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大池事務総長 第一に請願付託の
原則についてでありますが、これは
議長の方から適当の
委員会に付託をする場合のことでございますが、一應
委員会の御
意見を承りたいと思いますのは、各種の請願の付託
委員会のことでございます。その請願の中に、たとえて申しますれば木炭の生産者價格引上げという請願がある。こういうのは價格を引上げるという金の方からいえば財政金融の面、木炭の生産者價格ということになると農林
委員会の関係になる。なお教職員の恩給増額に関する請願というのがあります。こういうのは恩給を上げていくという財政面から見ると、財政金融
委員会で、教職員は恩給を上げる必要があるかないかということになると文教
委員会、こういうことになりますので、実際の取扱方といたしましては内容的に見てこれを各
委員会にやる、この標題面でなしに内容からかける方がいいのではないか、こういうぐあいに
考えておりますので、その点どちらがいいかという大体の御方針を承りたいと思うのであります。今六十七、八件出ております中で、そういう今の木炭の價格、それから教職員の恩給引上げ、それから小学校教員の恩給引上げ、農業技術員の待遇改善、國庫補助の請願と、いま
一つ水利組合の使用電力料金の軽減の請願、こういう内容のがあります。これは財政面だということになるとみな財政にいきますが、私
ども事務的に
考えますと、内容的にこれは電力の問題であるとして電氣
委員会へも
つていき、木炭は農林
委員会へも
つていき、教職員の恩給は文教
委員会へも
つていく方が適当ではないかと思
つておりますが、
議長が適当な
委員会に付託します際の大体の標準を内容的に見るか、形成的に見るかという意味で御
意見を承りたいと思います。
〔
委員長退席、
坪川委員長代理着席〕