○
大池事務總長 もう
一つ運營委員會でおきめを願いたいと思いますのは、すでに本
會議で採擇をせられました
請願と同一の内容の
請願があるわけであります。その
請願がさらに
委員會で採擇をしてもつてきました場合の、本
會議における
取扱いをどうするかということであります。
ちようどこの前の本
會議で、
ソ連領からの
復員促進の
請願、
ソ連の
占領地からの
復員促進に關する
請願、こういう
二つのものが採擇せられております。それと同じ
ソ連領から引揚促進に關する
請願というものが
委員會の方でやはり採擇をされております。これが
委員會の
報告としてまいりました際に、どう取扱うかということでございます。從來の
取扱いによりますると、
舊議院法の時代にはこういうものは本
會議には全然かけませんで、議決不要として、前の
請願の
取扱いと同じ運命をもち、前に否決されたものは同じものであるからやはり否決、前に採擇されたものはやはり採擇される、こういう
取扱いを
うしろでしておりまして、全然本
會議にはかけません。そこで今度の新しい場合に、これをどうするかということが問題になりますが、これは場合によれば、こういう
請願は何々
委員會の
請願の
報告がありますが、右はすでに
請願採擇されておりますから、採擇とみなして差支えありませんかというように、一應議院に諮つてきめてしまう方がよいか、昔のままに陰から陰へという。そういう
取扱いをしたがよいかということを御決定願いたい。