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2019-10-30 第200回国会 衆議院 経済産業委員会 2号 公式Web版

  1. 令和元年十月三十日(水曜日)     午前九時開議  出席委員    委員長 富田 茂之君    理事 大岡 敏孝君 理事 神山 佐市君    理事 小林 鷹之君 理事 鈴木 淳司君    理事 武藤 容治君 理事 田嶋  要君    理事 山岡 達丸君 理事 鰐淵 洋子君       あきもと司君    畦元 将吾君       穴見 陽一君    石崎  徹君       岡下 昌平君    神田  裕君       高村 正大君    國場幸之助君       辻  清人君    冨樫 博之君       野中  厚君    福田 達夫君       穂坂  泰君    星野 剛士君       細田 健一君    三原 朝彦君       宮澤 博行君    山際大志郎君       吉川  赳君    和田 義明君       浅野  哲君    落合 貴之君       柿沢 未途君    菅  直人君       斉木 武志君    宮川  伸君       山崎  誠君    中野 洋昌君       笠井  亮君    足立 康史君     …………………………………    経済産業大臣    国務大臣    (産業競争力担当)    (国際博覧会担当)    (ロシア経済分野協力担当)    (原子力経済被害担当)    (原子力損害賠償・廃炉等支援機構担当)      梶山 弘志君    経済産業副大臣      牧原 秀樹君    経済産業副大臣      松本 洋平君    経済産業大臣政務官    宮本 周司君    経済産業大臣政務官    中野 洋昌君    経済産業委員会専門員   佐野圭以子君     ――――――――――――― 委員の異動 十月二十五日  辞任         補欠選任   梶山 弘志君     高村 正大君      ――――◇―――――
  2. 富田茂之

    ○富田委員長 これより会議を開きます。  この際、梶山経済産業大臣から発言を求められておりますので、これを許します。梶山経済産業大臣
  3. 梶山弘志

    ○梶山国務大臣 皆さん、おはようございます。  このたび経済産業大臣を拝命いたしました梶山弘志でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。(拍手)  第二百回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、経済産業行政を取り巻く諸課題及び取組につきまして、経済産業大臣産業競争力担当大臣国際博覧会担当大臣ロシア経済分野協力担当大臣原子力経済被害担当大臣内閣府特命担当大臣原子力損害賠償・廃炉等支援機構)として申し上げます。  初めに、災害への対応についてであります。  ことしは、八月の九州豪雨、九月の台風十五号及び十月の台風十九号など、大規模な自然災害が続いております。相次ぐ災害により亡くなられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われて不自由な生活を強いられている方々に心からお見舞いを申し上げます。一刻も早い復旧復興政府一丸となって取り組むとともに、二度にわたる大規模な停電による教訓を生かし、災害に強いエネルギー供給体制の構築など、暮らしを守るための対策に全力を尽くしてまいります。  次に、福島復興、廃炉・汚染水対策についてであります。  東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故から八年と七カ月が経過しました。廃炉・汚染水対策福島復興は、経済産業省の最重要課題です。廃炉・汚染水対策については、引き続き、中長期ロードマップに基づき、国も前面に立って、安全かつ着実に進めます。  福島復興については、帰還に向けた環境整備が着実に進んでおります。この流れを本格的な福島復興につなげていくため、官民合同チームによる事業、なりわいの再建や、福島イノベーション・コースト構想の推進による新たな産業基盤の構築を進めます。  次に、エネルギー政策についてです。  原子力災害からの復興への責任を果たすことを大前提に、安全、安定、安価なエネルギー供給気候変動問題に対応しつつ、責任あるエネルギー政策に取り組んでまいります。  安定的な資源確保のため、国内外の資源開発や資源調達環境の基盤を強化します。また、徹底した省エネルギーを進め、再生可能エネルギーの主力電源化を目指すため、送電網の整備やコスト低減の取組を進めます。  加えて、環境と成長の好循環を実現するため、CO2を燃料や原料として再利用するカーボンリサイクルや水素社会の実現に向け、世界に先駆けた革新技術の開発、普及を促進してまいります。  原子力については、原発依存度を可能な限り低減する方針のもと、安全最優先で再稼働を進めます。  エネルギー政策は、社会との信頼関係の上に成り立つものです。今般の関西電力の事案は大変大きな問題であり、今後、第三者委員会における徹底的な調査を踏まえ、厳正に対処をしていきます。  さらなる経済成長についてであります。  AI、IoTなど、新たなデジタル技術データは、経済発展社会的課題の解決を可能にするソサエティー五・〇時代の切り札です。  デジタル技術データがもたらす成長の果実をより確実なものとするためには、大企業に集中する人、物、資金といったリソースを開放し、新たなイノベーションを生み出し続ける必要があります。そのため、大企業によるスタートアップのMアンドAや連携強化を後押ししていきます。  また、デジタル時代における社会横断的な基盤整備を行うべく、企業デジタル面での経営改革、企業間でのデータ連携、共有の促進などに必要な措置を講じる、情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律案を本国会に提出しました。デジタルプラットフォーム企業と利用者間の取引の透明性、公平性を確保するためのルール整備など、時代に即した対応を進めます。  データは、グローバルにおいても、信頼あるルールのもとで自由に流通されてこそ価値を発揮します。データ・フリー・フロー・ウイズ・トラストをコンセプトに、国際データ流通網の構築を目指します。  次に、通商貿易政策についてであります。  日本を取り巻く世界の経済社会情勢は、不確実性を増しています。グローバルにつながった経済の恩恵を受ける日本は、自由貿易の旗手として、今後も、自由で公正なルールに基づく国際経済体制を主導します。  そのため、日米欧の三極貿易大臣会合も活用し、WTO改革や、電子商取引のルールづくりを推進します。また、RCEPの年内の妥結を目指して、大詰めの交渉をリードしてまいります。さらに、日米貿易協定及び日米デジタル貿易協定について、日本企業が成果を最大限に活用できるよう促すことを含め、米中ロなど各国との二国間の経済関係の強化にも取り組みます。  また、武器不拡散の観点から、輸出や機微技術の管理を進めることは、自由貿易体制を維持発展させる上で必要不可欠です。今後も、国際社会の一員として、責任を果たしていきます。  次に、地域中小企業についてであります。  全国三千万人を超える雇用を支える中小・小規模事業者は日本経済を支える屋台骨です。後継者不足の課題を抱える事業者が後継者を見出せずに廃業することがないよう、事業引継ぎ支援センターによる第三者とのマッチング支援の強化や、新たな支援策を検討します。  また、個人保証の慣行は今の世代で断ち切るとの決意を持って、大胆な政策を講じてまいります。下請取引においても、大企業における働き方改革のしわ寄せが中小・小規模事業者に行くようなことのないよう、引き続き取引慣行の改善に取り組みます。  次に、キャッシュレスについてであります。  キャッシュレス・ポイント還元事業を通じて、ポイント還元による消費の落ち込み対策と、キャッシュレス決済のさらなる拡大に取り組みます。大胆なキャッシュレス化により、インバウンド消費を拡大し、全国の中小・小規模事業者の成長へとつなげます。  次に、復興五輪、大阪・関西万博についてであります。  来年、五十六年ぶりに東京にやってくるオリンピック、パラリンピックは、東日本大震災から復興を遂げつつある被災地の姿を世界に発信する絶好のチャンスです。大会は、福島県でつくられた再生可能エネルギー由来の水素が燃料電池自動車などで活用されます。  そして、二〇二五年には大阪・関西万博を迎えます。オール・ジャパンで、世界じゅうの人々に夢や驚きを与えるすばらしい万博を目指します。  以上申し述べましたとおり、経済産業行政は多くの課題に直面しております。国民各層の幅広い御意見をしっかりとお伺いしながら、経済産業大臣として全身全霊で職務に取り組んでまいります。  富田委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
  4. 富田茂之

    ○富田委員長 次回は、来る十一月一日金曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午前九時八分散会