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大石(倫)
委員 大体開会の時間を一時から五時までという決め方をとれば、それによ
つておのずから
発言の数も
制限を受ける。
討論会であるし、初めてのものでもあるから、なるべくこれは十分にやつた方がよかろうと思いますけれども、何しろ正一時から始めて正五時までというと、少しだれます。これはもう
経驗上、どなたもわか
つておるだろうと思います。そこで正四時間とすると、十六人で、一分のむだもなく、
演壇の
上り下りの時間も入れてきつちり、十四人とすれば三時間と三十分です。十五人とすれば三時間四十五分、
演壇を上つたり下りたりする時間はこの十四人で一分ずつ計
つても十四分、これで四時間になる。それは正確に一時から始めて五時に切上げるという段取りにならなければ、五時過ぎになる。継続してや
つても、
議場がだれて聽く人もなくなり、話すかいもなくなるのじやないかと思う。その点は少し考慮してほしい。私どもの党においても、そうです。
質問演説を二人に
制限したのでかなり
不満がありました。それで二週間に一回は
自由討議があるのだから、その際にすることにしたらいいじやないかということで抑えておる。
自由討議の場合には、やはりわれもわれもと
志願者がある。殊に若い新しい連中などは、もう飛びつくほど早く
演壇を占領してみたい氣もしておるらしい。それらもやむを得ざることと思
つておるけれども、そうすればやはりだんだん
接分比例の例外を開いていくということになると、また
不満が出るおそれもある。
不満が出れば、どうやらそれを抑えたと仮定しても、大体本
議場におけるそれの整理及び運営がつくかというのです。十三人で三時間ばかりで三十分間という余裕をおいて、やはり正一時に始めて
ちようど五時に終るくらいになる。十四人になると、四時間ではとてもやりきれない。それが十五分という
制限を、二十分も二十五分もやる、抑えることができないということになると、これは先の七、八人くらいのところまではよかろうが、
あとの六、七人はだれきつたようなことになる。