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2016-10-14 第192回国会 衆議院 文部科学委員会 1号 公式Web版

  1. 国会召集日(平成二十八年九月二十六日)(月曜日)(午前零時現在)における本委員は、次のとおりである。    委員長 谷川 弥一君    理事 青山 周平君 理事 池田 佳隆君    理事 山本ともひろ君 理事 太田 和美君    理事 長島 昭久君 理事 浮島 智子君       安藤  裕君    尾身 朝子君       門山 宏哲君    上川 陽子君       神山 佐市君    亀岡 偉民君       工藤 彰三君    小林 史明君       櫻田 義孝君    下村 博文君       田野瀬太道君    谷川 とむ君       冨岡  勉君    永岡 桂子君       馳   浩君    福井  照君       船田  元君    古田 圭一君       前田 一男君    宮川 典子君       菊田真紀子君    郡  和子君       坂本祐之輔君    平野 博文君       牧  義夫君    笠  浩史君       樋口 尚也君    吉田 宣弘君       大平 喜信君    畑野 君枝君       伊東 信久君    吉川  元君       松本 剛明君     ――――――――――――― 九月二十六日  谷川弥一君委員長辞任につき、その補欠として永岡桂子君が議院において、委員長に選任された。 平成二十八年十月十四日(金曜日)     午後零時十分開議  出席委員    委員長 永岡 桂子君    理事 池田 佳隆君 理事 上川 陽子君    理事 亀岡 偉民君 理事 前田 一男君    理事 宮川 典子君 理事 山本ともひろ君    理事 太田 和美君 理事 菊田真紀子君    理事 長島 昭久君 理事 富田 茂之君       尾身 朝子君    大串 正樹君       大塚 高司君    門山 宏哲君       神山 佐市君    工藤 彰三君       小林 史明君    櫻田 義孝君       下村 博文君    田野瀬太道君       谷川 とむ君    冨岡  勉君       橋本 英教君    馳   浩君       福井  照君    古田 圭一君       三ッ林裕巳君    坂本祐之輔君       高木 義明君    平野 博文君       牧  義夫君    笠  浩史君       樋口 尚也君    吉田 宣弘君       大平 喜信君    畑野 君枝君       伊東 信久君    吉川  元君     …………………………………    文部科学大臣       松野 博一君    国務大臣    (東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当)       丸川 珠代君    文部科学副大臣      義家 弘介君    文部科学副大臣    兼内閣府副大臣      水落 敏栄君    文部科学大臣政務官    樋口 尚也君    文部科学大臣政務官    兼内閣府大臣政務官    田野瀬太道君    文部科学委員会専門員   行平 克也君     ――――――――――――― 委員の異動 九月二十六日  辞任         補欠選任   谷川 弥一君     大串 正樹君   郡  和子君     高木 義明君   浮島 智子君     富田 茂之君 十月十四日  辞任         補欠選任   青山 周平君     三ッ林裕巳君   安藤  裕君     橋本 英教君   船田  元君     大塚 高司君 同日  辞任         補欠選任   大塚 高司君     船田  元君   橋本 英教君     安藤  裕君   三ッ林裕巳君     青山 周平君 同日  理事木原稔君八月五日委員辞任につき、その補欠として宮川典子君が理事に当選した。 同日  理事石田真敏君九月二十三日委員辞任につき、その補欠として上川陽子君が理事に当選した。 同日  理事浮島智子君九月二十六日委員辞任につき、その補欠として富田茂之君が理事に当選した。 同日  理事池田佳隆君及び太田和美君同日理事辞任につき、その補欠として前田一男君及び菊田真紀子君が理事に当選した。 同日  理事青山周平君同日委員辞任につき、その補欠として亀岡偉民君が理事に当選した。     ――――――――――――― 九月二十六日  公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案平野博文君外三名提出、第百八十九回国会衆法第三四号)  義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律案丹羽秀樹君外八名提出、第百九十回国会衆法第三四号)  幼児教育振興法案(河村建夫君外四名提出、第百九十回国会衆法第五〇号)  チーム学校運営の推進等に関する法律案福井照君外五名提出、第百九十回国会衆法第五九号) は本委員会に付託された。     ――――――――――――― 本日の会議に付した案件  理事の辞任及び補欠選任  国政調査承認要求に関する件      ――――◇―――――
  2. 永岡桂子

    ○永岡委員長 これより会議を開きます。  この際、一言御挨拶を申し上げます。  このたび文部科学委員長に就任をいたしました永岡桂子でございます。  今日、教育、科学技術、文化芸術、スポーツなどに対する国民の関心は大変高く、その充実を図っていくことは、重要な国政上の課題であります。  特に、次世代を担う子供たちが、その能力、希望に応じた細やかな教育を受けられることはもとより、学ぶ意欲のある若者、成人等が質の高い教育を受けることができる社会の実現を目指すことは、国に課せられた重大な責務であります。  また、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を確実に成功させることが必要であります。  このような状況において、当委員会に課せられました使命はまことに重大であり、委員会として活発な議論を積み重ね、国民の期待と信託に応えていかなければならないと考えております。  委員長といたしましては、委員各位の御協力を賜りまして、公正かつ円満な委員会運営に努めてまいりたいと思います。  何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)      ――――◇―――――
  3. 永岡桂子

    ○永岡委員長 理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事池田佳隆君及び太田和美君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  4. 永岡桂子

    ○永岡委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。  ただいまの理事辞任及び委員の異動に伴い、現在理事が六名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 永岡桂子

    ○永岡委員長 御異議なしと認めます。  それでは、理事に       上川 陽子君    亀岡 偉民君       前田 一男君    宮川 典子君       菊田真紀子君 及び 富田 茂之君 を指名いたします。      ――――◇―――――
  6. 永岡桂子

    ○永岡委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  文部科学行政基本施策に関する事項  生涯学習に関する事項  学校教育に関する事項  科学技術及び学術の振興に関する事項  科学技術研究開発に関する事項  文化芸術、スポーツ及び青少年に関する事項 以上の各事項につきまして、本会期中調査をいたしたいと存じます。  つきましては、衆議院規則第九十四条により、議長に対し、承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 永岡桂子

    ○永岡委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。      ――――◇―――――
  8. 永岡桂子

    ○永岡委員長 この際、松野文部科学大臣、丸川東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣、水落文部科学副大臣内閣府副大臣、義家文部科学副大臣、樋口文部科学大臣政務官及び田野瀬文部科学大臣政務官内閣府大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。松野文部科学大臣
  9. 松野博一

    ○松野国務大臣 このたび文部科学大臣及び教育再生担当大臣を拝命いたしました松野博一でございます。  文部科学委員会の委員の方々には、永岡委員長を初め、引き続き御指導、御鞭撻をよろしくお願いいたします。  それでは、所信を申し述べさせていただきます。  第百九十二回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり、一言御挨拶申し上げます。  現在、安倍内閣においては、一億総活躍の旗をさらに高く掲げ、未来を切り開き、内閣一丸となって未来への責任を果たしていくことを最大の使命としています。文部科学省が担う教育再生、科学技術イノベーション、スポーツ、文化の振興は、未来への先行投資そのものです。  こうした基本認識のもと、我が国の将来を担う子供たちが、自他のかけがえのない価値を認識しながら、協働し、さまざまな分野に積極的に挑戦し、自分の可能性を高めることが大事だと考えております。そのために、何よりも重要なことは、学校、研究所等の現場の環境づくり、現場力を高めていくことだと考えます。急激な時代の変化に対応できる人材育成が求められている中、学校教育の現場力を担う教員の資質向上を図ることが必要であり、教員養成、採用、研修の一体改革を実現するため、今国会で所要の法整備に向けた準備を進めます。  他方、学校現場の課題が複雑化、困難化する中、教員の授業改善や子供と向き合う時間を確保し、教員一人一人が力を発揮できるよう、部活動を含む業務の適正化に取り組みます。  子供たちの現状を見ると、学力については世界でもトップクラスであり、全国学力・学習状況調査においても学力の底上げが図られています。一方、諸外国と比べると、自己に対する肯定的な評価をする子供の割合が低いことから、要因分析や対応策の検討を行います。  大隅良典東京工業大学栄誉教授が、本年のノーベル生理学・医学賞を受賞されました。先生の業績に心から敬意を表したいと思います。日本人による三年連続の受賞は、我が国の高い科学技術水準を世界に示すとともに、大きな誇りと励みになるものです。より一層、政府を挙げて基礎研究の振興等の科学技術イノベーション政策を強力に推進してまいります。  また、一億総活躍社会をさらに推し進めるため、特に、障害のある子供が、就学前から学齢期、卒業後を通して、みずからの可能性を追求できる環境を整え、地域の一員として豊かな人生を送れるようにすることが重要です。このため、福祉、保健、医療、労働等の関係部局と連携した進学、就職を含む切れ目のない支援体制の整備やインクルーシブ教育システム構築に向けた特別支援教育を推進します。  さらに、働き方改革の実現に向け、生涯を通じて、女性や高齢者を含め、誰もが柔軟に学び直すことで、転職、再就職を初め、雇用環境の変化に対応できるよう、必要な取り組みを進めます。また、地方創生に向け、地方大学等の活性化などの取り組みを進めます。  東日本大震災や平成二十八年熊本地震については、就学支援、児童生徒の心のケア、学習や学校再開への支援等を初め、復興を支える人材育成、大学、研究機関による地域再生への貢献、学校施設や文化財の復旧など、被災者の心に寄り添った復興をさらに加速します。また、原子力損害賠償についても万全を期すとともに、除染や廃炉に関する研究開発や人材育成を着実に進めます。  教育再生は、安倍内閣の最重要課題の一つです。今後は、教育再生を着実に実現すべく、教育再生実行会議において、学校、家庭、地域の役割分担の明確化と家庭や地域の教育力の充実、及び子供たちの自己肯定感が低い現状を改善するための環境づくりの二つのテーマについて議論を行います。  我が国が成長、発展を持続するためには、一人一人の能力や可能性を最大限に引き出し、多様な個性を伸ばす教育が不可欠です。家庭の経済事情にかかわらず、誰もが希望する教育を受けられるよう、その突破口となる給付型奨学金の実現に向け、具体的な制度設計を早急に進めます。  教育が普遍的に目指す根幹を堅持しつつ、社会の変化を柔軟に受けとめていく、社会に開かれた教育課程の実現に向けて、学習指導要領改訂に向けた検討を進めます。  地域と学校の連携、協働、質の高い幼児教育の提供、教科書採択の公正確保、教育の情報化、道徳教育の充実、いじめや不登校への対応、多様な学びの場における子供への学習支援、夜間中学の設置促進、学校施設の耐震化、老朽化対策などにしっかりと取り組みます。  グローバル化に対応する観点から、外国語教育や海外子女教育、外国人児童生徒等への教育、高等学校、大学等における留学生交流のさらなる充実、国際バカロレアやG7倉敷教育大臣会合を踏まえた国際協働などを推進します。  これらの取り組みを実現するためには、条件整備や財源の確保が不可欠です。次世代の学校指導体制の強化に向けて、障害のある児童生徒や外国人児童生徒等に対する特別な指導に必要な教員について基礎定数化や、小学校の専科指導の充実を図るなど、教職員定数の戦略的充実に迅速かつ着実に取り組みます。  真の学ぶ力の育成に向けて、学力の三要素を育成するため、高等学校教育、大学教育及び大学入学者選抜を一体的に改革する高大接続改革に取り組みます。  大学は国の知的基盤です。グローバル人材の養成、指定国立大学法人による国際競争力の強化を進めます。地方創生を担う人材育成、イノベーション創出のための教育研究力強化、実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化の検討、高等専門学校や専修学校等における教育の充実に取り組みます。  このためにも、国立大学法人運営費交付金や施設整備費補助金、私学助成など基盤的経費を安定的に確保し、改革を進める大学を重点的に支援します。  幼児教育無償化の段階的推進や奨学金事業等の充実を初め、幼児期から高等教育段階までの切れ目のない形での教育費負担軽減を図ります。また、指導体制の充実を通じた学力課題解消へ向けた取り組みや地域未来塾による学習支援、地域における読書・体験機会の提供など、子供の貧困対策を推進します。  我が国が将来にわたって成長と繁栄を遂げるためのかなめは、科学技術イノベーションです。第五期科学技術基本計画に基づき、世界で最もイノベーションに適した国を目指します。基本計画で掲げる政府研究開発投資目標の達成に向け、科学技術予算の確保に努めます。  第四次産業革命等の情勢変化が急速に進む中、我が国は、世界に先駆けて、ソサエティー五・〇を実現する必要があります。その鍵となる人工知能、ビッグデータ等の研究開発を強化するとともに、ポスト「京」等の情報科学技術や我が国が強みを持つナノテクノロジー・材料等の研究開発を進めます。  科学技術イノベーションを担い、未来を切り開くのは人材です。すぐれた若手研究者の育成、確保や多様なキャリアパスの整備、スーパーサイエンスハイスクール等を通じた将来を担う人材の育成、女性研究者の支援等に取り組みます。  大隅先生が指摘されているように、知の基盤である学術研究、基礎研究は極めて重要であり、一層強力に推進するとともに、研究施設、設備の整備等を促進します。また、特定国立研究開発法人を初めとする国立研究開発法人を中核として、世界最高水準の研究活動等を進めます。  人材、知識、資金の好循環システムの構築に向けて、オープンイノベーションを加速するための産学官連携を抜本的に強化するとともに、地域イノベーションに関する取り組みを進めます。  再生医療や感染症等の研究開発、地震、津波等の防災・減災に関する研究開発、環境・エネルギー技術開発、ITER計画等の核融合研究などを進めます。  さらに、H3ロケットやエックス線天文衛星代替機の開発など宇宙・航空分野の研究開発や、海洋・極域に関する研究開発など、国主導で取り組むべき基幹技術に関する研究開発を推進します。  高速増殖炉「もんじゅ」については、廃炉を含め抜本的な見直しを行うこととし、その取り扱いに関する政府方針を、高速炉開発の方針とあわせて、本年中に原子力関係閣僚会議で決定すべく検討してまいります。  スポーツには、体を動かして楽しむだけでなく、人を夢中にさせ、感動させる魅力があります。また、文化は、我が国のアイデンティティーを形成する源であり、世界に誇る重要な資源です。  さきのリオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピック競技大会では、多くの日本人選手が活躍しました。二〇二〇年東京大会や二〇一九年ラグビーワールドカップに向け、国際競技力向上を図るとともに、ドーピング対策を加速させます。さらに、新国立競技場を着実に整備します。  スポーツ・文化・ワールド・フォーラムを皮切りに、文化プログラムを全国展開するとともに、大会のレガシーとして、二〇二〇年に全国の特別支援学校で、スポーツ、教育、文化の全国的な祭典を開催します。  また、スポーツの成長産業化、障害者スポーツの振興、学校体育の充実、スポーツを通じた健康増進、地域活性化、国際貢献等に取り組みます。  幅広い文化芸術の振興により、日本経済の活性化や社会の活力向上に寄与し、日本遺産等の取り組みを通じて、文化資源を活用した地域活性化、観光振興を図ります。  さらに、TPP協定締結に向けた著作権法の整備等、著作物等の保護と利用促進に取り組みます。  文化庁の京都移転については、新たな政策ニーズへの対応に必要な機能強化を図りつつ、計画的、段階的に進めます。  私としては、文部科学行政全般にわたり、現場第一の姿勢で、諸課題の解決に全力で取り組む考えです。  引き続き、関係各位の御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
  10. 永岡桂子

    ○永岡委員長 次に、丸川東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣。
  11. 丸川珠代

    ○丸川国務大臣 二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を担当する国務大臣として、一言御挨拶を申し上げます。  ことしの夏に開催されたリオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピック競技大会では、日本代表選手が大活躍をし、すばらしい成績をおさめました。これは、選手の皆様の日ごろからの厳しい鍛錬や、指導者、御家族などの支えがあってのたまものと感じており、改めて、関係の皆様方に敬意を表します。  大会後には、オリンピック・パラリンピックのメダリストらによる合同パレードが銀座、日本橋で行われ、沿道に大観衆が詰めかけました。国民の皆様は、アスリートたちの姿に深く感動し、勇気と希望を感じるとともに、二〇二〇年には、競技会場で応援し、この体験をじかに味わいたいと期待される方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。  リオデジャネイロ大会については、私も視察をさせていただきましたが、大会期間中でも、車椅子用の動線が足りなければすぐにスロープを設置するなど実態に即した改修を行い、大会を成功させようと懸命に努力をする姿が見られました。  東京大会の成功に向けて、昨年十一月に閣議決定した基本方針に基づき、関係大臣等としっかり連携し、大会の円滑な準備及び運営に関する施策の総合的かつ集中的な推進を加速させて取り組んでまいります。  東京大会を日本全体で盛り上げ、世界じゅうの多くの人々が夢と希望を分かち合える歴史に残る大会とするとともに、東日本大震災の被災地が見事に復興をなし遂げた姿を世界の皆様に見ていただき、被災地の皆様が未来への希望を感じることができる意義深い大会にしたいと考えております。  復興五輪として、震災復興の後押しとなるよう、聖火リレーや、被災地での試合開催など、被災地との連携を進め、成熟社会における先進的な取り組みを世界に示す契機とし、大会が確実に成功するよう取り組んでまいります。  パラリンピック開催は、日本人障害者に対する意識を大きく転換するチャンスであり、これまでにない最高の環境を整え、世界じゅうの障害者の皆様に夢を抱いていただける大会としなければなりません。大会を契機として、ユニバーサルデザインに基づく町づくりと、教育などを通じた心のバリアフリーを全国的に展開し、障害の有無等にかかわらず、お互いの人権や尊厳を大切にし支え合い、誰もが生き生きとした人生を享受できる共生社会の実現を目指してまいります。  昨今、海外においてテロ事件の発生が続いており、テロ情勢は非常に厳しい状況となっております。また、サイバー攻撃は、一層複雑化、巧妙化しており、その脅威は深刻化しております。東京大会の成功のためには、セキュリティーの万全が必須であることから、重層的で徹底したセキュリティー対策を推進してまいります。  また、防災などの安全、安心、輸送の円滑化、外国人旅行者の受け入れの推進などのため、関係大臣等と連携協力し、オールジャパンで大会成功に向けて施策を着実に進めてまいります。  東京大会はスポーツの祭典のみならず文化の祭典でもあることから、二〇二〇年以降を見据え、課題抽出に向けた調査を実施するとともに、レガシー創出に資する文化プログラムを全国に展開してまいります。  また、東京大会には多くの外国人が訪日することが見込まれることから、これを契機として、日本の魅力を発信するため、選手村における日本食の提供や、競技会場における木材利用の推進などについて、関係大臣等と連携して取り組んでまいります。  東京大会を日本全体の祭典とするため、大会参加国・地域と人的、文化的、経済的交流を行い、地域活性化や観光振興等につなげようとする地方公共団体をホストタウンとして登録し、支援をいたします。  また、東京大会のために来訪する選手や観光客等に外国語で道案内など、おもてなしを行うボランティアについては、東京都や大会組織委員会等と連携しながら検討を進めてまいります。  東京大会は暑さが厳しい時期に開催されるため、アスリート、観客が過ごしやすい環境を整備することは極めて重要となります。ソフト、ハード両面にわたり、しっかりとした対策を講じてまいります。  受動喫煙防止については、競技会場及び公共の場における受動喫煙防止対策を関係大臣と連携しつつ強化をしてまいります。  新国立競技場については、昨年八月に策定した新国立競技場の整備計画に基づき、昨年十二月には事業者の選定とともに財源スキームを決定し、本年一月には事業者との設計委託契約を、そして今月には請負工事契約等を締結しました。  現在のデザインは、整備計画の基本理念である、アスリート第一、世界最高のユニバーサルデザイン、周辺環境等との調和や日本らしさを体現したすばらしいものであると考えております。新国立競技場が世界の人々に感動を与える場となるよう、二〇一九年十一月の完成を目指して、着実に整備プロセスを進めてまいります。  東京大会の前年に開催されるラグビーワールドカップ二〇一九に関係する施策については、東京大会と共通する事項が多く含まれることから、大会を所管する文部科学大臣等と連携をしてまいります。  東京大会の円滑な準備及び運営の実現に向けては、開催都市である東京都や大会組織委員会等と情報を共有、連携して取り組むことが必要です。政府においては、各府省庁の関連施策を一体として確実に実行し、オールジャパンでの取り組みを推進するために必要な措置を講じてまいります。  あわせて、大会関連施策の効率的、効果的な実行を通じて、コストをできる限り抑制し、限られた予算と時間で最高の大会を実現できるよう取り組んでまいります。  また、オープンなプロセスによる意思決定、関連施策の進捗と効果の点検などについて、国民の皆様からの御理解が得られるよう、しっかりと取り組んでまいります。  一九六四年の東京大会は、戦後の復興から日本の誇りを取り戻す大切なきっかけとなりました。二〇二〇年の東京大会は、成熟した日本から新しい歴史を紡ぎ、誇りを打ち立てる絶好の機会であると考えております。  東京大会が世界の人々に感銘を与えるとともに、国民から祝福され、子供たちが将来にわたって語り継げる大会として大成功をおさめられるよう、全力で担当大臣の職務に取り組んでまいりますので、委員長、理事、委員の皆様方の御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
  12. 永岡桂子

    ○永岡委員長 次に、水落文部科学副大臣兼内閣府副大臣。
  13. 水落敏栄

    ○水落副大臣 このたび文部科学副大臣兼内閣府副大臣を拝命いたしました水落敏栄でございます。  副大臣として、大臣をよく補佐し、日本のさらなる経済成長の原動力となる科学技術イノベーションの推進、国家戦略としてのスポーツの振興及び二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向けた取り組みに全力を尽くしてまいります。  今後とも、永岡委員長初め委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
  14. 永岡桂子

    ○永岡委員長 次に、義家文部科学副大臣。
  15. 義家弘介

    ○義家副大臣 このたび、引き続き文部科学副大臣を拝命いたしました義家弘介でございます。  副大臣として、大臣をよく補佐し、日本の将来を担う人を育む教育再生及び文化芸術立国実現のため全力を傾注してまいります。  引き続き、委員長初め理事、委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
  16. 永岡桂子

    ○永岡委員長 次に、樋口文部科学大臣政務官
  17. 樋口尚也

    ○樋口大臣政務官 このたび文部科学大臣政務官を拝命いたしました樋口尚也でございます。  大臣政務官といたしまして、大臣、副大臣とともに、教育の再生、そして文化の振興に全力を尽くしてまいります。  今後とも、永岡委員長初め委員の先生方の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
  18. 永岡桂子

    ○永岡委員長 次に、田野瀬文部科学大臣政務官兼内閣府大臣政務官。
  19. 田野瀬太道

    ○田野瀬大臣政務官 このたび文部科学大臣政務官兼内閣府大臣政務官を拝命いたしました田野瀬太道でございます。  政務官といたしまして、大臣、副大臣とともに、科学技術イノベーションの推進、スポーツの振興及び二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向けた取り組みに全力を尽くしてまいりたいと存じます。  今後とも、委員長初め理事、委員の皆様方の御指導、御鞭撻賜りますことをよろしくお願い申し上げさせていただきます。(拍手)
  20. 永岡桂子

    ○永岡委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時三十八分散会