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1947-09-17 第1回国会 衆議院 議院運営委員会 第24号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十二年九月十七日(水曜日)     午後零時二十五分開議  出席委員    委員長 淺沼 稻次郎君    理事 坪川 信三君       赤松  勇君    安平 鹿一君       吉川 兼光君    工藤 鐡男君       小島 徹三君    後藤 悦治君       廣川 弘禪君   山口喜久一郎君       石田 一松君    田中 久雄君       中野 四郎君  委員外出席者           議長    松岡 駒吉君          副議長    田中 萬逸君         事務總長    大池  眞君 九月十六日理事土井直作君が委員を辭任した。     ————————————— 本日の會議に付した事件  農林委員會及び海外胞引揚に關する特別委員會委員派遣承認要求の件     —————————————
  2. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 それでは運營委員會を開會いたします。  議長よりの諮問事項、議員の出張に關する件であります。事務總長からお話願います。
  3. 大池眞

    大池事務總長 これは先ほども交渉會のときにちよつと觸れておりましたのですが、利根川堤防決壞に關し、流域の農地及び農作物の被害状況實地調査、それを農村委員會から委員長代理理事要求してまいつたのであります。農林委員八名を九月十八日より二十日まで三日間埼玉、茨城兩縣下及び群馬、栃木の利根流域ということになつております。この點どういうぐあいにいたしますか。  それといま一つは、海外胞引揚に關する特別委員長の天野さんから、引揚状況現地調査、第一班は舞鶴港、第二班が函館港、舞鶴港の方には五名函館港の方には三名、舞鶴は五日間、函館は七日間、引揚状況實地調査をしたい。こういう要求が出てきております。
  4. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 これはどうでしようか、私から發言するのもおかしいが、この前東北水害のときには、農林と厚生と國土三つ委員會が出張しておるわけですね。そうして今度の關東地方水害ということになれば、自然この三つ委員會の先例によつて取り上げるということになると思うのですが、衆議院で見舞を派遣するということになれば、この三つ委員會と相談して代表者をきめるということで、農林委員會その他は行かなくても濟むという形でどうでしようか。
  5. 山口喜久一郎

    山口(喜)委員 治山治水、あらゆる點に實際問題として關係がありますからね。衆議院はただ子供が泣いておるのをすぐもらい泣きするというのではいかぬ。將來の大計を立てなければいかぬから……。
  6. 石田一松

    石田(一)委員 この問題は、明日本會議を開いて報告を求めることになつていますから、その報告を求めた後に論議する方が順序が正しいと思います。
  7. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 それから引揚者の問題はどうでしようか。
  8. 山口喜久一郎

    山口(喜)委員 五人が五日間も行かなければならないのですか。
  9. 大池眞

    大池事務總長 函館が三名で七日間、舞鶴は五名で五日間……。
  10. 坪川信三

    坪川委員 一應日數及び人數に制限を加えて認めたらどうですか。
  11. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 それでは數を減じて認めるということに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  12. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 それではそういうことにして、本日はこれで散會いたします。    午後零時三十二分散會