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1977-11-09 第82回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 2号 公式Web版

  1. 昭和五十二年十一月九日(水曜日)     午後零時二十五分開議  出席委員    委員長 原 健三郎君    理事 鯨岡 兵輔君 理事 箕輪  登君    理事 小林  進君 理事 横路 孝弘君    理事 坂井 弘一君 理事 大内 啓伍君       近藤 鉄雄君    塩崎  潤君       羽田野忠文君    原田昇左右君       渡部 恒三君    坂本 恭一君       池田 克也君    鍛冶  清君       鳥居 一雄君    中野 寛成君       正森 成二君    加地  和君  出席国務大臣         法 務 大 臣 瀬戸山三男君  出席政府委員         法務省刑事局長 伊藤 榮樹君  委員外の出席者         ロッキード問題         に関する調査特         別委員会調査室         長       長崎  寛君     ――――――――――――― 委員の異動 十月五日  辞任         補欠選任   瀬戸山三男君     塩崎  潤君     ――――――――――――― 十一月二日  ロッキード事件の真相究明に関する請願(正森  成二君紹介)(第二七九二号)  ロッキード事件の徹底糾明に関する請願(正森  成二君紹介)(第二七九三号) は本委員会に付託された。     ――――――――――――― 本日の会議に付した案件  ロッキード問題に関する件      ――――◇―――――
  2. 原健三郎

    ○原委員長 これより会議を開きます。  ロッキード問題に関する件について調査を進めます。  この際、第八十回国会において証人として出頭要求をし、その出頭を得られなかった児玉智士夫君及び小佐野賢治君の現在の病状等につき、政府から説明を求めます。瀬戸山法務大臣。
  3. 瀬戸山三男

    ○瀬戸山国務大臣 私は、去る十月五日はからずも法務大臣に就任いたしました。わが国の内外にわたりきわめて厳しい問題が山積しているこの時期に当たり、その職責の重大性を痛感いたしております。  いわゆるロッキード事件につきましては、当委員会におかれましては政治的道義的責任を究明する立場から、法務、検察当局は刑事責任を追及する立場から、それぞれの職責の完遂に努めてまいったところであります。  現在、検察当局におきましては、同事件の徹底的解明という従来の方針を堅持し、すでに公訴を提起した事件の公訴の維持に全力を傾注いたしており、さらに、今後とも事件関係者の動静に重大な関心を払い、新たに犯罪の容疑が認められる場合には、その解明のため所要の措置をとるものと確信いたしております。  また、法務省といたしましても、この種事件の再発防止のため、収賄罪等の法定刑の引き上げを内容とする刑法の一部を改正する法律案を国会に提出して御審議を煩わす一方、外務省と協力して、日米犯罪人引渡条約の適用罪種を拡大すべく同条約の改正作業を進めるなど、でき得る限りの努力を重ねているところであります。  委員各位におかれましても、今後とも深い御理解と格別の御協力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。  なお、ただいま委員長から御質問の点については、刑事局長からお答えいたすことにいたします。
  4. 伊藤榮樹

    ○伊藤(榮)政府委員 ただいま委員長からお尋ねの両名について、その病状等を御報告申し上げます。  まず、被告人児玉についてでございますが、本年二月二十四日当委員会に対しまして、法務大臣から、同被告人の病状につきまして、脳血栓後遺症の病状が依然として好転せず、主治医立ち会いのもとに休憩をはさみ一回一時間程度しか同人の取り調べを行うことができない旨を御報告申し上げたのでございますが、同人の病状は、その後いわゆる薄紙をはぐように好転の兆しは見えておりますものの、なお当時とほとんど同様の状態にございまして、依然として自宅での静養を必要とするということであり、公判におきましても、七月二十五日の第二回から十月二十五日の第六回まで、その都度その旨の診断書を提出いたしまして、裁判所の許可を得て、出頭していない状況にございます。  次に、被告人小佐野につきましても、先ほど申し述べました報告におきまして、同人の冠不全(狭心症)及び高血圧症の病状が好転せず、主治医立ち会いのもとに休憩をはさみ一回一時間ないし二時間程度しか取り調べを行うことができないことを御報告申し上げたのでありますが、これまた被告人児玉と同様、現在なお安静加療を要するとのことでありまして、月一回の公判――これは前回は十月十八日でございましたが――には出頭いたしましたものの、終始医師が付き添い、一回の公判も同被告人の病状を考慮してわずかに三十分間と定められたわけでございますが、その程度の短い時間でも、公判終了時には高血圧症のためか顔面が紅潮してきているように見受けられたということでございます。  以上の状況でございます。     ―――――――――――――
  5. 原健三郎

    ○原委員長 質疑の申し出があります。これを許します。横路孝弘君。
  6. 横路孝弘

    ○横路委員 時間がほとんどないようでございますので、簡単に一、二点だけお尋ねしたいと思いますが、児玉と小佐野について、とりわけP3Cの関係で、この二人の証人尋問というものが実現しないと、真相というのがまだまだ未解明の部分がたくさんあるわけでありますが、児玉について、第一回の公判廷だけ出て後出頭していないというのは、小佐野の方は出頭しているわけですが、この違いというのは、一つは児玉の方は出頭が義務づけられていないということもあるのではないでしょうか。
  7. 伊藤榮樹

    ○伊藤(榮)政府委員 二つのことから考えられます。一つは、ただいま御指摘のように、児玉の場合は裁判所の許可を得て出廷しないことができるケースでございます。そういう意味があろうかと思います。もう一つ考えられます事態といたしましては、児玉の事件も、小佐野の事件のように被告人の出廷を要する事件であったと仮にいたしますれば、小佐野の程度のペースに開廷回数が落ちたことも考えられると思います。
  8. 横路孝弘

    ○横路委員 つまり、全然出歩くことができないから出頭していないというのではなくて、出てきて座っておることはできる程度の健康状態にはある、こういうことは言えるわけでしょう。
  9. 伊藤榮樹

    ○伊藤(榮)政府委員 先ほど申しましたように、臨床の取り調べでも医師立ち会いのもとに一時間程度しか耐えられない、こういう状況でございます。
  10. 横路孝弘

    ○横路委員 児玉は最近取り調べられたというのはいつごろでしなう、一番新しいところで。
  11. 伊藤榮樹

    ○伊藤(榮)政府委員 先ほど御報告いたしましたのは、主として検察の立場からの観察でございますから、公判廷で観察をしておるわけでございますが、十月二十五日が最終回でございます。
  12. 横路孝弘

    ○横路委員 何か自宅の方でいろいろ事情聴取なんかされたりしたのは最後はいつですか。
  13. 伊藤榮樹

    ○伊藤(榮)政府委員 正確な日時を私記憶しておりませんが、ただいま申し上げました十月二十五日より若干前であろうと思います。
  14. 横路孝弘

    ○横路委員 小佐野の方ですけれども、小佐野は毎回三十分ですか、それともこの前の法廷のときに三十分間だったということでしょうか。
  15. 伊藤榮樹

    ○伊藤(榮)政府委員 毎回当分の間三十分ということになっております。
  16. 横路孝弘

    ○横路委員 児玉の方については、少しずつではあるけれども好転の兆しがあるということですが、小佐野についてはどうなんですか。そういう方向に向かっておるのですか。
  17. 伊藤榮樹

    ○伊藤(榮)政府委員 悪化の方向には向かっていないという意味において、横ばいか、また薄紙をはぐという言葉を申し上げて恐縮ですが、症状が固定化しつつあるのではないかと思います。(「薄紙をはがすというのは児玉の方じゃないか」と呼ぶ者あり)
  18. 横路孝弘

    ○横路委員 いま小佐野の話です。小佐野について、一番新しいところで皆さんが事情を聞かれたというのはいつごろでしょうか。
  19. 伊藤榮樹

    ○伊藤(榮)政府委員 小佐野につきましては、検察としても取り調べを最近はいたしておりませんので、先ほど御報告しました状況は、十月十八日の公判廷における状況でございます。
  20. 横路孝弘

    ○横路委員 そうすると、その健康状況についての判断も、検察として独自にされたというよりは、裁判所の出頭の関係で医者が提出している診断書によっていまお答えをいただいたというように理解してよろしいですか。
  21. 伊藤榮樹

    ○伊藤(榮)政府委員 ただいま御報告しました資料は、裁判所に提出されました診断書と、それから公判廷で検察官が見ておりました状況と、この二点で申し上げておるわけです。
  22. 横路孝弘

    ○横路委員 児玉の方は、それにプラスアルファして、自宅の方で皆さんの方いろいろと事情聴取されているということがさらに加わった上での御報告ですね。
  23. 伊藤榮樹

    ○伊藤(榮)政府委員 さようでございます。
  24. 横路孝弘

    ○横路委員 よろしいです。
  25. 原健三郎

    ○原委員長 暫時休憩いたします。     午後零時三十五分休憩      ――――◇―――――     〔休憩後は会議を開くに至らなかった〕