十二號、
常磐線松戸
、平
兩驛間電化促進
に關する
請願
、同じく第百十六四
號及び
第百八十八號、
常磐線松戸
、
我孫子兩驛間電化工事實施
に關する
請願
でありますが、
審議
の結果は
東京附近
の特に
旅客輸送
の混雑している區問でありますので、なるべく速やかに
電化
を圖る必要ありとし、これを
内閣
に
送付
するを要するものと
全員一致
議決いたしました。 次に、
請願
第百七十三
號及び
第四百十號、
肥薩線電化
に關する
請願
は
審議
の結果、
勾配
の多い
重要線區
であるからなるべく速やかに
電化
を圖る必要ありとし、これを
内閣
に
送付
するを要するものと
全員一致
議決いたしました。 次に、
請願
第二百七十八號、
省線電車
を
小田原
まで延長することに關する
請願
、同じく第百十二號、第三百十一
號及び陳情
第四百六十七號、
東海道沼津
、
濱松間電化促進
に關する件は、何れも
東海道線
一部の
電化
又は
電車化
の問題でありまして、
審議
の結果はこれらの
線區
は最も
輸送量
の多い
線區
であり、
旅客輸送
も極めて混雑しているから速やかに
願意
に添う必要ありとし、これを
内閣
に
送付
することに
全員一致
議決いたしました。 次に、
請願
第三百八十七號、
土讚線電化
に關する
請願
でありますが、
審議
の結果は本
區間
は重要な
線區
であり、且つ極めて
勾配
の多い
線區
であるから、なるべく速やかに
電化
を圖る必要があるとし、これを
内閣
に
送付
を要するものと
全員一致
議決いたしました。 次に、
陳情
第四十五號、
高崎
、熊ケ谷間に
電化工事
を
實施
することに關する
陳情
は、
請願
第三十六號と全く同一
趣旨
でありますので、同じく
内閣
に
送付
を要するものと議決いたしました。 次に、
陳情
第二百一號、
信越線高崎
、
横川間電化工事
を
實施
することに關する
陳情
でありますが、本
區間
は
重要區間
で、しかも
勾配
の極めて多い
區間
でありますので、なるべく速やかに
電化
を圖ることが必要であるとし、これを
内閣
に
送付
を要するものと
全員一致
議決いたしました。 次に、
陳情
第九十九號、
東北線宇都宮
、
大宮
間、
日光線宇都宮
、
日光
間及び
兩毛線小山
、
高崎
間の
電化實
現に關する
陳情
でありますが、
審議
の結果はこれらの
線區
は
東京附近
の特に
旅客輸送
の混雑する
區間
であるから、
豫算及び資材
の
事情
とも睨み合せ順次
電化
を圖ることが
適當
であるとし、
全員一致
これを
内閣
に
送付
することと議決いたしました。 引續いて、
鐵道
の
建設
その他の
請願
、
陳情
につきまして小
委員會審議
の
經過及び
結果を御
報告
いたします。 各
請願
、
陳情
につきましては
紹介議員
の熱心な
説明
と
政府
の詳細な
説明
とがありましたが、
委細
は
請願書
、
陳情書
その他の
關係文書
を御覧願うこととし、ここでは同種の
請願
、
陳情
を取纏め
簡單
に御
報告
いたします。 先ず
鐵道建設
に關する
請願
、
陳情
に對しましては、
政府
より
鐵道建設
の現状及び今後に處する
原則的方針
の
説明
がありました。それに依りますと
鐵道
の
建設
は、
豫算
と
資材
の點から強い制約を受けているから、現在著手している
建設線
でも、早急に
工事
を完成させることはなかなか困難である。又國有
鐵道
としては、將來の
建設
に
つて
は採算という觀念からも充分考慮して
實施
を計畫するつもりであるということでありまして、小
委員會
としてもこれを了とした次第であります。 次に、
請願
第百八號、
五條驛
、
新宮
市間の
鐵道速成
に關する
請願
、同じく第二百九十八號、
靜岡縣磐田
郡二俟町、
佐久間
村間に
鐵道
を
敷設
することに關する
請願
、同じく第三百二十六號、
大糸線全通促進
に關する
請願
、同じく第三百五十三號、
濱原
、
十日市兩驛間
に
鐵道
を
敷設
することに關する
請願
、同じく第三百七十三號、
栃木縣今市
、
福島縣田島兩町間
に
鐵道
を
敷設
することに關する
請願
は、何れも重要な
豫定線
でありまして、その
沿線
は人口も、物資も鹽かな
路線
でありますので、
審議
の結果、
豫算及び資材
の許す限り速やかに
願意
に添うよう
内閣
に
送付
を要するものと
全員一致
議決いたしました。 次に、
請願
第百八十九號、
膽振國富内
、
十勝清水間鐵道敷設促進
に關する
請願
につきましては、
審議
の結果本
路線
は重要な
豫定線
である。しかし
分岐點
は
政府
において
研究調査
中であるから、
十勝
、清水と決めることはできない。單に
添富内線
の
工事
を
豫算及び資材
の許す限り、速やかに
建設
することとして、これを
内閣
に
送付
するものと
全員一致
議決いたしました。 次に、
請願
第二百九十六號、
直江津
、
六日町兩驛間
に
鐵道
を
敷設
することに關する
請願
は、
沿線
に
頸城泊田
があり、又米の産地であるということ、又
請願
第三百一
號油津漁港鐵道線敷設
に關する
請願
は、
油津
港が重要な港湾であり、木材、海産物の有力な
集散地
であることから、
豫算及び資材
の許す限り速やかに
願意
に添うよう
内閣
に
送付
を要するものと
全員一致
議決いたしました。 次に、
鐵道線路
又は驛舎の
復舊
に關する
請願
でありますが、
請願
第百八十四號、
札沼線
中の
徴收區間復元
に關する
請願
、同じく第二百六號、
大牟田驛復興
に關する
請願
、同じく第三百八十三號、百
棚鐵道線復舊
に關する
請願
に對し、
政府
よりこれらの
復舊工事
については鋭意努力中であるとの
趣旨
の
説明
があり、
審議
の結果
全員一致内閣
に
送付
を要するものと議決いたしました。 次に、
請願
第二百三十九號、
東北本線磐城西郷信號所
を
貨客取扱驛
とすることに關する
請願
は、
將來重要
な
鐵道分岐點
となる理由で、
内閣
に
送付
を要するものと
全員一致
議決いたしました。以上御
報告
いたします。
小野哲
7
○
理事
(
小野哲
君) 小
委員長
の
報告通り
で、御
異議
ございませんか。
小野哲
8
○
理事
(
小野哲
君) 御
異議
ないものと認めます。小
委員長報告通り
、本
委員會
において可決することにいたします。 本日はこれにて散會いたします。 午後二時四
分散會
出席者
は左の
通り
。
理事
小野
哲君
委員
内村 清次君
小泉
秀吉
君 若木 勝藏君 淺岡 信夫君 大隅 憲二君 高橋 啓君
飯田精太郎
君 尾崎
行輝
君
新谷寅三郎
君 早川 愼一君 北條 秀一君 村上 義一君
政府委員
運輸政務次官
田中源三郎
君
運輸事務官
(
海運總局船員
局長)
大久保武雄
君
運輸事務官
(
運輸管理局
長) 郷野
基秀
君