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1947-12-08 第1回国会 衆議院 通信委員会 第28号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十二年十二月八日(月曜日) 午前十一時四十五分
開議
出席委員
委員長
岡田
勢一君
理事
天野 久君
海野
三朗
君
大石ヨシエ
君
梶川
靜雄君 成田 知巳君 野上 健次君
矢尾喜三郎
君 小島 徹三君 千賀 康治君
長谷川政友
君 多田 勇君
宮幡
靖君 森 直次君 河口 陽一君
出席政府委員
逓信事務官
小笠原光壽
君
逓信事務官
中山
次郎君
委員外
の
出席者
專門調査員
吉田
弘苗
君 ――
―――――――――――
十二月五日
小野新町驛前
に
郵便局設置
の
請願
(
中野寅吉
君
紹介
)(第一三六四號)
南金澤郵便局
に
電話事務開始
の
請願
(
笹森順造
君
紹介
)(第一四七二號)
新潟
市
沼垂
に
電話分局設置
の
請願
(
笠原貞造
君
紹介
)(第一四七五號) 大
高根郵便局
に
集配事務開始
の
請願
(
海野三朗
君
紹介
)(第一四八〇號)
與島村
を
坂出郵便局集配區域
に
變更
その他に關 する
請願
(
福田繁芳
君
紹介
)(第一四八二號)
大野郵便局改築
の
請願
(
長谷川政友
君
紹介
)( 第一三八九號)
岩内郵便局新築
の
請願
(
椎熊三郎
君
紹介
)(第 一五〇七號) の審査を本
委員會
に付託された。 十二月七日 無
集配特定郵便局設置
に關する
陳情書
(第七六一 號) を本
委員會
に送付された。 ――
―――――――――――
本日の
會議
に付した事件
會議
に付する
請願
一
小野新町驛前
に
郵便局設置
の
請願
(
中野寅
吉君
紹介
)(第一三六四號) 二
南金澤郵便局
に
電話事務開始
の
請願
(
笹森
順造
君
紹介
)(第一四七二號) 三
新潟
市
沼垂
に
電話分局設置
の
請願
(
笠原貞
造君
紹介
)(第一四七五號) 四 大
高根郵便局
に
集配事務開始
の
請願
(
海野
三朗
君
紹介
)(第一四八〇號) 五
與島村
を
坂出郵便局集配區域
に
變更
その他 に關する
請願
(
福田繁芳
君
紹介
)(第一四 八二號) 六
大野郵便局改築
の
請願
(
長谷川政友
君紹 介)(第一三八九號) 七
岩内郵便局新築
の
請願
(
椎熊三郎
君
紹介
) (第一五〇七號)
日程追加陳情書
無
集配特定郵便局設置
に關 する
陳情書
(第七六一號) ――
―――――――――――
岡田勢一
1
○
岡田委員長
會議
を開きます。 これより去る五
日本委員會
に付託になりました
請願
七件につき審査いたします。
紹介議員
の都合により私より代
つて紹介説明
をいたしたいと思います。 まず
日程
第一、
小野新町驛前
に
郵便局設置
の
請願
を
議題
といたします。本
請願
の
要旨
は、
福島縣田村
郡
小野新
町は同郡の東南に位し、
戸數千五
百餘戸、
人口
七千八百餘あり、磐越東線の
開通以來物資
の
集散地
である。ついては同
大字谷津作字平館
に
郵便局
を
設置
されたいというのであります。本件に對する
政府側
の
意見
を聽取いたします。
小笠原政府委員
。
小笠原光壽
2
○
小笠原政府委員
この
請願
は
維持費
を納付して
設置
するいわゆる
勅令請願通信施設
としての
郵便取扱所
を新設されたいというのでありますが、
勅令請願通信施設
は
昭和
十九年六月以降當分の間、これを受理しないことに
なつ
ているし、また
郵便取扱所制度
も
昭和
十五年十一月限り廢止されたので、この
請願
はこのままでは遺憾ながら
希望
に副いがたく、そこでこれについて
一般施設
としての
郵便局設置
を考究して見たところ、この場合は、
小野新町驛附近
の
利用人口
ははなはだしく
郵便局設置
の
標準
に達しないので、さしむきは
設置
困難と思われる。なお
電信電話事務開始
については、
郵便局設置
後他との均衡を見て考慮したいと思います。 —————————————
岡田勢一
3
○
岡田委員長
次に
日程
第二、
南金澤郵便局
に
電話事務開始
の
請願
。
日程
第三、
新潟
市
沼垂
に
電話分局設置
の
請願
を
一括議題
といたします。
日程
第二の
請願
の
要旨
は
青森縣西津輕郡赤石村
は、
交通
及び
通信機關
に惠まれず、他村に比し
文化施設
に乏しく、
住民
は二里、三里の道を歩行して
電信電話
の用を辨じている。ついては
本村内南金澤郵便局
に
電話事務
を開始されたいというのであります。
日程
第三の
請願
の
要旨
は
新潟
市は
裏日本
における
交通
及び
通信網
の
中心地
であるが、
電話施設
の
現状
は、
申込み
から
開通
までに相當の日子を要するばかりでなく、
電話
の賣
買價格
は約四
萬圓
を稱え、
一般需要者
はいたずらに
傍觀
の
状態
である。特に
信濃川東部
の
沼垂地區
においては
電話路線
は全く行き詰ま
つて
いる。ついてはこれが
打開策
として
同市沼垂
に
電話分局
を
設置
されたいというのであります。
兩件
に對する
政府側
の
意見
を聽取いたします。
中山政府委員
。
中山次郎
4
○
中山政府委員
日程
第二の
請願
の
青森縣西津輕部赤石村
は、
交通
はなはだ不便で
通信施設
の必要はよくわかり、當局としても今
年度
實施
の計畫をしたのであるが、
資材
、
豫算
に制約されてできなかつたけれ
ども
、來
年度
實施
いたしたいと考えております。
日程
第三の
請願
の
沼垂
は急速に發展した地域で、
新潟
港も
戰後重要
な役割を果しつつあるので、
電話増設
の要あるものと
官側
に於ても認めており、今
年度
中に
敷地買收
が完了する手筈であり、二十三
年度
以降、準備整い次第、
電話分局
の
設置
をいたしたいと考えております。 —————————————
岡田勢一
5
○
岡田委員長
次に
日程
四、大
高根郵便局
に
集配事務開始
の
請願
。
日程
第五、
與島村
を
坂出郵便局集配區域
に
變更
その他に關する
請願
を
一括議題
といたします。
日程
第四の
請願
の
要旨
は、
山形縣北村山
郡大
高根
村の
郵便物
は、
白鳥局
を經由するため多くの時日を要し、平常でも
案内状
あるいは
官廳
の
指達等
は期間に間に合わず、新聞は一日二日遅れる。殊に
冬季積雪
の際はまつたく停止する
状態
で、
住民
の不便は大である。ついては大
高根郵便局
に
集配事務
を開始されたいというのであります。
日程
第五の
請願
の
要旨
は、
香川縣沖多度郡與島村
は、
香川縣
と
岡山縣
との間にある島で、現在
郵便物集配
は
丸龜郵便局
から
本島郵便局
を經て行われ、
住民
の不便はまことに大である。ついては
本村
を毎日二囘の
定期船
を利用できる
坂出郵便局
の
集配區域
に
變更
されるとともに、
本村櫃石島
に無
集配
三等
郵便局
を
設置
されたいというのであります。
兩件
に對する
政府側
の
意見
を聽取いたします。
小笠原政府委員
。
小笠原光壽
6
○
小笠原政府委員
日程
第四の大
高根郵便局
に
集配事務開始
の
請願
は、
同局
に
集配事務
を開始することは、
郵便物速達
、
集配難救濟上
、相的の效果があるものと認められるが、
定員増加
を必要とするので、
豫算關係
及び他との
振合い
を見た上で、次
年度
以降に於て
實現
方考慮したいと思います。ちなみに
増員
は夏季三名、
冬季
一名の
外勤者
を要するのであります。 次に
日程
第五の
與島村
に關する
請願
は、
與島村
一圓を
坂出局郵便區内
に組みかえることは、計
畫上適當
と認められるから、なるベく速やかに
實現
するよう考慮したい。なお
同村櫃石鳥
に無
集配局
を
設置
することは、
享便戸數
が著しく
標準
に達していないので急速に
實現
は困難であると思われます。 —————————————
岡田勢一
7
○
岡田委員長
次に
日程
第六、
大野郵便局改築
の
請願
。
日程
第七、
岩内郵便局新築
の
請願
を
一括議題
といたします。
日程
第六の
請願
の
要旨
は、
福員縣大野
郡
大野
町にある
大野郵便局
は古い
建築
で、七十坪の狭小な建物であるのみでなく、
腐蝕箇所
多く、
積雪丈餘
に及ぶ當地方ではいつ倒壊するかも知れない、また天井も低く、採光通風不良で非衞生的な
廳舎
である。ついては本局を速やかに改築されたいというのであります。
日程
第七の
請願
の
要旨
は、
北海道岩内郵便局
の
廳舎
は、明治三十八年の
建築
で、その後幾度か
増修築
を加えて、現在百四十二名を収容して業務を
取扱
つて
いるが、腐朽はなはだしく、雨漏りを防止することができず、能率上、
保健衞生
上きわめて憂慮にたえない。ついては
昭和
二十三
年度
には
同局舎
を
新築
されたいというのであります。
兩件
に對する
政府側
の
意見
を聽取いたします。
小笠原政府委員
。
小笠原光壽
8
○
小笠原政府委員
日程
第六の
大野郵便局改築
の
請願
は、
新築
の必要ありと認め、
來年度實施方
を取り運びたいと考えております。
日程
第七の
岩内郵便局新築
の
請願
は、財源の關係上、
緊要度
の高いものから實地しており、
岩内郵便局
は、二十四
年度
以降
實施
の豫定であります。
岡田勢一
9
○
岡田委員長
では
採決
をいたします。
日程
第一、
小野新町驛前
に
郵便局設置
の
請願
は保留し、他の
日程
第二乃至第七の六件は採擇の上、
内閣
へ送付するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
岡田勢一
10
○
岡田委員長
では
日程
第二より第七に至る
請願
六件は採擇の上、
内閣
へ送付するに決しました。 —————————————
岡田勢一
11
○
岡田委員長
次に
日程
を追加いたしまして
陳情書
一件すなわち無
集配特定郵便局設置
に關する
陳情書
を審査いたします。私よりその趣旨を申し上げますと、
山梨縣北巨摩
郡朝神村は、
縣北部茅ヶ岳山麓
に點在する七部落よりなり、五百八十餘世帯、約三千の
人口
を有しながら、
郵便局未設
のため、
通信
は
本村中心地
より約一
里半
を隔てた
若神子局
に、
金融關係
は約一里離れた
隣村穂足局
まで行き、用辨しつつあるが、いずれも道路悪く、その間
鹽川洪水
の際のごときは遠く迂囘路によらざれば、
用辨不態
の
状態
で、公私ともきわめて不便を忍んでゐる有様であるので、速やかに
本村
間に
特定局
を
設置
されたいというのであります。この
陳情書
を了承いたしておくに、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
岡田勢一
12
○
岡田委員長
ではさよう決します。 —————————————
梶川靜雄
13
○
梶川委員
本
委員會
で採擇した
郵便集配局設置
、
改築等
は、
豫算
、
資材
その他の點で
實現
にはいろいろ困難があると思うが、
政府
の
説明
で
實現
の
可能性
があるという案件に對しては、
政府
は十分見透しをつけて
説明
したと了承してよろしいでしようか。
小笠原光壽
14
○
小笠原政府委員
明年度
と言つたものにつきまししは、
明年度
に
實施
いたします。また
明年度
以降と申し上げたものは、
豫算
、他との
振合い等
を勘案いたしまして
實施
するものでありまして、大體區別して申し上げて居るはずでございます。
梶川靜雄
15
○
梶川委員
明年度實施
と言う場合は、初めから
政府
の計畫に載
つて
いた場合でありますか。
小笠原光壽
16
○
小笠原政府委員
必ずしもそうではありません。
政府
は
請願
があれば
所轄逓信局
の意向を聽くので、計畫に載
つて
いるというわけではありません。
海野三朗
17
○
海野委員
私の
紹介
した大
高根郵便局
や、
市野々
郵便局
のある
山形縣
は封建的な所で、こんな所の
住民
が
請願
を出すのはよくよくのことで、ほんとうに困
つて
いるのでなければ
請願等
はいたしません。
政府
においてはよく事情を了察されていると思うが、私
ども
の見るところでは、
政府
の
末端
の人達を見ると、どうも
ぴつたり來
ない。私は大
高根
、
市野々
を歩いてみたが、實にひどい所で
丈餘
の雪の中を
集配
している。
政府
はよく
實情
を観察して採擇を決しないと、默
つて
いるものは損をするようなことに
なつ
てしまう。これに對する
政府側
の
意見
をお
聽きし
たい。
小笠原光壽
18
○
小笠原政府委員
海野委員
の
お話
はごもつともであると存じます、私
ども
は
逓信局
で積極的に調査し、
必要度
の高いものから
實施
するようにしております。
お話
の
市野々
の様な雪の多い所は、
仙臺逓信局
に對し實際を調査するよう通牒しております、大
高根
は
逓信局
でも
實施
したいと思
つて
いたのでありますが、
通信特別會計
の
現状
では、新規の
増員
がなかなかむずかしいので、時期を見てなるべく早く
實施
したいと考えております。
海野三朗
19
○
海野委員
末端
が目ざめない點を私はなさけなく思
つて
おり、
政府
も
末端
に頼るのでなく、本省から直接見ていただきたいと思います。
岡田勢一
20
○
岡田委員長
では本日到着いたしました
電報
を御
紹介
します、
特定局
問題に關し、
存置希望
四通、
廢止希望
十六通、
公聽會開催希望
二十二通合計四十二通の
電報
が参
つて
おります。
海野三朗
21
○
海野委員
特定局
問題について御参考までに申し上げますが、この
制度
の缺陷の除去については格段の御配慮をお願いしたいのであります。私も故郷に歸りましたとき、
特定局長
、
從業員双方
から訴えられて慰留しておきましたが、
政府
におかれましても不平のないよう努力されたいと思います。
小笠原光壽
22
○
小笠原政府委員
簡單に
特定局制度
と申しますが、いわゆる
舊來
の
特定局制度
から
局長任用
の
物的條件
が廢され、請負的な點も拂拭されて、まつたく内容も變
つて
おり、いわゆる
特定局制度
はまつたくなく
なつ
ておるとすら言えるのであり、私
ども
は百人以上の人を使う
普通局
と、少數の
特定局
と、それぞれ局の規模に應じて局の
經營状態
が違ふのは當然でもあり、合理的でもあると思
つて
おります。なお
勞働條件
の點は差別をなくするはずで、
舊來
の
特定局
はなく
なつ
たとい
つて
も過言でないと思います。
岡田勢一
23
○
岡田委員長
本
委員會
は
正式委員會
を開くこと二十八囘、打
合會三囘
、
理事會五囘
、付託された
法律案
三件、
請願
五十七件、送付された
陳情書
五件、その
うろ請願
十九件及び
陳情書
を除くほかはまつたく
採決
を終り、各
委員會中
でも
審議成績
をあげ得たのは、
委員諸氏
の御
精勵
にによるものと深甚なる敬意を表するものであります。また
事務局
の
諸氏
、
専門調査員
の御援助に對しても謝意を表します。 これをも
つて
本
國會最後
の
通信委員會
を散會いたします。 午後零時三十四
分散會