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上田清司君
廃業を
決意されて何らかの形で
連絡をされると。茨城県とか福島県であれば、
みちのりホールディングスみたいなところに
相談をして、何とか代替していただけないかとか、
吸収合併とか含めてやっていただけないか。埼玉でいえば、西部、
北部方面であれば
イーグルバスという非常に優れた
バス会社がいろんな
企画を持っていますので、そういったところで引き受けてもらうとか、まずそこが一番だと思っているんですが、なかなか
全国的にはそうした優れた形態ができているわけではありませんので。
今、この一次、二次、こうして今回は三次にわたって新しい
仕組み、とりわけ今回はまさに
総動員という、何か
地域の
資源全部動員しなくちゃいけない、そこまで追い込まれている、こういうふうに
考えているわけですけれ
ども、そもそも、こういう
代替機能を設けて
維持しなきゃいけない、このことに関して私はまだ
追っかけが弱いんじゃないかと。
枠組みを用意して投げかけて、そして、やっていただいているところがこうです、やっていただいていないところがこうですという形ですけれ
ども、やっていただかなかったところをどんなふうな形で
追っかけるかということについて、私は三三・四%もあるというこの事実というのはやっぱり重いと思うんですね。こういうことを
追っかけるだけのやはり
仕組みをつくらなくちゃいけないと思うんです。
例えば、
都道府県に、
市町村ごとに
路線をきちっと掌握させて、
陸運局と
相談しながら、その後、
代替機能を持たせることが可能なのかどうなのかとかを
追っかけて極力この三三・四%を一〇%にしていくような、そういう
仕掛けができていない、それが非常に残念に思っております。
赤羽大臣、私は、何らかの形で復活させていかないと、先日も申し上げました、ずっと国の
政策として
国土の均衡ある
発展のためにいろんな形で
努力はしているんですよね、一貫して。これはもう間違いない事実なんです。しかし、やっぱり
雇用吸収力のところに
人口が
移動していくという
現実があります。したがって、
雇用吸収力のある
地域をできるだけつくっていかなくちゃいけないし、業として成り立つような
仕組みをつくらざるを得ない。そして、その
地域において足がきちっとあるところでまた改めて定住されるという側面を持っていますので、ただ、
追っかけが弱いので、
大臣に
最後に、時間になりますのでお聞きしたいんです。
やはり、四十七
都道府県ごとに
路線数、
廃止数、あるいは
代替機能を持っているところ、あるいは復活の
パターンとかをきちっと整理して、そして復活させるためにはどの
パターンだったらここは可能なのかとかを整理して、やっぱり県や
市町村と
一緒になってやる必要があると思っております。これで全部カバーできるような
仕組みをつくられたら、これはやっぱり
赤羽大臣は歴史に残る
国土交通大臣として、しっかりした
日本のまさに
地方の救世主になれるのだと思っておりますが、こうした
提案について本気でやっていただくように御
指示をしていただければ幸いに
思いますが、いかがでしょうか。